パウ・クバルシのプレースタイルが凄すぎる!
バルセロナの最終ラインに現れた“守備の天才”パウ・クバルシ。
まだ10代ながら、欧州トップの舞台で堂々と振る舞う姿に、多くのファンやメディアが注目しています。
この記事では、そんなパウ・クバルシのプレースタイルの特徴をスタッツや海外の反応をもとに徹底解説!
「どんな守備が得意?」「どのポジションで活きる?」といった疑問にも詳しく答えていきます。
ピケの再来とも称される次世代センターバックの魅力、ぜひ最後までご覧ください!
パウ・クバルシのプレースタイルとは?ピケの再来と評される理由
バルセロナの最終ラインに突如現れた新星、パウ・クバルシ。
まだ17歳ながら、世界中のメディアや戦術オタクたちが“次世代CBの理想形”と称賛しています。
では、彼のプレースタイルのどこがそんなにすごいのか?
データと海外の評価をもとに、徹底的に深掘りしていきましょう!
モダンCBの完成形!ビルドアップ能力が異次元
パウ・クバルシの最大の武器、それは異次元のビルドアップ力です。
2024/25シーズンのパス成功率は驚異の93.29%。しかも1試合平均92本という圧倒的な本数をキープしつつの数字なんです。
つまり彼は、単に“安全なパス”を繋いでいるのではなく、ボールを保持しながらゲームを作れるCB。
引用:YouTube
戦術分析メディア『Breaking The Lines』は、こう表現しています。
「彼のパスは精密機械のようだ。最も難しい角度の縦パスも、迷いなく通す」(BTL)
これはバルサにとって、ピケ以来の“絶対的ビルドアップ型CB”の誕生と言っても過言ではありません。
圧倒的な冷静さと読みの鋭さ
クバルシのもう一つの武器が、“年齢を忘れる冷静さ”です。
相手のプレスを受けても焦らず、逆に冷静にスイッチを入れるようなパスを選択する場面が頻繁に見られます。
実際、ドリブルで抜かれた回数は0.34回/90分と、リーグ平均のトップ層に位置しています(パーセンタイル76)。
引用:YouTube
海外メディアからはこんな声も:
「まるでプロ歴10年のCBのような落ち着き。危険を事前に察知する予知能力すら感じる」(Coaches’ Voice)
守備って“怖くない”ってことが、どれだけ大きいか分かりますよね…。
若手とは思えない「リーダーシップ」
クバルシは、静かにディフェンスラインを支配するタイプのリーダーです。
大声を張り上げるわけではありませんが、ポジショニングで味方を自然と導いているという点が大きな特徴。
CLナポリ戦でオシムヘンを完全封殺した際は、まだ10代だったにもかかわらず、解説者たちが「彼がバルサDF陣の“指揮者”だった」と絶賛。
まさに“ピケの再来”。いや、それ以上のポテンシャルを秘めているかもしれませんね。
欧州メディアが驚いたCLでの“封殺プレー”
2024年のCL決勝トーナメント1回戦、バルサ vs ナポリ。
この試合でクバルシがオシムヘンを完全に無力化したシーンは、世界中に衝撃を与えました。
オシムヘンの特徴は、爆発的なスピードと裏抜けのタイミング。
そんな相手に対して、クバルシは体の寄せと読みで一切自由を与えず、1本もシュートを許さなかったのです。
引用:YouTube
この試合を見たSkySportsは、
「まるで10年選手がUCLでプレーしているかのようだった」
「17歳がナポリのエースを“封印”した」
と報じ、試合後のSNSでは彼の名前がトレンド入り?
これだけで、“本物”である証明になりますよね。
対人戦・空中戦でも強さを発揮
一見細身に見えるクバルシですが、実は対人戦・空中戦でも抜群に強いです。
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空中戦勝利数:2.14回/90分(パーセンタイル83)
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ドリブルで抜かれる回数:0.34回/90分(パーセンタイル76)
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クリア数:2.77回/90分(パーセンタイル76)
相手FWとの1対1でも間合いの取り方”が異常にうまいため、無理に飛び込まず、「奪うべきタイミングで奪う」スタイルが定着しています。
守備職人の風格、すでに出てます…。
バルサDNAを受け継ぐ“ラ・マシアらしさ”
最後に触れておきたいのが、彼の“バルサらしさ”です。
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足元がうまい
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ミスを恐れず前に出る
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自分の判断でラインを押し上げる
これらは全て、ラ・マシアで“叩き込まれた”美学の結晶。
「10代のDFが、ここまでバルセロナの哲学を体現できるとは…」と、現地メディアでも驚きの声が出ています。
ラミン・ヤマルが“攻の天才”なら、クバルシは“守の理想形”。
バルサファンとして、もう夢しかないです…!
