フランス代表MFポール・ポグバは、世界最高額の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに復帰した2016年から、年俸面でもトップクラスの評価を受け続けてきました。
しかし、ユベントス復帰後は怪我やドーピング処分の影響で年俸が激減。
その後、2025年にASモナコと再契約を結び、再びトップクラスの年俸を手にするまでの道のりは、まさに波乱万丈です。
本記事では、推定年俸の詳細推移、日本円換算、モナコでの年俸ランキングまでを完全解説します。
ポール・ポグバ|年俸推移とモナコでの評価【日本円換算付き】
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フランス代表MFポール・ポグバは、その華麗なテクニックとフィジカルで世界のトップ選手として活躍してきました。
ここでは、彼のキャリアにおける年俸の推移と、現在所属するASモナコでの年俸ランキングをまとめます。
年俸推移(推定)
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以下は、Capologyのデータを基にしたポグバの推定年俸推移です(ボーナス除く)。
為替レートは1ユーロ=160円で換算しています。
シーズン | 年齢 | 所属クラブ | 年俸(ユーロ) | 年俸(円換算・約) | 週給(ユーロ) |
---|---|---|---|---|---|
2026-27 | 33 | モナコ | €3,840,000 | 約6.14億円 | €73,846 |
2025-26 | 32 | モナコ | €3,840,000 | 約6.14億円 | €73,846 |
2024-25 | 31 | ユベントス | €42,000 | 約672万円 | €808 |
2023-24 | 30 | ユベントス | €42,000 | 約672万円 | €808 |
2022-23 | 29 | ユベントス | €10,260,000 | 約16.42億円 | €197,308 |
2021-22 | 28 | マンチェスターU | €17,307,949 | 約27.69億円 | €332,845 |
2020-21 | 27 | マンチェスターU | €17,307,949 | 約27.69億円 | €332,845 |
2019-20 | 26 | マンチェスターU | €17,307,949 | 約27.69億円 | €332,845 |
2018-19 | 25 | マンチェスターU | €17,307,949 | 約27.69億円 | €332,845 |
2017-18 | 24 | マンチェスターU | €11,936,517 | 約19.10億円 | €229,548 |
2016-17 | 23 | マンチェスターU | €11,936,517 | 約19.10億円 | €229,548 |
2015-16 | 22 | ユベントス | €6,260,000 | 約10.02億円 | €120,385 |
2014-15 | 21 | ユベントス | €6,520,000 | 約10.43億円 | €125,385 |
2013-14 | 20 | ユベントス | €1,650,000 | 約2.64億円 | €31,731 |
2012-13 | 19 | ユベントス | €1,110,000 | 約1.78億円 | €21,346 |
解説
この表から、ポグバのキャリアにおけるピークはマンチェスターU時代(2016-2022)で、毎年約27〜28億円という驚異的な年俸を受け取っていたことがわかります。
ユベントス復帰後は処分の影響もあり、一時は年俸が約672万円まで落ち込みましたが、モナコでの再契約により再び6億円台まで回復しています。
モナコでの年俸ランキング(2025-26シーズン)
現在、ポグバはモナコで4位タイの高給取りとして契約を結んでいます。
順位 | 選手 | ポジション | 年俸(ユーロ) | 年俸(円換算・約) | 週給(ユーロ) |
---|---|---|---|---|---|
1 | アレクサンドル・ゴロビン | MF | €3,910,000 | 約6.26億円 | €75,192 |
1 | デニス・ザカリア | MF | €3,910,000 | 約6.26億円 | €75,192 |
1 | 南野拓実 | FW | €3,910,000 | 約6.26億円 | €75,192 |
4 | ポール・ポグバ | MF | €3,840,000 | 約6.14億円 | €73,846 |
5 | ティロ・ケーラー | DF | €3,450,000 | 約5.52億円 | €66,346 |
5 | ブリール・エンボロ | FW | €3,450,000 | 約5.52億円 | €66,346 |
7 | モハメド・サリス | DF | €3,100,000 | 約4.96億円 | €59,615 |
8 | ヴァンデルソン | DF | €3,000,000 | 約4.80億円 | €57,692 |
8 | クレピン・ディアッタ | MF | €3,000,000 | 約4.80億円 | €57,692 |
10 | フォラリン・バログン | FW | €2,870,000 | 約4.59億円 | €55,192 |
解説
モナコでは、南野拓実やゴロビン、ザカリアが同額でトップに立ち、ポグバはそれに次ぐ4位。
ピーク時に比べれば減額されていますが、クラブ内では依然としてトップクラスの高給取りであり、経験値やブランド価値を加味した評価がなされています。
年俸推移グラフ
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下のグラフは、2012-13シーズンから現在までのポグバの年俸推移を示しています。
マンU時代の高額契約、ユベントス復帰後の急落、そしてモナコでの復帰が一目でわかります。
解説
グラフを見ると、2016-2022年が年俸面での黄金期であり、その後は怪我や処分によって急激な収入減があったことがわかります。
モナコでの契約は、ピーク時の半分以下ではありますが、キャリア後半戦の安定的な契約として重要な位置付けとなっています。
さいごに
ポグバの年俸推移は、そのままキャリアの浮き沈みを物語っています。
マンチェスターU時代の黄金期は年間27〜28億円という超高額契約を維持し、世界的スターの象徴的存在でした。
しかしユベントス復帰後は、ドーピング処分によって年俸が一時約672万円まで急落。
それでも2025年にモナコと2年契約(総額約12.28億円)を結び、クラブ内4位の高給取りとして再び表舞台へ。
今後のパフォーマンス次第では、再びビッグクラブからのオファーを受ける可能性もあります。
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参考サイト
- Paul Pogba – Player profile 20/21 | Transfermarkt
- #6 CM Paul Pogba Salary Profile | Capology The Sports Salaries Platform