久保建英の背番号はなぜ「14番」なのか?
なぜ日本代表でも10番をつけないのか?
そんな疑問に答えるべく、これまでの背番号の変遷とその背景を徹底解説します。
クラブ別・代表別の背番号を網羅した一覧表に加えて、レアル・ソシエダで14番を選んだ理由や、10番を避ける彼の“背番号観”にも注目しました。
背番号から見えてくる、久保建英という選手の「キャリア哲学」や「価値観」に、きっと新しい発見があるはずです。
この記事を読めば、久保建英が“番号よりも中身”を重視する理由が分かってきますよ。
この記事の内容
久保建英の歴代背番号まとめ!クラブ・代表ごとに完全網羅
引用:X
クラブ別:久保建英の背番号一覧【表あり】
久保建英がこれまでに背負ってきたクラブでの背番号を一覧でまとめました。
クラブごとに異なる番号を選んできた背景には、ポジション争いやクラブの文化も関係しています。
クラブ | 背番号 | 備考 |
---|---|---|
FC東京 | 41番/15番 | プロデビュー当初/レギュラー定着期 |
横浜F・マリノス(期限付き移籍) | 15番 | 途中加入選手として選択 |
レアル・マドリード(トップ契約) | 登録なし | 出場歴なし/カスティージャ所属のみ |
マジョルカ(2019-20) | 26番 | 初の欧州1部クラブ |
ビジャレアル(2020-21前半) | 16番 | CL出場クラブでの挑戦 |
ヘタフェ(2020-21後半) | 5番 | 中盤起用が多かった |
マジョルカ(2021-22) | 17番 | 再レンタル後の背番号 |
レアル・ソシエダ(2022-) | 14番 | 現在の背番号、固定化 |
どのクラブでもエースナンバーである「10番」を選ばず、空いている番号から自分の役割に合う番号を受け入れてきた印象があります。
日本代表での背番号一覧と年代別の変遷
日本代表でも久保建英は、一貫して「10番」にはこだわっていないスタンスを貫いています。
チーム | 背番号 | 備考 |
---|---|---|
U-15〜U-17日本代表 | 10番 | 主力としてプレー |
U-20日本代表 | 7番 | ポジションに合わせた選択 |
U-23(東京五輪代表) | 7番 | 三笘薫と共に攻撃陣を担う |
フル代表 | 11番、20番、21番など | 10番はつけず、ポジションに応じて変動あり |
森保ジャパンでも堂安律や南野拓実が10番をつけることが多く、久保建英は他番号で柔軟に対応しています。
FC東京〜ソシエダまでの背番号変遷と理由解説
引用:news.yahoo
クラブキャリアを通じて、久保建英の背番号には大きな一貫性があります。
それは「番号へのこだわりよりも、チームでの役割や柔軟性を重視する」という姿勢です。
FC東京での41番は、プロデビュー当時の若手番号。
そこから主力定着後は15番に変更されました。
横浜F・マリノス時代は15番と、特別な番号ではありませんが、既存選手とのバランスを考慮したものだったようです。
引用:daily
欧州移籍後は、マジョルカでの26番やビジャレアルでの16番、ヘタフェでは5番と、日本での印象とは違う番号をつけることもありました。
引用:X
現在のレアル・ソシエダでは「14番」に固定。これは過去のどのクラブでもつけていなかった番号ですが、
新天地での“自分らしさ”を示すスタートとしての選択だったのかもしれません。
五輪代表での背番号と注目された背景
引用:goal
東京五輪では、堂安律が10番、久保建英は「7番」を背負いました。
日本の10番というと“エースの象徴”というイメージがありますが、この時、久保がなぜ10番ではなかったのかについて、本人が明確な理由を語った記録はありません。
しかし、これまでの発言や行動から、久保は一貫して「番号へのこだわり」を表に出さず、与えられた環境で最大限のパフォーマンスを発揮するタイプであることがうかがえます。
この大会でも、番号よりチームでの役割を重視した結果として「7番」が自然に割り当てられたと考えられます。
そして実際、得点や存在感の面ではエース級の活躍を見せており、「番号ではなく中身で示す」久保のスタイルが表れていた大会となりました。
久保建英はなぜ14番?10番を選ばない理由に迫る
引用:X
レアル・ソシエダで「14番」を選んだ理由とは
引用:X
2022年にソシエダに完全移籍した久保が選んだのは「14番」。
なぜ10番や7番ではなかったのでしょうか?
実は、移籍当初のソシエダでは10番や11番などの“人気番号”はすでに埋まっており、空いていた中で14番を選んだと見られます。
それでも、彼は14番を気に入った様子で、現在も継続して使用中。
「番号にこだわらないが、与えられた番号に意味を込めるタイプ」だと感じさせられますね。
日本代表で「10番をつけない」理由
これも多くのファンが疑問に思う点ですが、久保は日本代表で一度も10番をつけたことがありません。
堂安律、南野拓実といった選手が10番を背負っていた時期にあたることも関係していますが、それ以上に、久保建英自身が「番号」よりも「チームでの役割」に重きを置いている印象です。
久保建英自身の“背番号観”とインタビューから見る意図
久保建英が明確に背番号について語った例は少ないですが、
過去のインタビューで以下のような言葉を残しています。
「番号とかじゃなく、自分がどれだけチームの勝利に貢献できるかが大事だと思う」
このコメントからも、番号をブランド化するのではなく、実力で示していく姿勢が久保らしさと言えるでしょう。
ファンの間で語られる「久保らしさ」と背番号の関係
Real Sociedad’s new number 14, Takefusa Kubo 🇯🇵#UEL pic.twitter.com/ABuR8qBesK
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) July 20, 2022
SNSなどでは、ファンの間で「久保=14番」という認識が少しずつ広がってきています。
メッシが「10番」、ロナウドが「7番」として浸透したように、久保建英も今後キャリアを重ねる中で「14番=久保建英」というイメージを作っていく可能性がありますね。
今後、日本代表での背番号がどうなっていくのかが楽しみです。
さいごに
久保建英の背番号には、一貫して「番号にこだわらない」という姿勢が見えてきます。
クラブでは14番、代表では7番や11番など、常にその時のチーム事情やポジションに応じて柔軟に対応。
特に、エース番号である10番を選ばず、自らをチームの一員として捉える姿勢は、久保のプロ意識の高さを物語っています。
「背番号で目立つのではなく、プレーで証明する」
そんな彼のキャリア哲学が、番号の選び方にも色濃く表れているようです。
これから先、久保建英=14番というイメージが定着していくかもしれませんね。
久保建英の背番号の最新情報は、Transfermarktでもチェックできます。
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