アジアNo.1の選手と言っても過言でない、ソン・フンミン。
あのプレミアリーグで、コンスタントに結果を出せていることは、本物の実力ですね。
スピード感溢れるドリブル、得意のカットインからのシュートなど、現代サッカーに適した選手であると言えます。
そこで、今回は、ソン・フンミンのプレースタイルについて書いていこうと思います。
まずは、ソン・フンミンのプロフィールから見ていきましょう。
参考:https://www.transfermarkt.com/heung-min-son/profil/spieler/91845
この記事の内容
ソン・フンミンのプロフィール。
生年月日:1992.07.08
身長:183cm
体重:77kg
出身地:チュンチョン(韓国)
利き足:右足
【リーグ戦記録】
2010-11 ハンブルガーSV(ドイツ) 13試合・3得点
2011-12 ハンブルガーSV(ドイツ) 27試合・5得点
2012-13 ハンブルガーSV(ドイツ) 33試合・12得点
2013-14 レヴァークーゼン(ドイツ) 31試合・10得点
2014-15 レヴァークーゼン(ドイツ) 30試合・11得点
2015 レヴァークーゼン(ドイツ) 1試合・0得点
2015Aug. トッテナム(イングランド) 28試合・4得点
2016-17 トッテナム(イングランド) 34試合・14得点
2017-18 トッテナム(イングランド) 37試合・12得点
2018-19 トッテナム(イングランド) 31試合・12得点
2019-20 トッテナム(イングランド) 30試合・11得点
ソン・フンミンは、小学、中学と部活に所属せずに、父親から指導をしてもらっていたようです。
父親の指導は、勝敗に拘らず、先を見据えた技術の習得に力を入れていたようですね。
これが良かった!高校在籍時に、ハンブルガーのU-17のチームに加入。
U-19も体験し、一時帰国するも、2010年に正式に契約を交わす。
はじめは、U-21でプレーをしていましたが、トップチームでチャンスをつかむと、2012-2013シーズンには12得点を挙げる活躍。
その後、レバークーゼンに移籍をし、2年連続で2桁得点を挙げ、トッテナムに移籍。
現在は、ハリー・ケインとともにトッテナムを支えるストライカーとして活躍中。
2016-2017シーズン以降、2桁得点を上げ続けています。恐ろしいですね。
プレミアリーグで連続2桁得点中なんて。
ソン・フンミンのポジション、プレースタイルは?
ソン・フンミンのポジションは、センターフォワードやウイングのポジションですが、左ウイングがメインですね。
ソン・フンミンのプレースタイルの特徴を挙げると、
・高速ドリブルからのカットイン
・かなり高い決定力。逆足も凄い。
・フリーランニングの質
・献身的な守備
が挙げられると思います。
高速ドリブルからのカットイン
ソン・フンミンのスピードにのったドリブル突破は驚異的ですよね?
細かいタッチでかわしながら、スペースを見つけた時にギアを上げて一気に抜き去る感じが多いと思われます。
スペースを見つけたら、ボールをスペースに出して、スピードで抜き去る感じです。
ソン・フンミンはフィジカルも強いため、DFに当たられてもバランスを崩すことなく、ボールを運ぶことができるので厄介ですね。
ソン・フンミンのドリブルの凄さがわかる動画です↓
プレミアリーグの「Goal of the Season」にソン・フンミンのゴールが選出。改めて見ると凄いゴールだな…
プレミアのレベルでこれが出来るこの選手は本当に凄い。pic.twitter.com/ELNEaYrisn— 菅原 崇人⚽️スポーツビジネス商社マン (@clasico_suga) August 14, 2020
かなり高い決定力。逆足も凄い。
ソン・フンミンの決定力が高いことは有名。
得意のカットインから得点を量産しています。
ハンブルガーSV、レバークーゼン時代から2桁得点を記録し続けるあたりは凄いとしか言えません。
ソン・フンミンが得点を量産できる理由としては、逆足での得点も多い。
利き足には劣りますが、逆足でのシュート精度が高いので、得点を量産できます。
両足から繰り出されるパンチ力のあるシュートは魅力的ですよ!
ソン・フンミンの両足から繰り出されるシュートです。決定力の高さがわかると思います。
🇰🇷 28歳の誕生日おめでとう、#ソン・フンミン!🎉#UCL pic.twitter.com/xyND7pyloT
— UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) July 8, 2020
フリーランニングの質
ソン・フンミンのプレースタイルで、本当に凄いなと思ったのは、実は、フリーランニング。
DFの死角に入り込むフリーランニングは見ておくべきでしょう!
