2020年4月26日に追記しました。追記は後半部分です。
昨日の試合では、悪役として名前が知れ渡ってしまった伊東純也。
イニエスタへのチャージで二人で交錯した時に、イニエスタが足を押さえ、悶絶。
約1分半、イニエスタはピッチに倒れこんでいたが無事に立ち上がりプレーを続行。後半37分までプレーをし、神戸を勝利に導いた。
伊東純也も狙ってやったわけではないと思うが、海外メディアから、
「どうやってあんなキックをイニエスタにするのか? 日本人選手の伊東が、神話的なスペイン人選手の足首をあわや破壊しかけた」
「なんてキックだ」
と報道され、ちょっとした有名な人になってしまった。
勢いあまって行ってしまったと思いますが、そこが彼のプレースタイルの良いところではありますので、大きな問題にはならなかったのでしょうね。
今後は、若さゆえのチャージは控えるようにしないとですね。
豊富な運動量で攻守においてチームを助けますし、持ち味の俊足もあるので、今持っているプレースタイルに駆け引きなどの経験を増していけば、もっと良くなるでしょうね!
そこで、今回は、伊東純也のプレースタイルについて書いていこうと思います。俊足を活かしたプレースタイルだと思われがちですが、意外とそうでもないみたいですね。
ハリルホジッチ監督にも認められた逸材について見ていきましょう。
まずは、伊東純也のプロフィールから書いていきます。
この記事の内容
伊東純也のプロフィール。
愛称:IJ
国籍:日本
生年月日:1993年3月9日
出身地:神奈川県横須賀市
身長:176cm
体重:68kg
在籍チーム:KRCヘンク
ポジション:FW (RWG, ST) / MF (RSH, RWB)
背番号:7
利き足:右足
2015:ヴァンフォーレ甲府
2016-2020:柏レイソル
2019-2020:→ KRCヘンク (loan)
2020-:KRCヘンク
伊東純也は、鴨居SCというクラブでサッカーを始めました。
その後、横浜F・マリノスのジュニアユースを受けますが落選。
中学時代は横須賀シーガルズジュニアユースに所属をし、高校は公立の逗葉高校に進学。
高校時代には目立った活躍がなかったそうですが、複数の大学からオファーが来ました。
その中で、選んだのが、神奈川大学!
伊東純也は高校時代無名に近いと言われていますが、大学からオファーが来るということは、それなりに有名だったことでしょう。
神奈川大学に進学後、3年時には得点王とベストイレブン。
翌年には、アシスト王に輝きました。(それぞれ、関東大学2部リーグでのこと)。
甲府と山形からオファーを受け、甲府に入団。1年在籍をし、2016年から柏に移籍をし、一気にブレイク!
ここから、伊東純也は有名となり、日本代表の常連にまで成長。
ベルギーのヘンクではレギュラーポジションを勝ち取り、チャンピオンズリーグも経験。
今後、日本代表の攻撃の軸になれるのか?注目ですね!
では、伊東純也は、どんなプレースタイルが持ち味なのでしょうか?
伊東純也のプレースタイルは?他のウイングの選手とどこが違うのか?
伊東純也の持ち味とすれば、最初に挙げられるのはスピードでしょう。
50mを5秒後半で走るという話で有名ですからね。
そのスピードを活かしたドリブル突破が伊東純也のプレースタイルですね。
他のウイングの選手とちょっと違うプレースタイルは、伊東純也の場合は縦に突破するところかなと思います。
もともとFWの選手だったところもあり、ドリブルのスキルもあります。
ドリブル突破で相手陣内の深いところまで持っていく力があるところが、他のウイングの選手と違うところかなと思います。
俊足の選手のプレースタイルは、割とスペースでもらうか、相手の裏を取る動きで相手陣内に入っていく選手が多いですが、伊東純也は、自分でも持っていきますからね。
元FWということで、シュートへの意識が高いのも伊東純也のプレースタイルの特徴ですね。
後は、運動量が豊富なので、攻守にわたってチームを助けられるところが特徴でしょうか?
この点は、ウイングの選手は誰でも持ち合わせているので当たり前と言えば当たり前ですね。
日本代表候補の選手だと、浅野拓磨とよく比較されます。
浅野拓磨のプレースタイルはドリブル突破というよりか、裏のスペースへの走りでボールをもらうことの方が得意なのかなと思います。
2人とも俊足ですが、伊東純也のプレースタイルとは、違うのでその違いを上手く出せるかがポイントでしょうね。
久保裕也も右のウイングで起用されてましたが、久保裕也もFWの選手なのでボールコントロールやシュートへの意識は高いです。
ここら辺は、似たようなプレースタイルですね。
久保裕也のプレースタイルはウイングよりかは、FWの選手だと思うので、今後はウイングよりもFWでの起用の方が多くなるのではないでしょうか?
森保監督が、2トップのシステムを取るなら久保裕也は、2トップの一角となるでしょうね。
久保裕也のプレースタイルについては、こちらに書きました→[必見!]久保裕也のプレースタイルの特徴とは?
