左サイドバックに対して、右サイドバックのポジションは選手層が非常に厚く、さまざまな才能が揃うサッカー日本代表。
内田篤人氏や酒井宏樹選手のように優れた攻撃力と守備力を兼ね備えた選手が多くいます。
サッカー日本代表の右サイドバックには数多くの優れた選手が存在しましたが、その中で歴代最強と称されるべき選手は誰なのでしょうか?
そこで本記事では、サッカー日本代表の歴史の中で特に際立ったパフォーマンスを見せた右サイドバックの選手たちを評価し、独自の観点からランキングを作成しました。
このランキングは、各選手のプレースタイルや成果を基にしたものです。
この記事の内容
サッカー日本代表歴代最強の右サイドバックは内田篤人
サッカー日本代表において右サイドバックとしてプレーしてきた選手たちは、左サイドバックの選手に比べて圧倒的に多くなっています。
特に、右サイドバックは攻撃に参加する機会が多く、チームのダイナミズムを生み出す重要な役割を担ってきました。
サイドラインを駆け上がり、時にはドリブル突破や性格なクロスで得点チャンスを多く作り出すシーンは観客を楽しませてくれます。
では、オフトジャパン以降、特に注目すべき右サイドバックとして活躍した選手たちを一緒に見ていきましょう。
彼らの出場試合数やチームへの貢献を紹介することで、その時代のサッカー界における影響や変遷を感じていただけると思います。
選手名 | 出場試合数 |
勝矢寿延 | 27 |
堀池巧 | 58 |
柳本啓成 | 30 |
名良橋晃 | 38 |
中西永輔 | 14 |
市川大祐 | 10 |
加地亮 | 64 |
駒野友一 | 78 |
内田篤人 | 74 |
酒井宏樹 | 74 |
酒井高徳 | 42 |
室屋成 | 16 |
山根視来 | 16 |
菅原由勢 | 13 |
毎熊晟矢 | 8 |
その時代を象徴する選手が選出されてきましたね。
左サイドバックとは違い、選出された各選手がある程度の出場試合数を記録しているのが特徴です。
では、貢献度とインパクトを基準にサッカー専門記事を約500記事所有するブログを運営する筆者が作成したオリジナルランキングを見てみましょう。
サッカー日本代表歴代最強右サイドバックランキング第1位:内田篤人
引用:qoly
- 愛称:ウッチー、ウシ、ウッシー
- 生年月日:1988年3月27日
- 出身地:静岡県田方郡函南町
- 身長:176cm
- 体重:67kg
- 成績:国際Aマッチ74試合2ゴール
サッカー日本代表と所属チームでの実績を考慮して、内田篤人氏を歴代最強の右サイドバックに選出しました。
特に、UEFAチャンピオンズリーグでベスト4はいまだに破られていない大記録です。
内田篤人氏の能力に関する評価は次の通りです↓
スピード:★★★★★
パワー:★★★
テクニック:★★★★★
統率力:★★★★★
クレバー:★★★★★
高さ:★★★
1対1の強さ:★★★★★
総合評価:S
※選手の評価の「★」は、5つで最高評価。総合評価は、「S」が最高評価。
内田篤人氏の最大の特徴は、1対1の局面において強さです。
特に、スピードがある選手とのマッチアップにおいても、簡単に抜かれることがありません。
その冷静な判断力とディフェンススキルにより、相手の攻撃をうまく封じ込めます↓
引用:YouTube
さらに、内田篤人氏は守備的なポジションにありながら、攻撃においても非常に優れたセンスを発揮します。
オーバーラップのタイミングを絶妙に見極め、味方選手を活かすパスを巧みに送り込むことで、チームの攻撃にさらなる厚みを与えています。
引用:YouTube
オーバーラップのタイミングとクロスの質は素晴らしかったですね。
このほかに、効果的な縦パスを入れてくれることも多く、そのパスが起点となり、チャンスを生み出していました。
サッカー日本代表歴代最強右サイドバックランキング第2位:酒井宏樹
引用:goal
- 愛称:ヒロキ
- 生年月日 :1990年4月12日
- 出身地:長野県中野市
- 身長:185cm
- 体重:78kg
- 成績:国際Aマッチ74試合1ゴール
酒井宏樹選手は、卓越した攻撃力と守備力を持ち、日本代表だけでなく、所属チームでも長期にわたり素晴らしいパフォーマンスを発揮してきました。
その結果、酒井宏樹選手を2位に選出しました。
酒井宏樹選手の能力に関する評価は次の通りです↓
スピード:★★★★★
パワー:★★★★★
テクニック:★★★
統率力:★★★
クレバー:★★★★
高さ:★★★★★
1対1の強さ:★★★★★
総合評価:S
酒井宏樹選手の特徴は対人守備の強さです。
世界屈指のサッカー選手であるネイマール選手を抑え込んだ実績もあり、酒井宏樹選手に1対1を任せれば大丈夫という安心感があります。
引用:YouTube
また抜きを誘っているあたり、酒井宏樹選手に余裕を感じますね。
さらに、酒井宏樹選手は空中戦でも圧倒的な強さを誇り、相手に隙を見せない存在感を放っている選手と言えます。
攻撃面においては、酒井宏樹選手の高速クロスが多くのチャンスを生み出しています。
彼のクロススピードと精度は非常に高く、誰かが触ればゴールする感じになっていますね。
