ドイツ・ブンデスリーガ2部のハノファーで活躍する室屋成選手。
サッカー日本代表の常連となり、注目を集める選手へと成長していきました。
そんな室屋成選手ですが、メインのポジションはドコなのでしょうか?
また、どんなプレースタイルが持ち味なのでしょうか?
今回は、室屋成選手のポジション、プレースタイルについて書いていきたいと思います。
室屋成のポジション、プレースタイルは?
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室屋成選手のポジションは、サイドバックですが、右サイドでの起用が多いようですね。
※左サイドバックでの起用もありますが、あまりないですね。
transfermarktによると、左サイドバックとして8試合プレーしています。
左サイドバックの場合、相手から遠い足でプレーをしたほうが良いので、右利きの室屋成選手にやらせるのは緊急事態の時だけでしょう。
右利きですので、右サイドのポジションの方がやりやすいでしょうね。
室屋成選手のプレースタイルの特徴としては、
- クリーンなディフェンス
- 1対1の強さ
- 精力的な上下運動
- パス精度の高さ
でしょうか!
クリーンなディフェンス
室屋成選手のプレースタイルを見てみると、ガツガツ行かずにクリーンにボールを奪っている印象を受けました。
センタリングを上げられる時のスライディングでのカットは上手いですね!
こういうプレースタイルは、余計なファールをしなくて済みますね。
それにしてもキレイにスライディングをかましますね。得意だったのでしょうか?
室屋成選手のキレイなスライディングのシーンです↓
『広島戦 Pick Up』①
負けてしまったが「闘っている」ことが伝わってくる場面を3つ。下を向く時間はない。
終了間際に見せた #室屋成 の圧巻の帰陣、#林彰洋 のパンチングと最後まで相手へ体を寄せて衝突も厭わない意識の #森重真人 、点取り屋外国人が真っ先に守備をする #ディエゴ 。誇らしい。 pic.twitter.com/vTCFEoqn2H— 隅さん®︎ (@tokyo12_style12) August 18, 2019
1対1の強さ
室屋成選手のプレースタイルの最大の特徴かもしれません。
1対1が強く、相手の攻撃陣との間合いの取り方が絶妙。
抜かれないように相手の攻撃陣の動きを見ながら、スキがあれば、ボールを奪うといった形ですね。
体の入れ方も上手く、サイドバックのポジションの選手としては、非常に良いモノを持っていますね。
むやみに飛び込まず、相手の出方を見てからのディフェンスは上手い!
室屋成選手を1対1で抜くのには、一苦労しそう。
日本で抜ける人いるのかというぐらい。
『鳥栖戦 Pick Up』①
相手陣地セットプレーの際、後方に残るのは室屋の役割。
「攻撃的とよく言われるけど、自分的には守備も得意なので。そこも見て欲しいと思います。」と以前語っていた通り、被カウンター時の守備は頼もしい。球際の争い、対応は一級品。日本代表。#fctokyo #室屋成 RT pic.twitter.com/NqGxhhqkDi— 隅さん®︎ (@tokyo12_style12) March 10, 2019
精力的な上下運動
これは、試合を見ていればわかります。
中盤の選手を追い越す動きが多い!守備時には、最後方まで戻る。
これを繰り返し行っています。
強靭なスタミナは大きな武器です。
中盤の選手も室屋成選手にパスをするか、おとりに使うこともできるので助かります。
スタメンで出ている試合を見てもらえれば、室屋成の上下運動の凄さがわかります!
安西幸輝選手とのマッチアップは激しかったです。
?鹿島戦 PICK UPプレー?
運動量多く、激しい守備を見せた #室屋成 選手✨??#鹿島アントラーズ 安西幸輝選手との #日本代表 SB対決でも、持ち味を発揮してくれました❗️?#fctokyo #tokyo pic.twitter.com/9TnmgH2xZi— FC東京【公式】?10.10 G大阪戦(H) #STAYWITHTOKYO (@fctokyoofficial) April 15, 2019
パス精度の高さ
攻撃の方ですが、縦パスが上手いですね。効果的な縦パスを入れることができる選手です。
ここら辺も森保監督に気に入られた部分ではないかと思います。
非常に、効果的なパスを出しつつ、室屋成選手自身も上がって行くような感じでしょうか?
マルセロ選手のように個人で打開できるタイプではなく、周りとの連携で崩して上がって行くタイプのようですね。
むしろ、マルセロ選手みたいに個人で打開できる選手の方が珍しいです。
室屋成選手のプレースタイルは、日本代表に合っているのではないでしょうか?
ポジション、プレースタイル的には、特に問題がなさそうな気もしますが、唯一、気になるところがあります。
これは、どうしようもないことなのですが。
問題のないプレースタイルを披露してくれている室屋成選手にも弱点がありますね。
次は、室屋成選手のプレースタイルの弱点について書いていきたいと思います。
室屋成の弱点とは?
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特に、問題なさそうなプレースタイルの室屋成選手ですが、サイドバックのポジションでは致命的になりそうなところもあります。
それは、空中戦です。
室屋成選手自身、身長は176cmあります。
サイドバックのポジションの選手としては、普通のサイズだと思いますが、世界レベルだと狙われる可能性が高い。
そんなこと言ったら、長友佑都選手は狙われますからね。
※長友佑都選手は狙われていますね。しかも、地上戦でも・・・。
逆サイドからのクロスに対しての競り合いに持ち込まれると厄介ですね。
その点、現在、日本代表の右サイドバックのポジションでスタメンの酒井宏樹選手は、身長もありますので空中戦は大丈夫でしょう。
室屋成選手が狙われそうになったら、CBを中心にカバーしてあげればやれなくないと思います。
欧州の国とやる時には厳しいかもしれませんね。最低限、体をぶつけることはしてくれると思うので、そこだけは、しっかりやってほしいですね。
地上戦に関しては、問題なくやれると思います。
海外で世界レベルの攻撃陣相手に室屋成のプレースタイルが、どこまで通用するのか試してもらいたいです。
日本代表では、同じポジションに酒井宏樹選手がいますから、プレースタイルの研究などもしてほしいですね。
まとめ
今回は、室屋成選手のポジション、プレースタイルについて書いてみました。
ポジションの方ですが、両サイドでできる器用さを持ち合わせているのは、非常に良いことであると思います。
勝負するのであれば、本職の右サイドバックのポジションで勝負してほしいです。
プレースタイルですが、本当に、クリーンにボールを奪うなという印象が強いですね。
1対1も強いですし、簡単に抜かせない。サイドバックのポジションでは、日本有数の実力者であるのは間違いないです。
効果的な縦パスを入れることもでき、自らも上がって行き、攻撃に絡むこともできますし、理想的なサイドバックだと思います。
唯一の弱点としては、身長のことなので、これは、どうしようもないことなので、チームで上手くカバーしてあげれば問題なさそうです。