2020年1月26日に追記しました。追記は後半部分です。
サッカー日本代表の代名詞ともいえるワントップ。ワントップを採用したのは、W杯南アフリカ大会からじゃないのでしょうか?
W杯初出場からロシア大会までを見てみると、ツートップを採用していたのは、岡田監督(第一次政権)、トルシエ監督、ジーコ監督の時。
ツートップを採用していた頃は、ワントップができる選手がいなかったというところが大きいでしょう。
後は、中盤の選手層が充実していたことも関係しているのかもしれませんね。ゲームメーカータイプが多かったかもしれません。
実際に多すぎて、サッカー日本代表の問題点でもありました。
では、何故、サッカー日本代表はワントップのシステムを採用するようになったのでしょうか?
その理由について書いていきたいと思います。
この記事の内容
なぜ、サッカー日本代表がワントップのシステムを採用するようになったのか?
サッカー日本代表がワントップを採用するのは何故でしょうか?
まずは、サッカー日本代表の中盤の選手を活かすためであると思われます。
一昔のサッカー日本代表の中盤の選手たちとは違い、現在のサッカー日本代表はサイドアタッカーの選手が充実しています。
左サイドで言えば、中島翔哉、乾貴士、原口元気、右サイドで言えば、堂安律、伊東純也、久保建英と充実しています。
これらの選手たちを活かすためにもツートップよりもワントップの方が良いですね。
サイドにスペースができますし、サイドでボールを持ったとしても中に切れ込んでシュートを打てる選手が多いので効果的なのだと思います。
後、ワントップで行けるのは、大迫勇也の存在があるからと言うのも大きな理由でしょう。
W杯ロシア大会では、クリバリ相手に引けを取りませんでしたし、世界レベルのディフェンダーとやっても上手くやってくれる安心感がありますよね?
大迫勇也に一度ボールを預けて、そこから展開していくことで、サッカー日本代表の自慢のサイドアタッカーが崩していってくれます。
大迫勇也がいないとワントップで行くのが難しいというのが、今のサッカー日本代表の弱点でもありますが・・・。
アジア杯でも大迫勇也が出られない時は攻撃は停滞していました。代わりになる選手を探していましたが、ダメでしたね。
3月も大迫勇也の代わりになるかもしれない選手で、ワントップを試してみましたが不発・・・。
そうなるだろうなとあらかじめ思っていましたが。ワントップに適していない選手にワントップのポジションを任せるのは酷だなと思いましたね。
ワントップが難しいと思ったら、W杯南アフリカ大会の時のように、ゼロトップみたいなシステムの方が良いと思います。
大迫勇也頼みのサッカーになってきているのは明白で、怪我をした時にはツートップでも行けるように準備をした方が良いと思います。
では、現サッカー日本代表にワントップの適正がある選手がいるのか?について見ていきたいと思います。
現サッカー日本代表にワントップの適性がある選手はいるのか?
現サッカー日本代表にワントップの適性がある選手はいるのでしょうか?
期待をしていたのは、武藤嘉紀。フィジカルの強さには定評があり、海外でやっている分、ボールを収められるのかと思いましたが、違いましたね。
ポストプレーよりも裏を取ったり、真ん中に構えている方が向いている選手かなと思いました。ストライカーらしいストライカーに変貌していました。
ワントップでは活きない感じがします。ワントップで起用する選手ではないのかな。
次に、北川航也はツートップでないと活きない選手でしたね。それか、シャドータイプので活きる感じがします。
徐々に良くなっていったのはわかりますが、ワントップの役割を求めることは酷でしたね。
サッカー日本代表での経験も不足しており、チームメートとイメージを共有できるのに時間が必要でした。
鎌田大地も同じ感じがしました。鎌田大地の場合は、トップ下のポジションが適正なのかなと思います。
完全にワントップの選手ではありません。何故、森保監督は、鎌田大地にワントップのポジションを任せたのかがわかりません。
鈴木武蔵ですが、可能性はあるのかなと思われるかもしれませんが、鈴木武蔵は裏のスペースを活かすタイプの選手であり、ポストプレータイプではないです。
高さやジャンプ力もあり、抜群の身体能力がありますが、ワントップの選手ではないですね・・・。
この先もワントップに拘るようだと、本当に大迫勇也不在の時には何もできなくなりますよ!
