モナコ時代の29番、PSGでの7番、レアル・マドリードでの9番、そしてフランス代表での10番――。
各クラブ・代表で彼が背負ってきた背番号には、それぞれに意味と物語があります。
この記事では、ムバッペがこれまでに着用してきた背番号を、クラブ別・シーズン別・大会別にわかりやすく整理。
さらに、カップ戦で着けた一時的な番号や、その背景となるチーム事情にも触れています。
背番号からムバッペの進化を辿ることで、彼のキャリアがより立体的に見えてくるはずです。
サッカーファン必読の保存版記事として、ぜひじっくりご覧ください!
この記事の内容
ムバッペの背番号遍歴まとめ!クラブ&代表での全記録と舞台裏
フランスが誇るスーパースター、キリアン・ムバッペ。
その背番号には、彼のキャリアとともにさまざまな物語が刻まれてきました。
今回は、モナコ時代からレアル・マドリードに至るまでの背番号遍歴と、そこに隠された意外なエピソードをじっくりご紹介します✨
まずは、所属チームでの歴代背番号一覧を見てみましょう。
クラブ別・代表別:背番号一覧
所属チーム | 背番号 | 備考 |
---|---|---|
ASモナコ | 29 | プロデビュー時から一貫して着用(2015〜2017) |
パリ・サンジェルマン | 29 | 加入1年目(2017-18) |
パリ・サンジェルマン | 7 | レギュラー昇格・中心選手として定着(2018〜2024) |
パリ・サンジェルマン | 14/17 | 主に国内カップ戦・控え起用時の登録番号 |
レアル・マドリード | 9 | 加入初年度から2025現在まで着用 |
フランス代表での歴代背番号は以下の通りです。
大会・時期 | 背番号 |
---|---|
2017年デビュー時(親善試合) | 12、20(初期) |
2018W杯以降 | 10(定番化) |
2022W杯 | 10 |
2024ユーロ予選・本戦 | 10 |
若くして、フランス代表の10番を背負うほどに成長!
とんでもない逸材です。
では、詳細を見ていきましょう。
ASモナコ時代の背番号:最年少の10番候補?
モナコでの歴代背番号です↓
シーズン | カテゴリー | 背番号 |
2014-2015 | UEFA U-19 | 25 |
2015-2016 | U-19 | 10 |
2015-2016 | トップチーム | 11、13、29、33、39 |
2016-2017 | トップチーム | 9、11、29 |
2017-2018 | トップチーム | 10 |
※クープ・ドゥ・フランスでは試合ごとに1~18番までの背番号を付けるよう義務付けられています。
しかも、先発メンバーは1~11番をつけなければならないので背番号が多く変わっていますね。
ムバッペがプロデビューしたクラブは、フランス・リーグ1の名門ASモナコ。
デビュー当初は29番を着けていましたが、若くして頭角を現した彼には、「将来的に10番を任せたい」という声もあったそうです。
引用:Twitter
実際に2016-17シーズン、モナコがリーグ優勝した年には44試合26ゴールを記録。
このとき、まだ18歳だったのは驚きですよね😳
特に印象的だったのは、チャンピオンズリーグでのマンチェスター・シティ戦。
引用:YouTube
背番号29のユニフォームが、世界中に知れ渡った瞬間でした。
パリ・サンジェルマン時代の背番号:29→7への進化
パリ・サンジェルマンでの歴代背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2017-2018 | 29 |
2018-2019 | 7、14 |
2019-2020 | 7、14、17 |
2020-2021 | 7、17 |
2021-2022 | 7、17 |
2022-2024 | 7 |
2017年にPSG(パリ・サンジェルマン)へ移籍した際も、最初は背番号29番。
これはモナコ時代から継続してきたもので、「まだ学ぶ立場」としての姿勢を示したものだったそうです。
しかし――
翌2018-19シーズンからは、ついに背番号「7番」へ変更。
これは空き番号だったこともありますが、ムバッペが“中心選手”としての自覚を持ち始めた象徴的な出来事でもありました。
実際、#K7LIAN(ケー・セブン・リアン)というタグでSNS戦略も強化されており、まさにブランド価値の構築とも言えるタイミングでした📈
※ちなみに、一部シーズンでは14番や17番を着用していた試合もありますが、これは主にカップ戦など特定の大会での登録事情によるものでした📋
レアル・マドリードでの背番号:遂に“9番”を継承!
引用:X
2024年夏、ムバッペは長年の夢だったレアル・マドリードへの移籍を果たします。
ここで選ばれたのは…なんと背番号9番!
実はこの番号、過去にクリスティアーノ・ロナウドも初期に着けていたことがあり、ムバッペにとって象徴的な選択だったとも言われています。
さらに注目すべきは、入団早々にUEFAスーパーカップ&FIFAインターコンチネンタルカップで得点を記録。
「9番を着るのはプレッシャーでもあるけれど、自分にふさわしい番号だと信じている」と、本人も語っていたそうですよ😊
ちなみに、現在の契約は2029年までと長期。背番号9とともに、レアルの時代を築いていく可能性は十分にあります!
フランス代表での背番号:10番の新たなエースとして
フランス代表での歴代背番号です↓
シーズン | カテゴリー | 背番号 |
2015-2016 | U-19 | 11、13 |
2016-2017 | フル代表 | 12、20 |
2017- | フル代表 | 10 |
代表チームでは、ムバッペは早くから10番を任される存在でした。
特に印象的だったのは、2018年ワールドカップでの大ブレイク時。
10番を着けて、決勝でゴールを挙げる活躍を見せ、ペレ以来の10代での決勝点という快挙を成し遂げました。
Peter drury on Mbappe against croatia during 2018 World Cup final “Mbappeeee,Teenage kicks, the ultimate teenage kicks, the boy within the world on his feet. The first teenage World Cup goal, Kylian Ohhh Mbappe”pic.twitter.com/nxzWomL8UD
— RJ32 (@ktp_fcb) November 17, 2023
以降の大会でも常に10番として中心的存在であり、2022年W杯では決勝でハットトリックを達成するという伝説級の結果を残しています🔥
🇫🇷Tepat 2 tahun yang lalu, Kylian Mbappe cetak hat-trick pada final Piala Dunia 2022
Dini hari nanti, Mbappe kembali ke Lusail Stadium bersama Real Madrid untuk menghadapi Pachuca pada final Intercontinental Cup pic.twitter.com/lXC97ukpyi
— SPORT7 (@sport7trans7) December 18, 2024
今後もフランス代表のエースナンバー「10番=ムバッペ」はしばらく続きそうですね!
さいごに
ムバッペの背番号は、彼のキャリアの変遷と成長を物語る重要な要素です。
モナコでは29番、PSGでは7番、そしてレアル・マドリードでは9番を着用しています。
特にPSGで7番に変更したのは、チームの中心選手としての自覚が芽生えた象徴的な出来事でした。
また、フランス代表では2018年以降ずっと10番を背負い続けており、代表の顔ともいえる存在です。
PSG時代に一時的に14番や17番を着けたのは、カップ戦での登録や出場調整による特例でした。
彼の背番号には、エースとしての責任や野心が詰まっており、まさにピッチ外でも注目に値します。
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