毎シーズン、素晴らしい戦いが見られるUEFAチャンピオンズリーグ。
長い、UEFAチャンピオンズリーグの歴史の中で『名勝負』と評価される試合が多くありましたよね?
あり得ない逆転劇、手に汗握るPK戦など振り返ると名勝負がありすぎます!
そこで、今回は私見でありますが、UEFAチャンピオンズリーグの名勝負をランキング形式で紹介したいと思います。
この記事の内容
UEFAチャンピオンズリーグ歴代名勝負ランキング|1990年代~現在までをプレイバック!
引用:dazn
毎シーズン、多くの名勝負が生まれるUEFAチャンピオンズリーグ。
トータルスコアの駆け引きなどリーグ戦では見られない楽しみがありますよね?
そこで今回は、1990年代~現在までの名勝負ランキング形式で紹介してみたいと思います。
2020年代
2020年代の名勝負ランキングTOP3は以下の通りです↓
1位:レアル・マドリードvsマンチェスター・C(21-22準決勝セカンドレグ)
2位:レアル・マドリードvsチェルシー(21-22準々決勝セカンドレグ)
3位:ビジャレアルvsリヴァプール(20-21準決勝セカンドレグ)
では、詳細を見ていきましょう↓
1位:レアル・マドリードvsマンチェスター・C(21-22準決勝セカンドレグ)
アウェイのファーストレグで3-4で敗戦したレアル・マドリード。
ホームのセカンドレグで逆転を目指し、戦いました。
マンチェスター・シティに先制を許し、苦しい状況に追い込まれたレアル・マドリード。
しかし、土壇場でレアル・マドリードが追い付き、アディショナルタイムで逆転するというドラマティックな展開に。
これぞ、サッカーの醍醐味と言った試合でしたね。
それでは、試合を振り返ってみましょう↓
73分:ベルナルド・シウバ選手の優しいパスを受けたリヤド・マフレズ選手が豪快に蹴り込み、マンチェスター・シティが先制!
リードを広げられたレアル・マドリードは苦しい展開に。
90分:右サイドからのクロスボールをベンゼマ選手が落とし、ロドリゴ選手が押し込んで1点返す。
90分:アセンシオ選手のクロスを、ロドリゴ選手がヘディングで合わせ、トータルスコア同点に追いついたレアル・マドリード。
95分:ベンゼマ選手がファールを受け、PK獲得。自ら蹴り、逆転ゴールを決める。
この試合は、2-3で負けましたが、トータルスコア6-5で勝利!
レアル・マドリードの勝負強さが際立った試合でしたね。
レアル・マドリードvsマンチェスター・シティ(21-22準決勝セカンドレグ)のハイライトです↓
引用:YouTube
2位:レアル・マドリードvsチェルシー(21-22準々決勝セカンドレグ)
アウェイのファーストレグ3-1で勝利したレアル・マドリード。
後がなくなったチェルシーの怒涛の攻撃で、トータルスコアで逆転を許してしまう。
逆転された後、立て続けに2得点を挙げ、逆転したレアル・マドリード。
見ていてすごく楽しめる好ゲームだったと思われます。
それでは、試合を振り返ってみましょう↓
15分:ティモ・ヴェルナー選手のパスを受けたメイソン・マウント選手が上手く流し込み、チェルシーが先制!
51分:メイソン・マウント選手のコーナーキックをリュディガー選手が合わせ、2点目!
75分:マテオ・コバチッチ選手のパスを受けたティモ・ヴェルナー選手が冷静にディフェンダー2人をかわし、ゴール!
この時点で、チェルシーがトータルスコアで逆転!
80分:モドリッチ選手の芸術的なアウトサイドキックからのパスを受けたロドリゴ選手が冷静に合わせ、トータルスコアで同点に。
96分:ヴィニシウス・ジュニオール選手のクロスに、ベンゼマ選手が合わせ、レアル・マドリードがトータルスコアで逆転!
試合は、このまま終わり、レアル・マドリードが準決勝進出。
レアル・マドリードvsチェルシー(21-22準々決勝セカンドレグ)のハイライトです↓
引用:YouTube
3位:ビジャレアルvsリヴァプール(20-21準決勝セカンドレグ)
アウェイで0-2で敗戦したビジャレアル。
後がないビジャレアルが、ホームで反撃を見せ、一時同点に追いつく!
