2020年1月19日に追記しました。元記事は、2018年7月のものです。追記は後半部分です。
先週末は、ブンデスリーガで史上2万点目のアウェーゴールを記録を記録した香川真司。得点こそ記録したが、試合全体での評価は低かったようだ。
得点という目で見てわかる結果を残せたのはいいが、試合全体での評価も「まずまず」といったところでないと代表復帰は難しくなるのかなと思う。
好調の時の香川真司と言えば、ボールタッチや狭いスペースでのドリブル突破が良いので、一つの調子のバロメーターになるのではないかと思う。
もう一つは、シュートまでの動きやシュートのアイディアが豊富である。
狭いスペースでボールを上手くコントロールして、シュートに持っていくイメージが強いが、時には、お洒落なループシュートを決めたりする。
こういったプレーが見られる時は、精神的なコンディションがいいのかなと思う。周りを見れる余裕があるというか、プレーそのものを楽しんでいるように思える。
遊び心のあるプレーが見られますし、見ている方も気分よく楽しく見てられますしね。
そこで、今回は、先ほども書いたように香川真司のループシュートのゴールの特集をしていきたいと思います。
意外と、ループシュート上手いんですよね!ループシュートよりも、狭いエリアをかいくぐってのゴールの印象が強いのですが。
それでは、ループシュートのゴールの動画を見て行きましょう!
香川真司のループシュート、アウクスフルク戦。
これは、凄く有名な香川真司のループシュートですよね。9月の月間ベストゴールの候補に選ばれるほどのループシュートのゴール。
味方がボールを拾ってくれて、香川真司につながった瞬間、香川真司は迷うことなくループシュートをしていましたし、ゴールまでの道筋がすぐに思い浮かべたのでしょうね。
では、そのループシュートのシーンを振り返ってみましょう↓
完璧なループシュートでしたね。高さ、コースともに最高でした。ノーマークとはいえ、落ち着いてシュートをしましたね。あこで、ループとは流石です。
余裕があってのことなんでしょうが、こういったプレーが出るときは、香川真司のメンタル的な部分は、良いのでしょうね。
本当に、見事なゴールでしたし、ボールを奪い返しに行った選手にも拍手です。ここは、隙を逃さなかったあたりは世界のサッカーですね。
7/8に追記しました。
ちなみに、このループシュートのゴールは、2017年9月の月間最優秀ゴールに選出されました。
横パスをダイレクトで合わせ、ふわりと浮かせループシュートで、GKの頭上を抜いてゴール右隅に決めました。動画を見ていただいたと思いますが、本当にすごいループシュートでした。
現地のメディアでも、このルールシュートのゴールは、「芸術品作品」と呼ばれ、ブンデスリーガ公式サイトでは、「日本のマエストロが歴史を作った」と評価されている。
こういったループシュートを見るのも良いですが、ファンタスティック4が揃っていた時のプレーがもっと見たかったですね。
ムヒタリヤン・オーバメヤン・香川真司・ロイスの4人が揃っていた時のドルトムントは、本当に強かったし、見ているものを魅了していました。
現在は、不可能ですが、この4人が揃っていた時のように、精神的にもゆとりがあれば、輝きは増すでしょうね。
今度は、アーセナルでムヒタリヤン、オーバメヤンのコンビが見れそうな雰囲気になっているので、どうなるのでしょうかね?
ドルトムントは、ロイスが戻ってくるのを待つしかないですからね。戻ってくれば、面白そう!
まあ、ないものねだりをしていては良くないので、香川真司が活きるようなポストプレーの上手い選手が加入してくれることを祈ります。
続いては、ルールダービーでのループシュートを見てみましょう!
香川真司のループシュート、シャルケ戦。
こちらは、ブンデスリーガ屈指の好カードのドルトムント対シャルケ戦。ダービー男?の香川真司にとっては相性の良い相手。
ここでも、見せてくれましたね。ループシュート。このゴールの方が先に決めたゴールなんですが、先ほどのアウクスフルク戦のループのゴールみたいですよね?
