ネイマールの背番号はなぜ「10番」なのか?
彼のキャリアを振り返ると、サントスからバルセロナ、パリ・サンジェルマン、そして現在のアル・ヒラルに至るまで、背番号には常に意味が込められてきました。
この記事では、ネイマールがこれまでに着用してきたクラブ・代表での歴代背番号を一覧で網羅。
さらには、「200番」「100番」など特別な背番号を着けた超レアなエピソードも紹介しています。
ブラジル代表で「10番」を背負って金メダルを獲得した五輪での裏話や、バルセロナ時代の“11番”での輝きまで、ネイマールの背番号に込められたストーリーを徹底解説!
サッカーファン必読の保存版記事として、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
クラブ別・代表別!ネイマールの背番号一覧【完全保存版】
クラブ別:歴代背番号まとめ表
所属クラブ | シーズン | 背番号 |
---|---|---|
サントス(初期) | 2009〜2013 | 7、11、10、200 |
バルセロナ | 2013〜2017 | 11 |
パリ・サンジェルマン | 2017〜2023 | 10(ごく一部で11、12) |
アル・ヒラル | 2023〜現在 | 10 |
サントス復帰 | 2024〜 | 10、100 |
ブラジル代表での背番号年表
年/大会 | 背番号 |
---|---|
2010年デビュー時 | 11 |
2013年コンフェデ杯 | 10 |
2014年W杯 | 10 |
2016年リオ五輪 | 10(U23) |
2018年W杯 | 10 |
2022年W杯 | 10 |
2024年W杯予選 | 10(継続中) |
クラブ、ブラジル代表両方で10番を背負っていますね。
ネイマールの背番号遍歴を完全網羅!クラブ別の変遷と意味
ポルトゲーザ・サンティスタ時代:ユース時代の10番は伝説の始まり
#tbt 1⃣0⃣@neymarjr jogou na Portuguesa Santista (@briosaoficial) de 1998 até 2003. Alguém lembra dessa época? ⚽#tbt 1⃣0⃣@neymarjr played in ‘Portuguesa Santista’ (@briosaoficial) from 1998 until 2003. Does anyone remember this moment? ⚽#Neymar #NeymarJr #Brasil #Briosa pic.twitter.com/8eyKPtTiQQ
— Neymar Jr Site (@NeymarJrSite) July 11, 2019
ポルトゲーザ・サンティスタ時代の背番号です↓
シーズン | 所属クラブ | 背番号 |
1999-2003 | ポルトゲーザ・サンティスタ (ユース) |
10? |
ネイマールのキャリアは、サントスの前に在籍していたポルトゲーザ・サンティスタのユースチームからスタートします。
この時期からすでに背番号「10番」を与えられていたという記録もあり、「小さな王様」の片鱗を見せていたと語られています。
ブラジルでは10番は特別な番号。若い時期からその意味を理解し、誇りを持っていたネイマール少年の姿が目に浮かびますね👦
サントス時代:11番でブラジルを沸かせた天才の誕生
サントス時代の背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2008-2013 | 11 |
2008年にサントスと契約をしたネイマール選手。
ネイマールが一躍スターダムにのし上がったのが、ブラジル・サントスでの時代。
当初は「7番」「11番」を使っていましたが、2011年頃からはチームの中心として「10番」を背負うようになります。
この時期に南米王者・リベルタドーレス杯を制覇し、「ブラジルの至宝」と呼ばれるように。
特に「11番時代」のネイマールは切れ味鋭く、どこか自由奔放なイメージがありますよね🌟
バルセロナ時代:メッシとの共演で輝いた“背番号11”
バルセロナでの背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2013-2017 | 11 |
2013年にスペインのバルセロナへ加入したネイマール。
このときは「メッシ=10番」が不動だったため、ネイマールは自然と「11番」を選択しました。
ここで誕生したのが伝説のトリオ「MSN(メッシ・スアレス・ネイマール)」。
バルサ時代は主にウイングとしてプレーし、「11番=サイドで切り裂くアーティスト」という印象を確立。
4シーズンで公式戦186試合105ゴールという圧巻の成績を残しました⚽️🔥
印象的なシーンと言えば、2016-2017シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのPSG戦でしょう。
ネイマールの活躍により、1stレグ0-4からの大逆転劇!
