サッカーの祭典であるワールドカップ。もちろん、素晴らしいことが多いですが、悲劇も多い。
歴史が長い、サッカーワールドカップですが、どんなエピソードがあるのでしょうか?
素晴らしい出来事や悲劇、珍事件について書いていきます。
すべて書くわけにはいかないので、私の中で印象が強いエピソードについて書いていきます。
まずは、伝説的なゴールと珍事件について書いていきたいと思います。
この記事の内容
サッカーワールドカップの伝説的なエピソード。~伝説のゴールと珍事件~。
伝説のゴールと言えば、サッカーワールドカップメキシコ大会(1986)ですね。
この大会の主役となったマラドーナ。
もちろん、伝説的なゴールと言えば、準々決勝のイングランド戦。
この試合で、2つも伝説が生まれるとは思ってもみなかったことでしょう。
まずは、”神の手”でしょう。
この動画の静止画像で、ハンドとわかる・・・。今では、無理なことなので一生残る伝説。
試合後、マラドーナは、インタビューに対して、
「ただ神の手が触れた」
と答え、”神の手”と呼ばれるようになりました。このエピソードは凄く有名ですが、その次の5人抜きの方が凄いと思います。
マラドーナの5人抜きゴールは、コチラ↓
切り返しのタイミングや変幻自在の緩急が利いたドリブルで見事。
このゴールは、”神の手”ゴールが関係しているようです。
意味不明な得点で焦るイングランド。追いつこうと前がかりになっていたところで生まれました。
まさか、マラドーナは狙っていたのでしょうか?プレーは見事でしたが、ちょっと後味が悪いエピソードでした。
似たような”神の手”事件もありました。このエピソードは賛否両論あり、大きく分かれましたね。
サッカーワールドカップ南アフリカ大会の準々決勝ガーナ戦。
延長後半に、ガーナの選手が放ったシュートをスアレスが手でブロック・・・。
もちろん、スアレスには、レッドカード。ガーナにPKを与えました。これを決めれば、ガーナの勝利でしたが、PKを失敗し、PK戦に。
PK戦で、ウルグアイが勝利しましたが、スアレスのハンドに関しては多くの議論が飛び交いました。
スアレスのハンドの賛否については、こちらの記事に書きました→スアレスのハンドについて賛否は?スアレスの心境は、どうだった?
スアレス関連のエピソードが、もう一つ。サッカーワールドカップブラジル大会でのこと。
イタリア戦で、キエッリーニの方を噛みついた・・・。過去に噛みつき事件を起こしていたスアレス。
まさか、こんなところでやるなんて。今では、そんなことをやるようには思えません。
サッカーワールドカップの珍事件、珍エピソードは、スアレスが作っているものがインパクトありすぎですね。
今となれば、笑えるエピソードですが、当時は笑えない。
変なエピソードは楽しいですが、ありすぎても困るので、この手のエピソードは少なくなってほしいです。
名勝負などの良いエピソードが多くなってほしいものです。
次は、サッカーワールドカップでの試合ではなく良い話!これは凄く良い話!
どんなエピソードなのでしょうか?
