ビックトーナメントになると、一気に注目を集めるゴールキーパー。
サッカー日本代表にも数々のピンチを防ぎ、勝利に導いてくれたゴールキーパーが多く存在します。
近年では、サッカー日本代表のゴールキーパーも個性が溢れる選手が多くなり、注目を集めるようになりました。
そこで今回は、サッカー日本代表のゴールキーパーのランキングを作成してみました。
※私の意見でのランキング作成なので、ご了承ください。
この記事の内容
【歴代】サッカー日本代表最強のゴールキーパーランキング!
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サッカー日本代表のゴールキーパーにも様々な選手がいましたが、貢献度、インパクトでランキングを作成してみました。
では、サッカー日本代表ゴールキーパーランキングを見ていきましょう↓
第5位:松永成立
只今より公開ーー🎥✨#まりびと MOVIE第9弾は、トップチームの松永成立GKコーチ。
”鬼”と呼ばれ、厳しく情熱的な独自の指導法で愛弟子たちを指導し続ける。
少しでも気を抜いたら命取り。
松永成立が”鬼”になるワケとは、、、
https://t.co/gmziWLho8M#fmarinos #Jリーグ @J_League pic.twitter.com/khividZoPe
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) August 28, 2018
国際Aマッチ:40試合(1988年 – 1995年)を記録。
現在は、横浜F・マリノスのゴールキーパーコーチをされています。
松永成立氏の特徴としては、サッカー日本代表のゴールキーパーとしては小柄ですが、反射神経の良さや果敢な飛び出しでピンチを防いでいました。
覚えていらっしゃる方は多いと思われますが「ドーハの悲劇」を経験した選手の一人。
「ドーハの悲劇」後もサッカー日本代表に選出されていましたが、川口能活氏の台頭もありクラブでもポジションを奪われてしまうことになってしまいました。
しかし、ワールドカップアジア予選の活躍は色あせておりません。
日韓戦の左足でのセーブは有名な話!松永成立氏のスーパーセーブのシーンを見て見ましょう!
決勝点を取った三浦知良選手ではなく、松永成立氏にこの試合のMVPが渡されました。
サッカー日本代表のゴールキーパーが国際試合で取るなんて珍しい時代だったので覚えています。
ワールドカップアメリカ大会で、松永成立氏の活躍を見たかったですね。
第4位:西川周作
11 – 西川周作はJ1の2015年シーズン以降、ラストパス本数がゴールキーパーの中でリーグ最多。
11 – 西川 周作
7 – 東口 順昭
7 – 六反 勇治
6 – キム・ジンヒョン
6 – キム・スンギュお手本。#HappyBirthday🎂 pic.twitter.com/uae829rjyi
— OptaJiro (@OptaJiro) June 18, 2020
国際Aマッチ 31試合 (2009年-2017年)を記録。
西川周作選手は、新世代のゴールキーパーとして注目を集めました。
左足から繰り出されるキックの精度は、歴代ゴールキーパーの中では一番凄かったと思われます。
ゴールキーパーがビルドアップを要求される時代ですので、西川周作選手のような足元に技術があるゴールキーパーは重宝されます。
ちなみに、ビルドアップとは、
「構築する」という意味で、サッカーの場合は、「攻撃を組み立てる」ことを指す。 ゴールキーパーから、もしくはディフェンダーから、中盤、前線へとパスやドリブルで攻め上がっていく一連の動き、プロセス
西川周作選手は足元の技術も優れているので、現代的なサッカーをする選手で期待をしていたのですが、中々、サッカー日本代表に定着できずに残念です。
守備範囲も広く、高いポジショニングで相手の攻撃を防いでくれるのが魅力的だったので・・・。
ちょっと、インパクトがなかったかなと思われますね。
※実力は、十分ありましたよ!
西川周作選手のセービング集です。サッカー日本代表時ではないのですが、凄さはわかります。
西川周作 浦和レッズ
今節の勝利の立役者。
キックに注目されがちだが、シュートストップがとても優れているGK。
浦和レッズの守備は彼にかかっている。 pic.twitter.com/sAlHkM3NQp— GK雑学 (@GK2020football) August 17, 2020
第3位:川島永嗣
国際Aマッチ 91試合 (2008年 – )。今も記録を更新中。
今の状況であれば、ワールドカップカタール大会のメンバー入りもあり得そうです。
ワールドカップ南アフリカ大会からロシア大会まで、サッカー日本代表の正ゴールキーパーとしてピッチに立っていました。
今のところ、歴代サッカー日本代表の中でワールドカップ最多出場を記録しています。
川島永嗣=ドヤ顔というイメージがついてしまいましたが、気合の入ったプレーは凄まじいです。
スイッチの入った川島永嗣選手のセーブは凄いのですが、中でもPKは恐ろしく強い!
