チャンピオンズリーグ通算得点ランキングTOP20を最新版でまとめました。
ロナウドやメッシの記録はもちろん、ハーランドやムバッペなど“新時代の得点マシーン”の台頭も徹底解説します。
さらに、シーズン別の歴代得点王も一覧で網羅し、複数人が並んだ“混戦シーズン”や、得点王とチーム成績の意外な関係にも注目。
PK除外の得点数や平均得点、時間帯別傾向など「数字の裏にあるストーリー」まで深堀りしています。
読み終わる頃には、「真にすごいストライカーは誰か?」が見えてくるはず。
サッカーファン必見の保存版データまとめ、ぜひ最後までご覧ください!
この記事の内容
チャンピオンズリーグ歴代得点王ランキング(2025年最新版・出場数&平均得点付き)
チャンピオンズリーグ通算得点ランキングTOP20(最新版)について、データとともに詳しく解説していきます!
順位 | 選手名 | 主な所属クラブ | ゴール数 | 出場試合数 | 平均得点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | クリスティアーノ・ロナウド | マンチェスターUなど | 141点 | 187試合 | 0.75点/試合 |
2 | リオネル・メッシ | パリSG、バルセロナ | 129点 | 163試合 | 0.79点/試合 |
3 | ロベルト・レヴァンドフスキ | バルセロナ、バイエルン | 105点 | 114試合 | 0.92点/試合 |
4 | カリム・ベンゼマ | レアル・マドリード | 90点 | 152試合 | 0.59点/試合 |
5 | ラウル・ゴンサレス | レアル・マドリードなど | 71点 | 142試合 | 0.50点/試合 |
6 | ファン・ニステルローイ | マンU、R・マドリードなど | 60点 | 81試合 | 0.74点/試合 |
7 | シェフチェンコ | ACミラン、D・キエフ | 59点 | 100試合 | 0.59点/試合 |
8 | トーマス・ミュラー | バイエルン・ミュンヘン | 57点 | 148試合 | 0.39点/試合 |
9 | キリアン・ムバッペ | パリSG、モナコ | 55点 | 67試合 | 0.82点/試合 |
10 | モハメド・サラー | リバプールなど | 51点 | 82試合 | 0.62点/試合 |
11 | ティエリ・アンリ | アーセナル、バルセロナ | 51点 | 112試合 | 0.46点/試合 |
12 | フィリッポ・インザーギ | ACミラン、ユベントス | 50点 | 85試合 | 0.59点/試合 |
13 | イブラヒモビッチ | PSG、バルセロナなど | 49点 | 124試合 | 0.40点/試合 |
13 | ディ・ステファノ | R・マドリード | 49点 | 58試合 | 0.84点/試合 |
13 | ハーランド | マンチェスター・シティなど | 49点 | 45試合 | 1.09点/試合 |
16 | エウゼビオ | ベンフィカ | 47点 | 64試合 | 0.73点/試合 |
16 | セルヒオ・アグエロ | マンC、A・マドリード | 47点 | 79試合 | 0.59点/試合 |
18 | ディディエ・ドログバ | チェルシーなど | 44点 | 92試合 | 0.48点/試合 |
19 | ネイマール | PSG、バルセロナ | 43点 | 81試合 | 0.53点/試合 |
19 | アントワーヌ・グリーズマン | A・マドリード | 43点 | 88試合 | 0.49点/試合 |
ポイント解説:
-
ハーランドが唯一の“1試合平均1点超え”(1.09点)で効率断トツ
-
出場数でTOPはC・ロナウド(187試合)
-
ディ・ステファノやエウゼビオなど、往年の名選手も高効率
クリスティアーノ・ロナウドが通算141得点で首位独走
チャンピオンズリーグの通算得点王に輝いているのは、やっぱりこの人、クリスティアーノ・ロナウド。
彼の通算得点はなんと141点!
長年トップレベルで活躍してきた証ですね。
しかも、187試合に出場してこの記録なので、平均得点は0.75点。
1試合でほぼ1点決めるペースって、冷静に考えると本当にすごいです。
しかもこの数字、レアルやユナイテッド、ユベントスなど複数のビッグクラブで積み上げたもの。
まさに“世界一のゴールマシーン”という称号にふさわしいですよね。
メッシやレヴァンドフスキの得点ペースも圧巻
2位にランクインしているのは、アルゼンチンの英雄リオネル・メッシ。
得点数は129点、出場試合数は163試合。
平均得点にすると約0.79点と、実はロナウドより効率が良いんです。
しかも、メッシの特徴はPKが少ないこと。
プレーからの流れで得点を決める力が高く、本物の“決定力”を感じさせますよね。
3位にはレヴァンドフスキがランクイン。
105点を114試合で記録していて、平均得点は驚異の0.92点。
ドルトムントやバイエルン、そしてバルセロナと渡り歩きながら、どのクラブでも確実に点を取ってきた実績は圧巻です。
このあたりの選手たちは、間違いなく“CLの顔”ですね!