ホームで逆転勝利か?と思われましたが、リヴァプールの底時からにやられ、準決勝敗退した試合。
もしかして、逆転しちゃう?と思わせたビジャレアルの凄さが印象的でした。
それでは、試合を振り返ってみましょう↓
3分:エティエンヌ・カプエ選手の折り返しをブライユ・ディア選手が押し込み先制!
41分:エティエンヌ・カプエ選手からの素晴らしいクロスをフランシス・コクラン船主がヘディングで合わせ、2点目!
トータルスコア同点に追いつくことに成功し、もしかしたら、逆転?という感じでしたね。
62分:モハメド・サラー選手のパスを受けたファビーニョ選手が、ゴールキーパーの股を抜き、1点返す。
貴重なアウェイゴールを奪い、大きくリード。
67分:トレント・アレクサンダー=アーノルド選手のクロスに、ルイス・ディアス選手が上手く合わせ、同点に追いつく。
74分:サディオ・マネ選手がゴールキーパーをかわし、逆転ゴールを決め、勝負あり!
3-2でリヴァプールが勝利しましたが、前半終了まで逆転しちゃうかも?と思わせてくれたビジャレアルに感動しました。
ビジャレアルvsリヴァプール(20-21準決勝セカンドレグ)のハイライトです↓
引用:YouTube
これぞ!UEFAチャンピオンズリーグと言った試合だったと思われます。
いつみてもワクワクしますね。
2010年代
2010年代の名勝負ランキングTOP3は以下の通りです↓
1位:レアル・マドリードVSアトレティコ・マドリード(13-14決勝)
2位:バルセロナVSパリ・サンジェルマン(16-17決勝ラウンド16セカンドレグ)
3位:リヴァプールvsバルセロナ(18-19準決勝セカンドレグ)
では、詳細を見ていきましょう↓
1位:レアル・マドリードVSアトレティコ・マドリード(13-14決勝)
マドリードダービーということで注目を集めた一戦。
この試合も逆転劇でしたが、延長戦に入ってからのレアル・マドリードの強さが際立っていました。
ベイル選手の逆転ゴールからのレアル・マドリードが凄すぎましたね。
では、この試合を簡単に振り返ってみましょう。
36分:フアンフラン選手がヘディングでゴール前に入れると、ディエゴ・ゴディン選手が頭で合わせて先制!
前半は、このまま終了。
後半に入って、レアル・マドリードが猛攻を仕掛けますが、アトレティコゴールを割れず・・・。
このまま試合終了かと思われたロスタイム・・・。
90+3分:モドリッチ選手の右CKにセルヒオ・ラモス選手がヘディングで合わせて同点!
レアル・マドリードはギリギリで追いつき、延長戦に突入。
110分:ディ・マリア選手がドリブル突破し、ゴールキーパーと1対1に!
ゴールキーパーにはじかれますが、詰めていたベイル選手が押し込み、逆転。
118分:マルセロ選手がドリブルで持ち込み、そのままシュートで2点差に。
120分:クリスティアーノ・ロナウド選手が倒されて得たPKを自ら決めて、3点差に。
このPKが決まった後に試合終了。
レアル・マドリードが大会通算10度目の優勝「ラ・デシマ」を達成!
レアル・マドリードVSアトレティコ・マドリード(13-14決勝)のハイライトです↓
引用:YouTube
試合終了間際に追いつかれたアトレティコは気持ちの糸が切れたのかもしれませんね。
逆に追いついたレアル・マドリードには勢いが生まれ、延長戦の3ゴールにつながったのだと思われます。
それにしてもレアル・マドリードの攻撃力は凄まじかった。
2位:バルセロナVSパリ・サンジェルマン(16-17決勝ラウンド16セカンドレグ)
こちらの試合も覚えている、知っているという方は多いのではないでしょうか?
ファーストレグでパリ・サンジェルマンに0-4の大敗をしてしまったバルセロナ。
普通に考えて、4点差をひっくり返すことは不可能に近いと思われます。
しかし、バルセロナはホームで6-1で勝利し、2試合合計スコア6-5の大逆転で準々決勝に進みました!
大逆転を演じたセカンドレグを振り返っていきたいと思います。
3分:ゴールキーパーの不用意な飛び出しを見逃さなかったスアレス選手が頭で押し込み先制!