パウ・クバルシのポジションは?どこで真価を発揮するのか
パウ・クバルシは「現代型CBの完成形」とも言われていますが、
その理由は“柔軟すぎるポジショニング適応力”にあります。
ここでは、彼がどんな位置で起用されているのか、どのポジションで最大限に力を発揮できるのかを解説していきます。
本職はセンターバック!右でも左でも自在にプレー
クバルシの本職はセンターバック(CB)。
そして最大の特徴が、左右どちらでもプレーできることです。
実際に2023-24〜2024-25にかけて、バルサでは主に「左CB」、代表では「右CB」で起用されており、
どちらでも違和感ゼロの安定感を見せています。
これが何を意味するかというと、CBコンビの相方に合わせて自分の役割を変えられる“柔軟性”を持っているということ。
こんな選手、普通いませんよね。
右サイドバックでも起用される理由とは?
驚くべきことに、クバルシは2024年のある試合で右サイドバック(RB)としてもプレーしています。
これは“実験的起用”というより、ボール保持時に「偽SB」的な役割を持たせるための配置だったと見られています。
中央でのビルドアップとリンクできる能力、そして守備でも1対1をこなせる安心感があるからこその起用です。
指導者が「右SBを任せるならCBよりクバルシのほうが信用できる」と判断するくらいの信頼感…。
それだけで彼の守備IQの高さが伝わりますよね。
スペイン代表での起用法と評価
スペイン代表でもクバルシは、すでに主力としての道を歩み始めています。
2024年U21代表では、基本的に右CBでの起用が多く、バルサとは逆のサイドでありながら、安定したプレーを披露。
さらに、ライン統率の能力が評価され、試合中に「指示を出す姿」も多く見られるとのこと。
将来的には“バルサでも代表でもキャプテン候補”として名前が挙がるのも納得です。
チームメイトとの相性・連携の評価
CBというポジションは、「誰と組むか」でパフォーマンスが大きく変わりますよね。
クバルシはその点でも非常に優秀で、エリック・ガルシア、アラウホ、クリステンセンなど多様なタイプとの連携にも柔軟に対応。
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相手がビルド型ならカバーに回る
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相手が守備型なら配球役を担う
そんなふうに、自分の役割を“自然に最適化”できる選手です。
こういう選手、システム変更にも強いからほんと重宝されるんですよ…。
“3バック”にも対応できる戦術理解力
バルサは通常4バックが基本ですが、試合展開によって3バックに変化する場面もあります。
そのとき、クバルシは3CBの中央でも左でも、瞬時に役割を切り替えられる戦術理解力を発揮。
しかも、単に守るだけでなく「余った選手としてビルドアップを主導する」ポジションに回ることもできるんです。
この“3バック適性”も、ヨーロッパのハイレベルなチームで求められる重要なスキルの一つ。
正直、17歳でここまで柔軟なDF、ちょっと見たことないです。
さいごに
パウ・クバルシは、バルセロナが誇る次世代センターバック。
そのプレースタイルは、ビルドアップ能力の高さ、冷静さ、そして守備の的確さが絶妙に融合した“モダンCBの完成形”と言えます。
パス成功率93%超、空中戦勝率83パーセンタイルなど、スタッツ面でもリーグ上位を記録し、
欧州メディアからは「まるで10年選手」と絶賛されるほどの成熟ぶりを見せています。
ポジションは本職のセンターバックを中心に、右・左どちらでもプレー可能。
さらに偽SBや3バックにも対応できる柔軟性と戦術理解力が、監督たちから高く評価されています。
ヤマルが“攻の天才”なら、クバルシは“守の司令塔”。
今後、クラブと代表の両方で欠かせない存在になることは間違いありません。
? 戦術解説:Breaking the Lines
? スタッツ詳細:FootyStats
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