引用:YouTube
ゴールキーパーとディフェンダーの間を狙った酒井宏樹選手の高速クロスは、相手チームにとって非常に脅威となります。
下手に触れば、オウンゴールになってしまいますので対応が厄介。
しかしながら、注意が必要です。
酒井宏樹選手のクロスは、味方選手に当たってオウンゴールする可能性もあります。
サッカー日本代表歴代最強右サイドバックランキング第3位:名良橋晃
引用:mainichi
- 愛称:ナラ
- 生年月日:1971年11月26日
- 出身地:千葉県千葉市花見川区
- 身長:170cm
- 体重:67kg
- 成績:国際Aマッチ38試合0ゴール
岡田ジャパン(第1次)はフランスワールドカップへの出場を目指す中で、名良橋晃選手がレギュラーとしてしっかりと地位を確立しました。
安定したパフォーマンスを披露し、チームをワールドカップに導いたことで3位に選出しました。
名良橋晃氏の能力に関する評価は次の通りです↓
スピード:★★★★★
パワー:★★★★★
テクニック:★★★
統率力:★★★
クレバー:★★★★
高さ:★★★
1対1の強さ:★★★★
総合評価:A
名良橋晃選手の特徴は、何と言っても圧倒的なスピードを活かしたドリブル突破です。
スピードを活かしたドリブル突破でチャンスを多く作り、攻撃の起点として重要な役割を担っていました。
引用:YouTube
守備において、名良橋晃選手は驚異的なカバーリング能力を持ち、そのプレーによってチームを幾度となく救ってくれました。
危険な場面を未然に防ぐ名良橋晃選手の姿は非常に頼もしいものでした。
また、名良橋晃選手の戦う姿勢は素晴らしく、ファンを惹きつける要因となっていました。
サッカー日本代表歴代最強右サイドバックランキング第4位:加地亮
- 愛称:カジさん、キング・カジ、ジャキン
- 生年月日 1980年1月13日(44歳)
- 出身地:兵庫県三原郡西淡町(現:南あわじ市)
- 身長:177cm
- 体重:75kg
- 成績:国際Aマッチ64試合2ゴール
ジーコジャパン不動の右サイドバックとして活躍し、ワールドカップ出場とアジアカップ優勝に大きく貢献した加地亮氏を4位に選出。
加地亮氏の能力に関する評価は次の通りです↓
スピード:★★★★
パワー:★★★★
テクニック:★★★★
統率力:★★★
クレバー:★★★★
高さ:★★★
1対1の強さ:★★★★
総合評価:A
加地亮氏の特徴は、試合中に90分間絶え間なくスプリントし続けることができる驚異的なスピードと持久力です。
特に、中盤の選手を軽々と追い越し、全速力で駆け上がるその果敢なオーバーラップは、観客を魅了してやみませんでした。
オフサイドになりましたが、コンフェデレーションズカップのブラジル戦でのプレーは鮮明に覚えています↓
引用:YouTube
判定は残念でしたが、加地亮氏の良さが出ていたシーンであった思われます。
加地亮氏はパスを受けるだけでなく、巧みなドリブルで自ら仕掛ける能力も兼ね備えていました。
そのため、対峙するディフェンダーは、常に警戒が必要だったと考えられます。
サッカー日本代表歴代最強右サイドバックランキング第5位:駒野友一
- 愛称:コマちゃん、コマ
- 生年月日:1981年7月25日
- 出身地:和歌山県海南市
- 身長:173cm
- 体重:72kg
- 成績:国際Aマッチ78試合1ゴール
駒野友一氏の能力に関する評価は次の通りです↓
スピード:★★★★★
パワー:★★★★★
テクニック:★★★★
統率力:★★
クレバー:★★★
高さ:★★★
1対1の強さ:★★★
総合評価:A
駒野友一氏の特徴は、どちらの足でも高精度なキックを繰り出せる点があります。
この点については、駒野友一氏とチームメイトであった佐藤寿人氏が次のように述べています。
良いクロスを蹴ることができるのは分かっていたので、きちんと意図を伝えて一緒にプレーすれば〝点が取れる〟という思いがあったんです。
要求すれば、すぐにその通りのクロスを上げてくれるので面白かったです。
この話から、いかに駒野友一氏のキック精度が高いのかがわかっていただけたのではないでしょうか?
実際に、精度の高いクロスを動画で見てみましょう↓
引用:YouTube
精度が高く、速いクロスでディフェンダーも対応を誤ってしまっていましたね。
あれだけの距離を走りながら、あのクロスを供給できる駒野友一氏は凄いサイドバックだったと言わざるを得ないでしょう。
さいごに
サッカー日本代表の歴史の中で特に際立ったパフォーマンスを見せた右サイドバックの選手たちを評価し、独自の観点からランキングを作成してみました。
1位:内田篤人氏
2位:酒井宏樹選手
3位:名良橋晃氏
4位:加地亮氏
5位:駒野友一氏
とさせていただきました。
豊富な運動量で攻守で活躍する右サイド縛の選手が多くなってきました。
今後、菅原由勢選手や毎熊晟矢選手が中心となり、ポジション争いをしていくことでしょう。
出来れば、2人を驚かせる若手選手が出てきてくれることも願っています。
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