40分:イニエスタ選手の意表を突いたヒールパスが相手のミスを誘い、オウンゴールで2点目。
バルセロナにとって望み通りの展開に持ち込めましたね。
欲を言えば、もう1点ほしかったはず。
後半に入ってもバルセロナの勢いは劣れず、次々の得点を重ねていきました。
一方、パリ・サンジェルマンも黙っていませんでしたね。
50分:ネイマール選手が倒されて得たPKをメッシ選手が決めて、3点目。
62分:クルザワ選手が競り勝ち、カバーニ選手が押し込み1点返す!
この1点で、バルセロナは追い詰められましたね・・・。
しかし、このピンチを救ったのはネイマール選手!
88分:ネイマール選手が直接フリーキックを突き刺す。
90+1分:スアレス選手が倒され得たPKをネイマール選手が決める。
90+5分:ネイマール選手のロングフィードからセルジ・ロベルト選手が合わせ、逆転!
まさかの大逆転劇を演じたバルセロナ。
これほどの逆転劇は、今後起こらないと思われます。
バルセロナVSパリ・サンジェルマン(16-17決勝ラウンド16セカンドレグ)のハイライトです↓
引用:YouTube
この試合も長く語り継がれることでしょう。
ネイマール選手、凄すぎますね!
3位:リヴァプールvsバルセロナ(18-19準決勝セカンドレグ)
世紀の大逆転劇の1つ。
ホームでファーストレグ3-0で勝利したバルセロナ。
大量リードで勝ち抜けは間違いないだろうと思う方は多かったと思われます。
しかし、セカンドレグでは、まさかの0-4で逆転を許してしまいましたね・・・。
逆転ゴールのシーンも印象的でした。
では、この試合を振り返っていきましょう↓
7分:ヘンダーソン選手のシュートのこぼれ球を押し込んだオリギ選手、リヴァプールが先制!
その後、バルセロナの猛攻にあいますが、何とか耐えるリヴァプール。
54分:トレント・アレクサンダー=アーノルド選手のクロスにジョルジニオ・ワイナルドゥム選手が合わせ、2点目。
56分:ジェルダン・シャキリ選手のクロスに、再び、ジョルジニオ・ワイナルドゥム選手が合わせ、同点!
79分:トレント・アレクサンダー=アーノルド選手のコーナーキックをオリギ選手が合わせて、逆転!
バルセロナの不意を突いたコーナーキックはっ素晴らしかったですね。
これは、語り継がれるワンシーンとなるでしょうね。
リヴァプールvsバルセロナ(18-19準決勝セカンドレグ)のハイライトです↓
引用:YouTube
世紀の逆転を起こしたり、起こされたりしたバルセロナ。
良くも悪くも主役になってしまいましたね。
2000年代
2000年代の名勝負ランキングTOP3は以下の通りです↓
1位:バルセロナVSチェルシー(04-05ラウンド16セカンドレグ)
2位:リヴァプールvsミラン(04-05決勝)
3位:レアル・マドリードvsレヴァークーゼン(01-02決勝)
では、詳細を見ていきましょう↓
1位:バルセロナVSチェルシー(04-05決勝ラウンド16セカンドレグ)
意外かもしれませんが、2004-2005シーズンのバルセロナVSチェルシー戦(セカンドレグ)が1位です。
アウェイゴールのこともありますが、最後までどっちに転ぶかわからない名勝負でした。
ロナウジーニョ選手の神がかったゴールもあり、見どころ満載の試合だったので1位とさせていただきました。
簡単に試合を振り返ってみましょう。
※ファーストレグは、バルセロナがホームで2-1で勝利しています。
8分:ケズマン選手のクロスをグジョンセン選手が合わせ、チェルシーが先制!
このゴールにより、アウェイゴールでチェルシーがリード!
17分:J・コール選手がドリブルで持ち込んでシュート。
こぼれ球に反応したランパード選手が決めて、チェルシーが2点目。
19分:ランパード選手のパスを受けたダフ選手が冷静に決めて3点目。
ここで勝負ありと思ってしまいましたが、バルセロナの反撃が始まりました!
27分:パウロ・フェレイラ選手のハンドで得たPKをロナウジーニョ選手が決める。
このPKで流れが変わったバルセロナ。
39分:イニエスタ選手からパスを受けたロナウジーニョ選手がつま先でシュート!
ゴールキーパーのチェフ選手は完全に意表を突かれ、見送るだけでしたね。
そして、このまま前半終了。
このままいけば、バルセロナが勝ちあがる。
しかし、勝利の女神はバルセロナに微笑みませんでした・・・。
76分:コーナーキックからジョン・テリー選手が合わせ、チェルシーがリード!
