グヴァルディオル選手は、現代サッカーにおけるセンターバックの新たなスタンダードを築く存在です。
そのプレースタイルは、守備だけでなく攻撃にも貢献する柔軟性と技術に満ちています。
センターバックを主戦場としながら、左サイドバックでも高いパフォーマンスを発揮し、守備力、スピード、精密なパスが特徴的です。
この記事では、グヴァルディオル選手のプレースタイルやポジションの役割を詳しく解説し、彼がなぜこれほどの評価を得ているのかを探ります。
彼の成長と可能性をぜひ最後までご覧ください!
この記事の内容
グヴァルディオルのプレースタイルの特徴は?
引用:theguardian
グヴァルディオル選手ですが、どんなプレースタイルが持ち味なのでしょうか?
グヴァルディオル選手のプレースタイルの持ち味を挙げると、
- フィジカルを活かした守備
- 利き足の左足から繰り出される正確なキック
- 推進力あるドリブル
が挙げられると思います。
では、それぞれについて見ていきましょう。
フィジカルとスピードを武器にした堅守

グヴァルディオル選手の写真
グヴァルディオル選手は、185cmの身長と80kgの体重を活かし、1対1での守備や空中戦で高い勝率を誇ります。
彼の守備は単なるフィジカルに頼るものではなく、優れたポジショニングと状況判断が特徴的です。
例えば、クロアチア代表として出場した2022年のワールドカップでは、ベルギー戦で絶妙なタイミングのスライディングタックルを見せ、失点のピンチを防ぎました。
引用:YouTube
また、スピードも兼ね備えており、相手のカウンター攻撃にも即座に対応できる能力があります。
このようなプレーは、守備だけでなくチーム全体のバランスを保つ上で重要な役割を果たします。
引用:YouTube
綺麗なスライディングタックルでボールを奪いますね。
ファールなしでピンチを防いでくれるグヴァルディオル選手は頼もしいですね!
利き足の左足から繰り出される正確なキック
グヴァルディオル選手の左足は、攻撃の起点として欠かせない武器です。
センターバックからのロングフィードや、ディフェンスラインから繰り出される正確なパスは、攻撃をスムーズに展開する鍵となります。
例えば、RBライプツィヒ時代には、ブンデスリーガの試合で複数回のアシストを記録しました。
彼の精密なキックは、プレッシャーの中でも冷静にパスを供給できるため、チームメイトからの信頼も厚いです。
走り込めば、グヴァルディオル選手から素晴らしいパスが来るので信じて走るだけですね↓
引用:YouTube
これだけ高精度のキックができる選手が、センターバックにいると助かりますね。
また、利き足でない右でのボールコントロールも上手いと評判です。
ペップ・グアルディオラ監督は、
「左利きの場合、彼らは右足をあまりうまく使えないことがあるが、彼は右足が本当に上手で、左足よりも右足の方が快適だ。彼はマドリードで良いゴールを決め、前半にもチャンスがあった。今ではファイナルサードでも脅威となっている。」
引用:news.yahoo
両足を巧みに使いこなすことでチームの戦術に多様性をもたらしています。
彼の精密なキックは、プレッシャーの中でも冷静にパスを供給できるため、チームメイトからの信頼も厚いです。
推進力あるドリブルで攻撃を活性化

