一流のサッカー選手と聞くと、幼少期からエリートコースを経て、プロデビューしたというイメージが強いですね。
しかし、ジェイミー・ヴァーディは違いました。
プロデビュー前から移籍が多く、しかも、移籍先も想像できないところでした。
年俸とか、どのくらいなのだろうと思ってしまうところでした。
苦労して、這い上がってきたジェイミー・ヴァーディ。レスター移籍までの移籍回数と年俸の推移について書いていきたいと思います。
まずは、ジェイミー・ヴァーディは所属してきたクラブについて書いていきたいと思います。
ジェイミー・ヴァーディは何回移籍をして、何クラブに所属してきたのか?
ジェイミー・ヴァーディの移籍の回数も凄いですが、カテゴリーの方を見てみると凄さがわかります。
ジェイミー・ヴァーディが所属してきたクラブについて見ていきましょう。
まずは、ユース時代です。
2002年:シェフィールド・ウェンズデイ
2003-2007年:ストックスブリッジ・パーク・スティールズ
ジェイミー・ヴァーディが最初に在籍していたシェフィールド・ウェンズデイですが、「身長が低い」という理由で退団させられることに。
イングランドは厳しいですね。それで、ストックスブリッジ・パーク・スティールズに移籍をすることに決断。
しかし、このチームはプレミアリーグの中で7、8部相当のクラブ。
結果的に、この移籍は良かったようですね。このチームのトップチームでプレーするようになり、注目を集めることに成功!
そこで、ジェイミー・ヴァーディは、ステップアップをするために格上のクラブのトライアルを受けたのですが、不合格・・・。
トライアルを受けたクラブは、2~4部リーグに相当するクラブでしたが、それでも不合格となると厳しいですね。
今では、プレミアリーグで活躍するジェイミー・ヴァーディでも当時は苦労の連続であったのですね。
次は、トライアル不合格後のジェイミー・ヴァーディが所属してきたクラブです。
2007-2010年:ストックスブリッジ・パーク・スティールズ
2010-2011年:ハリファクス・タウン
2011-2012年:フリートウッド・タウン
2012-2019年:レスター・シティ
不合格後には、2010年にハリファクス・タウンに移籍。このクラブは、6部ぐらいのレベルではあったものの着実にステップアップに成功。
チーム得点王に輝き、クラブもタイトルを獲得。その活躍を見ていたフリートウッド・タウンからオファーを受け、移籍を決断。
このクラブは、5部ぐらいのレベル。ジェイミー・ヴァーディには物足りないレベルであったのでしょう。
ジェイミー・ヴァーディの活躍もあり、観客動員数も伸び、クラブもフットボールリーグに昇格を決めることに成功しました。
※フットボールリーグとは、2~4部レベルに相当するクラブ。
2012年には、当時2部リーグに所属していたレスターからオファーが届き、移籍を決断する。
移籍初年度は活躍できなかったジェイミー・ヴァーディですが、2年目から本領発揮!
クラブは1部昇格し、今も1部に在籍しています。
2015-2016年には、「ミラクル・レスター」と呼ばれる、世紀の番狂わせを起こし、プレミアリーグ制覇!
ジェイミー・ヴァーディは得点王は逃しましたが、PFA年間ベストイレブンとFWA年間最優秀選手賞を受賞。
その後は、主力を引き抜かれ、厳しい状況だったレスターですが、ジェイミー・ヴァーディの活躍により、1部に在籍しています。
それにしても、7、8部リーグ相当のレベルから1部まで上り詰めたことは伝説的ですね。
底辺を見てきたからこそ、今も頑張れているような気がしますね。
そこで気になるのは、どんな年俸の推移をしてきたのか?1部は、公表されていますが、それ以外の年俸は、いくらぐらいだったのでしょうか?
次は、ジェイミー・ヴァーディの年俸の推移について書いていきたいと思います。
ジェイミー・ヴァーディの年俸の推移は、どんな感じなのか?
今では、プレミアリーグで活躍しているジェイミー・ヴァーディですが、昔は、7、8部相当のクラブに所属していました。
その頃の年俸は、いくらぐらいだったのでしょうか?
調べてみると、年俸は公表されておらず、昼間は仕事をして、夜にサッカーをしている生活を送っていたようです。
つまり、サッカー選手としての年俸はなかったに等しいのでしょう。週給は、30ポンド程度だったようです。
その後は、ステップアップに成功してきたジェイミー・ヴァーディですが、年俸の公表はなく。
同じような境遇で、サッカーを続けていたのでしょうね。多少、年俸は上がったのだと思われますが・・・。
2012年にレスターに移籍をした時には、それなりの年俸は貰っていたとは思います。2部とはいえ、きちんとしたクラブですからね。
この時の年俸は公表されていませんが、ここまでの経歴を考えれば、年俸は大幅に上がったはず。
地道に移籍を繰り返しながら、ステップアップしてきたジェイミー・ヴァーディにとっては嬉しかったことでしょう。
年俸だけで生活を送られるようになったのですから!
大きな転機を迎えたのは、プレミアリーグ優勝した時でしょうね。
翌シーズンからの年俸は調べると出てきました。ジェイミー・ヴァーディの年俸は、6億5000万円。
プレミアリーグ優勝に導いた選手には、これぐらいの年俸は必要でしょう!
ただ、金満クラブではないレスターにしたら、ジェイミー・ヴァーディの年俸6億5000万円は厳しかったでしょうね・・・。
功労者ですから、レスターとしたら出してあげたいと思ったのでしょう!
底辺から這い上がってきたジェイミー・ヴァーディは多くの人に勇気を与えたことでしょう。
移籍の回数も多く、その都度結果を出し、ステップアップを繰り返してきたことは、若手選手のお手本となり、第二のジェイミー・ヴァーディが出てくるかもしれませんね。
移籍は、もうなさそうですし、年俸も上がることはないでしょう。
それでも、ジェイミー・ヴァーディの活躍は変わらないと思われます。
今シーズンも調子が良さそうなので、昨シーズンのように得点王争いに名乗り出てきてほしいですね!
まとめ。
今回は、ジェイミー・ヴァーディの移籍と年俸の推移について書いてみました。
底辺からのスタートで、移籍を繰り返し、ステップアップしてきた素晴らしい選手。
レスターに移籍してからは、ジェイミー・ヴァーディの能力が開花し、日が当たるようになりましたね。
気になる年俸ですが、週給30ポンドからのスタートで、年俸6億5000万円まで昇り詰めましたね。
サッカー選手だけの年俸ではやっていけなかった時代のことを考えると、今は幸せでしょう。
もう、移籍、年俸アップはないと思われますが、ジェイミー・ヴァーディの活躍は変わらないと思われます。
今シーズンも得点王争いに割って入ってきてほしいですね!
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