リードした後は、チェルシーが上手く逃げ切りました。
どっちに転ぶのか?わからない試合展開は今でも覚えています。
バルセロナVSチェルシー(04-05決勝ラウンド16セカンドレグ)のハイライトです↓
引用:YouTube
この試合も何度見てもしびれますね。
特に、ロナウジーニョ選手のシュートは凄すぎて今でも覚えているほど。
このシュートは、UEFAチャンピオンズリーグのベストゴールの1つに挙げられるのではないでしょうか?
2位:リヴァプールvsミラン(04-05決勝)
「イスタンブールの奇跡」と呼ばれた試合です!
どんな試合だったのか?
簡単に振り返ってみましょう。
1分:ピルロ選手のフリーキックにマルディーニ選手がボレーで合わせACミランが先制!
39分:カカ選手からパスを受けたシェフチェンコ選手が折り返し、クレスポが決めて2点差。
44分:カカ選手のスルーパスに反応したクレスポ選手がゴールキーパーと1対1を制し、3点差に広げる。
前半だけで3点リードしたACミラン。
この時点で優勝は、ACミランと思われた方は多かったことでしょう!
しかし、3点差付けられながらもリヴァプールは諦めていなかったのです。
ハーフタイムにキャプテンのジェラード選手のスピーチがチームを生き返らせました↓
『俺にとってはリバプールが全てだ。このクラブこそが俺の知っている全てであり、そのクラブを歴史に残る笑いものになんかさせたくない。もしも、みんなが俺をキャプテンとして愛してくれるなら協力してくれないか』
息を吹き返したリヴァプールは後半戦に素晴らしい反撃を見せてくれることに!
54分:ヨン・アルネ・リーセ選手のクロスをキャプテンのジェラード選手が合わせて、1点返す!
56分:スミチェル選手のミドルシュートが決まり、2点差に。
60分:ジェラード選手がPK獲得。シャビ・アロンソ選手が止められるもこぼれ球を押し込んで同点!
一気に追いついたリヴァプール。
ただ、猛攻を仕掛けた付けが回り、ACミラン委攻め込まれることに・・・。
ACミランの猛攻に耐え、PK戦までもつれ込む展開になりました。
PK戦の結果は以下の通りです↓
引用:Wikipedia
デュデク選手が2本止める活躍を見せたリヴァプールが大逆転で優勝しました。
リヴァプールvsミラン(04-05決勝)のハイライトです↓
引用:YouTube
何度見てみしびれる展開ですね。
3位:レアル・マドリードvsレヴァークーゼン(01-02決勝)
今も語り継がれる伝説のゴールが生まれた1戦。
リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドという強豪クラブを倒し、決勝に進出したレヴァークーゼン。
レアル・マドリードに先制を許すも、すぐさま同点に追いつき、ゲームを面白くしてくれました。
その後、スコアは動かず、前半終了かと思われた時に伝説のゴールが生まれましたね。
ジダン選手の芸術的ボレーシュートで勝ち越したレアル・マドリード。
勝ち越した後、レヴァークーゼンの猛攻に遭いましたが、逃げ切りに成功!
では、試合とジダン選手のボレーシュートを振り返ってみましょう↓
9分:ロベルト・カルロス選手のスローインを受けたラウル選手が上手く流し込んで先制に成功!
14分:ベルント・シュナイダー選手のフリーキックをルシオ選手がヘディングで合わせ、同点。
45分:ロベルト・カルロス選手のふわりと浮かせた?クロスにジダン選手が左足でボレーシュート!これが決まり、レアル・マドリードが勝ち越しに成功。
後半には、レヴァークーゼンの猛攻を受けましたが、上手くしのぎ切り、レアル・マドリードが優勝!
レアル・マドリードvsレヴァークーゼン(01-02決勝)のハイライトです↓
引用:YouTube
1990年代
1990年代の名勝負ランキングTOP3は以下の通りです↓
1位:マンチェスター・ユナイテッドVSバイエルン(98-99決勝)
2位:マンチェスター・ユナイテッドvsユヴェントス(98-99準決勝セカンドレグ)
3位:ユヴェントスvsナント(95-96準決勝セカンドレグ)
では、詳細を見ていきましょう↓
1位:マンチェスター・ユナイテッドVSバイエルン(98-99決勝)
こちらの試合も逆転劇ですが、もしかしたら1番ドラマチックな展開だったのではないでしょうか?
