横浜F・マリノス、日本代表で活躍する西村拓真選手。
2023年3月に行われたキリンチャレンジカップのウルグアイ代表戦で第二次森保ジャパンのファーストゴールを決め、大きな注目を集めました。
そんな西村拓真選手の出身高校はドコなのでしょうか?
また、高校時代のエピソードはどんなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、西村拓真選手の高校時代について書いてみたいと思います。
この記事の内容
西村拓真の出身高校は富山第一高校!
引用:tomiichi
西村拓真選手の出身高校は、富山第一高校。
設置学科は、普通科1つでコースが4つあります。
- 特別進学コース
- 総合コース
- 美術コース
- S特別進学コース(2019年度から開設)
おそらく、西村拓真選手は総合コースに在籍していたのではないでしょうか?
ちなみに、富山第一高校の偏差値は以下の通りです↓
- S特別進学コース:55
- 普通科特別進学コース:53
- 普通科総合コース:42
- 普通科美術コース:41
進学実績を見てみると、令和4年度国公立大学合格者が70名もいます。
もちろん、サッカーをはじめ、スポーツも強いことで有名!
サッカー部は、全国高等学校サッカー選手権大会の常連校で、2014年の第92回大会で初優勝しました。
引用:armcruz
西村拓真選手は優勝メンバーで、優秀選手に選ばれています。
また、富山第一高校は多くのJリーガーを輩出していることでも有名です↓
写真 | 名前 | 所属先 |
荒谷弘樹 | 元大宮アルディージャ | |
柳沢敦 | 元鹿島アントラーズ | |
小田切道治 | 元カターレ富山 | |
石黒智久 | 元カターレ富山 | |
西野泰正 | 元ジュビロ磐田 | |
中島裕希 | FC町田ゼルビア | |
高橋駿太 | カターレ富山 | |
明堂和也 | 元アルビレックス新潟 | |
森泰次郎 | 元富山新庄クラブ | |
中田大貴 | 元富山新庄クラブ | |
大塚翔 | Khovd FC (モンゴル) |
|
坪井清志郎 | 徳島ヴォルティス |
今後も多くのJリーガーを輩出しそうですね。
西村拓真の高校時代の伝説エピソード4選!
注目選手1
富山第一高校 西村 拓真 pic.twitter.com/YIkPqrCuF4— 高校サッカーbot (@koukousoccer23) May 4, 2014
高校サッカーの名門校である富山第一高校でプレーしていた西村拓真選手。
きっと、多くのエピソードがあったに違いありません。
どんなエピソードがあったのか?
見ていきましょう。
伝説エピソード①親元を離れ、富山第一高校に進学
中学時代は愛知県選抜に選ばれていたほどでしたが、Jユースクラブに合格することが出来ず。
両親からは常に『高校は県外に出ないといけないよ』と言われていた西村拓真選手。
さらに、愛知県では全国大会に出場するにはライバル校、選手が多く難しい状況・・・。
そこで、父方の祖母宅から通える富山第一高校へ進学することを決意しました。
西村拓真選手にとって、進学先の富山第一高校はメリットばかりでした。
- 高校年代の最高峰リーグである高円宮杯JFAU-18プレミアリーグWESTに所属
- ネットの張られたサッカーゴールがあったこと(名東クラブの練習環境にはゴールがなかったため)
最高の環境でサッカーに向き合えた西村拓真選手は大きく成長し、全国高校サッカー選手権大会優勝やプロ入りを実現させました。
伝説エピソード➁第92回全国高校サッカー選手権大会優勝、自身は優秀選手
2014年に行われた第92回全国高校サッカー選手権大会優勝で富山県勢初優勝を達成しました。
西村拓真選手は、当時2年生ながら優勝に貢献し、自身は大会優秀選手に選出されています。
決勝の星稜高校戦は、奇跡の大逆転で歴史に残る名勝負となりました↓
引用:YouTube
このドラマティックな展開は、多くの高校サッカーファンを興奮させてくれたと思われます。
伝説エピソード③シュート練習中心のメニューの中、プロ入りを勝ち取る
【祝】富山第一・西村拓真選手(3年)のJ1ベガルタ仙台入団が22日に決まりました!!仮契約後に学校で会見した西村選手は緊張感たっぷりながら、「1年目から活躍して、日本を背負える選手になりたい」と力強く抱負を語りました。(竹) pic.twitter.com/YcwmvvtSse
