ハリー・マグワイア選手の背番号には、彼が歩んできたキャリアの軌跡が刻まれています。
シェフィールド・ユナイテッドでのデビューから、レスター・シティでの飛躍、マンチェスター・ユナイテッドでのリーダーシップ、そしてイングランド代表での守備の柱としての活躍まで。
背番号5や6に込められた意味と、それぞれのクラブや代表でのエピソードを詳しく解説します。
彼の背番号の変遷をたどりながら、マグワイア選手の魅力を再発見してみませんか?
この記事の内容
ハリーマグワイアのクラブでの歴代背番号とエピソード
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地元クラブのシェフィールド・ユナイテッドFCでキャリアをスタートさせ、トップチームデビューを果たしました。
そこから、ハル・シティ→ウィガン→レスターと渡り歩き、2019年夏にマンチェスター・ユナイテッドに加入しました。
これまで所属してきたクラブでの背番号は何番だったのでしょうか?
シーズン | 所属チーム | 背番号 |
2010-2011 | シェフィールド・ユナイテッドFC | 40 |
2011-2012 | シェフィールド・ユナイテッドFC | 19 |
2012-2014 | シェフィールド・ユナイテッドFC | 5 |
2014-2015 | ハル・シティ | 12 |
2014-2015 | ウィガン | 4 |
2015-2016 | ハル・シティ | 12 |
2016-2017 | ハル・シティ | 5 |
2017-2019 | レスター・シティ | 15 |
2019- | マンチェスター・ユナイテッド | 5 |
様々な番号を背負っていますね。
では、詳細を見ていきましょう。
シェフィールド・ユナイテッドFC
シェフィールド・ユナイテッドFC時代の背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2010-2011 | 40 |
2011-2012 | 19 |
2012-2014 | 5 |
マグワイア選手がプロデビューを果たしたのが、地元クラブであるシェフィールド・ユナイテッドです。
当初は背番号40を与えられ、若手としてスタートを切りました。
2011年にはリーグデビューを果たし、そのシーズンの終盤には背番号5を任されるまでに成長。
2013-14シーズンにはリーグ戦41試合に出場し、クラブの守備陣を支える中心選手に。
シェフィールドのファンからは「地元のヒーロー」として愛され、当時のプレースタイルが今の彼の基盤となっています。
ハル・シティ
ハル・シティでの背番号一覧です↓
シーズン | 背番号 |
2014-2015 | 12 |
2014-2015 | 4 |
2015-2016 | 12 |
2016-2017 | 5 |
ハル・シティに移籍した当初は背番号12を着用。
最初は控え選手としてベンチスタートが多かったものの、2015-16シーズンから背番号5を獲得。
この期間、クラブはプレミアリーグから降格したものの、翌シーズンには昇格を果たし、マグワイア選手はその立役者となりました。
特に2016年の昇格プレーオフでは、堅実な守備とリーダーシップを発揮し、ファンから高い評価を得ています。
ウィガン
ウィガン時代の背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2014-2015 | 4 |
2月から5月までと短い間ですが、主力としてプレー。
レスター
レスター時代の背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2017-2019 | 15 |
2017年、移籍金約1700万ポンド(約28億円)でレスター・シティに加入。
背番号15を背負い、移籍初年度からリーグ戦38試合全てにフル出場という快挙を達成しました。
その後も安定したパフォーマンスを見せ、2018 FIFAワールドカップでの活躍を経て、レスターでの市場価値をさらに高めました。
特に攻撃参加も得意とし、ヘディングやセットプレーで多くの得点を演出したことで、レスター時代のファンからも「攻撃できるセンターバック」として称賛されています。
レスター時代には、こんなゴールを決めていました↓
#OnThisDay in 2018, Harry Maguire scored a late winner to seal a 2-1 victory away at Southampton 👏 pic.twitter.com/s9qNzuv9wT
— Leicester City (@LCFC) August 25, 2021
素晴らしいミドルシュートでしたね。
マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドでの背番号は「5」。
2019年、クラブ史上最高額となる8000万ポンド(約113億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。
加入初年度から背番号5を任され、センターバックの中心選手に。
2020-21シーズンにはキャプテンにも任命され、クラブのリーダーとしてピッチ内外で活躍しています。
特にUEFAヨーロッパリーグ決勝進出を果たした2021年のシーズンは、彼のリーダーシップが光ったシーズンとして記憶されています。
さらに、2022年のプレシーズンツアーでは、若手選手の育成にも尽力する姿が見られました。
イングランド代表での歴代背番号とエピソード
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イングランド代表での背番号一覧です↓
シーズン | 背番号 |
2016-2017 | 5、15 |
2017-2018 | 6 |
2018-2019 | 5、6 |
2020-2021 | 4、5、6、16、20 |
2021-2022 | 6 |
2022-2023 | 6、14 |
2024-2025 | 6 |
初招集と2018年W杯(2017-2018)
マグワイア選手が代表デビューを果たしたのは2017年。
その際、背番号15を着用しました。
2018年のFIFAワールドカップでは背番号6を託され、ディフェンスラインの中心選手として全試合に先発。
特に準々決勝のスウェーデン戦では貴重な先制点をヘディングで決め、イングランドを準決勝進出へ導きました。
🏴 #Inglaterra 1 – 0 #Suecia 🇸🇪
Goal: Harry #Maguire 30′ ⚽
🏟 Samara Arena
📽 #Rusia2018 #WorldCup #WM2018 #SWE #ENG #FifaWorldCup2018 #4tosDeFinal
pic.twitter.com/XFnaUXkiQw— SportRoundRobin (@SportRoundRobin) July 7, 2018
彼の強固な守備とセットプレーでの存在感は、世界中の注目を集めました。
UEFA EURO 2020(2021)
UEFA EURO 2020では、グループリーグ第3戦から復帰。守備の安定感を取り戻し、チームの決勝進出に大きく貢献しました。
特に準決勝のデンマーク戦では、延長戦における冷静な守備で試合を支配し、ファンの間で英雄的な存在となりました。
現在(2024-2025シーズン)
最新シーズンでも、マグワイア選手は引き続き背番号6を着用。
若手選手との連携やリーダーシップを発揮しながら、イングランド代表の守備を支え続けています。
さいごに
ハリー・マグワイア選手の背番号は、彼の成長と進化を象徴するものです。
シェフィールド・ユナイテッドでは若手として40番を背負い、レスター・シティでは15番で存在感を発揮。
マンチェスター・ユナイテッドではクラブの顔として5番を任され、イングランド代表では守備の要として6番を着用しています。
それぞれの番号には、彼が果たしてきた役割や、チーム内での立ち位置が反映されています。
今後も彼の背番号がどのような物語を紡ぐのか、引き続き注目していきましょう!
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