サッカーワールドカップに出場し、ベスト16進出やアジアカップ優勝など様々な成功を収めてきたサッカー日本代表。
その時のチームを指揮した監督の功績は素晴らしいものが多いことが挙げられます。
長い歴史があるサッカー日本代表チームですが、歴代最高の監督となると誰になるのでしょうか?
ワールドカップ初出場時の監督である岡田武史氏?
それとも、自国開催のワールドカップで成功を収めたトルシエ氏?
それとも違う方なのでしょうか?
そこで今回は、サッカー日本代表歴代最高監督のランキングを作成してみました。
※ランキングは私見なのでご了承ください。
この記事の内容
サッカー日本代表歴代最高監督は岡田武史!
引用:X
これまで、多くの方が就任されてきたサカー日本代表の監督。
サッカー日本代表の歴代監督に就任された方と就任期間は以下の通りです↓
名前 | 国籍 | 期間 |
森保一 | 日本 | 2018~ |
西野朗 | 日本 | 2018 |
ハリルホジッチ | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 2015~2018 |
アギーレ | メキシコ | 2014~2015 |
ザッケローニ | イタリア | 2010~2014 |
原博実 | 日本 | 2010年 |
大木武 | 日本 | 2009年 |
岡田武史 | 日本 | 2007~2010 |
オシム | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 2006~2007 |
山本昌邦 | 日本 | 2002年 |
ジーコ | ブラジル | 2002~2006 |
トルシエ | フランス | 1998~2002 |
岡田武史 | 日本 | 1997~1998 |
加茂周 | 日本 | 1994~1997 |
ファルカン | ブラジル | 1994 |
オフト | オランダ | 1992~1993 |
横山謙三 | 日本 | 1988~1992 |
石井義信 | 日本 | 1986~1987 |
森孝慈 | 日本 | 1981~1985 |
川淵三郎 | 日本 | 1980~1981 |
渡辺正 | 日本 | 1980 |
下村幸男 | 日本 | 1979~1980 |
二宮寛 | 日本 | 1976~1978 |
長沼健 | 日本 | 1972~1976 |
岡野俊一郎 | 日本 | 1970~1971 |
岡野俊一郎(代行) | 日本 | 1969 |
長沼健 | 日本 | 1962~1969 |
クラマー | 西ドイツ | 1960 |
高橋英辰 | 日本 | 1960~1962 |
竹腰重丸 | 日本 | 1958~1959 |
川本泰三 | 日本 | 1958 |
高橋英辰 | 日本 | 1957 |
竹腰重丸 | 日本 | 1951~1956 |
二宮洋一 | 日本 | 1951 |
工藤孝一 | 日本 | 1942 |
竹腰重丸 | 日本 | 1938~1940 |
鈴木重義 | 日本 | 1936 |
竹腰重丸 | 日本 | 1934 |
鈴木重義 | 日本 | 1930 |
土橋 | 不明 | 1927 |
不明 | 不明 | 1927 |
山田午郎 | 日本 | 1925 |
西田満寿次郎 | 日本 | 1923 |
佐々木等 | 日本 | 1921 |
(不明) | (不明) | 1917 |
大きな実績を残してきたサッカー日本代表の歴代監督。
貢献度とインパクトを基準に筆者の偏見と独断でオリジナルランキングを作成してみました。
細かいことは記述しますが、サッカー日本代表歴代最高監督は岡田武史氏としました。
トルシエ氏と迷いましたが、当ブログでは岡田武史氏を歴代ナンバーワンとしてご紹介します。
サッカー日本代表歴代最高監督ランキング第1位:岡田武史
- 愛称:岡ちゃん
- 生年月日:1956年8月25日
- 出身地:大阪府大阪市
- 身長:175cm
- 体重:70kg
- 監督歴
1997-1998:日本代表
1999-2001:コンサドーレ札幌
2003-2006:横浜F・マリノス
2007-2010:日本代表
2012-2013:杭州緑城
サッカー日本代表歴代最高監督ランキング第1位は、岡田武史氏。
ワールドカップ最終予選の途中から指揮を執り、見事、ワールドカップ出場権を獲得。
また、2008年にオシム氏が倒れた後、チームを引き継ぎ、チームをワールドカップに導きました。
2010年大会では、大方の予想を覆し、自国開催以外の国で初めてベスト16進出を達成!
