グリーズマンの背番号はなぜ「7番」なのか?
クラブでも代表でも一貫して着け続けるその理由に、興味を持った方も多いのではないでしょうか。
この記事では、グリーズマンがプロキャリアで着用してきた背番号をクラブ別・シーズン別・代表別にわかりやすく整理。
さらに、背番号変更の理由や、バルセロナ時代の「17番」への切り替え、代表での変遷まで、知られざるエピソードも交えてご紹介します。
背番号から読み解くグリーズマンのキャリア――
きっと彼のことが、もっと好きになるはずです。
サッカーファン必読の保存版記事として、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
クラブ別・代表別!グリーズマンの背番号一覧【保存版】
クラブ別:歴代背番号まとめ表
シーズン | クラブ | 背番号 |
---|---|---|
2012-13 | レアル・ソシエダ | 7 |
2013-14 | レアル・ソシエダ | 7 |
2014-15 ~ 2018-19 | アトレティコ・マドリード | 7 |
2019-20 | バルセロナ | 17 |
2020-21 | バルセロナ | 7 |
2021-22 | バルセロナ(前半) | 7 |
2021-22 | アトレティコ・マドリード(後半) | 8 |
2022-23 | アトレティコ・マドリード | 8 |
2023-24 ~ 現在 | アトレティコ・マドリード | 7 |
※2024-25シーズンも引き続きアトレティコで「7番」を着用中
フランス代表での背番号年表
年/大会 | 背番号 |
---|---|
2014年W杯 | 11 |
2016年ユーロ | 7 |
2018年W杯 | 7 |
2021年ユーロ | 7 |
2022年W杯 | 7 |
2024年ユーロ予選 | 7 |
※代表でも一貫して「7番」にこだわっている様子がうかがえます。
グリーズマンの背番号歴代まとめ!クラブと代表での全変遷
レアル・ソシエダ時代の背番号
ソシエダ時代の歴代背番号です。
シーズン | 所属チーム | 背番号 |
2009-2010 | ソシエダ | 27 |
2010-2014 | ソシエダ | 7 |
グリーズマンのプロキャリアは、スペインのクラブ「レアル・ソシエダ」から始まりました。
引用:Twitter
この頃からすでに背番号7番を着用し、ウイングやセカンドトップとして活躍していました。
若手時代にしては珍しく「7番」を任されていたのは、攻撃的ポジションでの非凡なセンスが評価されていた証でもあります。
ラ・リーガ昇格を果たした2013-14シーズンには、特に注目を集める選手となっていました。
この時期に「背番号7=グリーズマン」の印象がサポーターに根付いたと言えるでしょう。
アトレティコ・マドリード(第1期)での背番号
2014年にアトレティコ・マドリードに移籍してからも、背番号7番を継続。
ここでも「7番」は主力の証であり、フォワードの象徴的番号として親しまれていました。
アトレティコではユーロ2016やW杯での活躍を経て、世界的なスターに成長。
5シーズン連続で「7番」を着けたことは、クラブのエースとしての立場を確立していたことを示しています。
この頃の背番号7のユニフォームは、世界中で売れる“定番アイテム”となっていましたね😊
FCバルセロナ時代の背番号とその変化
バルセロナでの歴代背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2019-2020 | 17 |
2020-2022 | 7 |
2019年、グリーズマンはFCバルセロナへ移籍しますが、ここで背番号に小さな波乱が。
当初は希望していた「7番」が空いておらず、「17番」でプレーすることになります。
バルサに在籍していたコウチーニョが7番を保持していたため、変更を余儀なくされた形です。
翌シーズンからは再び7番を獲得し、心機一転でチームに溶け込もうとしました。
しかし、プレースタイルやチーム戦術との相性に苦しみ、バルサでは完全なフィットとは言えなかった印象も残ります。
アトレティコ・マドリード(復帰後)の背番号遍歴
アトレティコ(復帰)での背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2021-2023 | 8 |
2023- | 7 |
2021年にアトレティコへ復帰したグリーズマンは、背番号8番を選択します。
この変更は一時的なもので、まだ7番が別選手に使用されていたためです。
とはいえ、グリーズマンはその後再び2023-24シーズンから「7番」に返り咲きました。
復帰後も変わらぬ活躍を続け、チームの中心選手として大きな信頼を勝ち取っています。
特に「8番」でのプレー時期も、非常に安定したパフォーマンスを見せていたのが印象的です。
フランス代表での背番号の変遷
フランス代表での歴代背番号です。
シーズン | 背番号 |
2012-2013 (U-21) |
17 |
2013-2015 | 11 |
2015-2016 | 7 |
2016-2017 | 7、11 |
2017-2025 | 7 |
フランス代表では、初期こそ11番などを着けていた時期もありました。
しかし、ユーロ2016以降は完全に「7番=グリーズマン」というイメージが定着。
2018年ロシアW杯では、「7番」を背負って大会MVP級の活躍を見せ、優勝の立役者となりました🏆
引用:Twitter
代表でもクラブでも「7番」が指定席であることから、背番号に対するこだわりが感じられますよね。
近年ではポジションをやや下げて中盤でプレーする機会も増えていますが、それでも7番は譲らず、貫いています。
背番号にまつわるグリーズマンのエピソード集
なぜ「7番」にこだわるのか?