左サイドでボールを回している時に、ソン・フンミンは内側に走りこみます。
DFは外側に意識が行ったところを見て、再度、外側に走り込み、マークを外してボールをもらいます。
また、逆サイドに流れて、味方を助けに行くこともしてくれるので助かりますね。
少ない人数でカウンターを仕掛ける場面では、威力を発揮しています。
ソン・フンミンが流れることにより、相手を混乱させ、フィニッシュまで持ち込んでしまいますので。
カウンター時のソン・フンミンのフリーランニングは要注意です。
献身的な守備
現代サッカーでは当たり前のことですが、ソンフンミンも前線から激しいプレスをかけてくれます。
スピードがあるため、相手DFも嫌でしょうね。
ソン・フンミンがプレスをかけてくれることで、後ろは体勢を立て直せますのでありがたい存在です。
ソン・フンミンの弱点とは?
レベルの高い選手なのですが、もちろん弱点もあります。
感情的になりやすい?部分でしょうか。
報復行為で退場3回していますが、いずれも余計なプレーであったと思われます。
※エバートンのアンドレ・ゴメスを負傷させた件については、報復ととらえていいものか難しいところです。
感情的になってしまい、報復行為をしているところは危険ですね。
3回目の退場処分を受けた時のメディアの反応は厳しいものでした。
「我々は彼がピッチ上での感情を抑える部分に少しの問題があることも認めなければならない。ソンの能力はチームメイトにインスパイアを与え、トッテナムに勝利をもたらす。しかし、彼の不器用な部分や浅はかなところは問題になる」
「泣くのも奇妙で、少々不快だ。今年ソンが退場になったシーンにおいて、彼は被害者ではない。不当な扱いを受けたかのようなリアクションはやめるべきだ」
引用:https://www.theworldmagazine.jp/20191224/01world/england/266152
素晴らしい能力を持った選手なので、もったいないですね。
直すことは難しいかもしれませんが、抑えることはできるはず。
感情をコントロールできれば、より評価される選手になることでしょう!
ソン・フンミンの歴代背番号は?
【レコード】ソン・フンミンが欧州100点目を記録! 韓国人選手史上2人目https://t.co/Al3M3h8OVJ
◆ハンブルガーSV(2010~2013)
78試合 20⚽️◆レバークーゼン(2013~2015)
87試合 29⚽️◆トッテナム(2015~)
157試合 51⚽️ pic.twitter.com/FrmKFZjWo2— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) December 6, 2018
ハンブルガーSV、レバークーゼン、トッテナムに所属をしてきました。
ソン・フンミンの歴代背番号を見てみましょう。
シーズン | 所属クラブ | 背番号 |
---|---|---|
2010-2011 | ハンブルガーSV | 40 |
2011-2012 | ハンブルガーSV | 15 |
2012-2013 | ハンブルガーSV | 40 |
2013-2016 | レバークーゼン | 7 |
2015- | トッテナム | 7 |
ソン・フンミンの歴代背番号を見てみると、7番が多いですね。
意識をしている感じはなさそうですが、ソン・フンミン=7番のイメージが定着しましたね。
そんな、ソン・フンミンに素晴らしいことがありました。
英国「フットボールロンドン」の企画で、トッテナムの歴代背番号のうち1番から30番まで、最高の選手を1人ずつ選んだようです。
ソン・フンミンは、トッテナム歴代最高の7番に選出され、歴史に名を刻みました!
ソン・フンミンが選出された理由は、
「ソン・フンミンとアーロン・レノンが競った」としながらも「ソン・フンミンのゴールとアシスト記録が上回った」
引用:https://www.wowkorea.jp/news/korea/2020/0421/10256746.html
強豪クラブの歴代最高の7番は凄い!日本人選手のも出てこないかなと思ってしまうぐらい。
今後も活躍し続け、トッテナムのレジェンド級の扱いを受けることでしょう。
韓国代表での背番号一覧です↓
2010-2012 | 9、11 |
---|---|
2013-2014 | 9 |
2016- | 7 |
2010年12月の親善試合シリア戦で代表デビュー。
その後は、韓国代表のエースとして活躍をし続けています。
ただ、韓国代表でのソン・フンミンは輝けません・・・。
周囲がついていけないことが問題なのですが、ソン・フンミンが周りに合わせる努力が必要なのかもしれません。
ストレスがたまると思いますが、韓国のためにやるしかないでしょう。
まとめ。
今回は、ソン・フンミンのプレースタイルについて書いてみました。
実力はワールドクラスであることは認めざるを得ません。アジアナンバー1選手と言っても過言でないと思います。
ただ、感情的になりやすいところで損をしていますね。
ここを抑えることができれば、より素晴らしい選手として評価をされることでしょう。
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