2016年6月から2017年11月までの過去1年半のPK阻止率は「83.3%」という記録があり、川島永嗣選手はPKに強いと言われる証拠になりました。
ミスは多い方ですが、ビックセーブも多く印象に強く残る選手ですね。
結構、川島永嗣選手のビックセーブで救られるシーンが多いですよ!
批判ばかりしないで、川島永嗣選手のセーブも見ましょう!
最後に、PK戦での川島永嗣選手の凄さです↓
この気迫は、誰にも真似できないかもしれません。
第2位:川口能活
【#OnThisDay】2004.7.31🔙
AFCアジアカップ中国2004 準々決勝#日本代表 1-1(PK4-3) ヨルダン代表
📍重慶
⚽#鈴木隆行16年前の今日。PK戦に突入し、日本は2人連続で失敗。窮地に追い込まれるも #川口能活 選手が連続セーブ。劇的な勝利となった。#jfa #daihyo #SAMURAIBLUE #AsianCup2004 pic.twitter.com/ci2XGG64wv
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) July 31, 2020
国際Aマッチ 116試合 (1997年-2008年)を記録。
サッカー日本代表が新しい扉を開く時のゴールキーパーという印象が強いですね。
アトランタ五輪、ワールドカップフランス大会と世界に挑戦する時のゴールキーパーは川口能活氏でした。
川口能活氏というと、ゴールキーパーでは小柄ですが、反射神経、度胸の良さで生きてきた選手であると思います。
また、ルックスが良く、女性ファンも多かったことは覚えています。
ある意味、新しいゴールキーパー像を作ってくれた選手であるといえますね。
川口能活氏と言えば、アジアカップヨルダン戦のPKセーブでしょう。
川口能活氏のスーパーセーブを振り返りましょう。
第1位:楢崎正剛
【発表】
42歳GK楢崎正剛、現役引退を決断「最高のサッカー人生で後悔はありません」https://t.co/kQ8WoiJi0r💐楢崎正剛の出場歴👏
J1リーグ:631試合
J2リーグ:29試合
リーグカップ:71試合
天皇杯:49試合
ACL:19試合
ゼロックス杯:2試合
日本代表:77試合 pic.twitter.com/2Uf5FLqNUK— サッカーキング (@SoccerKingJP) January 8, 2019
国際Aマッチ 77試合(1998年 – 2010年)を記録。
楢崎正剛氏と川口能活氏で悩みましたが、安定感で楢崎正剛氏が1位となりました。
安定したセービングとハイボールの強さは、サッカー日本代表の歴代ゴールキーパーの中では1番と言えるでしょうね。
堅実なプレーで流れを引き寄せる楢崎正剛氏は味方からの信頼も厚く、敵には嫌がられる存在でしたね。
派手さはないですが、安心してゴールを任せられる守護神でした!
※2010年にはゴールキーパーで初めてJリーグMVPを獲得するなど新しい歴史も作ってくれました。
楢崎正剛氏のスーパーセーブ集です↓
川口能活氏というライバルがいたからこそ、楢崎正剛氏も成長できたと思われます。
二人そろっていたから、サッカー日本代表のゴールキーパは層が厚かったのかなと思われます。
今でも思うことは、楢崎正剛氏と川口能活氏が違う時代に生まれてきていたら・・・。
と思ってしまいますね。
今のサッカー日本代表のゴールキーパーは権田修一選手、川島永嗣選手、谷晃生選手らがポジション争いをしています。
次世代の方では、ポルトガルの強豪ベンフィカU-23に所属する小久保玲央ブライアン選手がいるので楽しみですね。
今後、誰がサッカー日本代表の正ゴールキーパーとして活躍するのか?
非常に興味深いですね!
サッカー日本代表の歴代ゴールキーパー!
