エンゴロ・カンテ選手の背番号は、彼のキャリアとともに進化を遂げてきました。
控え選手としてスタートしたプロキャリアから、世界屈指の守備的ミッドフィールダーへと成長する過程で、背番号がどのように変化し、それが彼のプレースタイルや哲学をどのように反映しているのかを深掘りしていきます。
さらに、それぞれのクラブでのエピソードを交えながら、背番号に込められた彼の物語を紹介します。
この記事を読めば、カンテ選手の背番号の意味がもっと分かり、彼の素晴らしいキャリアに対する理解が深まること間違いなしです。ぜひ最後までお読みください!
エンゴロカンテの歴代背番号とクラブでのエピソード
エンゴロ・カンテ選手のキャリアを彩る背番号の変遷には、それぞれのクラブでのエピソードが込められています。
ここでは、背番号とともに彼がどのようにクラブで活躍し、影響を与えてきたかを詳しく見ていきます。
まず、所属チームでの歴代背番号です↓
シーズン | 所属チーム | 背番号 |
2011-2012 | ブローニュ | 35 |
2012-2013 | ブローニュ | 17、34 |
2013-2014 | カーン | 7、17 |
2014-2015 | カーン | 17 |
2015-2016 | レスター・シティ | 14 |
2016-2023 | チェルシー | 7 |
2023- | アル・イテハド | 7 |
「7」、「17」が多いですね。
エンゴロ・カンテ選手は、「7」を好んでいるのでしょうか?
フランス代表も見てみましょう。
シーズン | 背番号 |
2015-2016 | 5 |
2016-2017 | 5、13、22 |
2017- | 13 |
フランス代表では、「13」番が多いですね。
代表だと、「13」のイメージが強いのではないでしょうか?
では、詳細を見ていきましょう↓
ブローニュ
ブローニュでの背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2011-2012 | 35 |
2012-2013 | 17、34 |
カンテ選手のプロキャリアはフランスのUSブローニュからスタート。
背番号「35」で控え選手としてスタートし、翌シーズンには「34」や「17」を背負いレギュラーとして頭角を現しました。
ブローニュでのカンテ選手は当初その小柄な体格ゆえに注目を浴びにくかったものの、圧倒的な運動量とボール奪取能力で評価を高めました。
最終的にはチームの中心選手として活躍し、次なるステップへの足掛かりを作ることに成功!
カーン
カーンでの背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2013-2014 | 7、8、17 |
2014-2015 | 17 |
2013年、カンテ選手はリーグ・ドゥ(フランス2部)のSMカーンへ移籍。
ここでは「7」や「8」、「17」を背負い、チームの躍進に大きく貢献!
初年度から38試合全試合に出場し、昇格争いの中で重要な役割を果たしました。
その活躍でカーンはリーグ1への昇格を果たし、翌シーズンもトップリーグでの安定したパフォーマンスで中位フィニッシュを達成します。
特に、カンテ選手は「7番」を着用していた期間、攻守両面での影響力を発揮し、ヨーロッパ中のスカウトたちから注目を浴びる存在になりました。
この活躍が、次のステージであるプレミアリーグへの道を開いたのです。
レスター・シティ
2015年、カンテ選手はプレミアリーグのレスター・シティに加入。
背番号「14」を着用し、驚きのリーグ優勝に貢献しました。
このシーズン、カンテ選手はプレミアリーグ最多のタックル数とインターセプト数を記録し、レスターの快進撃を支えました。
/
プレミア史上最も印象に残ったチーム
15-16🦊#レスター に決定👏
\🏆奇跡的なプレミアリーグ初優勝🙌
✅ヴァーディの11試合連続弾
✅マフレズ無双
✅岡崎慎司の献身
✅カンテの鬼回収
✅モーガン統率の強固な守備#プレミアリーグ推進委員会圧倒的な投票数で決定👇 pic.twitter.com/6HYUDQaqkX
— Goal Japan (@GoalJP_Official) May 29, 2020
特に注目すべきは、カンテ選手の運動量と試合を読む能力。
チームメイトや監督クラウディオ・ラニエリも、「彼がいることで11人が12人になる」と称賛しました。
このシーズンの活躍で、カンテ選手はプレミアリーグを代表する守備的ミッドフィールダーとして名を馳せました。
チェルシー
2016年、カンテ選手はチェルシーに移籍し、以降は「7番」を背負いました。
ここでの彼の活躍は伝説的です。
チェルシーでは、プレミアリーグ優勝、FAカップ優勝、UEFAチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトルを獲得しました。
2016-17シーズン、カンテ選手はプレミアリーグ年間最優秀選手賞を受賞。
守備的ミッドフィールダーがこの賞を受賞するのは異例であり、彼の貢献度の高さが際立っていました。
また、2021年のチャンピオンズリーグ決勝ではマンチェスター・シティ相手に圧倒的なパフォーマンスを見せ、MVP級の働きを披露しました。
この投稿をInstagramで見る
さらに、チェルシー時代のエピソードとして、彼が非常に謙虚で控えめな性格であることが広く知られています。
チームメイトと一緒にプレーする際には、常に周囲をサポートする姿勢を見せていました。
ファンからも「70%の地球は水で覆われ、残りはカンテで覆われている」と称賛されるほどの人気を博しました。
アル・イテハド
引用:arabnews
2023年、カンテ選手はサウジアラビアのアル・イテハドに移籍。
ここでも背番号「7」を背負い、新たな環境でリーダーシップを発揮しています。
サウジ・プロリーグでは数々の名選手が集結する中で、カンテ選手は持ち前の運動量と守備力でチームの軸として活躍。
特に、移籍初年度からタイトル獲得に貢献し、サウジリーグでの新たな伝説を築き始めています。
また、新天地での挑戦に対する姿勢も注目を集めており、次世代の選手たちにも多大な影響を与えています。
フランス代表
エンゴロ・カンテ選手のフランス代表での背番号一覧です↓
シーズン | 背番号 |
2015-2016 | 5 |
2016-2017 | 5、13、22 |
2017- | 13 |
2016年3月のオランダ戦で代表デビューを果たしました↓
引用:YouTube
ユーロ2016ではアシストや守備で貢献し、2018年FIFAワールドカップでは全試合に出場。特にボール奪取能力と運動量がフランスの優勝に大きく寄与しました。
また、2021年のUEFAネーションズリーグでもグループステージで安定した活躍を見せ、チームを支えました。
背番号「7」には、攻守に貢献する万能型選手としての哲学が込められています。
彼の献身的なプレーは、フランス代表の中核としてこれからも期待されています。
さいごに
エンゴロ・カンテ選手の背番号の歴史は、彼の成長と活躍を象徴するものです。
ブローニュで控え選手として「35」を着用していた時期から、チェルシーやアル・イテハドでの「7」へと至るまで、彼の背番号は変化し続けました。
それぞれの番号には、彼のキャリアのステップアップや哲学が反映されています。
特に「7番」は、彼が単なる守備的選手ではなく、チームの攻守を支える重要な役割を担っていることを示す象徴です。
これからも、カンテ選手の背番号「7」が新たな歴史を刻む瞬間を期待しましょう!
こちらの記事も読まれています↓