サッカーワールドカップの感動的なエピソード。~デンマーク代表の素晴らしさ~。
日韓大会でのことです。
和歌山市で、キャンプをしていたデンマーク代表。
当時、心臓移植をするために、募金活動をしていた団体を見たデンマーク代表のチームドクター。
それを見たデンマーク代表は、代表選手たちによる慈善オークションを開催。
選手の使用ユニフォームなど、120点を出品したという。
手術費用9000万円を集める実行委員会からは、
「チームの心温まる支援は、少年にも大きな励みになるでしょう」
とコメント。
ちなみに、少年は、手術を受け、無事に成功!デンマーク代表の選手たちにも成功の話は届いたことでしょう。
募金活動を見て、協力してくれたデンマーク代表には素晴らしいものを見せてもらいました。
ちょうど、私と同い年の少年であったので、このエピソードはよく覚えています。
しかも、この時のデンマーク代表は、もう一つ素晴らしいエピソードがありました。
キャンプ地和歌山市にて、練習場からホテルに向かうデンマーク代表。
サインを求めて、親子が訪れるも、デンマーク代表はバスで練習場からホテルに向かったところ。
バスを追いかけてくる親子に気づいた監督が、ホテル先で選手全員を集めて、親子にサインをしたようです。
「子供に頼まれたら応えるのが当然」
「和歌山で素晴らしい環境を提供してもらったお返し」
と。
かっこいい対応しますね。この親子にとっては一生の思い出となったに違いありません。
羨ましい・・・。トマソンからもサインもらったのか。
子供のために、ここまでやってくれるデンマーク代表に感動しました。
基本的に、スポーツ選手は、子供に優しいので、”神対応”してくれる選手は多いです。
サインをもらった子供たちが、将来同じような対応をしてくれることでしょう。
心温まるエピソードであったと思われますが、サッカーワールドカップは素晴らしいエピソードばかりではないです。
悲しエピソードもありました。次は、サッカーワールドカップでの悲しいエピソードについて書いていきます。
サッカーワールドカップの悲しいエピソード。~マラカナン、エスコバルの悲劇~。
マラカナンの悲劇は、だいぶ昔のことですが、有名な話ですね。ブラジル開催のサッカーワールドカップ。
ブラジルvsウルグアイで引き分け以上で優勝というシチュエーション。
先制したブラジルは、このまま優勝か?と思われていたようですが、逆転を許し、敗戦。
目の前で、ウルグアイに、サッカーワールドカップ優勝をされてしまいました・・・。
敗戦のショックから、自殺をするサポーターが2名も出てしまいました・・・。
また、ショック死で2人が亡くなり、20人以上が失神したという大事件にまで発展。
この事件時には、ブラジル代表は、初めて白のユニフォームを着て挑んだようですが、これ以降、黄色に変更。
今でも続いていますね。
2014年のサッカーワールドカップブラジル大会でも、ミネイロンの惨劇と呼ばれるエピソードが生まれました。
準決勝のドイツ戦で、1-7の敗戦。この時のブラジルサポーターは、声を失っていました。
準々決勝で、エース・ネイマールを失ったブラジル代表。万全ではないにしろ、7失点の敗戦はありえないですね。
ドイツ代表が強すぎたということもありますが、近年のサッカーワールドカップでは珍しいスコア。
この、ミネイロンの惨劇のハイライトはコチラ↓
これは、まだ良い方のエピソードであったと思われます。
次に紹介するのは、サッカーワールドカップ史上最悪のエピソードであったと思われます。
エスコバルの悲劇ですね。あまりに、悲しいエピソードでした・・・。
サッカーワールドカップアメリカ大会での出来事。グループステージのアメリカ戦で、エスコバルがオウンゴールをしてしまいました。
エスコバルのオウンゴールのシーンはコチラ↓
DFならよくあることです。よくあってはならないですが・・・。
このオウンゴールが響いて?コロンビアは敗戦、グループステージ敗退。
この出来事で、思い責任を背負って帰国をしたエスコバル。
帰国したエスコバルには、12発も銃弾を撃ち込まれ、死亡・・・。
サッカー賭博が関係しているのではないか?と疑われましたが、真相はわからず。
この事件をきっかけに、コロンビア代表を辞退する選手も出たそうです。
この事件は、サッカーワールドカップ最悪のエピソードとして語り継がれていると思われます。
サッカーワールドカップロシア大会でも、日本戦でPKを献上したカルロス・サンチェスが心配されましたが、何事もなく良かったです。
このような悲しいエピソードは増えてほしくないですね。
今後は、素晴らしいエピソードが多い、サッカーワールドカップであってほしいですね。
まとめ。
今回は、サッカーワールドカップのエピソードについて書いてみました。
名場面もあり、悲しい場面もあるサッカーワールドカップのエピソードですが、願わくば、悲しいエピソードは増えてほしくないですね。
サッカーの祭典でありますし、選手、サポーターが感動できる場所であってほしいと思います。
サッカーワールドカップカタール大会では、どんなエピソードが生まれるのか?楽しみですね!
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