マテオ・コバチッチといえば、どのクラブでも存在感を放つ中盤の職人ですよね。
実はクラブごとに背番号に込めた意味や歴代番号の変遷にも彼のキャリアの秘密が隠されています。
この記事では、ディナモ・ザグレブからインテル、レアル・マドリード、チェルシー、そして現在のマンチェスター・シティまで、クラブと代表での歴代背番号を一覧表で完全整理!
各クラブ・代表でのエピソードもたっぷり詰め込んで、コバチッチの歩みを丸ごとお届けします。
この記事の内容
マテオ・コバチッチの歴代背番号一覧(クラブ)
引用:independent
シーズン | 所属クラブ/代表 | 背番号 |
---|---|---|
2024-2025 | マンチェスター・シティ | 8 |
2023-2024 | マンチェスター・シティ | 8 |
2022-2023 | チェルシー | 8 |
2021-2022 | チェルシー | 8, 17 |
2020-2021 | チェルシー | 17 |
2019-2020 | チェルシー | 17 |
2018-2019 | チェルシー | 17 |
2017-2018 | レアル・マドリード | 23 |
2015-2017 | レアル・マドリード | 16 |
2012-2015 | インテル | 10 |
2010-2013 | ディナモ・ザグレブ | 8 |
コバチッチは、どのクラブでも背番号に強いこだわりを持ってプレーしてきました。
若手時代から中盤の中心を任されることが多く、背番号「8」や「10」は彼にとって特別な数字と言えます。
インテルの「10番」や、チェルシー・マンチェスター・シティでの「8番」は、まさにチームの心臓としての証でした。
背番号の変遷を追ってみると、どの時代も彼がどれだけ信頼されていたかがよくわかりますね。
このあと各クラブごとのエピソードも合わせてご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
クロアチア代表の歴代背番号
引用:reuters
シーズン | チーム | 背番号 |
---|---|---|
2024-2025 | クロアチアA代表 | 8 |
2023-2024 | クロアチアA代表 | 8 |
2022-2023 | クロアチアA代表 | 8 |
2021-2022 | クロアチアA代表 | 8 |
2020-2021 | クロアチアA代表 | 8 |
2019-2020 | クロアチアA代表 | 8 |
2018-2019 | クロアチアA代表 | 8 |
2017-2018 | クロアチアA代表 | 8 |
2016-2017 | クロアチアA代表 | 8 |
2015-2016 | クロアチアA代表 | 8 |
2015-2016 | クロアチアU21 | 20 |
2014-2015 | クロアチアA代表 | 20 |
2013-2014 | クロアチアA代表 | 10, 20 |
2013-2014 | クロアチアU21 | 10, 20 |
2012-2013 | クロアチアA代表 | 4, 10, 20 |
2011-2012 | クロアチアU19 | 10 |
2011-2012 | クロアチアU21 | 14 |
2010-2011 | クロアチアU17 | 8 |
2010-2011 | クロアチアU21 | 14 |
コバチッチはクラブだけでなく、クロアチア代表でも様々な背番号を背負ってきました。
若手時代は「10番」や「20番」を着けることもありましたが、キャリアが進むにつれて「8番」が彼の代表ナンバーとして定着しています。
モドリッチやラキティッチとともに中盤を支えた黄金期から、現在では若手を引っ張るリーダー格としても頼られる存在です。
背番号の移り変わりには、その時々の役割やチーム内での立ち位置が反映されています。
これからもクロアチア代表の「8番」としての活躍が楽しみですね!
