ドンナルンマ選手も兄弟でサッカー選手と言うことは有名です。
兄のアントニオ・ドンナルンマ選手は、弟のように目立った活躍は多くない・・・。
なのに、なぜか?2017年にミランに復帰!
なぜ?ミランに復帰できたのでしょうか?
復帰後、サポーターを見返した活躍が凄かったと話題になりました。
活躍した試合はどんなものだったのでしょうか?
そこで今回は、ドンナルンマ選手の兄・アントニオ・ドンナルンマのにミラン復帰の理由とサポーターを見返した試合について書いてみたいと思います。
ドンナルンマの兄がミラン復帰した理由は?
弟のジャンルイジ・ドンナルンマの契約延長の条件に兄を獲得するということが盛り込まれていたようです。
これは、ちょっとずるいやり方ですが、兄を想っての行動だったのでしょう。
しかし、ミラン側は、この取引を後悔していたようです。
「ただ過去に戻れるとしたら、ドンナルンマ兄弟を2人とも獲得することはしないだろうね」
それはそうでしょうね。
契約延長のためとはいえ、兄を獲得するメリットはなさそうですし。
弟の作戦勝ちと言えるでしょうね。
兄の年齢のことも考えてなのかな?と思ってしまいますが、できればプレーできる環境に身を置いたほうが良かったのかもしれません。
第3ゴールキーパーに年俸100万ユーロと比較的高級であったので批判されることも・・・。
様々な批判を浴びていた兄・アントニオ・ドンナルンマですが、サポーターに見返した日がありました。
アントニオ・ドンナルンマがサポーターを見返した日とは?
2017-2018シーズンのコッパ・イタリアでのこと。
準々決勝のインテル戦で、兄・アントニオ・ドンナルンマ選手に出番が回ってきました。
理由は、弟と第2ゴールキーパーが怪我をして離脱していたので。
この試合でミランデビューを飾った兄は好セーブでチームを助け、1-0で勝利。
試合後のインタビューで、
「僕はいつもよくトレーニングしていた。静かに仕事を進めていたんだ。
その仕事は報われたし、幸運にも物事がうまく進んだ。これ以上に素晴らしいデビューなど求められないだろう。夢のようなミランでのデビューだよ。
マルコ・ストラーリが怪我をしたと聞いた時、ちょっと唖然としてしまったよ。
ただ、僕は自分に『チャンスを掴め』と言い聞かせたし、楽しんだよ。ジョアン・マリオ相手のセーブも含めてね。
我々は今日本物のチームだった。それが皆に力を与えていた。土曜日のフィオレンティーナ戦でもそのような態度を取らなければね。
このところの数試合よりいいプレーをした。グループは落ち着いているし、最終的には結果も出るさ」
と答えていました。
「寄生虫」と呼ばれ続け、心を痛めていたことでしょう。
この日の活躍で、サポーターも見る目が変わったのかもしれませんね。
兄の大活躍した試合のハイライトです!スーパーセーブがありました!
引用:(72) Milan – Inter 0-0 (1-0 dts) – Highlights – TIM Cup 2017/18 – YouTube
これだけのパフォーマンスを見せてくれるので、別のチームでプレーしていたほうが良かったように思えます。
アントニオ・ドンナルンマのプロフィールと経歴!
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国籍:イタリア
生年月日:1990年7月7日(32歳)
出身地:カステッランマーレ・ディ・スタービア
身長:195cm
在籍チーム カルチョ・パドヴァ
ポジション:GK
アントニオ・ドンナルンマ選手は、15歳の時にミランの下部組織に入団。
2008年にトップチームに昇格したのですが、すぐにピアチェンツァ・カルチョにレンタル移籍。
ここでも出番に恵まれず、グッビオにレンタル移籍。
ここでは出番に恵まれ、37試合に出場。
2012年には、ジェノアに完全移籍で入団しましたが、ここでも出番に恵まれないことに。
そして、バーリにレンタル移籍をし、その後、ギリシャのアステラス・トリポリスFCに完全移籍をしました。
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バーリとアステラス・トリポリスFCで出番があったのもかかわらず、2017年にミランに移籍・・・。
第3GKとして入団しましたが、年俸の高さに周囲は批判的。
アントニオ・ドンナルンマの年俸は、100万ユーロ(約1億3000万円)と第3GKとしては高額。
この年俸を見たメディアは、「最も高給取りな第3GK」と報道。
ミランでは、ほとんどなく、2021年にセリエCのカルチョ・パドヴァに移籍しました。
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カルチョ・パドヴァ移籍後、正ゴールキーパーとして活躍されているようです。
今後もカルチョ・パドヴァの正ゴールキーパーとして活躍し、昇格してほしいですね。
まとめ
今回は、ドンナルンマの兄・アントニオ・ドンナルンマについて書いてみました。
ミラン復帰は弟の作戦勝ちみたいな感じで実現しましたが、もったいなかった気がしますね。
カルチョ・パドヴァ移籍後、正ゴールキーパーとして活躍しているようで安心しました。
年齢もゴールキーパーでは若いほうなので、これからの活躍が期待できるでしょう。