ファン・ダイクの背番号はなぜ「4番」なのか?
リヴァプールやオランダ代表で象徴的な存在となった今、その番号の背景に注目が集まっています。
この記事では、ファン・ダイクがこれまでに所属してきたクラブと、代表チームでの歴代背番号を完全網羅。
「48番」から始まった無名時代、「5番」「17番」「4番」へと変わるたびに、どんな意味と成長があったのかを詳しく解説します。
さらに、背番号にまつわるエピソードやユニフォームの秘密まで紹介しており、ファンならずとも読みごたえのある内容です。
背番号を知れば、ファン・ダイクの本質がもっと見えてくる――
そんな保存版の一記事、ぜひ最後までお楽しみください!
クラブ別・代表別!ファンダイクの背番号一覧【完全保存版】
クラブ別:歴代背番号まとめ表
所属クラブ | シーズン | 背番号 |
---|---|---|
フローニンゲン | 2010-2013 | 48/24 |
セルティック | 2013-2015 | 5 |
サウサンプトン | 2015-2018 | 17 |
リヴァプール | 2018〜現在 | 4 |
※2012-13シーズンまではユース上がりの「48」番。のちにレギュラー定着とともに変更。
オランダ代表での背番号年表
年/大会 | 背番号 |
---|---|
2015年デビュー時 | 3/13(時期により変動) |
2018年以降 | 4(キャプテンとして定着) |
2022W杯・2024ユーロ予選 | 4 |
※代表でも「4番=ファンダイク」のイメージが定着済みです。
ファンダイクの背番号遍歴を完全解説!クラブ別の変遷と意味
フローニンゲン時代:若手から主力への成長の軌跡
ファン・ダイク選手のフローニンゲン時代の背番号一覧。
シーズン | 背番号 | 背景 |
---|---|---|
2010-2011 | 48 | デビュー時の番号。若手の象徴。 |
2011-2012 | 21 | チームでの信頼が高まり変更。 |
2012-2013 | 6 | レギュラーとしての地位を確立。 |
2013-2014 | 4 | 主力として認められ、最終的に「4」に。 |
ファンダイクがプロとしての第一歩を踏み出したのが、オランダ・エールディヴィジのフローニンゲン。
デビュー当初は「48番」という大きな背番号を背負っていました。
この番号は、まだプロ契約をしたばかりのユース出身選手に割り振られる数字。
つまり、期待はあるけれど、まだ無名だった証なんです。
数試合の出場経験を重ねて、翌シーズンには「24番」へ変更。
これはクラブからの信頼と、徐々にポジションを確立し始めた表れでもありました。
ファンダイク本人もこの時期を「自分にとって土台となる時代だった」と語っています💭
セルティック時代:「5番」に込められた守備の要の証
2013年にスコットランドの名門セルティックへ移籍すると、最初から与えられたのは「5番」。
この番号はセルティックにおいてセンターバックの象徴とも言える番号。
前任者もクラブを代表するディフェンダーが多く、「お前にはこのクラブの柱になってほしい」という期待が込められていたそうです。
実際、ファンダイクは2シーズンで公式戦114試合出場・15ゴールという異次元のパフォーマンスを披露。
Dutch delight from @VirgilvDijk! 🎯
🎅🎄 #Christmas Countdown day 5 – a goal from a #CelticFC number 5⃣! pic.twitter.com/BxJIGsnGMt
— Celtic Football Club (@CelticFC) December 5, 2017
「5番のユニフォームを着ているだけで、自分が守備の中心である責任を強く感じた」と振り返っています。
セルティックでの実績は以下の通りです↓
実績 | 詳細 |
---|---|
スコティッシュ・プレミアリーグ優勝 | 2013-14, 2014-15シーズン |
スコティッシュ・リーグカップ優勝 | 2014-15シーズン |
セルティックで経験を積んだファン・ダイク選手は、プレミアリーグのサウサンプトンへ移籍。
サウサンプトン時代:新たな挑戦の「17番」
2015年にプレミアリーグのサウサンプトンへ移籍。
このときファンダイクが選んだのは、やや意外な「17番」でした。
プレミアでは「4番」「5番」「6番」がディフェンダーに多く割り振られるなか、なぜこの番号を選んだのか――
本人曰く「空いていた番号の中で、一番しっくりきたのが17だった」とのこと。
とはいえ、加入初年度からディフェンスリーダーとして絶対的な存在感を見せ、17番のイメージはすっかり定着。
サウサンプトン時代はリヴァプールへのビッグステップにつながる大きな転機でもありました📈
リヴァプール時代:「4番」に込められたキャプテンの誇り
2018年に当時のDF史上最高額でリヴァプールへ加入したファンダイク。
背番号は堂々の「4番」。
この番号は、クラブのディフェンスリーダーが代々受け継いできた伝統の番号です。
加入直後からチームを劇的に改善させ、CL制覇、プレミアリーグ優勝などの大躍進に貢献。
ウォルバーハンプトン戦のファンダイク!