この2点が決め手となり、岡田武史氏をサッカー日本代表歴代最高監督1位に選出しました。
就任期間と成績
第1次
- 就任期間:1997年10月~1998年7月
- 成績:ワールドカップフランス大会グループステージ敗退
- 年俸:5000万円
- 勝率:38.8%(7勝4分7負)
チームの大黒柱だった三浦知良選手を本大会メンバーから外し、大きな話題となったことは有名。
日本だけでなく、世界も驚かせました。
また、監督に昇格した時のサッカー日本代表は崖っぷちの状態・・・。
上手く勝ち点が積み上げられず、脅迫電話や家の前に24時間パトカーが止まっていたという話もあります。
第2次
- 年俸:8000万円~1億円
- 就任期間:2007年12月〜2010年7月
- 成績:ワールドカップ南アフリカ大会ベスト16
- 勝率: 52%(26勝12分12敗)
ワールドカップ前の親善試合でボロボロだったサッカー日本代表。
岡田武史氏は戦術を変え、本番に挑み、グループステージ突破に成功!
決勝トーナメント1回戦パラグアイ戦ではPKまでもつれ込み、惜しくも敗戦・・・。
サッカー日本代表が初めて自国開催以外でベスト16まで進み、世間を驚かせましたね。
開幕前、批判をしていたサポーターからは、
「みんなで謝ろう!そしておめでとう」
「岡田監督、申し訳ありませんでした。あなたではダメだと思っていました。心からお詫びします」
「罵倒してすいませんでした。逆境のリーダーとして付いていきます」
といった反応が多く見られました。
※「岡ちゃん、ごめんね」が2010年の新語・流行語大賞にもノミネートされて話題になりました。
サッカー日本代表歴代最高監督ランキング第2位:トルシエ
引用:X
- 本名:オマル・トルシエ
(ムスリム名、旧名:フィリップ=ベルナール・ヴィクトル・トルシエ) - 愛称:フィフィ、白い呪術師、赤鬼
- 国籍:フランス、コートジボワール
生年月日:1955年3月21日 - 出身地:パリ
- 主な監督歴
1999:U-20日本
1999-2000:U-23日本
2003-2004:カタール
2004-2005:マルセイユ
2005:モロッコ
2008-2010:FC琉球 (総監督)
2011-2013:深圳紅鑽
2014:CSスファクシアン
2015:杭州緑城足球倶楽部
2019-2021:U-19ベトナム
2023-2024:ベトナム
2023-2024:U-23ベトナム
フラット3を武器に、組織的に戦うチームを作り上げ、自国開催のワールドカップで決勝トーナメント進出を果たしました。
また、アジアカップ優勝やコンフェデレーションズカップ準優勝と素晴らしい成績を収めたこともポイントが高いですね。
特に、アジアカップ2000のチームは今でも語られるほどの完成度の高さで有名!