クラブ&クロアチア代表でのエピソード
ディナモ・ザグレブ
引用:tportal
クロアチアの名門ディナモ・ザグレブでプロキャリアをスタートしたのは、わずか16歳のとき。
当時から非凡なテクニックと落ち着きぶりで“神童”と呼ばれ、背番号「8」を背負って一躍中心選手に。
クラブ史上最年少ゴール記録を樹立し、地元メディアでは「次世代のモドリッチ」とも称賛されていました。
この活躍が一気にヨーロッパ中に知れ渡り、若手育成の名門クラブとしてのディナモの株も上げたほどです。
彼が去った後も、ファンの間では今なお「黄金期の象徴」として語り継がれています。
インテル
引用:independent
2013年、19歳の若さでイタリア・セリエAの名門インテルへ移籍。
いきなり背番号「10」を託されたのは、クラブがどれだけ彼に期待していたかの証です。
当初はフィジカル面や戦術理解で苦労し、現地メディアからも厳しい声が上がりましたが、卓越したドリブルと視野の広さで徐々に評価を取り戻しました。
特に、ライバルのミラノダービーで魅せた縦突破は、サンシーロのサポーターの心を一気につかんだ名シーンです。
このインテル時代が、彼を真のヨーロッパクラスのMFへと成長させたと言えるでしょう。
レアル・マドリード
引用:tntsports
2015年、ついに世界最高峰レアル・マドリードに加入。
世界屈指の中盤陣に割って入るのは簡単ではなく、主に「16番」「23番」を着用しつつ、スーパーサブとして存在感を発揮しました。
CLでは途中出場から流れを変える役割を任されることが多く、モドリッチやクロースから多くを学んだことは本人も公言しています。
その後のキャリアに活きている“守備から攻撃へ切り替えるプレー”の進化は、間違いなくこのマドリード時代の賜物です。
チェルシー
引用:footballtalk
2018年にチェルシーへレンタル移籍後、1年で完全移籍を勝ち取りました。
加入当初は背番号「17」での起用がメインでしたが、ランパード監督の信頼を得ると、「8番」へ背番号を変更。
「背番号8」といえばランパード本人の象徴でもあり、その後継者としてチームの心臓を担いました。
CL優勝、クラブW杯制覇など、ヨーロッパでの頂点をチェルシーでもしっかり経験。
2020-21シーズンの年間最優秀選手受賞は、ファンからの絶大な支持を証明するエピソードです。
マンチェスター・シティ
引用:indiatoday
2023年夏に加入したマンチェスター・シティでは、再び「8番」を選択。
加入初年度からグアルディオラ監督の戦術に溶け込み、インサイドハーフとして攻守のつなぎ役に。
ボール保持率の高いシティにおいて、相手をいなしながら前進させる彼の持ち味が最大限発揮されています。
初ゴールは2023年のFIFAクラブW杯準決勝、対浦和レッズ戦というのも日本ファンにはうれしい話題ですね。
今後もシティでの背番号8は、さらなる進化の証になるでしょう。
クロアチア代表
引用:X
クロアチア代表では、若手時代は「10番」「20番」「4番」など複数を着用してきましたが、近年はほぼ「8番」に固定。
モドリッチやラキティッチと並ぶ中盤トリオの一角として、2018W杯準優勝、2022W杯3位という快挙に大きく貢献しました。
2022年にはネーションズリーグでキャプテンマークを巻く機会も増え、後継キャプテン候補としての存在感も際立っています。
テクニックと献身性でクロアチアサッカーの象徴的存在となった今、その背番号8には多くの期待が込められています。
さいごに
コバチッチの背番号の歴史を振り返ると、どのクラブでも信頼を勝ち取りながら進化を遂げてきた姿が見えてきます。
ディナモ・ザグレブの「8番」から始まり、インテルでは「10番」を背負い、レアル・マドリードでは若手ながら銀河系軍団の一員として経験を積みました。
チェルシーでは「17番」からエースナンバー「8番」へ変わり、チームの心臓としてCL制覇に貢献。
現在のマンチェスター・シティでも再び「8番」を選び、中盤の要として活躍中です。
代表でも「8番」を長く背負い続け、クロアチア中盤の象徴としてファンの期待に応えています。
これからも彼の背番号には目が離せません!