フリアン・アルバレス選手は、アルゼンチン代表とクラブチームの両方で注目を集める万能型ストライカーです。
その卓越したプレースタイルやポジション適応力、攻守にわたる貢献は、現代サッカーの理想的なプレーヤー像を体現しています。
この記事では、アルバレス選手のプレースタイル、ポジションごとの特徴、そしてこれまでのキャリアで成し遂げた数々の実績を詳しく解説します。
彼の魅力に迫り、これからの活躍に期待が膨らむ内容をお届けします!
この記事の内容
フリアン・アルバレスのプレースタイル!
フリアン・アルバレス選手は、どんなプレースタイルが持ち味なのでしょうか?
フリアン・アルバレス選手のプレースタイルの特徴を挙げると、
- スピードとタイミングを生かしたオフ・ザ・ボールの動き
- 精密なフィニッシュと得点感覚
- 献身的な守備
の3つがあると思われます。
それぞれについて見ていきましょう。
スピードとタイミングを生かしたオフ・ザ・ボールの動き
フリアン・アルバレス選手は、相手ディフェンダーの隙をつく動きに卓越しています。
ボールがない時でも絶えず動き、ディフェンスラインの裏を狙うタイミングの正確さは彼の大きな武器です。
ディフェンダーの間を巧みに抜け出し、冷静にフィニッシュを決める姿は、まさに現代的なストライカーそのものです。
フリアン・アルバレス選手のオフ・ザ・ボールの動きの素晴らしさがわかる動画を載せてみました↓
引用:YouTube
ニアをぶち抜く強烈なシュートは見ていて気持ちいいですね!
また、味方にスペースを作ってあげる動きも素晴らしく、味方にすると頼もしい選手ですよ。
精密なフィニッシュと得点感覚
フリアン・アルバレス選手の得点能力は、彼の最大の魅力と言えるでしょう。
左右どちらの足でも高い精度のシュートを打つことができ、ゴール前では冷静さを失わない選手です。
2022年ワールドカップ準決勝のクロアチア戦では、自陣からボールを運びながら、ディフェンダーを振り切り、自ら得点を決めたゴールが大きな話題を呼びました。
引用:YouTube
この試合での2ゴールは、アルゼンチンの決勝進出を決定づけるものであり、彼の存在感を世界に知らしめるものとなりました。
献身的な守備
献身的な守備でチームを助けてくれるフリアン・アルバレス選手。
最前線からプレスをかけてくれ、後ろの選手を楽にしてくれます。
あのレオザさんもフリアン・アルバレス選手の守備を絶賛されていました↓
引用:YouTube
メッシ選手を休ませることが出来るので、アルゼンチン代表にとって、本当にありがたい存在でした。
マンチェスター・シティ時代のペップ・グアルディオラ監督は、「彼の守備への貢献はチーム全体を助けている」と称賛しています。
この献身的な守備が、アルバレス選手をただのストライカーではなく、チームに欠かせない選手たらしめています。
フリアン・アルバレスのポジション
フリアン・アルバレス選手の大きな特徴は、どの攻撃的ポジションでも高いレベルでプレーできる汎用性です。
主なポジションと特徴
- センターフォワード
彼の本職とも言えるポジション。得点感覚の鋭さと冷静なフィニッシュで、ゴールを量産します。 - セカンドストライカー
トップの選手をサポートしながら、ゴールチャンスを演出する役割。彼の視野の広さが光ります。 - 左右ウイング
サイドでプレーする際は、スピードとドリブルで相手を翻弄。クロスやカットインからのシュートも得意です。 - 攻撃的ミッドフィルダー
ゲームを組み立てる能力もあり、プレッシャーの中でも的確なパスを通すことができます。
フリアン・アルバレスのプロフィールと経歴
#NuevaFotoDePerfil pic.twitter.com/l9SJYGpUoz
— Araña 🕷 (@julianalvarezzz) July 15, 2022
フリアン・アルバレス選手のプロフィールです。
項目 | 内容 |
---|---|
国籍 | アルゼンチン |
生年月日 | 2000年1月31日 |
身長 | 170cm |
利き足 | 右足 |
所属クラブ | アトレティコ・マドリード(2024年〜) |
主なタイトル | 2022 FIFAワールドカップ優勝、2023 チャンピオンズリーグ優勝 |
フリアン・アルバレス選手は、アルゼンチンのコルドバ州にあるカルチンというところで生まれました。
幼い時から才能にあふれており、11歳の時にボカ・ジュニアーズやリーベル・プレートの入団テストに合格!
さらに、レアル・マドリードのスカウトの目に留まり、スペインに連れていかれたようですね。
引用:biglysports
クラブは入団の意向も固めたようですが、年齢制限に引っかかり断念・・・。
この時、メッシの父親からバルセロナ入りを勧められてたという話もあります。
アルゼンチンに戻ったフリアン・アルバレス選手は、地元のクラブで腕を磨き、15歳の時にリーベル・プレートのテストに合格。
2018年、トップチームに昇格し、10月27日に行われたプリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部リーグ)第10節 CAアルドシビ戦でデビューを果たしました↓
コパ・リベルタドーレスを制したリーベル・プレートは、FIFAクラブワールドカップに出場。
3位決定戦の鹿島アントラーズ戦で先発フル出場したフリアン・アルバレス選手は、1アシストを記録しました。
2022年の冬、プレミアリーグのマンチェスター・シティに移籍。
7月までは、リーベル・プレートにレンタル移籍で残留するという条件でした。
加入1年目から公式戦49試合17得点5アシストを記録し、チームのトレブル(プレミアリーグ / FAカップ / UEFAチャンピオンズリーグ)達成に大きく貢献。
引用:voi
マンチェスター・シティで素晴らしい成績を残したフリアン・アルバレス選手は、2024年夏にアトレティコ・マドリードに移籍。
違うリーグでも上手くやってくれるでしょう。
アルゼンチン代表に関しては、2018年3月に初めてアルゼンチンU-20に選出されました。
同年、FIFAワールドカップのアルゼンチン代表のトレーニングメンバーとして帯同も経験。
メッシ選手らと一緒に練習できたことは、フリアン・アルバレス選手にとって良い経験になったことでしょう。
FIFA U-20ワールドカップやCONMEBOLプレオリンピック大会を経験し、2021年6月3日、ワールドカップ南米予選のチリ代表戦でA代表デビュー。
そして、2022年ワールドカップカタール大会メンバーに選出され、7試合4得点1アシストで優勝に貢献しました。
さらに、コパ・アメリカ2024でも優勝に貢献。
今後も、アルゼンチン代表の中心選手として活躍してくれると思われます。
さいごに
フリアン・アルバレス選手は、スピードとフィニッシュ力を兼ね備え、攻守両面でチームに大きな貢献を果たす万能型ストライカーです。
センターフォワードだけでなく、ウイングやセカンドストライカーとしても活躍できる適応力の高さが、彼を現代サッカーの最前線で輝かせています。
アルゼンチン代表では2022年ワールドカップでの優勝を含む輝かしい実績を残し、クラブレベルではプレミアリーグやチャンピオンズリーグでも成功を収めました。
新天地アトレティコ・マドリードでの挑戦がスタートした今後、さらに成長し続ける彼の姿から目が離せません!
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