カリドゥ・クリバリは、その圧倒的なフィジカルとリーダーシップで世界トップレベルのセンターバックとして活躍してきました。
そんな彼がこれまでにつけてきた背番号には、それぞれのクラブや代表チームでの役割や背景が反映されています。
フランスのFCメスでキャリアをスタートさせ、ベルギーのKRCヘンクを経て、イタリア・ナポリで「26番の象徴」となったクリバリ。
チェルシーではジョン・テリーの伝説的な【26番】を引き継ぎ、現在はサウジアラビアのアル・ヒラルで【3番】を着用しています。
さらに、セネガル代表ではキャプテンとして【3番】をつけ、2021年アフリカネイションズカップ(AFCON)優勝を果たしました。
この記事では、クリバリの歴代背番号をクラブごと・代表ごとに詳しく解説し、背番号に込められたエピソードを深掘りしていきます!
この記事の内容
カリドゥ・クリバリの歴代背番号一覧【クラブ編】
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— Koulibaly Kalidou (@kkoulibaly26) February 28, 2025
クラブでの背番号一覧
シーズン | クラブ | 背番号 |
---|---|---|
2011-2012 | FCメス | 25 |
2012-2014 | KRCヘンク | 5 |
2014-2022 | ナポリ | 26 |
2022-2023 | チェルシー | 26 |
2023-現在 | アル・ヒラル | 3 |
FCメス(2011-2012)【25番】

メス時代のカリドゥ・クリバリ選手の写真
クリバリのプロキャリアはフランスのFCメスでスタートしました。
若手として成長段階だったこの時期、彼は25番をつけていました。
この頃のクリバリはまだ無名の存在でしたが、持ち前のフィジカルを活かし、フランスのリーグで注目を集める存在になりました。
しかし、さらなる成長を求め、2012年にベルギーのKRCヘンクへ移籍します。
KRCヘンク(2012-2014)【5番】

ヘンク時代のカリドゥ・クリバリ選手の写真
ベルギーのKRCヘンクでは、クリバリは5番を着用。
ここでのプレーが彼のキャリアに大きな転機をもたらしました。
特に注目されたのが、2012-13シーズンのベルギーカップ優勝。
守備の要として、チームのタイトル獲得に大きく貢献しました。
この活躍が評価され、2014年にイタリア・セリエAのナポリへ移籍することになります。
ナポリ(2014-2022)【26番】

ナポリ時代のカリドゥ・クリバリ選手の写真
ナポリでは、クリバリは長年にわたって26番をつけ続けました。
この番号は、かつてナポリでプレーしたパオロ・カンナバーロ(元ナポリのキャプテン)がつけていた番号であり、特別な意味を持っていました。
ナポリでは、
✅ 2014年のスーペルコッパ・イタリアーナ優勝
✅ 2020年のコッパ・イタリア優勝
✅ セリエA最優秀DF賞(2018-19シーズン)受賞
など、数々の実績を残しました。
さらに、彼はナポリ時代に度々人種差別に立ち向かった選手としても知られています。
2016年には、試合中に差別的なチャントを浴びせられましたが、試合後に毅然とした態度で対処し、多くの人々に感銘を与えました。
チェルシー(2022-2023)【26番】

チェルシーでのカリドゥ・クリバリ選手の写真
2022年、クリバリはイングランドのチェルシーへ移籍し、ここでも26番を選択しました。
実はこの番号は、クラブの伝説的キャプテンジョン・テリーが長年つけていた番号。
クリバリはテリーに事前に許可を求め、「誇りを持って26番をつける」とコメントしています。
しかし、プレミアリーグのスタイルに馴染むのが難しく、1シーズンで退団し、サウジアラビアのアル・ヒラルへ移籍しました。
アル・ヒラル(2023-現在)【3番】
現在、クリバリはサウジアラビアのアル・ヒラルでプレーしており、3番をつけています。
3番は伝統的にセンターバックの選手がつけることが多い番号であり、彼がチームの守備の中心であることを示しています。
サウジリーグでは、経験豊富なリーダーとして若手を指導する役割も果たしています。
彼のプレーは依然として高いレベルを維持しており、今後の活躍にも期待がかかります。
カリドゥ・クリバリの歴代背番号一覧【セネガル代表編】

セネガル代表時のカリドゥ・クリバリ選手の写真
セネガル代表での背番号です↓
シーズン | 代表チーム | 背番号 |
---|---|---|
2011-2012 | フランスU20 | – |
2015-現在 | セネガル代表 | 3 |
フランスU20代表(2011-2012)
クリバリは元々フランス生まれで、若手時代にはフランスU20代表でプレーしていました。
しかし、最終的にはルーツであるセネガル代表を選択し、国際舞台でのキャリアを築くことを決断しました。
セネガル代表(2015-現在)【3番】
2015年以降、セネガル代表では3番をつけています。
彼はすぐに守備の要となり、2022年にはキャプテンに就任。
特に印象的だったのが、2021年アフリカネイションズカップ(AFCON)優勝。
決勝ではエジプトを破り、セネガルにとって初めてのAFCONタイトルをもたらしました。
また、2022年のワールドカップでは、グループリーグの最終戦で決勝ゴールを決め、セネガルを決勝トーナメントへ導きました。
さいごに
カリドゥ・クリバリの背番号の変遷を振り返ると、彼の成長とリーダーシップの進化が見えてきます。
プロデビュー時のFCメスでは【25番】、KRCヘンクでは【5番】をつけ、ナポリでは長年【26番】を着用し、チームの象徴的な存在になりました。
その後、チェルシーではクラブのレジェンドであるジョン・テリーの【26番】を引き継ぐという重責を担い、現在はアル・ヒラルとセネガル代表で【3番】をつけています。
特にセネガル代表ではキャプテンとして2021年AFCON優勝を達成し、代表の歴史に名を刻みました。
クリバリの背番号には、単なる数字以上の意味があります。
これからも彼がどのようなキャリアを歩み、その背番号がどんな意味を持つのか、注目していきたいですね!
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