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サッカー日本代表歴代ゴールキーパーのまとめを作ってみました。
名前 | 所属クラブ | 初出場 | キャップ数 |
---|---|---|---|
原田福三郎 | 大阪サッカー倶楽部 | 1923年5月23日 | 2 |
渡邊彌之助 | 関西学院大学 | 1925年5月17日 | 2 |
西川潤之 | 法政大学 | 1927年8月27日 | 2 |
本田長康 | 早稲田大学/早大WMW | 1927年8月27日 | 4 |
斎藤才三 | 関西学院大学 | 1930年5月25日 | 2 |
金澤宏 | 京都帝国大学 | 1934年5月13日 | 2 |
熊井俊一 | 早稲田大学 | 1934年5月13日 | 2 |
佐野理平 | 早稲田大学WMW | 1936年8月4日 | 2 |
津田幸男 | 三菱重工業 | 1940年6月16日 | 4 |
村岡博人 | 教大クラブ | 1954年3月7日 | 2 |
渡部英麿 | 邇保姫神社で神主 | 1954年3月14日 | 2 |
生駒友彦 | 新三菱重工業 | 1955年1月2日 | 5 |
下村幸男 | 東洋工業 | 1955年10月9日 | 1 |
古川好男 | 日本ダンロップ/住友ゴム 全関大 | 1956年6月3日 | 19 |
松本暁司 | 埼玉県教育委員会 | 1958年12月28日 | 1 |
保坂司 | 古河電気工業 | 1960年11月6日 | 19 |
横山謙三 | 三菱重工 | 1964年10月16日 | 49 |
浜崎昌弘 | 八幡製鉄/新日鐵 | 1966年12月16日 | 2 |
船本幸路 | 東洋工業 | 1967年9月27日 | 19 |
瀬田龍彦 | 日立製作所 | 1973年5月22日 | 25 |
田口光久 | 三菱重工 | 1975年9月8日 | 59 |
佐藤長栄 | 古河電工 | 1978年7月21日 | 1 |
保田道夫 | 新日本製鐵 | 1979年8月23日 | 1 |
加藤好男 | 古河電気工業 | 1980年6月9日 | 8 |
鈴木康仁 | ヤンマーディーゼル | 1980年12月22日 | 4 |
山口悟 | 三菱重工業 | 1981年2月19日 | 1 |
坪田和美 | ヤンマーディーゼル | 1981年3月8日 | 7 |
松井清隆 | 清水エスパルス | 1984年5月31日 | 15 |
森下申一 | 京都パープルサンガ | 1985年6月4日 | 28 |
松永成立 | 京都パープルサンガ | 1988年10月26日 | 40 |
前川和也 | 大分トリニータ | 1992年6月7日 | 17 |
本並健治 | 東京ヴェルディ1969 | 1994年5月29日 | 3 |
菊池新吉 | 東京ヴェルディ1969 | 1994年9月27日 | 7 |
小島伸幸 | ザスパ草津 | 1995年6月6日 | 4 |
下川健一 | 横浜F・マリノス | 1995年6月10日 | 9 |
川口能活 | SC相模原 | 1997年2月13日 | 116 |
楢崎正剛 | 名古屋グランパス | 1998年2月15日 | 77 |
下田崇 | サンフレッチェ広島 | 1999年3月31日 | 1 |
高桑大二朗 | 徳島ヴォルティス | 2000年10月20日 | 1 |
都築龍太 | 浦和レッズ | 2001年6月4日 | 6 |
曽ヶ端準 | 鹿島アントラーズ | 2001年11月7日 | 4 |
土肥洋一 | 東京ヴェルディ | 2004年2月7日 | 4 |
川島永嗣 | RCストラスブール | 2008年2月17日 | 91 |
西川周作 | 浦和レッズ | 2009年10月8日 | 31 |
権田修一 | ポルティモネンセ | 2010年1月6日 | 17 |
東口順昭 | ガンバ大阪 | 2015年8月9日 | 8 |
中村航輔 | 柏レイソル | 2017年12月9日 | 6 |
シュミット・ダニエル | シント=トロイデン | 2018年11月16日 | 6 |
大迫敬介 | サンフレッチェ広島 | 2019年6月17日 | 2 |
参考元:サッカー日本代表出場選手
※所属クラブは、現役として最後に在籍していたクラブです。
出場試合数1桁の選手が多い中、やはり、川口能活氏、楢崎正剛氏の実績は凄い!
川島永嗣選手が、どれだけ川口能活氏に迫れるのか?興味深いところではあります。
100試合達成できるのか?今後のサッカー日本代表の試合を楽しみにしていきたいと思います。
ワールドカップも近づいてきているので、サッカー日本代表にはアジア予選を突破してもらいたいものですね。
※予選敗退となれば、サッカー日本代表の人気は、さらに落ちると思われるので頑張ってほしいです。
まとめ
今回は、サッカー日本代表歴代最強ゴールキーパランキングについて書いてみました。
安定感で楢崎正剛氏が1番でしたが、インパクトでは川口能活氏でしょうね。
最強の歴代ゴールキーパーは、その時のチーム状況で変わってきますので、誰が歴代最強かは難しいと思います。
今後は、楢崎正剛氏、川口能活氏、川島永嗣選手を超えるゴールキーパーが出てくるのか?楽しみですね。