就任期間と成績
- 年俸:7000万円〜9000万円
- 就任期間:1998年10月~2002年6月
- 成績:ワールドカップ日韓大会ベスト16、アジアカップ優勝、コンフェデレーションズカップ準優勝
- 勝率:勝率:51.8%(28勝13分13敗)
トルシエ氏は、選手との衝突が絶えない監督でした。
練習は厳しく、規律を重んじるスパルタ式で選手と衝突するこももしばしば。
トルシエ氏は、
「なぜもっと気持ちを外に出さないんだ。サッカーは戦いだ。練習から戦う顔を見せろ。声も出せ。まずそこから始めないと強くならない」
と言っていたようです。
また、練習時間を突然変えたりし、常に準備できるように自己管理も求めていたようです・・・。
これは結構嫌だったと思います。
サッカー 日本代表歴代最高監督ランキング第3位:イビチャ・オシム
引用:X
- 本名:イヴァン・オシム
- 愛称:イヴィツァ(イビチャ)、シュワーボ、(グルバビツァの)シュトラウス
- 国籍:ボスニア・ヘルツェゴビナ
- 生年月日:1941年5月6日
- 出身地:クロアチア独立国・サラエヴォ
- 没年月日:2022年5月1日(80歳没)
- 身長:189cm
- 体重:108kg
- 主な監督歴
1986-1992:ユーゴスラビア
1991-1992:パルチザン・ベオグラード
1992-1994:パナシナイコス
1994-2002:シュトゥルム・グラーツ
2003-2006:ジェフ千葉
2006-2007:日本
オシム氏は、「考えて走るサッカー」を浸透させたことで有名。
日本人の特徴を存分に生かしてくれそうな監督だったので、期待された方は多いはずです。
しかし、脳梗塞で倒れてしまい、退任を余儀なくされてしまいました。
就任期間と成績
- 年俸:1億円
- 就任期間:2006年6月~2007年12月
- 成績:アジアカップ4位
- 勝率:66パーセント(12勝5分3敗)
ちょうど世代交代の時であり、若手を抜擢してくれていた監督。
アテネ五輪メンバーを中心に、それより下の世代の選手を多く起用されていました。
サッカー 日本代表歴代最高監督ランキング第4位:ザッケローニ
引用:X
- 愛称:ザック
- 国籍:イタリア
- 生年月日:1953年4月1日
- 出身地:メルドラ、チェゼナーティコ
- 身長:176cm
- 主な監督歴
1998-2001:ミラン
2001-2002:ラツィオ
2003-2004:インテル
2006-2007:トリノ
2010:ユヴェントス
2010-2014:日本
2016:北京国安
2017-2019:アラブ首長国連邦
選手、サポーターに愛された監督。
アジアカップ優勝を始め、親善試合ですが、強豪国撃破するなど魅力あるチームを作ってくれました。
就任期間と成績
- 年俸:2億8000万円
- 就任期間:2010年7月〜2014年7月
- 成績:ワールドカップグループステージ敗退、アジアカップ優勝
- 勝率:57%(32勝11分13敗)
本田圭佑選手や香川真司選手、長友佑都選手らが脂が乗っていた時期ということもあり、期待が戦った時期でした。
ワールドカップ本大会は思うような結果を得られませんでしたが、あの時のワクワク感は忘れられません。
サッカー日本代表歴代最高監督ランキング第5位:ハリルホジッチ
引用:X
- 愛称:Coach Vahid(ヴァイッド先生)、ワハ
- 国籍:ボスニア・ヘルツェゴビナ、フランス
- 生年月日:1952年5月15日
- 出身地:ユーゴスラビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ
- 身長 182cm
- 主な監督歴
2011-2014:アルジェリア
2014:トラブゾンスポル
2015-2018:日本
2018-2019:ナント
2019-2022:モロッコ
日本に「デュエル(1対1のボールの奪い合い)」、「縦に速いサッカー」を植え付けてくれた監督。
特に、「デュエル」に関しては大きかったと思われます。
ワールドカップ開幕直前に解任されてしまいましたが、本大会でベスト16進出できたのはハリルホジッチ氏の功績でもあると思います。
就任期間と成績
- 年俸:約2億7000万円
- 就任期間:2015年3月〜2018年4月
- 成績:ワールドカップアジア最終予選突破
- 勝率:58%(21勝9分8敗)
選手ともめていたイメージが強かった監督ですが、槙野智章選手を始め15名から感謝のメッセージをもらっという話も出ています。
ハリルホジッチ監督が作った代表チームは、ワールドカップ本大会で良い成績を収めているので、本大会見てみたかったですね。
さいごに
今回は、サッカー日本代表歴代最高監督のランキングを作成してみました。
1位は、岡田武史氏を選出しました。
理由は、ワールドカップ初出場と自国開催以外で初の決勝トーナメント進出した監督だからです。
2位以下の監督もサッカー日本代表に大きな影響をもたらせた監督ばかり。
今後も結果だけでなく、サッカー日本代表に大きな影響を与える人物が監督になってくれることを願います。
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