2020年2月10日に追記しました。追記は後半部分です。
ピョンテクがミランに移籍をしたことは、サッカー界では驚きでしたね。
ピョンテクの移籍に関しては、レアルやアトレティコ、ドルトムントも獲得に動いていました。
ドルトムントは戦力を充実させるためでしょうけれども、レアルとアトレティコは即戦力としてピョンテク獲得を目指していたはず。
ピョンテクにとっては大きなチャンスであったと思われますが、なぜかミランに移籍。

なぜ、ピョンテクはミランに移籍を決めたのでしょうか?
今回は、ピョンテクがミランに移籍をした理由について書いていきたいと思います。
なぜ、ピョンテクはミランに移籍を決めたのか?
今のミランの状態を考えると、良い選択ではないと思われます。
しかし、ピョンテクはミラニスタであったことを入団会見で話していましたが、それが本当の理由でしょうか?
少し、ミランの状況を振り返りたいと思います。
まずは、UEFAチャンピオンズリーグは出場できませんし、ヨーロッパリーグは出場権を得ていましたが辞退。
理由は、
ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)制度違反の処分までの猶予期間を引き延ばすため。
と報道されていました。
※ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)とは、
UEFAに加盟するクラブは、移籍金や人件費などの支出が、移籍金や入場料、テレビ放映権料、大会賞金、スポンサー収入などのクラブがサッカーによって得た収入を上回ることを禁じられた。
金融機関からの借入金によってやオーナーの資産によって赤字を補填することもできない。
ただし、サッカークラブの本質である育成に関する費用や、スタジアムや練習場などに施設を整備する費用は支出にふくまれないとされている。審査は過去3年間の合計で行われる。
このルールを守らないと、UEFAチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ出場権をはく奪されてしまいます。
ミランは、UEFAからの処分を引き延ばすために行いました。今シーズンは、ヨーロッパリーグも出られません。
ちなみに、ピョンテクがミランに移籍した時は辞退していません。
UEFAチャンピオンズリーグ出場の可能性も残していました。
リーグ戦5位でフィニッシュしたとはいえ、下手をすると、もう少し下の順位でもおかしくなかったミラン。

そのミランに移籍した理由は、ミランの中心人物になれると考えていたからのようです。
今のミランの状況を考えれば、ピョンテクのようなストライカーが加入してくれれば、チームの中心選手、救世主になれます。
ピョンテクのプレースタイルを考えれば、一人でも持ち込める力もあるのでやれるとは思いますが、やはり周りに良い選手が揃っていないと厳しいかなと思いますね。
その中で活躍できれば、ピョンテクの評価も大幅に上がりますし、自分中心のチームにすることも可能です。
そこまでピョンテクが活躍できるのか?ピョンテクとミランの活躍に注目したいところです。
ピョンテクがミランに移籍した理由は中心選手になれるからと言っていたようですが、違うところもあると思います。
私なりに、ピョンテクがミランに移籍をした理由について書いてみたいと思います。
ピョンテクがミランに移籍をした理由は?(私見)。
ピョンテクがミランに移籍をした理由は先ほどの理由がメインであると思います。
それ以外にも理由があると私は思いますね。
なぜ、レアルやアトレティコ、ドルトムントではなく、ミランに移籍を決めたのか?私の意見を書いていきたいと思います。
まずは、各クラブとピョンテクのプレースタイルが合うか?どうか?ですね。
ピョンテクのプレースタイルについてはコチラに書いてあります→クシシュトフ・ピョンテクのプレースタイルは「アノ選手」に似ているのか?
単純に、ピョンテクのプレースタイルを考えるとレアルはないなと思います。前線のターゲットとしては素晴らしいですが、フィットしない可能性が高い。
ヨビッチなんかもレアルよりセリエAの方が合っているかも・・・。みたいなことを言っていました。
アトレティコも何か雰囲気が合わないような気がしますね。堅守速攻は合うかもしれませんが、リズムに馴染めないような気もします。
そう考えると、ドルトムントは、ピョンテクに合っていると思われますが、出場機会と中心になれるか?どうか?ですよね?
まず、初めのうちは厳しいでしょう、その後でも厳しい競争があるのでわかりません。
話に上がっていたクラブで書いてみましたが、ピョンテクに合わないということがミラン移籍の大きな理由だったのかもしれません。

ジェノアでも適応していましたし、違うリーグに移籍をして、逆にチャンスをつぶしたくなかったのではないでしょうか?
凄い選手といえど、違う環境、リーグに適応するまでには時間がかかりますし、その間に試合に出られなくなるのが嫌だったと思われます。
ピョンテクの言う中心になれるという大きな理由に繋がってしまのですが。
大きく環境を変えたくなかったというのが本音かなと思います。しかも、低迷中の名門復活の手助けとなれば大きな注目を浴びます。
その時に、ピョンテクはビッククラブに移籍するのではないでしょうか?
ピョンテクがミラン再建に貢献することができるのか?目標であるミランの中心選手になれるのか?注目して見ましょう!
今シーズンが終わった時に、ピョンテクがミランに移籍して良かったと言われるシーズンを過ごしてほしいですね!
ここから追記しました。
ピョンテクは2020年の冬の移籍市場で、ブンデスリーガ1部ヘルタ・ベルリンへ移籍をしました。
結果を残せなかったこともあるでしょうが、イブラヒモビッチの加入が大きかったのかなと思いますね。
私としては、シーズン終了までミランでプレーをしてほしかったですが、出場機会の確保を考えれば仕方がないことですかね。
では、ピョンテクはヘルタ・ベルリンに、どのような条件で移籍をしたのかについて書いていきます。

ピョンテクは、ヘルタ・ベルリンに移籍をした時の条件は?
ピョンテクは、ヘルタ・ベルリンに移籍をした時の条件は移籍金は2700万ユーロ(約28億円)。
完全移籍での移籍でした。
さらに、成績に応じて、ボーナスを支給されるといった条件だったようです。
失意のピョンテクにとっては素晴らしい条件。ピョンテクの実力を考えれば当然かもしれません。
現在のミランの状況を考えれば、良い決断をしたのかなと思われます。
ピョンテクは周りのおぜん立てがないと厳しいので、ピョンテクを活かしてくれるクラブへ行かないと輝けないのでしょう。
実際に、唯一、ピョンテクを輝かせてくれそうだったスソを真ん中に持ってきた時点でミランは終わりましたからね。
ブンデスリーガで再び輝きを取り戻せるのか?注目したいところ。
冬の移籍で、EUROに影響が出ないことを祈っています。
まとめ。
今回は、ピョンテクがミランに移籍した理由について書いてみました。
なぜ、今、ミランなのか?という人が多かったと思われますが、理由を見てみると、ピョンテクの狙いがハッキリしました。
果たして、ピョンテクが目標に掲げるミランの中心選手になれるのか?今シーズンの活躍で決まると思われます。
シーズン終了後に、ピョンテクがミラン再建することができたのか?楽しみにしたいですね!
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