— 朝日新聞富山総局 (@asahi_toyama) December 22, 2014
高校卒業後の進路が決まらなかった西村拓真選手。
高校3年の12月に、ベガルタ仙台に練習参加することとなりました。
降雪の影響でゲーム形式の練習ができず、シュート練習中心のメニューで判断されることに。
引用:Twitter
それが良かったのかもしれません。
ベガルタ仙台の練習参加の様子が報道されていました↓
仙台の練習に参加している富山第一MF西村拓真(3年)が、潜在能力の高さを見せた。合流2日目の12日は狭いスペースでのボール回しが中心。J1で戦う選手からの鋭いパスにも正確なトラップで対応し、自ら積極的にボールを受けに走った。練習後には母校の大先輩のFW柳沢に駆け寄って言葉を交わした。
さらに周囲を驚かせたのはシュート練習だった。右足の精度は仙台の選手に引けを取らず、何度もネットを揺らした。次々に「西村いいね!」と声が飛び、渡辺監督も「いいシュートを持っているし、視野も広い」と高く評価した。主戦場はサイドハーフながら、今季のプレミアリーグWESTでは全18試合でチーム19得点の半数を超える10ゴールをマーク。13年度の全国高校選手権で優勝に導いた実力は間違いなさそうだ。
引用:nikkansports
高いシュート決定率を見せた西村拓真選手は、合格を勝ち取ることに成功。
相当、良いシュートを連発していたのでしょうね。
その証拠に、ベガルタ仙台の古矢武士強化部長(当時)がこのように語っていました↓
「今月、仙台で練習に参加してもらった際、シュート練習で選手たちが次々と連続して決めて、10本、11本と数えだした。安全なプレーを選びだした者もいた中で彼は思い切ったプレーをしてしっかりゴールを決めた」
精度に加え、思い切りの良さが高く評価されたようです。
伝説エピソード④努力する才能を持っていた
引用:Twitter
当時、富山一高校の大塚一朗監督が西村拓真選手を”努力する才能”を持っていたと高く評価していました↓
「プロを目指したいという子に西村の話をよくするんです。『西村はこんなところじゃ音を上げなかったよ』と。いつもより多く10本走ろうと言っても、西村は終わった後におかわりを下さいと平気で言ってくる。自分が納得しないと練習を終わってくれない選手でしたから」
当時から西村は“努力をする才能”を持っていたという。練習では自分が納得するまでやり続け、誰よりも追い込んできた。
努力する才能があったからこそ、プロ入りできたわけですし、日本代表まで上り詰めることが出来たのでしょう。
2023年3月に行われたウルグアイ戦で同点ゴールを決める活躍を見せましたが、「まだまだ」と言っていた西村拓真選手。
今後、進化した西村拓真選手が見られそうですね。
当時のサッカー関係者や周囲の評価についてまとめてみた
引用:Twitter
高校時代の西村拓真選手に対するサッカー関係者や周囲の評価を見てみたいと思います。
ベガルタ仙台の古矢武士強化部長(当時)は、
「(U-18プレミアリーグの)試合を見てひと目ぼれした。技術の上手い下手では評価できない何かを持っている。物怖じせず、身体的なバランスも良い。もちろんこれから伸びなければいけないが、最も鍛えにくいところを彼は備えている」
と高く評価されていました。
U-18プレミアリーグに参加できた富山第一高校に進学したかいがありましたね。
大塚一朗監督(当時)は、
「彼は真面目でストイック。誰よりも練習する姿にチームメートも刺激を受けていた。(今季限りで引退した同校OBの)柳沢選手も『(彼が仙台の練習に参加した時に)グラウンドに早く出てきてボールを触っている姿を見て自分に重なるものを感じた』と言っていた」
監督だけでなく、あの柳沢選手からも評価されていたようです。
こういった姿勢は、今も変わっていないことでしょう。
さいごに
今回は、西村拓真選手の出身高校、高校時代のエピソード、周囲からの評価について書いてみました。
出身高校は、富山第一高校。
プロ入りを目指すにあたって、最高の選択をされたのではないでしょうか?
高校時代のエピソードや評価を見ると、凄さが伝わってくる内容でしたね。
今後、西村拓真選手の活躍次第でいろいろなエピソードが出てきそうな感じがします。
楽しみですね。
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