ジョアン・フェリックス選手のプレースタイルやポジションをご存じですか?
ポルトガル出身の「黄金の少年」として名を馳せた彼は、ベンフィカでのプロデビューから、アトレティコ・マドリード、チェルシー、バルセロナと渡り歩き、その柔軟なポジショニングと卓越した技術で世界中の注目を集めています。
この記事では、彼の特徴的なプレースタイルや各クラブでのエピソードを交えながら、ジョアン・フェリックス選手の魅力を深掘りしていきます。
最後まで読んで、彼のプレーの奥深さを感じてみませんか?
この記事の内容
ジョアン・フェリックスのプレースタイル
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ジョアン・フェリックス選手はどんなプレースタイルが持ち味なのでしょうか?
ジョアン・フェリックスのプレースタイルの特徴を挙げると、
- テクニカルなドリブル
- シュートの正確性と冷静さ
- チャンスメークと創造性
の3つが挙げられると思います。
それぞれについて見ていきましょう。
テクニカルなドリブル
ジョアン・フェリックス選手のドリブルは、観客を驚かせるような華麗さがあります。
細かいボールタッチと相手の動きを読む鋭い洞察力を組み合わせることで、狭いスペースでもボールを失いません。
例えば、彼のドリブルで印象的だったのはアトレティコ・マドリード時代のチャンピオンズリーグでのプレーです。
相手ディフェンダーを2人、3人と抜き去る姿には、スタジアム全体が息を飲みました。
ドリブルだけでなく、その後の的確なパスやシュートにつなげる判断力が、彼を特別な選手にしています。
ここで切り返すの!と思うところでやってくれるので、ディフェンダーとしたら頭に来ますね。
2⃣1⃣歳!#ジョアン・フェリックス 、誕生日おめでとう!!! ?@joaofelix70 @atletienglish
お祝いのメッセージをこちらにどうぞ!⬇️ pic.twitter.com/s9Q3RV90aV
— ラ・リーガ (@LaLigaJP) November 10, 2020
シュートの正確性と冷静さ
ゴール前での冷静さもジョアン・フェリックス選手の武器です。
左足、右足のどちらでも高い精度のシュートを放つことができ、状況に応じた多彩なフィニッシュを見せます。
敵の守備を巧みにかわし、ゴールキーパーの届かないコースを狙ったシュートは見事です。
このような冷静さと決定力が、彼を一流のストライカーへと押し上げています。
引用:YouTube
チャンスメークと創造性
ジョアン・フェリックス選手は、ゴールを決めるだけでなく、チーム全体の攻撃を組み立てる能力にも長けています。
中盤でボールを受けると、正確なパスで味方をゴール前へ送り込むシーンがしばしば見られます。
バルセロナでのプレーでは、レバンドフスキ選手へのアシストが話題になりました。
彼のボールキープ力と視野の広さが、バルセロナの攻撃陣をさらに強力なものにしています。
基本的にはシンプルなプレーをするジョアン・フェリックス選手ですが、時折見せるトリッキーなプレーも必見です↓
引用:YouTube
味方を活かす、自らも活きるプレーは見事ですね。
前を向いた時のジョアン・フェリックス選手は、本当に怖い選手です。
ジョアン・フェリックスのポジションと適応力
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ジョアン・フェリックス選手のもう一つの大きな魅力は、その多様性です。
彼は以下のポジションでプレーすることができます。
セカンドストライカー
ジョアン・フェリックス選手の本職と言えるポジション。
このポジションでは、センターフォワードのすぐ後ろに位置し、チャンスメークやゴールへの関与を行います。
アトレティコ・マドリード時代にはこのポジションで起用され、ラ・リーガ優勝に貢献しました。
彼の流動的な動きが、攻撃に変化をもたらしました。
センターフォワード
相手守備の最前線でプレーするセンターフォワードとしても活躍できます。
彼のポストプレー能力とシュート技術が、このポジションでも威力を発揮します。
攻撃的ミッドフィルダー
攻撃的ミッドフィルダーとして、中央でボールを持ち、全体の攻撃をコントロールする役割を担います。
チェルシー時代にはこのポジションで起用され、彼の柔軟性がチームの戦術に幅を持たせました。
左右のウイング
ジョアン・フェリックス選手は、ウイングとしてもプレーできるため、サイドからのドリブル突破やクロスでチャンスを作ることも得意です。
ジョアン・フェリックスのプロフィールと経歴!
