アントワーヌ・グリーズマンは、世界トップクラスのストライカーとしてフランス代表や名門クラブで輝きを放つ選手です。
彼のキャリアを語る上で外せないのが、年俸の推移。
デビュー当初の控えめな金額から、ピーク時には約72億円に達したその成長曲線は、まさに彼の努力と成功を物語っています。
この記事では、グリーズマンの年俸推移を振り返りながら、現在の状況や今後の期待についても徹底解説します。
サッカーファンはもちろん、フットボールビジネスに興味がある方も必見です!
グリーズマンの年俸は約20億円!デビューからの推移が凄い!
アントワーヌ・グリーズマン選手は、UFマコンを経て、レアル・ソシエダユースに加入。
その後、各カテゴリーを駆け上がり、2009年9月6日に行われたレアル・ムルシア戦でリーガデビューを果たしました。
2014年にアトレティコに移籍し、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝、ヨーロッパリーグ優勝を経験!
2019年に念願のバルセロナに加入し、現在も所属しています。
その後、2021年夏にアトレティコにレンタル移籍で復帰し、2023年7月に完全移籍を果たしました。
皆がうらやむクラブを渡り歩いてきたアントワーヌ・グリーズマン選手ですが、気になる年俸推移はどうだったのでしょうか?
見てみましょう↓
シーズン | 所属クラブ | 年俸 |
2009-2013 | レアル・ソシエダ | 不明 |
2013-2014 | レアル・ソシエダ | 94万ユーロ (約1億5000万円) |
2014-2015 | アトレティコ・マドリード | 453万ユーロ (約7億2000万円) |
2015-2016 | アトレティコ・マドリード | 655万ユーロ (約10億4000万円) |
2016-2017 | アトレティコ・マドリード | 811万ユーロ (約12億9000万円) |
2017-2018 | アトレティコ・マドリード | 2127万ユーロ (約33億7700万円) |
2018-2019 | アトレティコ・マドリード | 4584万ユーロ (約72億8000万円) |
2019-2020 | バルセロナ | 3400万ユーロ (約54億円) |
2020-2021 | バルセロナ | 3750万ユーロ (約60億円) |
2021-2022 | アトレティコ・マドリード | 2500万ユーロ (約40億円) |
2022-2023 | アトレティコ・マドリード | 1250万ユーロ (約20億円) |
2023-2024 | アトレティコ・マドリード | 1250万ユーロ (約20億円) |
2024-2025 | アトレティコ・マドリード | 1250万ユーロ (約20億円) |
※1ユーロ=158.77円で計算しています。
アントワーヌ・グリーズマン選手の最高年俸は、4584万ユーロ(約72億8000万円)!
2013-2014シーズンと最高年俸を比較すると、48倍以上も上がっています。
アトレティコ復帰後、徐々にパフォーマンスが良くなっていることは良いこと。
チームをリーグ優勝に導く活躍に期待しましょう。
では、詳細を見ていきましょう↓
レアル・ソシエダ
Birthday boy Antoine Griezmann returns home tonight.
Real Sociedad was his first club, where he scored 53 goals in 202 appearances 🔵⚪
Will it be a happy return to San Sebastián? 🤔 #LLL
🧡🇪🇸⚽️ pic.twitter.com/v0uH2si4Y5— La Liga Lowdown 🧡🇪🇸⚽️ (@LaLigaLowdown) March 21, 2021
レアル・ソシエダでの年俸推移です↓
シーズン | 年俸 | 週給 |
2009-2013 | 不明 | 不明 |
2013-2014 | 94万ユーロ (約1億5000万円) |
1万8077ユーロ (約290万円) |
※1ユーロ=158.77円で計算しています。税込みの金額です。
2013-2014シーズンのみ判明しましたが、思っていたよりも年俸は高くないですね。
実績と年齢を考えると、妥当な金額か少し高いのかもしれませんね。
2009-2010シーズンに、トップチームデビューを果たすと、チームの1部昇格に大きく貢献!