ハーランドやムバッペなど新世代が急上昇中!
世代交代も進んできて、最近は新しい顔ぶれがランキングを脅かしています。
特に注目なのはアーリング・ハーランド。
まだCL出場は45試合ながら、すでに49得点という衝撃のペース。
1試合平均にすると1.09点。
これは歴代のどの選手よりも効率が良いんです。
また、フランス代表のキリアン・ムバッペも55得点に到達し、平均得点は0.82点。
2024-25シーズン以降はレアル・マドリードでの爆発も期待されます。
この新世代の台頭が、ランキングをどう変えていくか――今後が本当に楽しみですよね。
チャンピオンズリーグ歴代得点王(シーズン別)
チャンピオンズリーグ歴代得点王(シーズン別)を振り返ると、それぞれのシーズンに光ったストライカーの姿が浮かび上がってきます。
シーズン | 選手名(得点) | 所属クラブ | 出場試合数 | 平均得点 | チーム成績 |
---|---|---|---|---|---|
2024-25 | ギラシー(13) | ドルトムント | 11 | 1.18 | ベスト4 |
2024-25 | ハフィーニャ(13) | バルセロナ | 10 | 1.30 | 準優勝 |
2023-24 | ムバッペ(8) | PSG | 10 | 0.80 | 準決勝 |
2023-24 | ケイン(8) | バイエルン | 10 | 0.80 | ベスト8 |
2022-23 | ハーランド(12) | マンチェスターC | 11 | 1.09 | 優勝 |
2021-22 | ベンゼマ(15) | レアル・マドリード | 12 | 1.25 | 優勝 |
2020-21 | ハーランド(10) | ドルトムント | 8 | 1.25 | ベスト8 |
2019-20 | レヴァンドフスキ(15) | バイエルン | 10 | 1.50 | 優勝 |
2018-19 | メッシ(12) | バルセロナ | 10 | 1.20 | 準決勝 |
2017-18 | ロナウド(15) | レアル・マドリード | 13 | 1.15 | 優勝 |
2016-17 | ロナウド(12) | レアル・マドリード | 13 | 0.92 | 優勝 |
2015-16 | ロナウド(16) | レアル・マドリード | 12 | 1.33 | 優勝 |
2014-15 | ネイマール(10) | バルセロナ | 12 | 0.83 | 優勝 |
2014-15 | ロナウド(10) | レアル・マドリード | 12 | 0.83 | 準決勝 |
2014-15 | メッシ(10) | バルセロナ | 13 | 0.77 | 優勝 |
1試合平均1点超え!ハーランドが歴代トップ級の得点効率
引用:goal
得点王の中でも、特に“得点効率”に注目すると、やっぱりハーランドのインパクトが際立ちます。
2022-23シーズンでは12得点、11試合出場で1.09点/試合。
2020-21でも10点を8試合で叩き出し、平均1.25点という異常な数値。
決勝ラウンドでもゴールを決められる選手って、なかなかいないんですよ。
それをやってのけるのが、怪物ハーランドです。
若干20代前半にしてこの成績。
“史上最強の得点王”になっていく可能性すらありますよね。
複数人が得点王になる“混戦シーズン”とは?
毎年必ず得点王が1人とは限らないのが、チャンピオンズリーグの面白いところです。
2023-24シーズンは、ムバッペ(パリ・サンジェルマン)とケイン(バイエルン)が8得点で並び、同率得点王となりました。
そして記憶に新しい2024-25シーズンでは、ギラシー(ドルトムント)とハフィーニャ(バルセロナ)がともに13得点を記録。
2人とも決勝まで進んだわけではないのに、圧巻のゴール数でした。
そして、伝説級の“混戦”といえば2014-15シーズン。
なんと、メッシ・ロナウド・ネイマールという3人が、同じく10得点で得点王を分け合うという異例の展開になったんです。
このときのバルセロナは、MSNトリオ(メッシ・スアレス・ネイマール)が猛威を振るい、CLを制覇。
メッシとネイマールが得点王なのは納得ですが、準決勝で敗れたロナウドも食い込んでくるあたりは、さすがですね。
このように“混戦シーズン”では、1人の爆発よりも全体的な得点分布が起きている傾向があり、「個の突出」よりも「チーム全体で点を取る」スタイルが目立つ年ともいえるでしょう。
こうした混戦はファンにとっても予想が難しく、最後まで誰が得点王になるのか分からない“スリリングな楽しみ”でもありますよね!
