クルトワがレアル・マドリードに加入した際に、ナバスとの争いについて報道されていましたね。
移籍当初の2018年には、ロペテギ監督は、クルトワをリーグ戦、ナバスをカップ戦に起用していました。
ロペテギ監督の中では、クルトワとナバスを見極めようと思ったのか?これが仇となり解任されましたね。
クルトワは加入したばかりで連携も上手く行かず大量失点を喫する試合も多かったので、ナバスにゴールを守って欲しいという声が多かったですね。
クルトワとナバスを比較するのは難しいですし、チーム状況も違いすぎて比べられないところもあります。
ナバスが絶対的守護神であった時には、クリスティアーノ・ロナウドがいたので攻撃でカバーできていました。
色々な要素がありますが、クルトワとナバスを公平に見た場合に、どちらが上なのかについて書いてみたいと思います。
クルトワとナバスは、どちらが優れたGKなのか?
クルトワとナバスのどちらが優れたGKなのでしょうか?
多くの方が意見を述べていますね。五分五分が多かったような気がします。
クルトワの良さとナバスの良さが違いますので、五分五分という意見が多いのでしょう。
正直、私はクルトワよりもナバスの方が良かったと思います。ナバスの方がレアル・マドリードとの相性が良かったのかな?
実力的には大きな差はないと思われます。
ただ、先ほどに書いた通り、クリスティアーノ・ロナウドがいた頃なので比較が難しいですが・・・。
その頃に、クルトワがいたらと思うと、今のような状況にはなっていなかったと思われます。
クルトワ、ナバスのどちらが上かということについては、互いに特徴が違うので比較は難しいと思えます。
チームに合っていたことと在籍していた時代が良かったということで、ナバスの方が評価が高かったのかもしれません。
実力に大差はないと思っています。
では、ここで簡単にクルトワとナバスの特徴について書いていきたいと思います。
まずは、クルトワのプレースタイルの特徴から書いていきたいと思います。
クルトワのプレースタイルの特徴は?
クルトワのプレースタイルの特徴について書いていきたいと思います。
クルトワのプレースタイルの大きな特徴については、
1、高身長を活かしたハイボールの処理。
2、長い手足を活かしたセービングと反射神経の良さ。(守備範囲が広い)。
3、正確なスローイングと素早く正しい状況判断。
の3つが、クルトワのプレースタイルの大きな特徴であると言えます。
高身長でハイボールに強いのは想像しやすいと思われます。ジャンプすれば、ゴールバーを越えてしまいますので、クルトワ相手にハイボールで勝負は厳しいでしょう。
また、身長に加えて手足が長いので守備範囲が広いです。届かないであろうボールもクルトワが横っ飛びをすれば届いてしまうので、よほど良いコースを狙わないと入りません。
体が大きいため、クルトワとの接近戦も不利になってしまいます。近くなれば、シュートを打つコースすら見つかりにくいことでしょう。
正確なスローイングと素早い状況判断は、W杯ロシア大会の日本戦で魅せてくれた通りです。
ケヴィン・デ・ブライネに正確なスローイングで渡し、悪魔のようなカウンターを発動させました。
その手前の本田圭佑のコーナーキックをキャッチしてから、素早く周りを見渡すシーンもうかがえましたし、そこからの判断は素早く、的確なものでした。
GKとして、素晴らしいレベルにあるクルトワですが、足元が弱点といわれています。クルトワ本人も自覚していますし、実際には、言われるほど弱くない。
足元に自信がないからこそセーフティにプレーしてくれるので良いと思いますが。逆に足元に自信があるGKはやらかすことが多いので、クルトワみたいに自信がない方が良いかもしれません。
弱点らしいものといえば、高身長で脚の長いGKに共通すると思われますが、股でしょう。
クルトワの弱点らしいところは、それぐらいしか見当たりません。
世界屈指のGKと呼ばれる実力を持っていると思われます。
一方のナバスはというと、どんなプレースタイルが特徴なのでしょうか?