昇格した2010-2011シーズン以降は、コンスタントに活躍し、2012-2013シーズン以降は公式戦2桁得点をあげる活躍でした。
アントワーヌ・グリーズマン選手の活躍を見たヨーロッパの強豪クラブからオファーが殺到しました。
その中で選んだのは、アトレティコでした。2014年7月に移籍が決まりました。
アントワーヌ・グリーズマン選手は、レアル・ソシエダ時代からずば抜けていましたね↓
アトレティコ(第1次)
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アトレティコ(第1次)での年俸推移です↓
シーズン | 年俸 | 週給 |
2014-2015 | 453万ユーロ (約7億2000万円) |
8万7155ユーロ (約1380万円) |
2015-2016 | 655万ユーロ (約10億4000万円) |
12万5962ユーロ (約2000万円) |
2016-2017 | 811万ユーロ (約12億9000万円) |
15万5962ユーロ (約2480万円) |
2017-2018 | 2127万ユーロ (約33億7700万円) |
40万9038ユーロ (約6500万円) |
2018-2019 | 4584万ユーロ (約72億8000万円) |
88万1538ユーロ (約1億4000万円) |
※1ユーロ=158.77円で計算しています。税込みの金額です。
アトレティコ移籍後の年俸推移は、とんでもないことになっていますね。
特に、最後のシーズンは凄すぎます!まあ、アトレティコでの活躍を考えれば、妥当な金額かもしれません。
2014年7月にアトレティコに加入したアントワーヌ・グリーズマン選手。
加入1年目からリーグ戦22得点をあげる活躍を見せると、2年目の2015-2016シーズンは、チームをUEFAチャンピオンズリーグ準優勝に導きました。
引用:YouTube
2017-2018シーズンは、ヨーロッパリーグ優勝を果たしています。
しかし、アントワーヌ・グリーズマン選手はバルセロナ移籍を決断してしまいました。
タイトル獲得できないことで移籍を決断したのではないか?と言われていましたが、違うようですね。
アントワーヌ・グリーズマン選手はバルセロナ移籍の理由は以下の通りでした。
「タイトルのため?いや、アトレティコにいてもリーガ・エスパニョーラやチャンピオンズリーグで優勝することはできる。新しいポジションやチームメイトを理解するのはとても刺激的で良いことだね」
刺激を求めての移籍だったようですね。
長い期間同じチームにいるとマンネリ化してしまいますからね。毎シーズン選手が変わりますが。
アトレティコに移籍したときに気づいたようです。
「変化の良さに気付いたのは、アトレティコに移籍した時だ。ディエゴ・シメオネ監督は僕がレアル・ソシエダでやっていたことを許さず、当時僕が持っていなかったものを求めてきた。もちろん大変だったけど、チームのために働く精神や細かい守備戦術を学ぶことができた。今となっては彼(シメオネ監督)にとても感謝しているよ」
シメオネ監督の教えがあったからこそ、バルセロナでもやれているような気がしますね。
ただ、バルセロナに行くタイミングが悪すぎましたね。
バルセロナ
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バルセロナでの年俸推移です↓
シーズン | 年俸 | 週給 |
2019-2020 | 3400万ユーロ (約54億円) |
65万3846ユーロ (約1億400万円) |
2020-2021 | 3750万ユーロ (約60億円) |
72万1154ユーロ (約1億1400万円) |
※1ユーロ=158.77円で計算しています。税込みの金額です。
2019年7月に、バルセロナに加入したアントワーヌ・グリーズマン選手。
ただ、この移籍には問題がありましたね。
アントワーヌ・グリーズマン選手に設定されていた契約解除金2億ユーロ(約243億円)、7月1日以降は1億2000万ユーロ(約150億円)。
バルセロナは1億2000万ユーロ(約150億円)を支払い、アントワーヌ・グリーズマン選手を獲得。
アトレティコ側は、7月1日よりも前に合意に至っていたと抗議!
最終的に、スペインサッカー連盟に300ユーロ(約3万5000円)の罰金を科されました・・・。
当然ですよね。
バルセロナに加入したアントワーヌ・グリーズマン選手ですが、期待されていたような活躍ができず・・・。
そして、2021年8月に古巣であるアトレティコに期限付き移籍をすることになりました。
アトレティコ(第2次)
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アトレティコ(第2次)での年俸です↓
シーズン | 年俸 | 週給 |
2021-2022 | 2500万ユーロ (約40億円) |
48万769ユーロ (約7600万円) |
2022-2023 | 1250万ユーロ (約20億円) |
24万385ユーロ (約3800万円) |
2023-2024 | 1250万ユーロ (約20億円) |
24万385ユーロ (約3800万円) |
2024-2025 | 1250万ユーロ (約20億円) |
24万385ユーロ (約3800万円) |
※1ユーロ=158.77円で計算しています。税込みの金額です。
年俸は下がってしまいましたが、バルセロナで苦しむより良かったと思われます。
アトレティコ復帰後の2021-2022シーズンは思うような結果が得られませんでした。
しかし、2022-2023シーズンは、リーグ戦38試合15得点17アシストを記録!
完全復活を印象付けてくれましたね!
2023-2024シーズンもリーグ戦33試合16得点6アシストと活躍してくれました。
新シーズンもかなり期待できるでしょう。
さいごに
アントワーヌ・グリーズマンのキャリアと年俸の推移は、彼が世界屈指の選手として歩んできた軌跡を映し出しています。
最高年俸72億円という驚きの金額を記録した一方で、現在はアトレティコ・マドリードで20億円の年俸を得ながら、チームの柱として復活を遂げています。
彼の年俸推移は、サッカー選手としての価値とパフォーマンスが密接に結びついていることを示しています。
今後もアトレティコをリーグ優勝に導く原動力となることが期待されます。
最新の情報と共に、グリーズマンのさらなる活躍を見守りましょう。
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参考サイト
- Antoine Griezmann – Player profile 21/22 | Transfermarkt
- #7 SS Antoine Griezmann Salary Profile | Capology The Sports Salaries Platform