デクラン・ライス選手がこれまでに背負ってきた背番号には、彼のキャリアやクラブでの役割が色濃く反映されています。
ウェストハム時代からこだわり続ける「41番」、そしてイングランド代表で着用する「4番」には、それぞれ特別な意味が込められています。
この記事では、ライス選手の背番号にまつわるエピソードをクラブや代表での活躍とともに振り返り、その背番号が彼のキャリアにおいてどのような存在であるのかを掘り下げていきます。
ライス選手の魅力をさらに深く知りたい方は、ぜひ最後までお読みください!
この記事の内容
デクランライスの背番号の歴史とエピソードを徹底解説
引用:givemesport
デクラン・ライス選手は、クラブや代表でのリーダーシップや安定したパフォーマンスで知られていますが、その背番号の選択にも彼のキャリアや性格が反映されています。
では、デクラン・ライス選手が背負ってきた背番号の変遷や、それにまつわるエピソードを見ていきましょう。
まずは、クラブでの歴代背番号です↓
シーズン | 所属チーム | 背番号 |
2016-2023 | ウェストハム・ユナイテッド | 41 |
2023- | アーセナル | 41 |
ずっと「41」番を背負っていますね。
これには訳があって背負っているようです。
理由については後述で!
一方、イングランド代表での歴代背番号を見ていきましょう。
シーズン | 背番号 |
2018-2019 | 4、16、18 |
2020-2021 | 4、5、7、8、17、18 |
2021-2022 | 4 |
2022-2023 | 4、7、19 |
2023- | 4 |
イングランド代表での背番号は「4」が多いですね。
これは、「4」で固定されそうな気がします。
では、詳細を見ていきましょう。
ウェストハム時代の「41」
引用:independent
デクラン・ライス選手は、ウェストハム・ユナイテッドでプロキャリアをスタートし、トップチームでは41番を背負いました。
2017年のデビュー以来、245試合に出場し、クラブを象徴する存在となります。
クラブを救ったキャプテンシー
2023年、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグの優勝は、デクラン・ライス選手がキャプテンとして率いた最大の功績の一つです。
準々決勝では、敵陣を60メートル以上ドリブル突破してゴールを決めるという圧巻のプレーを披露し、彼のリーダーシップと技術力を世界に示しました。
引用:YouTube
ファンとの強い絆
ウェストハム時代、41番はファンにとっても象徴的な番号となりました。
彼がクラブを離れる際、ファンが「41番を永久欠番にすべき」と訴えたほど、その影響力は絶大でした。
アーセナルでの「41」
引用:independent
2023年にアーセナルに移籍したデクラン・ライス選手は、クラブ史上最高額の移籍金(約1億500万ポンド)で加入しました。
移籍後も背番号41を継続し、新天地でもこの番号に対する一貫性を示しています。
エピソード:劇的なデビューシーズン
アーセナル加入初年度、マンチェスター・ユナイテッド戦でのアディショナルタイムの決勝ゴールは、アーセナルファンにとって忘れられない瞬間となりました。
引用:YouTube
その試合後、ファンから「41番はアーセナルの新たな伝説だ」と称賛されました。
リーダーとしての存在感
ライス選手はアーセナルの中盤に欠かせない存在となり、加入直後からチームの指揮を執るリーダーシップを発揮しています。
「41番=リーダーの証」としてのイメージがさらに強固なものとなっています。
イングランド代表での「4」
イングランド代表では、通常「4番」を着用しているデクラン・ライス選手。
中盤の要として、2021年のEURO2020や2022年のFIFAワールドカップで全試合フル出場を果たし、チームの躍進を支えました。
エピソード:EURO2020での名シーン
イングランド代表として初めての大舞台であるEURO2020。
決勝進出を果たしたチームの中で、デクラン・ライス選手は「守備的ミッドフィルダーの完成形」として称賛を浴びました。
特にイタリア戦では、試合序盤から果敢なインターセプトを披露し、ファンからスタンディングオベーションを受ける場面もありました。
代表初キャプテンの経験
2024年、ライス選手はイングランド代表で初めてキャプテンを務め、ベルギー戦で堂々たるプレーを見せました。
試合後、「背番号4に誇りを持つ選手」として監督からも絶賛されました。
背番号「41」の特別な意味
引用:thesun
デクラン・ライス選手が「41番」を背負うようになったのは、ウェストハム・ユナイテッドでのトップチームデビュー時からです。
若手時代、キットマンによってランダムに選ばれたこの番号ですが、彼にとってはキャリアのスタートを象徴する特別な番号になりました。
エピソード:背番号への愛着
デクラン・ライス選手は、41番について「自分のアイデンティティ」と語っており、他の番号を提案されても「これが自分らしさ」として断ることがあるほどの愛着を持っています。
また、「初心を忘れないため」という理由から、この番号を維持し続けているとのことです。
心理的なこだわり
「背番号を変えるとパフォーマンスが落ちるかもしれない」といった迷信的な要素も彼の背番号選択には影響しているようです。
このような姿勢は、彼の誠実で一貫性を重んじる性格を象徴しています。
さいごに
デクラン・ライス選手の背番号「41」と「4」は、彼のキャリアやリーダーシップを象徴するものです。
ウェストハム時代から変わらない「41番」は、初心を忘れずに成長し続ける彼の精神を反映しており、アーセナルでもその姿勢は変わっていません。
一方、イングランド代表での「4番」は、中盤の要としての責任感やリーダーシップを示しています。
彼が選び続ける背番号には、単なる数字以上の意味があります。
今後もデクラン・ライス選手がどのような活躍を見せ、その背番号がどんな新たなエピソードを生み出すのか、引き続き注目していきましょう!
こちらの記事も読まれています↓