後半ロスタイムにマンチェスター・ユナイテッドが2点入れて逆転し、UEFAチャンピオンズリーグ優勝!
この試合は「カンプ・ノウの奇跡」と呼ばれるぐらい!
バイエルン側からすると、「カンプ・ノウの悲劇」ですね。
では、どんな試合展開だったのか?
簡単に振り返ってみましょう!
6分:マリオ・バスラー選手が直接フリーキックを決めて、バイエルンが先制!
巻き返そうとするマンチェスター・ユナイテッドですが、バイエルンの守備が崩せず、前半終了。
後半に入ってもバイエルンが主導権を握り、このままバイエルン優勝かと思われていました。
しかし、ドラマはロスタイムに待っていました。
90+1:ギグス選手のシュートのこぼれ球をシェリンガム選手が押し込み、同点!
これで勢いに乗ったマンチェスター・ユナイテッドは猛攻を仕掛けます。
90+3:ベッカム選手のコーナーキックをシェリンガム選手がヘディング。
そのボールをスールシャール選手が右足で合わせ、逆転に成功!
こんなことがあるんですね。
これもサッカーの醍醐味と言える試合だったと言えるでしょう。
マンチェスター・ユナイテッドVSバイエルン(98-99決勝)のハイライトです↓
引用:YouTube
UEFAチャンピオンズリーグを制したマンチェスター・ユナイテッドは、3冠(プレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ)を達成!
この試合も長く語り継がれる名勝負と言われています。
2位:マンチェスター・ユナイテッドvsユヴェントス(98-99準決勝セカンドレグ)
名門クラブの打ち合いで見ごたえのある試合で有名!
ホームでのファーストレグを1-1で引き分けてしまったマンチェスター・ユナイテッド。
不利な状況で迎えたアウェイのユヴェントス戦。
ユヴェントスに2点取られ、後がなくなったマンチェスター・ユナイテッドは3点奪い、逆転勝利!
セカンドレグのスリリングな展開は、今見ても興奮すると思われます。
大逆転を演じたセカンドレグを振り返っていきたいと思います。
6分:ジダン選手からのクロスに、インザーギ選手が合わせ先制!
11分:インザーギ選手のシュートが、スタム選手に当たり、ゴールへ吸い込まれる。
この時間帯で2点のリードを奪ったユヴェントスが勝ち抜くと思った方はお勝ったことでしょう。
しかし、これでは終わりませんでした。
24分:ベッカム選手のコーナーキックからロイ・キーン選手のヘディングシュートで1点を返す。
34分:アンディ・コール選手のクロスをドワイト・ヨーク選手がヘディングで合わせ、同点に追いつきます。
その後、互いに譲らない展開で試合が進みます。
83分:ドワイト・ヨーク選手がドリブルでゴールキーパーに倒されましたが、詰めていたアンディ・コール選手が落ち着いて押し込み逆転!
その後、スコアは動かず、3-2でマンチェスター・ユナイテッドが勝利!
決勝にコマを勧めました。
マンチェスター・ユナイテッドvsユヴェントス(98-99準決勝)のハイライトです↓
引用:YouTube
3位:ユヴェントスvsナント(95-96準決勝セカンドレグ)
こちらもスリリングな試合で見ごたえがあると思われます。
アウェイで0-2で敗戦したナント。
ホームで逆転を狙いたいナントですが、ユヴェントスに先制され、苦しい展開に。
そこから、3点奪い、3-2で勝利しましたが、準決勝敗退となってしまいました。
後がないナントの反撃は見ごたえ十分であると思われます。
では、試合を振り返ってみましょう↓
17分:チロ フェラーラ選手のシュートミスを拾ったジャンルカ・ヴィアッリ選手が押し込み先制!
44分:エディ・キャプロン選手がヘディングで叩き込み、同点に追いついたナント!
50分:ジャンルカ・ヴィアッリ選手からのパスをディフェンスの裏で受けたパウロ・ソウザ選手が蹴り込み、ナントを突き放す!
