切れ味が鋭いドリブルでチャンスメークをしてくれる乾貴士。

細かいタッチで抜いていくドリブルも上手いですが、上半身のフェイントで抜くことも上手い。
多くのサッカー関係者が、乾貴士のドリブルを評価している。
しかし、乾貴士自身は、ドリブラーではないと言っています。
なぜなんでしょうか?ドリブルで仕掛けるシーンが多いとは思いますが。
今回は、乾貴士が、ドリブラーではないと言っている理由と評価をされているところについて書いていきたいと思います。
後は、乾貴士が、どんなドリブル練習をしていたのかについても書いていきます。
まずは、乾貴士が自身は、ドリブラーでないと言っている理由について書いていきたいと思います。
この記事の内容
なぜ、乾貴士は、ドリブラーではないと言っているのか?
乾貴士は、なぜ、ドリブラーではないと言っているのでしょうか?
多くの方は、乾貴士=ドリブルと思っているはず。私も、その一人です。
しかし、乾貴士が否定している理由を見ると納得をしてしまいました。
乾貴士は自分自身のプレーの特徴を、こう言っていました。
「味方の良いところを引き出しながら、自分も生かされる。そんな感じですかね」
この話を聞いて、なるほど!そうだなと思いましたね。
確かに、乾貴士は、ドリブルをします。それは、攻撃の選択肢の一つであり、こだわっているわけではなさそう。
野洲高校で、全国制覇した時もドリブルで仕掛け、味方にスペースを作り、ヒールパス。
そこから、決勝点を決めることになりました。今でも語り継がれるパスワークでしたね。
サッカー日本代表でもドリブルは使いますが、長友佑都とのコンビネーションで崩していますしね。
サッカーW杯の2ゴールを見て見るとわかります。動画を載せました。
ワンシーンなので、ドリブルの場面はなかったですね。
最近は、乾貴士=右45°からのシュートの方が、イメージが強いかなと思われます。
※昔からですが、サッカーW杯の影響が強いでしょうね!
年齢のせいもあるかもしれません。うまい具合に、ドリブル、パスを使い分け、相手を混乱させています。
乾貴士は、ドリブラーではないという話は何となく納得はいきます。
しかし、乾貴士のドリブルは大きな武器!そこで、次は、乾貴士のドリブルが評価されている点について書いていきたいと思います。
乾貴士のドリブルで評価されている点は?【動画あり】。
乾貴士の高い評価をされています。いったい、どんなところが評価されているのでしょうか?
まずは、松井大輔が言っていたことですが、”速い”というのが特徴ですね。
ちょっと、乾貴士のドリブルの動画を見て見ましょう。
ドリブルの素早さの他に、判断の速さがありますね。
松井大輔は、
単純な走りだけじゃなくて、パスを出した後に抜け出していく、その動きがものすごく速いっていうイメージだった。
っと評価していました。
これが、乾貴士がスペインで活躍できている大きな要因でしょうね。
乾貴士のプレーのリズムが、独特のリズムを持つスペインのサッカーに合っていたのでしょう!
多くの日本人選手が苦戦しているスペインで活躍できることが凄いですからね。
また、有名な話ですが、ドリブルデザイナーの岡部将和も乾貴士のドリブルを高い評価!
ゴール前でこんなに力みないプレーするなんて 脱力オバケ
そしてドリブルで仕掛ける量が多く
メンタルオバケでもある
流石、ドリブルデザイナー!乾貴士の凄さを短い文章で表現している。
ドリブルの凄さだけでなく、力みのないプレーが凄いというのが上手い!
本当に、その通りなんですよね。乾貴士は、力みのないプレーをしているので、相手は読みづらいですし、厄介。
何を仕掛けてくるのかがわからない。
そんな、乾貴士にドリブルデザイナーの岡部氏が指導をした動画がありました。
乾貴士にドリブルの指導って凄いですね!直接指導したことがあるから、あのようなコメントができたのでしょう。
今後も、スペインで活躍が期待される乾貴士。得意のドリブルと判断の速さで、ゴール、チャンスを多く演出してくれることでしょう。
そんな、乾貴士ですが、ドリブルが得意になるために、どんな練習をしてきたのでしょうか?
次は、乾貴士のドリブルの練習方法について書いていきたいと思います。

