ジョアン・ネヴィスのプレースタイルとポジション徹底解説!海外評価と秘話まで紹介

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ポルトガル代表の新たな中盤の心臓として、ヨーロッパ中の注目を集めるジョアン・ネヴィス。

ベンフィカで頭角を現し、2024年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へとステップアップした彼は、わずか20歳にして戦術理解度・判断力・ボール技術のすべてを高いレベルで兼ね備える稀有な存在です。

本記事では、ネヴィスのポジションやプレースタイルを5つの特徴に分けて徹底解説し、海外メディアやファンからの評価、そしてちょっとしたエピソードまで紹介します。




ジョアン・ネヴィス|プレースタイル・ポジション徹底解説

ジョアン・ネヴィス選手の写真

ジョアン・ネヴィス選手の写真

引用:goal

ポジション

ジョアン・ネヴィスはセントラルミッドフィールダー(CMF)を本職とし、守備的ミッドフィールダーとしてもプレーできる万能型の中盤選手です。

ベンフィカ時代は主に4-2-3-1のダブルボランチで起用され、ポゼッションの起点として中盤を支配しました。

試合の流れに応じて最終ラインに降りてビルドアップをサポートしたり、サイドバックとセンターバックの間に立って数的優位を作るなど、ポジショニングの柔軟性が際立ちます。

2024年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍してからも、中盤の軸として重用され、試合の展開によって攻撃的・守備的役割を瞬時に切り替えられる“万能型ミッドフィールダー”として評価を高めています。




プレースタイル

 

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ネヴィスは機動力・技術・判断力を兼ね備えた中盤のプレーメーカーであり、攻守両面で高いクオリティを発揮します。

以下では、その特徴を5つに分けて解説します。

1. 圧倒的なポゼッション能力

短距離の加速と低い重心を活かし、マーカーを剥がして前進するプレーが得意です。

狭いスペースでもボールを失わず、体の使い方で相手をブロックして保持を継続します。

特に、相手が寄せてくる瞬間に体を半身にしてボールを受け、ワンタッチまたはターンで圧力から解放される技術は一級品です。

引用:YouTube

海外メディアは「プレッシャー下でも冷静に捌けるメンタルの成熟度は年齢以上」と高く評価しています。

2. ビルドアップの起点

最終ラインまで降りてボールを引き出し、前線へつなぐ役割を担います。

2023/24シーズンには1,900本のパス数でリーグ2位を記録し、ファイナルサードへの進入パスでも上位に入りました。

単なるパス回しではなく、相手のプレスを誘って空いたスペースに正確なパスを通すことで、攻撃のリズムを作ります。

Primeira Liga公式は「ベンフィカのリズムを操る若き心臓」と評しています。

3. カウンタープレスの鬼

ボールを失った瞬間の反応速度が非常に速く、前向きの守備で相手の時間とスペースを奪います。

ポジションを捨ててでも即座にボールホルダーにプレッシャーをかけるその積極性は、試合の主導権を奪い返す大きな要因です。

引用:YouTube

2025年のチャンピオンズリーグ対マンチェスター・シティ戦では、7回のタックル全成功、51本の正確なパス、そして逆転ゴールを決める活躍でマン・オブ・ザ・マッチに輝きました。

4. 空中戦とフィジカルコンタクトの強さ

 

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身長174cmと比較的小柄ながら、タイミングとジャンプ力、ポジショニングで空中戦勝率が高いのが特徴です。

守備時にはセカンドボール回収、攻撃時にはセットプレーでの競り合いに強く、相手の大柄な選手にも怯まず挑みます。

欧州解説者は「フィジカルで圧倒するタイプではないが、1対1の空中戦やコンタクトにおいても臆さない。勇敢さと判断力で相手に勝つ」と評価しています。

5. 攻撃面の課題

ポゼッションや前進の構築は優れている一方で、前線でのリスクあるパスや決定的チャンスメイクはまだ発展途上です。

2023/24シーズンのリーグ戦では3ゴール1アシストにとどまり、欧州カップ戦では得点・アシストなし。

分析筋からは「完成度は高いが、攻撃のスパークを加えれば世界屈指になれる」と指摘されています。




ちょっとしたエピソード

 

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  • PSG加入初年度で記録更新:リーグ・アン初の2試合で4アシストを記録し、ネイマールが持っていた新人記録(3アシスト)を更新。

  • 大一番での勝負強さ:2025年CLマンチェスター・シティ戦では、試合をひっくり返す決勝ゴールを決め、マン・オブ・ザ・マッチに選出。

  • 若くして月間MVP常連:Primeira Liga時代には19歳で月間最優秀MFを6回受賞し、早くから国内トップレベルの評価を獲得。




さいごに

ジョアン・ネヴィスは、単なる守備的ミッドフィールダーにとどまらず、試合のリズムを操るプレーメーカーとしても高い評価を受けています。

圧倒的なポゼッション能力、ビルドアップの起点としての貢献、そして守備時の瞬発的なカウンタープレスは、現代サッカーの中盤像を体現していると言えるでしょう。

まだ攻撃面の数字は物足りない部分もありますが、その若さを考えれば伸びしろは無限大。

国内リーグやチャンピオンズリーグでの経験を重ねるごとに、彼は世界屈指のオールラウンダーとしてさらなる輝きを放つはずです。