バルセロナで輝くハフィーニャ。
その背番号には特別な意味があります。
デビュー時は22番でしたが、翌シーズンからクラブの象徴ともいえる11番を託されました。
ブラジル代表でも19番から11番へと変わり、今ではチームの右サイドを象徴する存在です。
この記事では、クラブと代表の歴代背番号を一覧でまとめ、背番号にまつわるエピソードや海外の反応、ファンの声までやさしく解説していきます。
ハフィーニャの歴代背番号一覧(クラブ・代表)
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クラブでの歴代背番号
シーズン | クラブ | 背番号 |
---|---|---|
2025/26 | FCバルセロナ | 11 |
2024/25 | FCバルセロナ | 11 |
2023/24 | FCバルセロナ | 11 |
2022/23 | FCバルセロナ | 22 |
2021/22 | リーズ・ユナイテッド | 10 |
2020/21 | リーズ・ユナイテッド | 18 |
2020/21 | リーズU23 | 10 |
2020/21 | スタッド・レンヌ | 7 |
2019/20 | スタッド・レンヌ | 7・17 |
2019/20 | スポルティングCP | 11 |
2018/19 | スポルティングCP | 21 |
2017/18 | ヴィトーリア・ギマランエス | 11 |
2016/17 | ヴィトーリア・ギマランエス | 81 |
2015/16 | ヴィトーリア・ギマランエスB | 81 |
2014/15 | アヴァイFC | 18 |
解説:背番号が物語るキャリアの進化
ハフィーニャがクラブで背負ってきた背番号は、成長や信頼度を如実に示しています。
バルセロナでは、移籍初年度の22番から11番へ昇格。これはクラブの象徴的な番号を任されるという大きな飛躍でした。
リーズ時代の10番、ポルトガル時代の7番や11番も、攻撃の要としての役割を反映しています。
ブラジル代表での歴代背番号
シーズン | 大会・試合 | 背番号 |
---|---|---|
2025/26 | 国際親善試合・予選 | 11 |
2024/25 | コパ・アメリカ | 11 |
2023/24 | 国際親善試合 | 7・10・11 |
2021/22 | W杯南米予選・親善試合 | 11・19 |
2020/21 | 初招集・親善試合 | 17・19 |
解説:背番号が物語るキャリアの進化
ブラジル代表では、デビュー時の19番から始まり、2022年カタールW杯以降は11番を背負い続けています。
ネイマールやロマーリオといった名選手が背負った番号を継承する存在となり、今やセレソンの右サイドを象徴する選手になりました。
これから、クラブと代表に分けて、背番号にまつわるストーリーや海外の反応を詳しく見ていきましょう。
ハフィーニャのクラブでの歴代背番号一覧
引用:lequipe
ハフィーニャがクラブで背負ってきた背番号には、移籍先での立場や役割がはっきり表れています。
特に、22番から11番へと昇格したバルセロナ時代は、彼のキャリアで最も象徴的な転換期といえます。
FCバルセロナでの背番号11の背景
シーズン | 背番号 |
---|---|
2025/26 | 11 |
2024/25 | 11 |
2023/24 | 11 |
2022/23 | 22 |
2022年夏、リーズから加入した際に与えられた背番号は22でした。当初は控えめな立場でのスタートでしたが、初年度からリーグ戦10ゴール、アシスト数も二桁と圧倒的な結果を残し、2023/24シーズンには名門の象徴的な番号11を託されます。
11番は、かつてネイマールがバルサで輝いた時の背番号であり、クラブにとっても特別な意味を持ちます。
実際、2024-25シーズンには彼が主役となり、クラシコで2得点1アシストを記録し、バルサの国内三冠達成に大きく貢献しました。
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海外メディアは「11番を背負うにふさわしいスーパースター」と絶賛し、スペイン紙『AS』は「背番号11のハフィーニャがクラブの新たなシンボル」と評しています。
筆者としても、22番から11番への変化は、彼の覚醒を象徴する瞬間だったと思います。
プレーの自信、周囲からの信頼が背番号に表れているのを強く感じました。
リーズ・ユナイテッド時代の10番と18番
引用:goal
シーズン | 背番号 |
---|---|
2021/22 | 10 |
2020/21 | 18 |
2020/21(U23) | 10 |
リーズ時代、最初は18番からスタート。
移籍直後にもかかわらずプレミアの舞台で圧倒的なインパクトを残し、翌シーズンには10番を任されます。
『The Guardian』は「10番はクラブの象徴、その責任を完璧に果たした」と評しました。
特に2021年のマンチェスター・シティ戦では、10番らしい堂々たる存在感で決定的なゴールを決め、ファンの間では「#Raphinha10」がSNSでトレンド入りしました。
スタッド・レンヌ、スポルティングCP時代
引用:violanation
シーズン | クラブ | 背番号 |
---|---|---|
2020/21 | スタッド・レンヌ | 7 |
2019/20 | スタッド・レンヌ | 7・17 |
2019/20 | スポルティングCP | 11 |
2018/19 | スポルティングCP | 21 |
レンヌでは7番を背負い、クラブ史上最高額の移籍金で加入した期待を背負いました。
引用:staderennais