ナバスのプレースタイルの特徴は?
ナバスのプレースタイルの特徴について書いていきます。
ナバスのプレースタイルの大きな特徴としては、
1、反射神経の良さと俊敏性。
2、バネを活かしたセービング。
3、状況判断の良さ。
の3つが、ナバスのプレースタイルの大きな特徴であると思えます。
ナバスは身長もありますが、反射神経の良さはピカ一!結構、至近距離でのシュートを止めています。
俊敏性があるので、前後の動きが良く、相手のシュートコースを消すことが上手いからだと言えます。
3次元の動きができるGKなので、絶妙な飛び出しや飛び出さずに後ろへ下がる判断が優れている証拠でもあります。
ナバスも恵まれた体格ではありますが、中南米のGKの特徴なのかな?バネがありますよね?
大昔で言うと、メキシコのカンポスなんかがそうですが、体のバネを活かしたセービングでピンチを防ぐイメージが強い!
ナバスも同じで、バネがあるから届かないと思われるボールにも届いてしまうのでしょう。嫌なGKですね(笑)。
状況判断は先ほども書きましたが、その他に弾くところは弾く、キャッチするところはキャッチするという判断が優れています。
レアル・マドリードのゴールを守るうえでは重要ですからね。前がかりになるレアル・マドリードでは、この判断を誤ると大量失点に結びつきますからね。
無理してキャッチに行ってこぼしてしまっても周りに選手が少なかったりすることも考えられますし。
ナバスが冷静に判断してくれていたことで、ピンチを防げていたのでしょう。
ナバスも世界屈指のGKとして認められていますが、これも中南米の選手の特徴なのか?ポカをやらかしてしまうところですかね。
中南米の特徴とも言い切れませんが、ナバスはポカをやりやすいというイメージがあります。
これも、レアル・マドリードに在籍していた時は、並大抵の集中力では持たないので、出てしまうのかなと思われます。
過去のレアル・マドリードでGKを務めたことのある選手であれば気持ちがわかるのではないでしょうか?
クルトワ、ナバスのプレースタイルの特徴について書いてみましたが、互いに良いところはあります。
どちらが優れたGKというのは難しいですね。最初に書いた通り、チームとの相性が良かったのはナバスであったということでしょう。
しかし、クルトワも時間が経てば、レアル・マドリードになれ、実力を発揮するかもしれません。
※クルトワは、2シーズン目になるので、そんなこと言ってられないのですが・・・。
今後もクルトワが大量失点をしていると、ナバスの名前が出てくることでしょう。
ナバスがPSGで活躍すれば、レアル・マドリードサポーターから同じく名前が出てくるでしょうね。
クルトワ、ナバスのどちらが優れたGKというのは客観的に見ても難しい比較だなと思いましたね。
比較するなら、同じプレースタイルのGK同士でやらないと難しいと思います。
まとめ。
今回は、クルトワとナバスどちらのGKが優れているのかと、互いのプレースタイルの特徴について書いてみました。
レアル・マドリードサポーターからはナバスの名前が出てきていますが、どちらが優れているのかに関してはわかりません。
どちらも優れたGKですし、特徴が違いすぎるので比較が難しい。
しいて言えば、チームとの相性はナバスの方が合っていたと言えます。
後は、クルトワよりナバスの方が良い時期に在籍していたので、ナバスには良いイメージがあるのでしょう。
レアル・マドリードの守備が安定して来れば、クルトワの負担も減り、安定したパフォーマンスを見せてくれると思います。
現在のレアル・マドリードでナバスがGKを務めていたら、どうなっているのかに興味はありますが、PSGで頑張ってくれているので応援しましょう。
レアル・マドリードで批判を浴びているクルトワには同情しますが、そこをひっくり返せるセーブを見せて、レアル・マドリードサポーターを黙らせてほしいものです。
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