こういった形が得意なんでしょうね。このゴールシーンもそうですが、上手くポストプレーをしてくれる選手がいると、香川真司がそこへ、飛び込んでくるのですね。
そのゴールシーンを見てみましょう↓
このゴールに凝縮されているような気がしますね、彼の良さが。ゴール前とかのスペースで活きる選手なんですね。
日本代表でも、このような感じで攻撃が出来れば、攻撃的な中盤の選手たちが躍動できるのかなとも思いますね。
ディフェンシブな戦いは仕方ないと思いますが、攻撃時は縦に速い攻撃と回しながらギアを上げるような攻撃を組み合わせると得点チャンスが多く生まれそうな気がしますね。
このループのゴールも本当に美しいゴールでしたし、縦パスを入れてギアを上げたことが勝因でしょうね。
次は、カップ戦の時のループシュートですが、もしかしたらこちらのループシュートのゴールが、彼の良さを凝縮されてるように思えます。
香川真司のループシュート、パーダーボルン戦。
今まで紹介してきた香川真司のループシュートのゴールも凄いなと思いますが、こちらのループシュートの方が香川真司の良さを凝縮してますね。
まずは、ゴールシーンを見てみましょう↓動画の2分30秒くらいのところです。
狭いスペースでボールを持ったら、PAに侵入するかと見せて、味方にパス。しっかりとリターンを受けて、ドリブル突破し、GKの動きを冷静に見て、ループシュートを決めた。
やはり、狭いスペースでゴール前に侵入できる香川真司の良さが出たシーンですね。
なかなか、狭いスペースに侵入しても、その後が続かない選手も多いが、香川真司は違い、そこからフィニッシュできる点が大きな強みですね。
リターンパスの受けた後のドリブルも上手く体を入れながら、左足で、しっかりとボールをコントロールできている点は流石です。そして、左足でループとはね。
相手が格下ということもあり、試合全体がドルトムントペースにで進められたことが大きいと思いますが、それでもこのようなプレーが出来ている点は、欧州で活躍できている証だなと思います。
ループだけではなく、ゴールも奪える理想的な攻撃的中盤の選手だと思いました。
ここから追記しました。
2019年に、レヴィアダービー前に、レヴィアダービー歴代トップゴール10というものが発表されました。
ここでも、香川真司のループシュートが5位にランクインされていました。
ダービー前の特集とはいえ、日本人選手のゴールがランクインすることは嬉しいことですよね?
香川真司のループシュートは、本当に凄いと思います!
現在は、スペイン2部のサラゴサでプレーしていますが、ループシュートでのゴールは聞きません。
ループを打つ余裕がないのか?と思うところもありますが、もう一度、世界が驚くようなループシュートでのゴールが見たいものです。
できれば、昇格し、1部で日の当たるようになってほしいですね。
サラゴサで、再び輝く姿を期待しています。
まとめ。
香川真司のループシュートのゴールのハイライトを見ての感想ですが、やはり、狭いスペースでの突破やギアのチェンジの仕方は上手いですね。
ゴール前の動きは、シンプルかつ速いですからね、ドリブルあり、ループあり、逆を突くシュートありでゴールと様々なパターンがあり、ゴール前では鬼に金棒ですよね。
こういった形が出来てくると、ドルトムントだけでなく日本代表でも活きてくるとは思います。ゴールの近くで、あのようなプレーをされると相手は嫌ですからね。
ドルトムントではできるかもしれませんが、日本代表では厳しいのかなとも思います。
ハリルホジッチ監督が考え方を変えない限り、堅守速攻のサッカーのままだと思います。
前回大会で、ポゼッションサッカーに拘りすぎて失敗したことが今でも尾を引いていると思いますが、あの時はポゼッションサッカーに拘りすぎてましたし、現在は堅守速攻に拘りすぎていると思います。
どちらも長所短所がありますが、何とかうまい具合にミックスできれば、日本らしいサッカーができると思います。
香川真司を活かすことばかり考えて書いているように思われると思いますが、日本の攻撃的な中盤の選手も活きてくると思うので、協会の方は、是非、ハリルホジッチ監督に提案してみてほしいですね。
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