2020年5月5日に追記しました。
ラダメル・ファルカオと言えば、ご存知の方が多いと思います。
2018年W杯ロシア大会で、日本と試合しましたからね。
日本DF陣は、頑張り、ラダメル・ファルカオに自由を与えなかったため、無事に日本が勝利をすることが出来ました。
それくらい、ラダメル・ファルカオの得点力は、驚異でしたからね。
もしかしたら、今年の南米選手権でも、日本代表とコロンビア代表が当たるかもしれないので、その時も気を付けないといけませんね。
今回は、驚異のストライカーであるラダメル・ファルカオのプレースタイルについて書いていきたいと思います。
まずは、ラダメル・ファルカオのプロフィールから見ていきたいと思います。
この記事の内容
ラダメル・ファルカオのプロフィール。
本名:ラダメル・ファルカオ・ガルシア・サラテ(Radamel Falcao García Zárate)
愛称:El Tigre (エル・ティグレ、虎)
ラテン文字:Radamel FALCAO
国籍:コロンビア
生年月日:1986年2月10日
出身地:サンタ・マルタ
身長:178cm
体重:72kg
在籍チーム:ASモナコ
ポジション:FW (CF)
背番号:9
利き足:右足
ラダメル・ファルカオは、幼少期にファイル・プライというチームでプレーしていたようだ。
その後、ランセロス・ボヤカというクラブに入団した。
15歳の時には、U-17代表でもプレーしていたラダメル・ファルカオは、リーベル・プレートに引き抜かれる。
ユース世代でも引き抜きがあるんですね。やはり、南米はやること早いですね。
ラダメル・ファルカオは、ブエノスアイレスにあるパレルモ大学に入学。
サッカーだけでなく学業もされていたのですね。
19歳で、トップチームデビューを果たし、2009年までに、90試合に出場し、34得点を記録。その活躍が認められ、ポルトガルの名門ポルトに移籍。
ここから、ラダメル・ファルカオのストライカーとしての力を発揮し始める。
移籍した2009-2010シーズンでは、43試合に出場し、34得点を挙げる活躍。
ほぼ、1試合で1ゴールを取っていることになりますよね。
恐るべき、決定力。
しかし、ラダメル・ファルカオは、そのシーズンだけでは終わらず。
翌シーズンも、42試合に出場し、38得点を挙げる。ポルトガルのサッカーが合っていたのか?昨シーズン以上の成績を収める。
その活躍が認められ、今度は、アトレティコに移籍。違うリーグで苦戦するかと思われましたが、ラダメル・ファルカオには関係ありませんでした。
1年目から、50試合に出場し、36得点を挙げる。
リーグ戦は、24得点ですが、これは、メッシ、クリスティアーノ・ロナウドに次ぐ3位の記録であった。
2年目も41試合で、34得点を挙げ、様々な有名クラブからオファーが来た。
その中から、何故か、モナコに移籍をする。
これが、失敗の原因になったのかもしれません。
モナコに移籍してから、左膝前十字靭帯を損傷する重症を負い、2014年W杯ブラジル大会も逃してしまう。
2014年の夏に、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍、しかし、振るわず。
翌年の夏には、チェルシーに期限付き移籍をするも振るわず。2016-2017年シーズンに、モナコに復帰。
ラダメル・ファルカオは、復調をし、2018年W杯ロシア大会に出場を果たす。
結構、順風満帆なサッカー人生だったと思っていたら、違っていたんですね。
苦労してきたから、今、輝きを取り戻しつつあるのでしょう。
次は、点取り屋であるラダメル・ファルカオのプレースタイルについて書いていきたいと思います。
ラダメル・ファルカオのプレースタイルの特徴とは?
ラダメル・ファルカオの得点数だけ見ると、ゴール前で張っているプレースタイルなのかなと思いますが、どうなのでしょうか?
そこで、ラダメル・ファルカオのプレースタイルの動画を見てみたいと思います。
ラダメル・ファルカオのゴール集の動画を見ていただけましたでしょうか?
ラダメル・ファルカオのプレースタイルの特徴としては、
・南米の選手らしい足元の技術。
・得点パターンが豊富。
・裏への抜け出し、ワンタッチゴール。
が挙げられると思われます。
南米の選手らしい足元の技術。
プレースタイルは、真ん中に張っているプレースタイルが特徴のようですが、ドリブル突破も上手いですね。
流石、南米の選手といったところでしょう。
※ラダメル・ファルカオは、ドリブルがメインではないですが、ボールを運んでくれると周りは助かります。
ラダメル・ファルカオのプレースタイルは、自ら突破よりかは、周りに活かしてもらう方のタイプですね。
※こちらが、メインのプレースタイルですね!
ラダメル・ファルカオのプレースタイルは、昔のセンターフォワードの選手ですが、これだけゴールを決めてくれれば、文句は言えないです。
得点パターンが豊富。
両足でのゴールだけでなく、ヘディングも強いですし、アクロバティックなプレーも得意ですからね。
相手DFとしては、本当に厄介な選手です。ラダメル・ファルカオを止めるのには、かなり苦労しそうです。
※アクロバティックなゴールも得意としているようなので、気が抜けない・・・。
まさに、”点取り屋”と呼ぶのにふさわしいでしょう!
また、年を取ったせいか?膝の状態を考えてなのか?
ラダメル・ファルカオのプレースタイルが、少し変わりましたね。
裏への抜け出し、ワンタッチゴール。
ワンタッチでのゴールが増えてきているような気がします。以前からワンタッチで決めることは、得意でしたが。
体のことを考えてのプレースタイルの変化なのでしょう。
相手DFの裏を取る動きや一瞬の動き出しでDFを振り切るプレーに磨きがかかったような気がします。
クリスティアーノ・ロナウドも年齢のことを考えて、プレースタイルを変えてきましたからね。
ラダメル・ファルカオのプレースタイルとクリスティアーノ・ロナウドのプレースタイルが被って見えてきます。
みんな年を取ることで、プレースタイルを変えてくるのは、当然ですからね。
ラダメル・ファルカオは、このプレースタイルで、ゴールを取り続けていくことでしょう。
今、現在、モナコは降格圏にいるので、ラダメル・ファルカオが、ゴールを量産し、チームを救ってほしいですね。
まとめ。
今回は、ラダメル・ファルカオのプレースタイルについて書かせていただきました。
ラダメル・ファルカオのプレースタイルは、昔のセンターフォワードということで有名ですが、足技もあるので、昔のセンターフォワードの選手とは言えないような気がします。
モナコに移籍してから、大怪我を負い、全盛期のようなプレースタイルが困難になってしまいました。
初めのうちは、ラダメル・ファルカオ自身も怪我の前のプレースタイルに戻れなくて辛かったと思います。
しかし、ラダメル・ファルカオもプレースタイルを少し変えることによって復活することが出来ました。
今シーズンは、ラダメル・ファルカオ含め、チームが波に乗れずにいて降格圏にいます。
降格圏から抜け出すためには、ラダメル・ファルカオのゴールが必要になってきます。
リーグ戦再開後に、ラダメル・ファルカオが、どれだけゴールを奪えるかが、ポイントになってきそうですね。
何とか、チームを降格させないように、ゴールを量産してほしいです。
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