乾貴士は、どんな、ドリブル練習をしてきたのか?
乾貴士は、どんな、ドリブル練習をしてきたのか?
乾貴士の経歴を振り返っていくと、一番大きな影響を受けたのが、セゾンFCに所属していたことでありました。

セゾンFCは、ドリブルに拘りを持ったチームのようで、実際の練習でもドリブル中心のメニューが多いらしい。
コーチいわく、
ドリブルがしたい子が多いらしく、ドリブルを武器にしたい子が集まるらしい。
パスサッカーが流行り始めた時なのに珍しいですね。ドリブルできる選手に憧れていたのでしょうか?
ワールドカップなどで、個人技の差を痛感したからなのでしょうか?
もちろん、ドリブルばかりやっているわけではないですが。
それでは、サッカーが成り立たなくなりますからね。当たり前か!
コーチいわく、
サッカーはパスゲームで、パスをいかすためのドリブルを選手にはやってもらっている。
と言う。
さらに、ドリブルでボールを失わないように相手に気づかれない方法のためにドリブルの練習に時間を割いている。
ドリブルが、武器になると説明している。実は、それが、セゾンFCの目的なのだ。
パスを活かすためのドリブル練習か!乾貴士も、そんな感じのドリブルをしている気がする。
マークを引き寄せて、味方をフリーにする様にしている場面が多い。
普段から、ドリブルをするような環境にいたことが大きかったようですね。
監督の言っているように、パスを活かすドリブル、味方を活かすためのものというのは、ここからきているのですね。
冒頭に書いた、乾貴士は、ドリブラーということを否定していた大きな理由は、ここが原点であったのです!
さらに見ていくと、乾貴士は貪欲で、練習後も個人練習をしていたそうです。
そのくらいやらないと、ドリブルは上手くならないよ!と示してくれていますね。
乾貴士が、どんな練習をしていたかはわかりませんでしたが、ボールを多く触っていたことと、セゾンFCの良い指導があったからということでしょうね。
ドリブラーを否定している乾貴士ですが、実は、ドリブルは好きとのこと。
乾貴士にとって、ドリブルとは何なのでしょうか?最後に、乾貴士にとって、ドリブルとは?何なのかについて書いていきます。
乾貴士にとってドリブルとは?
しかし、ドリブル自体は好きとのこと。
セゾンFCでの練習が良かったようだ。上手くなったなと実感できるかららしい。
確かに、練習、試合をしていると上達したなと感じたことはありました。
あとは、相手との駆け引きがおもしろかったとのこと。相手の逆をついた時は、快感ですからね。
そういった瞬間が好きで、ドリブルが好きだったんですね。きっと。
乾貴士は、フェイントは、あまりかけないようです。
カラーコーンを置いて、その間をトップスピードでかわしていく練習をしていたようだ。
フェイントでかわすより、相手との間合いを見て突破する練習を繰り返していたんですね。
確かに変にフェイントかけて相手が戻る時間を与えてはよくないですからね。
シンプルにプレーすることを心掛けていたのですね。
動画を見ていてもわかりますが、プレーがシンプルであるのが、長く第一線で活躍できる要因なのでしょう。
今後も、エイバルで素晴らしいドリブル、プレーを見せてほしいですね!
まとめ。
今回は、乾貴士が、ドリブラーではないと言っている理由と評価されている点、ドリブルの練習方法について書いてみました。
乾貴士の試合を見ていると、確かにドリブラーと言うわけではないです。
動画なのでは、部分的にしか見れないので、試合全体を見ていれば違うなと思います。
ただ、ドリブルが多いので勘違いされても仕方がないことですね(笑)。
今後も、エイバルで素晴らしいドリブル突破を多く見せてくれることを期待しています!
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