森保監督には、ワントップの他にも別のオプションを考えてもらいたいですね。
今、挙げた選手を呼ぶのであれば、ツートップのオプションを考えてプレーさせて良いと思われますし、その方が良いのかなと思います。
後は、ワントップに拘るのであれば、見切りをすぐにつけて呼ばないというのではなく、長期的に読んで連携を高めていってほしいです。
毎回、ワントップの選手を変えているようであれば、中盤の選手との連携が取れませんし、チームとしても何も成長できません。
サッカー日本代表の目標は、ワールドカップでベスト8ですが、アジア予選や本大会に向けて様々なオプションを用意して欲しいですね。
W杯ロシア大会の時のようにならないように。
※コパ・アメリカで岡崎慎司が復帰をし、岡崎慎司のような選手であれば、ワントップで行けそうな気がしました。
守備への献身的な動きや味方のために体を張れる岡崎慎司は良かった。
まだまだ、サッカー日本代表には必要な選手なのかもしれません。
サッカー日本代表がワントップでやっていくのは、大迫勇也がいる間だけのような気がしてきましたね。
それか、賭けになりますが、堂安律のワントップが面白いかもしれません。
プレーエリアが真ん中よりになっているのと、フィジカルが強いので、意外とワントップで起用すると化けるかもしれませんね。
ポストプレーは期待できないかもしれませんが、中島翔哉、南野拓実、久保建英と共存できそうな気がします。
森保監督には、ちょっと、堂安律のワントップを考えてもらいたいところです。
ここから追記しました。
堂安律のワントップも面白いと思いましたが、南野拓実をトップのポジションに持ってきて、ゼロトップにした方が良いのかもしれません。
なぜ、南野拓実のトップが良いのかについて書いていきたいと思います。
※大迫勇也が出場できない時に採用した場合です。
南野拓実をトップにした方が良いと思うわけ!
なぜ、南野拓実をトップにした方が良いのかというと、高い決定力と技術の高さがあるからです。
もう一つ挙げると、攻守の切り替えが早い。
大迫勇也のようなポストプレーは望めませんが、ポストプレーもそこそこ上手いのではないでしょうか?
中島翔哉、久保建英、堂安律との相性も良さそうですし、機能すると思われます。
ワントップという感じではなく、ゼロトップのような感じになりますが、サッカー日本代表には合っているような気がします。
大迫勇也が怪我をした場合には、トップに南野拓実、トップ下に久保建英、両ウイングに中島翔哉、堂安律で組むと面白いかもしれませんね。
ただ、攻守のバランスが崩れ、大変なことになるかもしれませんが・・・。
見て見たい布陣ですね。後ろに負担はかかりますが、魅力ある攻撃が期待できそうです。
森保監督には、1度試してもらいたい布陣です。
まとめ。
今回は、サッカー日本代表がワントップを採用する理由と適性のある選手がいるのかについて書いてみました。
ワントップに拘る理由としては、サッカー日本代表の武器であるサイドアタッカーを活かすためというのが一番でしょう!
そのために大迫勇也のような前線でボールをキープできる選手が必要になってきますが、大迫勇也以外でワントップの適性がある選手はいませんね。
色々と試している段階ですが、ワントップに拘るのも良いですが、新しいオプションを試してみても良いのではないかと思います。
大迫勇也が、不在の時はワントップは機能しないことはわかりきったことですし、ワントップでなくツートップでも良いのかなと。
招集した選手の特徴が活きるようにシステムを決めて欲しいですし、ワントップに拘るのであれば、ワントップとして適正がある選手を招集して欲しいですね。
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