無尽蔵のスタミナで攻守に渡り活躍する原口元気選手。
以前は、高い位置にポジションを取っていて、ドリブルで崩していくタイプの選手でしたが、変わりましたね。
守備への意識が高くなり、チームのために働ける選手となりました。
高校時代から有名人で、おそらく同年代の人で知らない人はいないかもしれませんね。(サッカーやっていた人の中で)。
日の当たる場所ではなかったので、一般的には知られていないと思われます。
今回は、原口元気選手の出身高校と高校時代について書いていきたいと思います。
原口元気の出身高校は?
引用:google
原口元気選手の出身高校は、ウィザス高等学校という通信制の高校を卒業しました。
※現在は、第一学院高校という名称に変わっています。
通信制の前は、サッカーの名門校である西武台高校に入学。
ユースで活動していた原口元気選手にとって、学校生活がままならない状況であったのとサッカーに集中するために転向を決意しました。
実は、原口元気選手の出身高校であるウィザス高等学校(第一学院高校)はサッカー選手が多く在籍していました。
※酒井宏樹選手、香川真司選手、小林祐希選手らが卒業生!
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引用:Twitter
様々なコースがあり、夢に向かって頑張る高校生を応援する感じの高校ですね。
第一学院高校のHPはコチラ!
原口元気選手は部活でのサッカーをしておらず、ユースで腕を磨いていました。
ユースに昇格して1年目からサテライトの試合に出場するほどの実力がありました。
【10年前の今日】
2008年10月13日 浦和Y 9-1 名古屋U18
高円宮杯全日本ユース決勝、浦和Yは名古屋U18を相手に山田直輝のハットトリックや原口元気、阪野豊史、高橋峻希らの得点で9-1と大勝し、大会初優勝を飾った。この試合のスタメンの内、8人の選手が後にプロ入りを果たした。#urawareds pic.twitter.com/eXRjlaSmWY— URAWA MAGAZINE (@Uramaga) October 12, 2018
さらに、浦和レッズの提携先であるバイエルンから練習生としてオファーが来るほど注目を集めていましたね。
そして、高校2年時に2種登録され、トップチームデビューを飾るなど、このころの高校生では抜き出た逸材でした。
これだけ素晴らしい活躍をしていましたが、サッカーをしていない人、興味がない人には無名の存在でしたね・・・。
今だったら、原口元気選手も高校時代から大きな注目を集めていたかもしれません。
原口元気は高校サッカーに嫉妬していた?なぜ?
ゲキサカ秘蔵写真[2007.10.6]原口元気(浦和ユース) https://t.co/6SpyryrciZ #gekisaka pic.twitter.com/9FwERbGMWl
— ゲキサカ (@gekisaka) October 5, 2016
原口元気選手は部活動でなく、ユースに在籍し、腕を磨きました。
高円宮杯第19回全日本ユースサッカー選手権 (U-18)大会決勝では、目の覚めるようなボレーシュートを決め、優勝に大きく貢献!
その時のボレーシュートはコチラ↓
2008年高円宮杯決勝 浦和レッズユース×名古屋U-18で原口元気が魅せたボレーシュートがエグイ!! pic.twitter.com/S0aHnr5wve
— ©️®️⑦⚽? (@King_7Madrid) September 5, 2016
これは、相手ゴールキーパーがかわいそう。取れませんね。
先ほども書きましたが、バイエルンの練習生としてオファーをもらったりと誰もが羨む高校時代だったと思われます。
しかし、ユースの試合で活躍しても嬉しくなかったと言っていたことがあります。
理由は、ユースでは目立った活躍をしても取り上げられなかったことです。
あるインタビューで、このように答えていました。
「高円宮杯(全日本ユース選手権)ですね。高円宮杯では僕らクラブユースのチームが優勝しなければいけない、高校サッカーには負けられないという気持ちになりましたね。理由? やっぱり、高校サッカーは冬に盛り上がるじゃないですか。それに比べてユースは取り上げてもらえる回数も少ない。だから高円宮杯は絶対に僕らが取ろうと思っていましたし、もっと注目してほしいなと思っていました」
「完全に高校生の嫉妬ですよ(笑)。僕らのほうが強いのに、なんで高校サッカーのほうが盛り上がってるんだって。嫉妬でしたね」
嫉妬していたユースの選手は多いと思います。
ただ、それは知っていたはずなのに・・・。
そういった気持ちがあったからこそ、ここまでのし上がれたのかなと思われます。
このインタビューでは、原口元気選手のストイックさを知ることができました。
「高校1年からレッズの寮に入っていたので、食事面は完璧でした。寮のご飯を食べていれば間違いなかったので、一日3食、しっかりと寮のご飯を食べていました。ポテトチップなどのスナック菓子は食べたことがないですし、食べたいとも思わないです。高校生のころからそうですし、今でもそうです」
「ジャンクフードは食べることもあります(笑)。たまにハンバーガーですね。でも本当に年に1、2回ですけどね」
高校生でも徹底している人は多いと思われますが、原口元気選手の場合は、それ以上であるかもしれません。
全ては、トップチームで活躍するためでしょう。その先も考えての行動であったはず。
高校時代に陽にあたることはできませんでしたが、現在は日本代表にまで上り詰めています。
ワールドカップロシア大会も経験し、カタール大会では前回大会を超える成績を狙っているはずです。
攻撃面では目立った活躍ができていませんが、守備では大きく貢献。
今後は、攻撃面でも日本代表を助ける存在となってほしいものです。
まとめ
今回は、原口元気選手の出身高校、高校サッカーに嫉妬をしていたことについて書いてみました。
通信制の高校でなければ、サッカーと両立ができなかったのでしょう。多くの選手が通信制に通っていますかね。
高校サッカーに嫉妬し、大会で高校には負けたくないという気持ちは素晴らしいと思います。
そういった気持ちがあったからこそ、ここまでの選手になれたのだと思われます。