【完全版】ニコ・パスの年俸推移・移籍金・市場価値の最新評価を徹底分析

※この記事にはプロモーションが含まれています。

ニコ・パスは、アルゼンチンの創造性とスペイン育成の戦術思考を併せ持つ「右ハーフスペース支配型」の攻撃的MFです。

レアル・マドリーで注目を集め、現在はセリエAのコモで背番号10としてチームの中心を担っています。

本記事では、年俸推移・移籍金・市場価値の最新データを日本円換算つきで整理し、さらに買戻し条項や再売却50%といった“契約構造”が市場評価に与える影響まで徹底的に分析します。




ニコ・パスの年俸推移|「育成枠」→「戦術の核」への実績型上昇

ニコ・パス選手の写真

ニコ・パス選手の写真

引用:sempreinter

Capology に基づく推定年俸。1€=165円。

シーズン クラブ 推定年俸 円換算 役割評価
2023-24 レアル・マドリー €400,000 約6,600万円 U-23登録/トップ帯同
2024-25 コモ €930,000 約1.53億円 主力格としての評価
2025-28 コモ €930,000 継続 約1.53億円 「チームの背骨」扱い
  • 年俸は“役割と信頼の証”

  • 数字は大きくないように見えるが、セリエA昇格クラブで背番号10を背負うという文脈が極めて重要。

金額ではなく「扱われ方」がステップアップしている。

ニコ・パスの年俸推移

ニコ・パスの年俸推移

レアル・マドリードが買い戻しとなれば、大きく跳ね上がるかもしれませんね。




移籍金と契約構造|価値 > 取引額 になる“設計済みの選手”

日付 移籍 移籍金 契約の特徴
2024/08/25 R・マドリー → コモ €6m
(約9.90億円)
買戻し条項 €9–11m(約14.85–18.15億円)
+ 将来再売却分の50%

契約が市場形成を歪めるポイント

  • 価格が上がっても、売却益の半分はレアルへ

  • レアルは、必要なタイミングで低額買戻し可能

つまり…

市場価値は「€55m(約90.75億円)」でも、実際に動く移籍金は €15m〜€25m で止まる可能性がある。

この「価値は高いのに、売値は抑制される選手」が、ニコ・パスを戦略的に評価する面白さ




市場価値レンジ予測(12〜18か月・円換算付き)

ニコ・パス選手の写真

ニコ・パス選手の写真

引用:santafedeportivo

前提:稼働率、得点関与、代表招集、条項(買戻し・再売却)の価格弾力性を加味したレンジ推定

  • 強気シナリオ:€65–70m(約107.25–115.50億円)
    条件:リーグでG+A二桁、国際試合での説得力、一流クラブの複数オファーが可視化。

  • 中位シナリオ:€55–60m(約90.75–99.00億円)
    条件:現状維持(主力・継続稼働)。コモの売却意欲は低く、価格は強含み。

  • 調整シナリオ:€40–45m(約66.00–74.25億円)
    条件:稼働低下や成績の停滞。買戻し€9–11mの存在が他クラブの高額投資を遅らせる可能性。

注:報道ではトッテナムの€70mオファーに触れる記事もあり(成立せず)。買戻し条項と再売却50%が「マーケットの上値」と「実際の成約額」をズラす構造的要因になっています。

引用:ガーディアン




海外の反応・評価(原文+日本語訳)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Nicolás Paz(@nicopaz1o)がシェアした投稿

英語メディア

●The Guardian(コラム/2025-10-20)

“Como’s Nico Paz decisively outshined Juventus’s Kenan Yildiz with a stunning performance.”

:コモのニコ・パスはユヴェントスのケナン・ユルディズを圧倒する見事な出来を見せた。

引用:ガーディアン

●Managing Madrid(試合評/2023-11-29)

“Nico Paz did excellently to turn his man before shooting…”

:ニコ・パスは巧みに相手を剥がしてシュートを放った。

引用:Managing Madrid

●Football España(選手コメント引用/2023-11-29)

“This is a dream. I feel very happy …”

:「夢のようだ。とても幸せだよ…」。

引用:Telegrafi

スペイン語メディア/関係者

●AS(ニュース/2025-10-18)

“Si yo fuera el Madrid, recompraba ya a Nico Paz…”(コモSD ルディの談話)

:「もし自分がマドリーなら、今すぐニコ・パスを買い戻す」。

引用:Diario AS

●Diario AS(トッティ発言/2025-10)

“…el único jugador que le intriga actualmente es el argentino Nico Paz.”

:「今、彼(トッティ)を本当に惹きつけている唯一の選手はアルゼンチン人のニコ・パスだ」。

引用:Diario AS

●Lega Serie A(公式/2025-10-08)

“NICO PAZ ‘RISING STAR OF THE MONTH’ FOR SEPTEMBER”

:「ニコ・パスが9月のライジングスター・オブ・ザ・マンスに選出」

引用:legaseriea.it




さいごに

ニコ・パスは、数値・戦術・契約の3つの観点で「伸びしろが明確な選手」です。

コモでは背番号10として戦術の軸を担い、セリエAでの継続的な活躍と代表招集が今後の市場価値を押し上げる要因となります。

一方、レアル・マドリーの買戻し条項と将来再売却50%は、移籍時の価格形成を複雑にする構造要因です。

まとめると、「実勢価値は上がり続けるが、成約価格は条項によって抑制されやすい」というユニークな市場性を持つ選手であり、€60〜70m級(約99〜115億円)への到達は十分に現実的なシナリオです。