あり得ない瞬間でしたね。
Emejing Barcelona 6 – 1 PSG #BARPS #barcaday
Neymar 4 – 1
Neymar 5 – 1
Sergi Roberto 6 – 1
Selamat barca pic.twitter.com/Q3k4CrbHOA— Kyay Mamad (@Kyay_Mamad) March 8, 2017
この逆転劇は長く語り継がれることでしょう。
パリ・サンジェルマン時代:10番を背負った世界最高額の男
2017年、ネイマールは、当時の移籍金世界最高額(約2億2,200万ユーロ)でPSGへ電撃加入。
ここで彼に与えられたのは、ついに「10番」。
これはエースの象徴であり、メッシの隣から「主役の位置」へと移ったことを意味しています。
実際、パリ時代のネイマールは得点・アシストともに圧巻の数字を残し、リーグ優勝を量産。
一部の試合で「11番」「12番」を着用していた記録もありましたが、それはカップ戦の時ですね。
2019-2020シーズンに背番号12の時がありました。
なぜ?12番なのかというと、クープ・ドゥ・フランスには背番号にルールがあるためです。
先発の11人は1番から11番までのポジション別背番号をつけるというルールのため、ネイマール選手は12番を背負っていたようです。
Petit hommage aux cracks ce soir 🤪 @Falcao12oficial x @ThierryHenry pic.twitter.com/4zKG6qp6KA
— Kylian Mbappé (@KMbappe) January 19, 2020
不思議な感じがしますが、ルールなので仕方がないですね。
2022-2023シーズンには背番号11番を背負ったこともあります。
Neymar Jr 11, Messi 10… como nos velhos tempos. ♥️ pic.twitter.com/O5TRn4EGE4
— Pics Neymar Junior (@picsnjr) February 8, 2023
バルセロナ時代を彷彿させますね。
11番も似合いますが、ネイマールは10番が似合う選手だと思っています。
アル・ヒラル時代:サウジでの“背番号10”の意味とは?
🚨 Al-Hilal sold more than 10,000 Neymar shirts in barely 7 hours after his signing! 😲💰🇸🇦
(Source: @lequipe) pic.twitter.com/3HcO7usYka
— Transfer News Live (@DeadlineDayLive) August 16, 2023
2023年にサウジアラビアのアル・ヒラルへ移籍したネイマール。
このクラブでも当然のように「10番」を背負ってプレーしています。
10番はチームの象徴でもあり、クラブの世界戦略的にも「ネイマール=10番」というブランディングは欠かせない要素。
アジア圏でも10番のユニフォームは爆発的に売れているそうです👕✨
サントス復帰後:原点回帰の“10番”を再び背負う理由
2024年、ネイマールは古巣サントスへの復帰を発表。
ここでもやはり「10番」が与えられる予定で、ファンからも「原点回帰のエモすぎる10番」と話題になりました。
「ネイマールの10番をまた見られるなんて…」という声がブラジル中で溢れ、SNSは歓喜の嵐。
10代の頃から育ったクラブで、再び10番を背負う姿は本当に感慨深いものがありますよね🥹
ブラジル代表での背番号遍歴とその意味
ブラジル代表での背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2009-2010 (U-17) |
11 |
2011-2012 (オリンピック) |
11 |
2015-2016 (オリンピック) |
10 |
2010-2011 | 11 |
2012- | 10 |
ネイマールがブラジル代表デビューを果たしたのは2010年、18歳のときでした。
このときに着けていたのは「11番」で、ロナウジーニョやロマーリオといった偉大なドリブラーたちの系譜に属する番号でした。
その後、2013年のコンフェデレーションズカップで「10番」に変更されると、それ以降の代表戦ではずっと「10番」を背負い続けています。
この「10番」はもちろん、ペレ、ジーコ、ロナウジーニョといったブラジルサッカーを代表する伝説的選手たちの背番号でもあります✨
ネイマールは「10番」に対して非常に強い誇りと責任を感じていると語っており、その後の2014W杯・2018W杯・2022W杯でも10番を継続。
また、2016年のリオ五輪でもキャプテンとして「10番」を着用し、母国に初の五輪金メダルをもたらしました🥇
まさに、「ネイマール=10番」は、代表チームにおける象徴として完全に定着していると言えるでしょう。
背番号にまつわるネイマールのエピソード集
なぜネイマールは“10番”にこだわっているの?