リーグアンでの鋭い突破は「新しいスピードスター」と称賛され、YouTubeで公開されたプレー集は大きな話題に。
スポルティングCPでの11番時代には、カップ戦優勝に貢献しました。
ギマランエスやアヴァイFC時代の背番号
引用:X
シーズン | クラブ | 背番号 |
---|---|---|
2017/18 | ヴィトーリア・ギマランエス | 11 |
2016/17 | ヴィトーリア・ギマランエス | 81 |
2015/16 | ヴィトーリア・ギマランエスB | 81 |
2014/15 | アヴァイFC | 18 |
ギマランエス時代、81番からスタートし、レギュラーとして結果を出すことで11番に昇格しました。
引用:X
18ゴールを挙げてポルトガルのトップクラブから注目を浴びたのは、この時期の活躍によるものです。
クラブでの評価と海外メディアの反応
バルセロナでの背番号11時代、スペイン紙『AS』や『Mundo Deportivo』は「新たな象徴」として絶賛。
プレミア時代も『The Guardian』が「リーグ屈指のウィンガー」と評価し、解説者ガリー・リネカーは「技術と flair(華)を兼ね備えた選手」とSNSでコメントしました。
筆者としては、2024年のクラシコでの2得点1アシストのパフォーマンスは圧巻で、11番が完全に彼の象徴になった瞬間だと感じました。
ハフィーニャのブラジル代表での歴代背番号一覧
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ハフィーニャがブラジル代表で背負ってきた背番号には、彼の役割の変化や評価の高まりが色濃く表れています。
デビュー当初は控えめなポジションでしたが、現在は右サイドの切り込み隊長として11番を任されるなど、代表チームでの地位をしっかり確立しました。
デビュー時の17番と初ゴール
2021年、南米W杯予選でベネズエラ代表戦に初招集されたハフィーニャが着用したのは17番でした。
途中出場から試合の流れを一変させ、2アシストを記録する圧巻のデビューを飾ります。
引用:YouTube
現地メディア『Globo Esporte』は、「17番の新星がブラジル攻撃陣に新たな風を吹き込んだ」と絶賛しました。
その後、同年のウルグアイ戦で初ゴールを挙げ、ファンの間でも「#Raphinha17」がトレンド入りし、次世代のスターとして注目度が急上昇しました。
11番を背負ったW杯での活躍
2022年カタールW杯では、ネイマールが10番、ヴィニシウスが20番を背負う中で、ハフィーニャには象徴的な11番が託されました。
グループステージではセルビア戦やスイス戦で鋭いドリブル突破を連発し、対戦国の解説者から「右サイドの脅威」と評されました。
FIFA公式SNSでも「Raphinha, unstoppable down the right wing(右サイドで止められない存在)」と紹介され、ブラジル攻撃陣の重要なピースとして存在感を示しました。
コパ・アメリカでの背番号と印象
2024年のコパ・アメリカでも、11番を背負いブラジル代表の右サイドを牽引しました。
特にコロンビア戦での決勝トーナメント進出を決定づける先制ゴールは圧巻で、南米メディア『Olé』は「11番の切り込み隊長が試合を支配した」と報じました。
ファンの間でも「ネイマールの後継者にふさわしい」との声が多数上がりました。
ブラジル代表内での役割の変化
デビュー当初はスーパーサブ的な立場で、後半から流れを変える存在でした。
しかし2022年以降はスタメン起用が増え、11番のエース格ウィンガーとして完全に定着。
右サイドは彼の独壇場となり、監督からも「攻撃のキープレイヤー」と称されています。
海外メディア『ESPN Brasil』は「ブラジル代表に新たなスターが生まれた」と報じ、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は「ネイマールとヴィニシウスに並ぶ攻撃の核」と評しました。
海外ファンが注目する代表での背番号
ブラジル代表で11番を背負うハフィーニャの姿は、海外ファンの間で「ネイマールを継ぐ者」と話題になっています。
SNS上では、ハフィーニャがゴールやアシストを決めるたびに「#Raphinha11」がトレンド入りし、試合後には多くのファン動画やプレー集が拡散されます。
ネイマールとの比較とプレッシャー
「ネイマールの後継者」と呼ばれることは、並大抵のプレッシャーではありません。
ネイマールが長年着用していた10番ではなく11番というサイドアタッカーの象徴的な番号を背負うことで、彼自身も「自分らしさ」を大切にしています。
インタビューでは「11番は僕のプレースタイルを表す番号」と語り、自信をのぞかせています。
背番号11に込めるハフィーニャの想い
「11番を着ると力が湧く」とハフィーニャは言います。
少年時代、ネイマールやロマーリオのプレーに憧れて育った彼にとって、同じ番号を背負って国際舞台に立つことは夢の実現そのものです。
11番は、彼がブラジル代表の攻撃を象徴する存在であることを示す大切なシンボルになっています。
さいごに
ハフィーニャの背番号には、クラブや代表での立場や信頼が色濃く表れています。
FCバルセロナでは、22番から象徴的な11番を任され、クラブの攻撃の中心として活躍しています。
ブラジル代表でも、デビュー当初の19番から11番へと変わり、ネイマールの系譜を継ぐ存在として世界から注目を集めています。
海外メディアも「新しいスター」と評価し、ファンの間でも「11番=ハフィーニャ」というイメージがすっかり定着しました。
これからも、背番号11を背負った彼の活躍が楽しみですね。
公式情報は FCバルセロナ公式サイト や ブラジル代表公式サイト もぜひチェックしてみてください。