グヴァルディオル選手の写真
引用:bola
センターバックでありながら、グヴァルディオル選手は推進力のあるドリブルでも注目されています。
自らボールを持ち運び、相手のディフェンスラインを突破するプレーは、攻撃の活性化に繋がります。
そこまで持っていくの?と思うところまでドリブルすることもあります↓
引用:YouTube
細かいステップで相手のタイミングを外すところは守備の選手っぽくないですね。
今後は、グヴァルディオル選手の華麗なドリブル突破にも注目してみましょう!
ポジションごとの役割とプレーの特徴
引用:X
センターバックとしての貢献
センターバックはグヴァルディオル選手の主なポジションであり、彼が最も得意とする役割です。
特に、ボール保持率の高いマンチェスター・シティでは、後方からのビルドアップが重視され、彼のスキルが活かされています。
センターバックとしての特徴:
- 優れたポジショニングで守備ラインを統率。
- 正確なパスで攻撃を開始。
- 相手フォワードへの1対1での強さを発揮。
彼は、守備ラインの最後の砦としてだけでなく、攻撃の起点としても機能する現代型センターバックの典型と言えるでしょう。
左サイドバックとしての役割
左サイドバックでプレーする際には、グヴァルディオル選手の攻撃参加が目立ちます。
彼のクロス精度やスピードを活かしたオーバーラップは、相手ディフェンスを引きつけ、チャンスを創出します。
左サイドバックとしての特徴:
- スピードを活かした攻守の切り替え。
- 正確なクロスでゴール前の味方をアシスト。
- ドリブルで相手守備を崩すプレー。
特にRBライプツィヒ時代には、左サイドバックとして出場した試合で複数のアシストを記録し、その柔軟性が監督から高く評価されました。
グヴァルディオルのプロフィールと経歴を紹介
国籍:クロアチア
生年月日:2002年1月23日(2023年で21歳)
出身地:ザグレブ
身長:185cm
体重:80kg
在籍チーム:マンチェスター・シティ
ポジション:DF (CB,LB)
背番号:24
利き足:左足
所属クラブ
2019-2020:ディナモ・ザグレブII
2019-2021:ディナモ・ザグレブ
2021-2023:RBライプツィヒ
2023-:マンチェスター・シティ引用:Wikipedia
7歳からサッカーを始めたグヴァルディオル選手。
地元のNKトレシュニェヴカでキャリアをスタートし、8歳からは名門ディナモ・ザグレブに加入しました。
入団当初は、左サイドバックや中盤ポジションでプレーしていましたが、センターバックにコンバートされることに。
このコンバートが当たり、グヴァルディオル選手の才能が開花することとなりました。
グヴァルディオル選手の守備力はヨーロッパの名門クラブの目に留まり、多くのクラブが関心を持つようになったようです。
2018-2019UEFAユースリーグで17歳ながらU19のチームでプレーし、翌シーズンはディナモ・ザグレブIIでデビュー。

UEFAユースリーグ時代のグヴァルディオル選手の写真
ディナモ・ザグレブIIで活躍しながら、トップチームのメンバー入りも果たし、2019年10月に行われたHNK ゴリツァ戦でトップチームデビューしました。
2020年9月に、ドイツブンデスリーガのライプツィヒに移籍が決まるも加入するのは2021年7月から。
ライプツィヒ、クロアチア代表での活躍が認められ、2023年8月5日にプレミアリーグの強豪マンチェスター・シティに移籍しました。
DF史上2番目の移籍金7700万ポンド(約140億円)がライプツィヒに支払われました。
強者揃いのマンチェスター・シティですぐにレギュラーとして活躍!
マンチェスター・シティが、さらに隙のないチームになってしまいましたね・・・。
クロアチア代表の方は、世代別の代表でプレーし、2021年6月に行われた国際親善試合ベルギー戦でA代表デビューを果たしました。
同月に行われたEURO2020に出場し、クロアチア代表のEURO出場最年少記録を更新(19歳141日)。

グヴァルディオル選手の写真
引用:bbc
そして、ワールドカップカタール大会のメンバー入りも果たし、素晴らしいパフォーマンスで世界中から賞賛されましたね。
さいごに
グヴァルディオル選手は、守備と攻撃の両方で際立つ能力を発揮する、まさに現代型ディフェンダーです。
センターバックとしての守備力とビルドアップ能力、そして左サイドバックとしての攻撃参加の柔軟性が、彼を特別な存在にしています。
185cmのフィジカルを活かした1対1の守備、正確な左足のパスやクロス、そして推進力のあるドリブルが彼の特徴です。
クロアチア代表やマンチェスター・シティでの活躍を通じ、彼の成長と新たな挑戦が続いています。
これからのキャリアで、さらにどのようなプレーを見せてくれるのか、グヴァルディオル選手の未来に大きな期待が寄せられます。
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参考サイト