よく「ネイマール=背番号10」というイメージを持たれがちですが、実は本人は最初から10番に強いこだわりを持っていたわけではありません。
サントス時代、彼が本当に着けたかったのは憧れの存在・ロビーニョと同じ7番でした。
しかしロビーニョがサントスに復帰したタイミングで、その番号を譲り、次に選んだのが11番だったと、本人が語っています。
このことからも分かるように、ネイマールにとって背番号選びは「栄光」よりも「尊敬」や「憧れ」に基づくもの。
結果として10番を背負うことが増えましたが、それはキャリアとともに自然に得た“役割”であって、“執着”ではないのかもしれませんね。
クラブと代表で背番号が違う理由
バルセロナでは「11番」だったネイマールですが、代表ではずっと「10番」を着けていました。
これはメッシという絶対的存在がクラブにいたからで、本人も自然とそれを受け入れていたようです。
逆に代表では「自分が中心であり責任を持つ」という想いから10番を選んでいたのが印象的です。
この柔軟さと、場に応じてベストな役割を果たす姿勢も、ネイマールらしいところですよね。
五輪での「10番」と金メダルの関係
2016年リオ五輪では、ネイマールがU-23ブラジル代表のキャプテンとして「10番」を背負い、母国に悲願の金メダルをもたらしました🥇
決勝ではPKを自ら蹴って沈め、歓喜の涙を流す姿が印象的でした。
しかしその一方で、ブラジル代表OBの一部からは「若手主体の大会で10番を着けるべきではない」という批判も。
「ペレやジーコが築いた10番の重みが軽くなった」という声も一部に上がり、議論を呼びました。
ネイマール自身はこうした声に一切動じず、「自分は誇りを持ってこの10番を背負っている」と語っています。
賛否を超えて、やはり“あの瞬間の10番=ネイマール”だったという事実は、今でも記憶に残っていますよね。
サントス復帰後:原点回帰の“10番”と特別な「100番」&「200番」
2024年、ネイマールは古巣サントスへの感動的な復帰を果たしました。
多くのファンが「やっぱり10番だよね」と期待するなか、なんと彼が着けたのは背番号「100番」!
引用:nytimes
これはサントスFC創立100周年を記念した特別仕様で、ネイマールのクラブ愛とファンサービス精神が込められた“お祝いユニフォーム”だったのです🎉
そして実は、それに先立つ2012年にも、通算200試合出場を記念して「200番」のユニフォームを着用していたという驚きのエピソードもあります。
引用:dailymail
この試合ではアトレチコ・ミネイロ相手に、華麗なドリブルからのゴールでファンを魅了しました⚽️
メッシやC・ロナウドでさえ成し得なかった“200番ユニ”でのゴールは、ネイマールならではの唯一無二の輝きですね✨
さいごに
今回は、ネイマール選手のクラブ、ブラジル代表での歴代背番号について書いてみました。
アル・ヒラルでも背番号10を背負うことになりましたね。
本当に、10番が似合う選手です。
クラブ、ブラジル代表の歴代背番号を見てみると、10か11ばかりでした。
見慣れたせいか?
それ以外の背番号は似合わないと思ってしまいます。
新天地アル・ヒラルで他のスーパースターに負けない活躍を見せることが出来るのか?
凄く楽しみですね。
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