ウスマン・デンベレがこれまでに背負ってきた背番号、気になりませんか?
27番で始まったキャリアは、ドルトムントで7番、バルサで11番、そして現在のパリSGでは10番へと変遷しています。
この記事では、それぞれの番号がどのような背景で与えられたのか、どんな期待や役割を背負ってきたのかを徹底解説します。
背番号から見えてくるデンベレの進化と、クラブや代表でのポジション変化、海外メディアの評価まで丸ごとご紹介!
読めばきっと「ただの番号じゃない」と思えるはずです。
2025年最新の情報とともに、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の内容
ウスマン・デンベレの歴代背番号一覧【最新2025対応】
サッカー選手にとって“背番号”は、自分のプレースタイルやクラブでの立ち位置を象徴する存在。
ここではウスマン・デンベレがこれまでに所属したクラブと、背負った歴代番号を一覧表でご紹介します。
所属クラブ | 在籍期間 | 背番号 |
---|---|---|
スタッド・レンヌ | 2015–2016 | 23 |
ボルシア・ドルトムント | 2016–2017 | 7 |
FCバルセロナ | 2017–2023 | 7、11 |
パリ・サンジェルマン | 2023–現在 | 10、18、20 |
フランス代表 | 2016–現在 | 7、10、12(大会により変動) |
こうして見ると、徐々に“特別な番号”を託されてきたことがわかりますよね。
では、各クラブでの背番号とその意味を詳しく見ていきましょう!
スタッド・レンヌ:背番号23の出発点

レンヌ時代のウスマン・デンベレ選手の写真
若手に与えられる背番号23は、“まだ名のない選手”の証。
それでもデンベレは、トップデビューからわずか1年でリーグ・アンの年間最優秀若手選手に選出。
フランス国内では「23番の衝撃」という見出しでスポーツ紙が特集を組み、全国区の注目を集めました。
レンヌの下部組織は数多くのタレントを輩出してきましたが、23番であれほどインパクトを残した選手は非常に稀。
引用:YouTube
当時、レンヌのアカデミー担当者が「彼は練習後もボールを離さなかった」と語るほど、27番の裏には地道な努力が詰まっていました。
ドルトムント:背番号7に託された期待

ドルトムント時代のウスマン・デンベレ選手の写真
香川真司、クバ(ブワシュチコフスキ)など歴代の“技巧派”が身につけてきたドルトムントの7番。
クラブはデンベレに「中盤とサイドを自由に動くアタッカー」としてこの番号を託しました。
特筆すべきは、2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ。
モナコとの準々決勝で1ゴール1アシストを記録し、欧州中のスカウトが一気に注目。
引用:YouTube
この試合後、スペイン紙『スポルト』が「未来のバルサ10番」と表現したのが現実へと近づいていきます。
そして彼はこのシーズン終了後、移籍金1億ユーロを超える超高額オファーでFCバルセロナへ。
7番を背負った1年が、彼のキャリアを激変させた象徴だったといえます。
バルセロナ:背番号11→7の変遷

バルセロナでのウスマン・デンベレ選手の写真
2017年、ネイマールのパリ移籍に伴い空席となった背番号11番をデンベレが継承。
これは大きな賛否を呼びました。
一方で「後継者」として期待する声、他方で「重すぎる」と不安視する声も。
実際、加入直後に負った大ケガや度重なる離脱により、最初の2シーズンは不完全燃焼。
しかし2021年、グリーズマンの退団により7番へ背番号変更。
この頃から筋肉系のケガが減り、プレーに落ち着きが見え始めたのも事実です。
クラブ幹部は「11番はネイマール、7番はビジャやフィーゴの番号。
デンベレにはより“プレーメイカー”としての自覚を持ってほしかった」と語っています。
つまり、番号を変えることで「突破屋」から「展開役」へと、プレースタイルの再構築が期待されていたんですね。
パリ・サンジェルマン:背番号10の継承
💥🇫🇷PSGの10番はデンベレに決定 pic.twitter.com/bhrSOtouH8
— Madridista 92:48 (@RMCF_Minuto93) August 17, 2023
メッシの退団、そしてネイマールの構想外により、“空席”となった背番号10。
本来なら新加入選手が引き継ぐことは稀な番号ですが、ルイス・エンリケ監督の意向でデンベレに与えられました。
エンリケ監督は「彼のインテンシティとポテンシャルは、過去5年のスペインで見た中でも群を抜いている」と会見で語り、あえてプレッシャーのかかる番号を託す形に。
現地メディア『Le Parisien』も「10番を着ることで彼自身の“背番号観”が変わるかもしれない」と評しており、番号による“意識改革”がキーワードになっています。
ファンの間では、彼のプレースタイルから「10よりも7が似合う」という声も多く見られました。
それでも実際に10番を着て躍動する姿を見ると、「番号は人を育てる」こともあると感じますね。
フランス代表での背番号とその意味

フランス代表時のウスマン・デンベレ選手の写真
代表チームでは大会や戦術によって背番号は変動しがちですが、主に11番をつけることが多く、2022年W杯では再び11番で出場。
グリーズマンやコマンと連携しながら、2列目の起点としてプレーする姿は「代表仕様のデンベレ」と言われることも。
彼にとって11という数字は、クラブとは違う「自由さ」や「流動性」を象徴する番号なのかもしれません。
背番号がプレースタイルに与えた影響とは?
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実は、背番号が選手の“自覚”や“役割”を変えるケースは多く、デンベレもその代表例といえます。
23番(若手)→ 7番(アタッカー)→ 11番(ウイング)→ 10番(チームの核)
この流れは、ポジションだけでなく、選手としての“役割進化”を象徴しています。
本人もインタビューで「7番や10番を背負うと、自分がやるべきことが明確になる」と語っており、数字がマインドに与える影響は意外と大きいのです。
さいごに
ウスマン・デンベレの背番号遍歴は、彼のキャリアの変遷と成長の証です。
レンヌでの27番は無名の若手時代、ドルトムントの7番は才能への期待、バルセロナの11番・7番は葛藤と挑戦、パリSGでの10番は信頼と中心選手としての象徴。
それぞれの番号には、クラブや監督の思惑、デンベレ自身の成長が反映されており、まさに“数字に込められたストーリー”。
背番号から見えてくるもう一つのキャリア――それが彼の魅力をより深く理解する鍵になります。
今後どんな番号を背負い、どんな物語を刻むのか、引き続き注目していきましょう!
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