ほんといい選手です😃#リバプール #ウォルバーハンプトン#ファン・ダイク pic.twitter.com/1svYIRep0F— サッカー⚽とたまにグルメ🍜 (@hohosune) December 25, 2018
「4番を選んだのは、自分がこのチームを背負って戦う意志の表れだった」と語っています。
現在もキャプテンとして活躍中の彼にとって、「4番」は単なる数字ではなく、信念と責任を背負う番号になっています🔥
オランダ代表での背番号:キャプテンマークとともに「4番」へ
オランダ代表での背番号一覧。
シーズン | カテゴリー | 背番号 |
2014-2015 | フル代表 | 4、13、15 |
2015-2017 | フル代表 | 4 |
2016-2017 | フル代表 | 3 |
2017- | フル代表 | 4 |
代表デビュー当初は「13番」「3番」などを着けることもありました。
引用:Twitter
しかし、2018年以降は完全に「4番」に定着。
ルイス・ファン・ハール監督が就任した際、ファンダイクにキャプテンマークを託し、それ以降「4番=リーダー」のイメージが固まりました。
2022年W杯カタール大会でも「4番」として全試合出場。
若手DFからも「ファンダイクの4番に憧れる」という声が上がるほど、すでに“象徴的な番号”になりつつあります。
背番号にまつわるファンダイクのエピソード集
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プロ入り当初の「48番」が語る無名時代の物語
プロキャリアのスタート時に「48番」を着けていたファンダイク。
本人は当時を「チームバスの席も端っこ、番号も端っこ。でも、それがむしろモチベーションになった」と語っています。
今では世界最高のCBとも称される彼が、かつてはユース上がりの一選手だったというのは感慨深いですよね。
この48番が、今の「4番」の重みを支える原点なのかもしれません。
「4番」にこだわる理由とキャプテンとしての自負
リヴァプールとオランダ代表で4番を着けるようになってからのファンダイクは、まさにチームの“柱”。
彼は「4番は、自分にとって“守りの責任”を象徴する数字」と語っています。
この数字が背中にあることで、自分を律し、周囲に影響を与える存在でありたいと思っているそうです。
特に若手にとって「4番=ファンダイク」は指導者のような存在にも映るようです。
背番号が変わるたびに感じた責任の重さ
フローニンゲンの「48」→「24」、セルティックの「5」、サウサンプトンの「17」、リヴァプールの「4」。
ファンダイクはクラブが変わるごとに番号も変えてきましたが、その中で“どんな自分になりたいか”を常に考えてきたそうです。
「番号が変わると、プレーにも意識が変わる。自分の責任も背中にのってくる」と本人はインタビューで語っています。
まさに“背番号とともに成長してきた選手”という印象が強いですね。
ファン・ダイクがユニフォームに「姓を入れない」理由とは?
実はファンダイクのユニフォームには「Van Dijk」ではなく、名前の「Virgil」だけが入っています。
これは、幼少期に父親と確執があり、姓を入れるのを避けているという背景があるんです。
背番号とともに刻まれる名前にも、彼のアイデンティティが詰まっているわけですね。
こういった背景を知ると、ますます応援したくなりますよね…!
ファンの間で語られる“背番号伝説”あれこれ
SNSでは、「リヴァプールの4番=最強DFの証」と言われるほど、ファンダイクの4番は象徴的。
「48番→24番→4番という数字の減少が、成長の階段を表している」という声もあるほどです。
また、FIFAゲーム内でも「背番号4でCBに入れると安心感がある」というファンの声も多数。
ここまで背番号が“人格化”される選手って、実はそんなに多くないんですよね🧠
さいごに
ファン・ダイクの背番号には、彼自身の歩みと信念が色濃く表れています。
プロデビュー時の「48番」に始まり、セルティックでの「5番」、サウサンプトンの「17番」、そしてリヴァプールとオランダ代表で定着した「4番」へ。
その変遷は、ただの数字ではなく、ポジション、立場、そして責任の重さを象徴する“キャリアの記録”とも言えるでしょう。
特に「4番」は彼の中で特別な意味を持ち、リーダーとしての誇りと自覚を背負ってプレーしています。
また、ユニフォームに姓「Van Dijk」を使わず、名前「Virgil」を表記している背景も、彼のパーソナルなストーリーとして多くの共感を呼んでいます。
背番号から見えてくるファン・ダイクの物語、これからも注目していきたいですね。
公式の最新情報は、Transfermarktの選手ページをご参照ください。
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