強豪インテルで活躍するニコロ・バレッラ選手。
小柄でありながら、ピッチを縦横無尽で走り回り、チームに活力を与えてくれます。
確かな足元の技術と両足から繰り出される正確なパスで攻撃を組み立てることも可能。
現代サッカーの中盤の選手に必要なものを全て兼ね備えていると評価をされる選手です。
強いイタリア代表復活に欠かせない選手として期待されています。
今回は、ニコロ・バレッラ選手のポジション、プレースタイルについて書いていきたいと思います。
参考元:https://www.transfermarkt.com/nicolo-barella/profil/spieler/255942
ニコロ・バレッラのポジション、プレースタイルは?
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ニコロ・バレッラ選手のポジションは、セントラルミッドフィルダーのポジションがメインです。
ボランチの一角を担ったり、トップ下でも起用されています。
ニコロ・バレッラ選手のプレースタイルの特徴を挙げると、
- 守備力
- レジスタとしての役割
- 確かな足元の技術
が挙げられると思います。
守備力
ニコロ・バレッラ選手のプレースタイルのと大きな特徴としてはボールを奪うところですね。
デュエル勝率が高いことを評価され、インテルに加入できたようです。
インテルに加入の際に、HPで紹介されていた文章です↓
「昨季セリエAでニコロは最もボール奪取した選手であり、さらに過去2シーズンでは最もデュエル勝率が高かった選手である」
とにかく、ボールを持っている選手への寄せが速い!これも、ニコロ・バレッラ選手が試合を読む力が優れている証拠でしょう。
寄せが速いので相手もやりにくいですし、ミスを誘発させることも出来ますね。
ただ、アグレッシブな守備は良いのですが、イエローカードをもらうことが多いことが問題。
リーグ戦で10枚前後のイエローカードをもらっているので少し改善したほうが良いでしょう。
ニコロ・バレッラの守備のシーンはコチラ↓
Nicolò Barella 19/20 🎵 pic.twitter.com/6i4pvV3HJf
— Ryan | Nerazzurri (@rayan_inter) December 21, 2020
レジスタとしての役割
正確なキックを持っているニコロ・バレッラ選手はレジスタとしての役割も担っています。
イタリアのレジスタと言えば、ピルロ氏ですが、近いものを持っているような気がします。
※1番近い選手は、サンドロ・トナーリ選手のような気がします。
キックの精度に目が行きがちですが、足元の技術も素晴らしいものがあり、ワンタッチで相手をいなすことも可能!
時折見せるオシャレなパスにも注目です。ヒールパスとかありますよ。
ピルロ氏似ているというと、サンドロ・トナーリ選手!となっていますが、ニコロ・バレッラ選手のプレーにも注目してみましょう!
Nicolo Barella vs. Shakhtar Donetsk compilation ⚫️🔵🇮🇹
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pic.twitter.com/lk3cD7WOE8— thomas (@FClMthomas) August 18, 2020
確かな足元の技術
ニコロ・バレッラ選手は足元の技術が非常に高いことでも有名!
狭い場所でもボールを奪われず、キープすることができます。
ボールをキープし、相手をひきつけ、味方に素晴らしいパスを供給するシーンが目立ちますね。
パスだけでなく、隙あらばミドルシュートでゴールを狙う姿勢も見せてくれます。
ニコロ・バレッラ選手の確かな足元の技術がわかる動画を載せてみました↓
パス、シュート、ボールキープどれをとっても高いレベルの選手ですね!
強いインテル、イタリア代表に欠かせない選手ですので、EURO、W杯では要チェック人物です。
ニコロ・バレッラの弱点は?
ニコロ・バレッラ選手の弱点といえば、先ほど書いた通りイエローカードの多さ!
カリアリ復帰後のイエローカードの枚数を見てみましょう。
※公式戦すべてでです。
- 2016-2017:イエローカード9枚
- 2017-2018:イエローカード14枚
- 2018-2019:イエローカード8枚
- 2019-2020:イエローカード15枚
参考元:Nicolò Barella – Detailed stats (Detailed view) | Transfermarkt
2018-2019シーズンは、イエローカード2枚もらった試合が2試合あったことも・・・。
果敢にボールを奪いに行ってくれているので仕方がないと思われますが、ちょっと多いかなと思いますね。
大人しくなれば、ニコロ・バレッラ選手らしくなくなるので何も言えませんね。
退場にならない程度におさめてもらえれば良いのかなと思います。
ニコロ・バレッラの経歴
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ニコロ・バレッラ選手は地元のスクオラ・カルチョ・ジジ・リーヴァというクラブで育ち、カリアリのユースチームに移りました。
そして、2014-2015シーズンにトップチームデビューを果たしました。
この時は、プリマヴェーラでもプレーをしていて、1番大変な時であったと思われます。
2016年1月に、コモにレンタル移籍をします。
コモでは16試合に出場することができ、ニコロ・バレッラ選手にとって良い移籍であったと思います。
選手は試合に出てナンボですからね!
カリアリに復帰した2016-2017シーズンはリーグ戦28試合に出場し、翌シーズンは34試合に出場しています。
カリアリの中心選手としての地位を確立したニコロ・バレッラ選手は、2018-2019シーズンは35試合に出場。
ニコロ・バレッラ選手の活躍がインテルの目に留まり、2019-2020シーズンからレンタル移籍でインテルに加入!
買い取り義務がついたレンタル移籍であったので、2020-2021シーズンにインテルに完全移籍となりました。
イタリア代表はU-15から選ばれ続けています。
エリートコースを歩んできた選手ですね!
A代表初選出は、2017年10月に行われたW杯予選マケドニア、アルバニア戦。
マルコ・ヴェッラッティ選手の代役として選出されましたが、この時は出番がなかったようです。
1年後に行われた国際親善試合ウクライナ戦でA代表デビューを果たし、今ではイタリア代表の常連となっています。
近年、復活しつつあるイタリア代表なので、大舞台でニコロ・バレッラ選手の活躍が見れそうですね。
EURO2020がありますので、どこまで活躍できるのか?楽しみなところ。
W杯カタール予選もありますので、ニコロ・バレッラ選手の活躍に注目をしてみましょう。
まとめ
今回は、ニコロ・バレッラ選手のポジション、プレースタイルについて書いてみました。
インテルに完全移籍をし、注目度も上がっています。
攻撃陣がウリのインテルで、ニコロ・バレッラ選手のような選手は必要となります。
アグレッシブな守備でチームを鼓舞し、ユベントスの連覇を止めてほしいものです。
ニコロ・バレッラ選手をはじめ、タレントは十分!そろそろ、インテルの時代が来るかもしれません。
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