得点王=優勝とは限らない?チーム成績との意外な関係
「得点王=優勝」って思いがちですが、実はそうとは限りません。
たとえば、2020-21のハーランド(ドルトムント)は得点王ながらベスト8止まり。
2023-24のケインはベスト8、2024-25のギラシーも準決勝まで。
逆に、優勝チームのエースが得点王を逃すことも珍しくありません。
チーム全体で得点できるバランス型の強さ、これもCL制覇には重要なんです。
つまり、得点王の数字だけでその選手の“価値”を判断しないほうがいいかもしれませんね。
得点王の決定率・出場試合数・得点傾向を徹底分析
得点数だけでは語れないのがチャンピオンズリーグの世界。
ここでは「決定率」や「試合数とのバランス」「得点の傾向」から、真に“すごい”ストライカーを深掘りしていきます!
誰が一番効率よく得点しているのか?平均得点から比較
得点数が多い=すごい、というのは当然なのですが、「試合数に対してどれだけ決めているか」も非常に重要な視点です。
たとえばロナウドは通算141得点ですが、出場試合数は187。
平均得点にすると0.75点で、これは十分に高い数値です。
一方で、レヴァンドフスキは105得点を114試合で記録し、平均得点は0.92。
そして、驚異的なのがアーリング・ハーランド。
まだ45試合しか出場していないのに、すでに49得点を記録。
平均は1.09点と、歴代トップレベルの効率です。
この“得点効率”という観点で見ると、ハーランドの異次元さが際立ちます。
試合数が少ないうちにどれだけ決めているか――これは若手選手の伸びしろを測る指標にもなりますよね。
優勝に貢献した得点王ランキング
引用:bundesliga
得点王と優勝の関係を追っていくと、見えてくるのは「決定的な選手がタイトルを引き寄せている」こと。
・2019-20:レヴァンドフスキ(15点)⇒バイエルン優勝
・2021-22:ベンゼマ(15点)⇒レアル・マドリード優勝
・2022-23:ハーランド(12点)⇒マンチェスター・シティ優勝
このように、得点王とチームの頂点が一致しているケースは少なくありません。
逆に、得点王になってもチームが決勝にすら届かないケースもある。
そこにはチーム戦術やサポート体制など、“個の力”を活かしきれない事情もあるんですよね。
でもやっぱり、タイトルと得点王をダブルで取る選手には“真のヒーロー感”があります!
ベスト8止まりでも得点王になれる選手たち
実は意外と多いのが「ベスト8やベスト16」で敗退したにもかかわらず得点王になるパターン。
先ほども挙げたように、2020-21のハーランドはドルトムントでベスト8止まりでしたが、10点を決めて得点王に輝きました。
また、2023-24のケインはバイエルンでベスト8敗退だったにもかかわらず、8点でムバッペと並びトップに。
これはつまり、「早い段階から爆発的にゴールを決めた」という証明でもあります。
決勝進出=得点王ではないという事実は、グループステージやラウンド16など“前半戦の活躍”も非常に大事だということ。
サクッと2試合でハットトリックを取るような選手が、短期決戦で強いんです。
データから見る“真の得点力”とは?
引用:soccer-king
ここでは、数字の裏側にある“ゴールの質”を深掘りしていきます。
単なる得点数だけでは見えない、プレースタイルや得点傾向から選手の特徴を読み解いてみましょう!
PK得点を除いたゴール数ランキング
まず注目したいのが、「PKなしの得点」です。
PKは確率が高く得点しやすいため、「PK込みの得点王」は時に“評価が割れる”こともあります。
たとえば、
-
ベンゼマ(2021-22)…15得点中4点がPK
-
ロナウド(2015-16)…16得点中5点がPK
-
ハーランド(2022-23)…12得点中3点がPK
一方で、
-
メッシはPK依存が非常に少なく、流れの中で得点するタイプ
-
レヴァンドフスキも比較的非PKゴール比率が高い
このように、流れの中でどれだけ点が取れるかが、本当の決定力の証ともいえるんです。
“PK職人”と“生粋のストライカー”を見分ける目線として、PK除外の得点をチェックするのは超重要ですね!
