無回転フリーキックの名手として有名なクリスティアーノ・ロナウド。(この後は、クリロナで書かせていただきます。)
フリーキックを蹴る前の独特なポーズも有名になりましたね。
しかし、ここ数年、クリロナのフリーキックが入らないことで話題になりました。
クリロナ=フリーキックの名手というイメージがありましたが、名手ではなかったようです。
今回は、クリロナがフリーキックの名手でなかった理由について書いていきたいと思います。
フリーキックの名手でないと言われる理由は?
クリロナのフリーキックは入っているイメージが強いので、名手と思う方は多いでしょう。
クリロナの素晴らしいフリーキックの動画です↓
鮮やかなものもあれば、無回転でズドンというのもありましたね。
割と、インパクトが強いゴールであるので、クリロナ=フリーキックの名手というイメージが強くなったのだと思われます。
しかし、クリロナは、フリーキックの名手ではなかったのです・・・。
なぜ、名手と言われなかったのかというと、
- 大舞台で決められない
- 成功率が低い
ことで名手と言われていないようです。
大舞台で決められない
W杯ロシア大会グループステージのスペイン戦で決めたフリーキックが大舞台で初めて決めたフリーキックだったそうです。
観てない人のためにクリロナのフリーキックどーぞ😆😆#ワールドカップ2018 #クリロナ #フリーキック#スペイン#ポルトガル pic.twitter.com/UW7gNZ7iQj
— ふみきんぐ✨ (@keyakizaka_king) June 15, 2018
このフリーキックが、W杯、EUROの本大会で初めて決めたフリーキックでったのです。
大舞台ではなくとも、クリロナは決めていたので、大舞台で決められないだけで名手ではないと言われるのはかわいそう。
成功率が低い
ユベントス移籍後、1本も決めていなかった時に成功率が報道されました。
※この報道後に、クリロナはフリーキックを決めています。
クリロナのフリーキックの成功率は、5%ぐらいとのこと。
フリーキック自体難しいので成功率は高くないのですが・・・。
そこで、英メディア『GIVE ME SPORT』がクリロナのフリーキック成功率が下がった原因を調べたようです。
原因は、フリーキックを蹴る前のルーティンという結論を出していました。
「彼は長きに渡って続けてきたルーティンを捨てるべきだ。それは精神的に良くないからだ。あれだけ決められない時期が続くなかで、あの所作の時間は、『考えすぎる』ことに繋がってしまう。その不安を取り除く意味でも変えるべきだ。
実際、ルーティンを変えて成功したスターもいる。NBAのデアンドレ・ジョーダンは、フリースローに苦戦していたが、新しいアプローチを取り入れたことで以前よりも成功率が上がった」
お馴染みのルーティンを止めることを薦めていますね。
無回転を打つときは良いかもしれませんが、スペイン戦のようなキックをするときには必要ないかもしれません。
ユベントス移籍後初のフリーキックでのゴールは、少しだけ変わっていたような気がします↓
ユベントス移籍後、43本目で決めたようです。
クリロナが、フリーキックでゴールを決めたのは、レアル・マドリード在籍時の2017年のクラブワールドカップ決勝以来とのこと。
このゴールを決めた後、
「もっと自信を持つために、決める必要があった」
と話していたそうです。
マウリツィオ・サッリ監督は、
「(気にしていたとは)思っていなかったが、試合後に彼が『やっとだ』と言ってきたんだ。苦しんでいたのかもしれないね」
と話していました。
クリロナも苦しんでいたんですね。
精神的に楽になったと思われるので、クラブ、代表でも決めてくれるようになるでしょう。
※クラブでは、ディバラが蹴る機会が多いと思われるので大きな期待はできないかもしれません。
まとめ。
今回は、クリロナが、フリーキックの名手ではないと言われる理由について書いてみました。
成功率に関して言えば、クリロナだから低く感じているだけかもしれません。
結構、クラブでは決めている印象が強いので、フリーキックの名手と言われても良いのではないかと思っています。
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