グリーズマンにとって「7番」は、アイデンティティそのものと言っても過言ではありません。
本人は「7番は自分の中で特別な数字。ずっとこの番号で勝負してきた」と語っています。
また、憧れのベッカムが着けていた番号であることも、選択の理由のひとつ。
7番を着けると気持ちが引き締まる、といったコメントも残しており、メンタル面でも影響しているようです。
ソシエダ時代には、ベッカムの髪型を真似していた時期がありました。
🇫🇷#グリーズマン (@AntoGriezmann) が #ラ・リーガ デビューを果たした #レアル・ソシエダ 💙
ソシエダ時代はベッカムヘアがトレードマークでした 💇♂#RealMadridRealSociedad pic.twitter.com/ZmjCrtQkuY
— ラ・リーガ (@LaLigaJP) November 23, 2019
ベッカムに憧れて髪型まで真似ていたのですね。
ちなみに、夏でも長袖のユニフォームを着用しているのもベッカムの影響とのことです。
「17番」に変わった理由とその時期の葛藤
バルセロナ時代に「17番」だったことは、グリーズマンにとっては想定外だったでしょう。
憧れのクラブに加入したものの、希望する7番は他選手が所有中。
この時期はピッチ内でもやや精彩を欠いており、「番号も影響していたのでは?」という声も。
再び7番に戻ったタイミングで調子が戻ったあたり、やはり精神的な影響は大きかったのかもしれませんね。
バルセロナ時代の背番号事情の裏話
クラブ内では、「グリーズマンが7番を希望していたことは有名」だったようです。
その後、コウチーニョが退団を検討したタイミングで、グリーズマンに7番が移る可能性が浮上。
実際にはシーズン途中での変更は許されず、翌シーズンにようやく獲得する形になりました。
このやりとりは当時のバルサファンの間でも話題になっていましたね📱
SNSやファンの間で話題になった背番号ネタ
グリーズマンがPSG移籍の噂が出たとき、「7番はエムバペがいるからどうするんだ?」とファンがざわついたことも。
SNSでは
「グリーズマンなら77番でも絵になる」
「7番にこだわるから移籍しなかった説」
など、冗談交じりの投稿が拡散されました。
また、FIFAやウイイレでも常に「7番で登録されてる選手」としてファンの記憶に残っていますね🎮
さいごに
グリーズマンの背番号遍歴は、彼のキャリアとプレースタイルの変化を物語っています。
プロデビュー当時からこだわり続けた「7番」は、まさに彼の代名詞ともいえる番号です。
バルセロナ時代の「17番」や、復帰後のアトレティコでの「8番」など例外もありますが、それでも最終的に「7番」に戻ってくる姿が印象的でした。
フランス代表でも長年にわたって「7番」を背負い、チームの中心選手としてW杯やユーロで輝き続けています。
彼の背番号には、戦う姿勢やチームへの信念、そしてスターとしての誇りが込められているのかもしれません。
詳しい背番号の変遷は、Transfermarkt公式プロフィールもあわせてご確認ください。
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