得点の時間帯・ヘディングや右足左足の割合
次に着目したいのは、「どういう形で点を取っているか」という分析です。
-
時間帯別データでは、レヴァンドフスキやハーランドは前半の早い時間帯に強く、相手が整う前に得点する傾向が。
-
メッシは後半に強く、時間が経つにつれゲームを支配していくスタイル。
-
ロナウドは90分を通して点が取れる万能型ですが、特にラスト15分の“劇的ゴール”が多いのも特徴。
また、得点部位を見ると、
-
ハーランド:右足中心+ヘディングが非常に多い
-
ムバッペ:左足での切り込み型
-
ロナウド:ヘディングと右足ミドルの爆発力
-
メッシ:左足だけでCL通算129得点(驚異)
得点の“多様性”も、ゴール数には表れないストライカーの奥深さですよね!
シーズン別得点ペースの推移
さらに興味深いのが、「選手ごとの得点ペースの推移」。
たとえばロナウドは30歳を超えてから、むしろ得点力が上がっていく稀有な選手。
2013-14~2017-18の5シーズンで、CL得点王を4回獲得しています。
メッシは20代前半から得点王に君臨し、20代後半に全盛期を迎えたイメージ。
若くして完成された選手でしたね。
そして近年では、ハーランドやムバッペのように“20代前半で通算50得点以上”という超スピードで歴史に名を刻む選手が続出中。
こうした“成長曲線”や“爆発の時期”を知ると、選手を応援する楽しみがぐっと深まりますよ!
今後の得点王候補は?注目選手5選
ここでは、次世代の得点王になりそうな注目選手をピックアップ。
通算ランキングや得点王争いに今後絡んでくるであろう逸材たちを紹介します!
エンバペ(レアル・マドリード)に期待される大爆発
すでにCL通算55得点を記録しているキリアン・ムバッペ。
2024-25からレアル・マドリードに加入し、さらに得点量産が期待されています。
新天地でネクスト・ロナウドの座を射止められるか。
今後5年で得点王の常連になること間違いなしです!
ハーランド(マンチェスター・シティ)の“異常な効率”
通算49得点・45試合という異常なペースを維持しているのがハーランド。
ケガさえなければ、通算100得点も夢じゃない超モンスターです。
決勝トーナメントでも得点できる強さは、得点王にふさわしい存在感ですよね!
ヴィニシウス・ジュニオール(レアル)
2023-24シーズンはベスト11にも選出されたヴィニシウス。
ゴールもアシストもこなせる万能型で、ムバッペと並ぶ「未来の顔」といえる選手です。
爆発力が出れば得点王もありえます!
ブラッドリー・バルコラ(パリSG)
2023年にPSGに加入したフランスの新星。
まだCLでの得点は少ないですが、スピードと個人技が魅力。
ギラシーやハフィーニャのように、“ある年突然大ブレイク”というパターンが最もありそうなタイプです。
ジョナサン・デイヴィッド(リール)
カナダ代表でありながら、欧州トップスカウトから熱視線を浴びているのがこのジョナサン・デイヴィッド。
2023-24のCLでは13得点で堂々のトップに並び、ゴール嗅覚の高さを証明しました。
※(注:CL得点王としては2024-25の登録に改訂する場合もあります)
所属クラブのリールでは物足りなくなってきており、今夏にプレミアリーグやセリエAへの移籍が現実味を帯びています。
身体能力とテクニックを併せ持ち、“得点王の条件”をすべて満たしている選手。
トップクラブに移籍すれば、年間15得点以上も十分ありえます。
次世代の“北米の星”が、ついにCLの頂点を狙いに来る――そんなシーズンが近づいてきていますよ!
さいごに
チャンピオンズリーグ通算得点ランキングでは、ロナウドが歴代最多141得点で独走しています。
メッシやレヴァンドフスキもそれに続き、近年ではハーランドやムバッペの急成長も際立っています。
歴代得点王のシーズン別一覧では、複数人が並ぶ混戦の年や、ベスト8での得点王といった意外な事実も浮かび上がりました。
得点王の中でも、平均得点・PK除外・時間帯傾向などから“真の得点力”を可視化したデータ分析も加えました。
今後の注目は、ムバッペ、ハーランド、ヴィニシウス、バルコラ、ジョナサン・デイヴィッドといった次世代のスターたち。
通算・シーズンごとの記録を押さえておけば、これからのCLが10倍面白くなりますよ!