パウロ・ディバラ選手の背番号の変遷には、彼のキャリアやチームでの役割が色濃く反映されています。
アルゼンチンでのデビューからヨーロッパでの挑戦、そしてASローマや代表チームでの活躍まで、それぞれの番号に特別な意味が込められています。
この記事では、ディバラ選手がこれまで着用してきた背番号と、その背景にあるエピソードを徹底解説します。
ディバラ選手の背番号に秘められたストーリーをぜひお楽しみください!
パウロディバラのクラブ、アルゼンチン代表での歴代背番号は?
パウロ・ディバラ選手は、17歳の時にアルゼンチンのインスティトゥートでプロデビューを果たしました。
その後、セリエAのパレルモを経て、ユベントス、ローマに加入しています。
クラブで背負ってきた背番号は何番だったのでしょうか?
アルゼンチン代表での背番号は何番だったのでしょうか?
見ていきましょう!
シーズン | 所属チーム | 背番号 |
2010-2011 | インスティトゥート | 9 |
2011-2012 | インスティトゥート | 9、10 |
2012-2015 | パレルモ | 9 |
2015-2017 | ユヴェントス | 21 |
2017-2022 | ユヴェントス | 10 |
2022- | ローマ | 21 |
ユヴェントス時代の背番号10が印象的でした。
アルゼンチン代表での歴代背番号を見てみましょう↓
シーズン | 背番号 |
2015-2016 | 7、19、21、22 |
2016-2023 | 21 |
2022-2023 | 10 |
2023-2024 | 21 |
アルゼンチン代表では21番が多いですね。
よくあるクラブと代表で同じ番号。
今後も21番を背負うのでしょうかね?
今後の国際大会に注目しましょう!
インスティトゥート
ディバラ選手がプロデビューを果たしたのは、アルゼンチンのインスティトゥート(Instituto)です。
17歳でデビューした彼は、9番と10番を着用し、すぐに頭角を現しました。
当時、彼は「ラ・ホヤ(La Joya、宝石)」と呼ばれ、アルゼンチン国内で期待の新星として注目されました。
9番をつけてゴールを量産する一方で、10番ではチームの司令塔としても活躍しました。
特に2つのハットトリックを記録したシーズンは、彼の名を全国区に押し上げるきっかけとなりました。
エピソード
- デビューシーズンで17ゴールを挙げ、マリオ・ケンペスの記録を破る
パレルモ
2012年にイタリアのパレルモに移籍したディバラ選手。
ここで彼は再び9番を背負い、ヨーロッパでの挑戦をスタートしました。
パレルモ時代、彼は9番を着けて純粋なストライカーとして起用。
初ゴールを挙げた試合では、得点後の喜びがチームメイトにも伝染し、彼がいかに期待されていたかを物語っています。
2014-2015シーズンにはフランコ・バスケスとのホットラインが注目され、リーグ戦13ゴール10アシストとキャリア最高のパフォーマンスを見せました。
エピソード
- 初ゴールはサンプドリア戦。ハットトリックも達成
ユベントス
ディバラ選手がユヴェントスに移籍した2015年、背番号21番が選ばれました。
この番号は元々ポール・ポグバ選手が着用していたもので、プレッシャーも大きかったはずです。
この10番は、ロベルト・バッジョ氏やアレッサンドロ・デル・ピエロ氏といった偉大な選手が着用してきた番号であり、ディバラ選手にとっても誇りであると語られています。
エピソード
- デビューシーズンでリーグ19ゴール。
ローマ
2022年にASローマへ移籍したディバラ選手は、再び21番を選びました。
この番号は、ユヴェントス時代に彼が躍進を遂げた時と同じであり、再スタートを切る意志が込められているようです。
移籍直後のシーズンで、彼はチームをヨーロッパリーグの決勝に導く活躍。
また、セリエAのトリノ戦でのハットトリック達成時には、スタジアム全体が彼を称える歓声で包まれました。
エピソード
- セリエA初シーズンで12ゴールを記録。2023年にはローマで初のハットトリックを達成
アルゼンチン代表
パウロ・ディバラ選手のアルゼンチン代表での背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2015-2016 | 7、19、21、22 |
2016-2023 | 21 |
2022-2023 | 10 |
2023-2024 | 21 |
2015年9月にA代表に召集されましたが、出場機会は与えられませんでした・・・。
10月の南米予選に召集され、パラグアイ戦でA代表デビュー!
Commiserations for Paulo Dybala who was sent off for Argentina on his debut.
Still got a very bright future ahead. pic.twitter.com/sZ9N0XLeSH
— Footy Accumulators (@FootyAccums) September 2, 2016
その後も代表に呼ばれ続け、2019年のコパ・アメリカでは、ディバラ選手は21番を着用して出場。
グループステージでは出場機会が限られていましたが、3位決定戦でスタメンとして起用され、チリ相手にゴールを記録しました。
この一撃は、彼が重要な場面で結果を残せる選手であることを証明するものでした。
さらに、2022年のカタール・ワールドカップは、ディバラ選手にとってキャリアの頂点となる瞬間。
この大会では、限られた出場機会ながらも、決勝戦という最もプレッシャーのかかる場面で重要な役割を果たします。
フランスとの決勝戦では、PK戦で2番手としてキッカーを務め、冷静にシュートを成功!
この成功は、アルゼンチンが36年ぶりにワールドカップを制覇するための重要な一歩となりました。
さいごに
パウロ・ディバラ選手の背番号の歴史は、彼の成長と挑戦の軌跡そのものです。
アルゼンチンのインスティトゥートでの9番と10番、イタリア・パレルモでの9番、そしてユヴェントスでの21番と10番、さらにはASローマでの21番と、彼のキャリアの節目ごとに選ばれた番号には特別な意味が込められています。
代表チームでも、21番と10番を着用し、ワールドカップ優勝などの輝かしい成果を残してきました。
彼の背番号には単なる数字以上の意味が宿っています。これからもディバラ選手がどのような物語を紡いでいくのか、楽しみに応援していきましょう!
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