69分:裏へのパスに反応したヤフェット・エンドラム選手が豪快に蹴り込み、ナントが同点に追いつく。
82分:裏へのパスに反応したフランク・レノウ選手が冷静に蹴り込み、逆転に成功。
しかし、ナントの反撃はここまで・・・。
そんなナントの素晴らしい攻撃を見てみましょう。
ユヴェントスvsナント(95-96準決勝セカンドレグ)のハイライトです↓
引用:YouTube
ナントの猛攻は素晴らしかったですね。
UEFAチャンピオンズリーグの名勝負ランキングベスト5!
1990年代から現在までのUEFAチャンピオンズリーグの名勝負を紹介してきました。
その中から、UEFAチャンピオンズリーグの名勝負ランキングベスト5を紹介してみたいと思います。
UEFAチャンピオンズリーグ名勝負ランキングベスト5は以下の通りです↓
1位:バルセロナVSチェルシー(04-05決勝ラウンド16セカンドレグ)
2位:レアル・マドリードVSアトレティコ・マドリード(2013-2014決勝)
3位:マンチェスター・ユナイテッドVSバイエルン(1998-99決勝)
4位:バルセロナVSパリ・サンジェルマン(16-17ラウンド16セカンドレグ)
5位:リヴァプールvsミラン(04-05決勝)
選出理由について見ていきましょう。
1位:バルセロナVSチェルシー(04-05決勝ラウンド16セカンドレグ)
アウェイゴールの関係で、どちらに転がるかわからない展開が面白く、どなたが見ても楽しめる試合なのではないかということで1位に選出しました。
後は、ロナウジーニョ選手の伝説の“ノーステップ弾”は今でも語り継がれるゴールも見られるということも大きいですね。
UEFAチャンピオンズリーグの面白さが詰まった1戦です。
2位:レアル・マドリードVSアトレティコ・マドリード(2013-2014決勝)
試合終了間際に追いつくというドラマティックな展開で、楽しめる1戦ではないかと思い2位に選出。
レアル・マドリードの勝負強さは見事でしたね。
延長戦での3得点挙げる底力もさすがでした。
3位:マンチェスター・ユナイテッドVSバイエルン(1998-99決勝)
名門クラブの意地がぶつかり合い、初めて見る人でもUEFAチャンピオンズリーグの凄さがわかる1戦だと思い選出。
互いに素晴らしい攻守を見せ、どちらが勝ってもおかしくない試合内容。
両チームのゴールキーパーの活躍も見どころの1つ。
4位:バルセロナVSパリ・サンジェルマン(16-17ラウンド16セカンドレグ)
アウェイゴールの関係で、どちらに転ぶかわからない試合展開で楽しめる1戦ということで選出。
1位のバルセロナvsチェルシーのように目まぐるしく勝敗の行方が動く感じではないので、4位としました。
バルセロナペースで進んでいましたが、パリ・サンジェルマンが1点返したことで、一気に劣勢に立たされたバルセロナ。
絶体絶命の中で、フリーキックを突き刺し、チームに勢いをもたらせたネイマール選手。
そこからのバルセロナの攻撃には迫力がありますよ!
5位:リヴァプールvsミラン(04-05決勝)
あのミラン相手に0-3から逆転しちゃうの?ということで5位に選出しました。
前半に、3点リードを許したリヴァプールですが、ハーフタイム時のジェラード選手の喝で息を吹き返したリヴァプールが同点に追いつき、PK戦で勝利!
しかも、数分で同点に追いついたシーンはびっくりしてしまいますよ!
UEFAチャンピオンズリーグ決勝で、こんなこともあるんだと思わされる1戦でしたね。
まとめ
今回は、UEFAチャンピオンズリーグ1990年代~現在までの名勝負ランキングベスト5!について書いてみました。
90年代から見てきましたが、リーグ戦では味わえない大逆転劇が見られるので面白いですよね?
今シーズンは、どんな名勝負が生まれるのか?
UEFAチャンピオンズリーグから目が離せませんね。
こちらの記事も読まれています↓
- UEFAチャンピオンズリーグ通算アシストランキング1位は誰?2012-2013からのアシスト王も紹介!
- UEFAチャンピオンズリーグの歴代得点王と通算得点ランキング1位は誰?
- 【2023/24】UEFAチャンピオンズリーグの優勝賞金は最高約134億円?出場するだけでも獲得できる金額が凄い!
- UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のチケットの値段は約4万円~!日本で購入する方法するにはどうしたらいいの?
- UEFAチャンピオンズリーグ決勝で使用された歴代のボールは?1998年~現在までを画像67枚でまとめてみた