原口元気が、伊東純也に似たようなタイプのプレースタイルなので、日本代表のライバルは原口元気なのかなと思います。
原口元気もドリブルのスキルも高いですし、攻守における運動量もありますからね。
後は、ブンデスリーガで揉まれていることもあり、フィジカル面も強いので、伊東純也も割って入るのであればフィジカル面の強化も必要になってきますかね。
では、伊東純也のプレースタイルをより進化させるためには海外移籍をした方が良いのかどうかについて書いていこうと思います。
伊東純也がより良いプレーヤーになるためには海外移籍をした方が良いのか?
答えは、海外移籍した方が良いと思います。
例え、それが失敗になったとしても1度は欧州のレベルを肌で感じてくる必要があるのかなと思いますね。
※ベルギーのヘンクへレンタル移籍をし、大成功!完全移籍を勝ち取りました!
確かに、伊東純也のスピードのあるドリブル突破などのプレースタイルは魅力的ではあります。
しかし、日本国内、アジアで通用しても欧州で通用するのかを知ってもらいたいですね。
伊東純也のプレースタイルで通用すれば自信につながりますし、ダメなら解決方法を探すことが出来ますし。
日本国内でやっていれば、伊東純也のプレースタイルは脅威です。
しかし、欧州の舞台では同じようなプレースタイルの選手も多いと思いますし、それ以上の選手も多いと思います。
そういった選手たちと毎週のように戦うことによって、伊東純也のプレースタイルの幅が広がっていくと思いますし、新しい伊東純也のプレースタイルを確立できるかもしれませんね。
特に、相手DFとの駆け引きや体の入れ方など。体の入れ方やぶつけ方は、是非、体感してきてほしいですね。
ワールドカップを見ていて、海外組は体に入れ方、ぶつけ方が上手いですからね。
伊東純也にとっては、海外移籍は遅い方になります。
22年のワールドカップに向けて、自身のプレースタイルを磨きつつ、フィジカル面や駆け引きの仕方を学んできてほしいですね。
ここから追記しました。
伊東純也は、2019年の冬にベルギーのヘンクに移籍を決断。
実力的には、スタメンより下という評価をされていました。しかし、ヘンクは、伊東純也の実力を見誤っていましたね。
海外移籍を果たした伊東純也のプレースタイルは、どのように変化したのか?
ヘンクに移籍をしてからの伊東純也のプレースタイルの変化について書いていきたいと思います。
ヘンクに移籍後の伊東純也のプレースタイルの変化は?
ヘンクに移籍をしたおかげで、伊東純也のプレースタイルの幅が広がったように思えます。
割と、スピードを活かした縦への突破が多かったのですが、カットインをしてシュートや周りとの連携で崩していく姿が多くみられるようになりました。
Jリーグでは、スピードだけで抜けていたところが多かったのですが、ベルギーでは足りないと思ったのでしょう。
2019年から日本代表で、伊東純也のプレーを見ていると、味方を活かすための動きや自分を活かしてもらうような動きが増えてきました。
先日行われたモンゴル戦でも味方を活かしつつ、自分も活きるといったプレースタイルで輝いていました。
3アシストを記録する活躍を見せてくれましたね。しかし、モンゴル相手ということもあり、参考にならないかもしれません。
現在は、リーグ戦、UEFAチャンピオンズリーグで多くの経験を積んでいる状態なので、W杯カタール大会までに大きく成長してくれることと思われます。
高いレベルで経験を積んでいる伊東純也。今後もプレースタイルは変化していくことでしょう。
そうなると、日本代表の右サイドのポジション争いも面白くなってきます。
絶対的レギュラーである堂安律や期待の久保建英とのポジション争いは見ものです。
是非、今シーズンもリーグ戦で優勝して、毎シーズン、UEFAチャンピオンズリーグに出場して欲しいです。
本気の世界トップレベルの相手に腕を磨いてきてほしいですね。
どんどん変化する伊東純也のプレースタイルは必見です!
VARで取り消しになってしまったゴールシーンの動画を載せてみました。
スピードに乗ったドリブルと相手をかわし、冷静に打ち込む姿は大きな成長ではないかと思われます。
カットインからのシュートは得意としていましたが、ドリブルで運んで、冷静に決めるあたりは揉まれた証拠ですかね?
伊東純也の縦、中への動きで相手は混乱をするはず。
森保監督には、伊東純也をファーストチョイスで使ってもらいたですね。
堂安律を焦らせる意味を込めて!
伊東純也には、ベルギーからステップアップをしてもらい、プレースタイルの幅を広げてほしいものです。
まとめ。
今回は、伊東純也のプレースタイルについて書かせていただきました。
スピードに乗った縦への突破を武器とする選手が少ない中、伊東純也のプレースタイルは特徴が際立ちますね。
最近の日本人選手に少ないタイプ。
海外移籍は必要か?と言われれば当然。大きくレベルアップをしてくれると思われます。
※2019年の冬にベルギーのヘンクにレンタル移籍をしました。良い意味で裏切る活躍をし、リーグ優勝に貢献。
プレースタイルの幅も広がり、今では、ヘンクのレギュラーとして活躍。海外移籍は大成功でしたね!
今後は、プレースタイルの幅が広がり、日本代表のレギュラーになれるのか?注目。
リーグ戦、UEFAチャンピオンズリーグでの活躍に期待しています。
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