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プロフィール
本名:ジョアン・フェリックス・セケイラ
愛称:ゴールデンボーイ
国籍 :ポルトガル
生年月日:1999年11月10日
出身地:ヴィゼウ
身長:181cm
体重:70kg
在籍チーム:チェルシー
ポジション:FW
背番号:14
利き足:右足
クラブ、代表の経歴とエピソード
SLベンフィカ(2018-2019)
ジョアン・フェリックス選手はベンフィカでプロデビューを果たしました。
ユースリーグでは6ゴールを挙げ、トップチーム昇格を果たします。初年度からリーグ戦15ゴールを記録し、一躍注目の的に。
特にヨーロッパリーグ準々決勝のフランクフルト戦では、19歳152日でハットトリックを達成。
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EL準々決勝1stlegのゴールを振り返ろう‼️
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⚽️ジョアン・フェリックス×3、ルベン・ディアス
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— Football ZONE Web (@zonewebofficial) April 18, 2019
この若さでの快挙は、世界中のスカウト陣を驚かせ、「黄金の少年」としての地位を確立しました。
この活躍がきっかけで、アトレティコ・マドリードが1億2600万ユーロもの移籍金を支払うことになります。
アトレティコ・マドリード(2019-2024)
2019年にアトレティコへ移籍し、クラブ史上最高額の移籍金で加入しました。
背番号7番を受け継ぎ、アントワーヌ・グリーズマン選手の後継者として期待されます。
加入初年度には、チャンピオンズリーグで最年少ゴール記録を樹立。
2020-2021シーズンにはラ・リーガ優勝を果たし、チームの攻撃を支える存在となりました。
一方で、ディエゴ・シメオネ監督との戦術的な相性や、負傷による出場機会減少が課題となり、2023年にはレンタル移籍を繰り返すことに。
チェルシー(2023, レンタル移籍)
2023年にチェルシーへレンタル移籍。
プレミアリーグでのデビュー戦では不運にもレッドカードを受けてしまいましたが、その後はゴールを挙げるなど適応力を示しました。
特にウェストハム戦での初ゴールは、チェルシーファンの心を掴むものでした。
彼のスムーズなボールタッチと鋭い動きが、チェルシー攻撃陣の起点となりました。
FCバルセロナ(2023-24, レンタル移籍)
引用:Yahoo!
2023年、バルセロナへ移籍。ここでは背番号14番を背負い、すぐに結果を出します。
加入後のデビュー戦ではゴールを記録し、ファンから称賛されました。
特にアトレティコ戦での得点は注目の一戦。
古巣相手に強烈なインパクトを与えたこのゴールは、ジョアン・フェリックス選手の復活を象徴するものでした。
バルセロナの戦術にも完全にフィットし、シーズンを通じて安定したパフォーマンスを見せました。
チェルシー(2024-現在)
2024年にチェルシーと完全契約を結び、背番号14番を引き続き使用。
復帰後のウルバーハンプトン戦では、早速ゴールを記録し、再びファンを歓喜させました。
7年契約を結び、長期的な活躍を期待されています。
チェルシーでは、攻撃の核として新監督の戦術の中心に位置づけられています。
ポルトガル代表(2019-現在)
ジョアン・フェリックス選手は、2019年にポルトガル代表デビューを果たしました。
初期の頃から「ポスト・クリスティアーノ・ロナウド」と呼ばれるほど期待を集めています。
特に2019年のUEFAネーションズリーグでは、決勝トーナメント進出を決める重要な試合で貢献。
さらに2022年のワールドカップでは初ゴールを記録し、国際舞台での実力を証明しました。
彼の創造性と冷静さは、ポルトガル代表の攻撃に欠かせない存在として認識されています。
さいごに
ジョアン・フェリックス選手のプレースタイルは、テクニカルなドリブル、正確なシュート、そして創造的なチャンスメークが融合した独自のものです。
彼はセカンドストライカーを中心に、センターフォワードや攻撃的ミッドフィルダー、さらにはウイングでもプレー可能な柔軟性を持ち、どのポジションでも高いパフォーマンスを発揮しています。
また、ベンフィカでのプロデビューから、アトレティコ・マドリードでのリーガ優勝、チェルシーやバルセロナでの挑戦まで、彼のキャリアは華やかなエピソードに満ちています。
これからもジョアン・フェリックス選手がどのような活躍を見せるのか、ファンの期待が高まります。
彼の成長と挑戦を、ぜひ引き続き注目してください!
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参考サイト