10歳でブラジルの名門・フラメンゴの下部組織に加入し、10代のころから大きな注目を集めていたヴィニシウス・ジュニオール選手。
「新たなネイマール」とも評価されるほどの実力の持ち主!
カルロ・アンチェロッティ監督が就任後、本来の実力を発揮し、レアル・マドリードの攻撃をけん引しています。
そんなヴィニシウス・ジュニオール選手ですが、どんなプレーが持ち味なのでしょうか?
また、メインポジションはドコなのでしょうか?
今回は、ヴィニシウス・ジュニオール選手のプレースタイル、ポジションについて書いてみたいと思います。
この記事の内容
ヴィニシウス・ジュニオールのプレースタイル、ポジションは?
この投稿をInstagramで見る
ヴィニシウス・ジュニオール選手のメインポジションは、左ウイング。
そのほかには、センターフォワード、右ウイング、右サイドハーフのポジションでプレー経験もあります。
攻撃的なポジションであれば、どこでもこなせる選手と言えるでしょう。
そんなヴィニシウス・ジュニオール選手のプレーの持ち味はドコなのでしょうか?
ヴィニシウス・ジュニオール選手のプレースタイルの特徴を挙げると、
- 独特なリズムで相手を翻弄するドリブル
- シュートの意識向上→得点力アップ!
- 肉体改造
が挙げられると思います。
それぞれについて見ていきましょう。
独特なリズムで相手を翻弄するドリブル
ヴィニシウス・ジュニオール選手の最大の特徴と言っても良いでしょう。
ブラジル人特有の独特のリズムで相手を翻弄するドリブルは厄介!
それに加え、スピードもあるので相手ディフェンダーはお手上げですね。
また、アイディアも豊富で見ている側は、凄く楽しめると思います。
ヴィニシウス・ジュニオール選手がボールを持った時には注目してみましょう。
こんなドリブルを見せてくれます↓
引用:YouTube
細かいステップを駆使し、相手の逆を取ることも得意のようなので止めようがないですね・・・。
シュートの意識向上→得点力アップ!
課題であった得点力不足が解消されていますね。
シュートへの意識が高まったことが要因だと考えられますね。
2021-2022シーズン開幕戦後にカルロ・アンチェロッティ監督から、
「ヴィニシウスはドリブルにこだわりすぎずに少ないタッチでシュートをすべき」
引用:「周囲からの信頼のおかげで心に余裕が」批判に晒され続けたマドリーの21歳FWが本格ブレイク! | サッカーダイジェストWeb (soccerdigestweb.com)
と公開ダメ出しをされたようです。
その後、ヴィニシウス・ジュニオール選手は素直に受け入れて、少ないタッチでシュートに持ち込むようにしたようです。
また、好調の要因について、
「練習の成果だ。ほぼ毎日、多くの時間をバルデベバス(練習施設)でのシュート練習に費やしてきたからね。あと重要なのは、ミステル(監督)やテクニカルスタッフといった周囲からの信頼だ。そのおかげで、ミスをしてもふたたびトライすればいいという心の余裕が生まれている」
と話していたようです。
シュートへの意識が変わったことで、あれだけの得点を積み重ねているのですね。
2020-2021:49試合6得点7アシスト
2021-2022:52試合22得点20アシスト
2022-2023:55試合23得点21アシスト
2023-2024:36試合21得点11アシスト(2024年5月9日時点)。
得点数が一気に上がりましたね。
毎シーズン、公式戦で20得点以上は凄いこと。
何年連続達成できるのかが楽しみです。
シュートへの意識が変わり、得点を量産し始めたヴィニシウス・ジュニオール選手のゴールシーンです↓
引用:YouTube
どんどん良くなるヴィニシウス・ジュニオール選手。
今後の成長が楽しみですね。
肉体改造
スピードに加え、強さも兼ね備える選手へと成長している感じがします。
2020年に、ヴィニシウス・ジュニオール選手が肉体改造を行っていることが話題となりました。
パーソナルトレーナーのチアゴ・ロボ氏に指導してもらい、懸命にメニューをこなしているようですね。
武器であるスピードを落とさないようにコントロールしながら、トレーニングをされていると思われます。
この投稿をInstagramで見る
キレをなくさないようなトレーニングをされていますね。
さらに、食生活の改善も行い、専門のシェフに食生活のプランを立ててもらっているようです。
貪欲な姿勢は素晴らしいですね!
今後は、ヴィニシウス・ジュニオール選手の肉体にも注目していかなければなりませんね。
ヴィニシウス・ジュニオールのプロフィール
この投稿をInstagramで見る
本名:ヴィニシウス・ジョゼ・パイション・デ・オリヴェイラ・ジュニオール
国籍:ブラジル
生年月日:2000年7月12日
出身地:サンゴンサロ
身長:176cm
体重:62kg
在籍チーム:レアル・マドリード
ポジション:FW(WG)
背番号:20
利き足:右足
ヴィニシウス・ジュニオール選手は、5歳のころにフラメンゴ系列のサッカースクールでフットサルを通して技術を磨いたようです。
そして、10歳の時にフラメンゴの下部組織に入団!
2017年1月に行われたコパ・サンパウロジュニアサッカー選手権大会(U-19の大会)に16歳で参加。
この大会で大会ベストイレブンに選出され、「今世紀最高の宝石」、「ニューネイマール」と評されるようになりました。
その後、順調に成長していったヴィニシウス・ジュニオール選手は、2017年5月にプロ契約!
数日後のアトレチコ・ミネイロ戦でプロデビューを果たしました。
The future is bright for Vinicius Junior!
The 16-year-old made his debut for @Flamengo_en.
👇👇👇https://t.co/ZRF1PLd39r pic.twitter.com/nRFFnbkOeO
— MARCA in English (@MARCAinENGLISH) June 11, 2017
デビューシーズンには、出場時間が短いながらも25試合に出場!
2018年7月に、レアル・マドリードに移籍。
移籍金4500万ユーロ(約55億円)。
加入してからは、カスティージャでもプレーし、シーズン途中からトップチームでのプレー時間も確保しました。
それ以降は、多くの出場機会を得ましたが、大きな結果を残せず・・・。
得点力不足と言われ続けましたが、2021-2022シーズンには解消されて感じがします。
これが続くのか?
今後のヴィニシウス・ジュニオール選手に注目ですね!
まとめ
今回は、ヴィニシウス・ジュニオール選手のプレースタイル、ポジションについて書いてみました。
指摘されていた得点力不足が解消されてきているようなので、今後の活躍が期待できそうです。
2021-2022シーズン終了後に2桁得点、アシスト達成できるのか?
凄く楽しみです。