強豪アーセナルの中盤を支えるジョルジーニョ選手。
若い選手が多いアーセナルにとって、ジョルジーニョ選手のようなベテランがいると心強いはず。
きっと、ピッチ内外で大きな影響を及ぼしていることでしょう。
そんなジョルジーニョ選手ですが、どんなプレースタイルが持ち味なのでしょうか?
また、メインポジションはドコなのでしょうか?
クラブ、イタリア代表での歴代背番号も気になります。
そこで今回は、ジョルジーニョ選手のポジション、プレースタイル、歴代背番号について書いていきたいと思います。
この記事の内容
ジョルジーニョのプレースタイル、ポジションは?
引用:standard
ジョルジーニョ選手のメインポジションは、守備的ミッドフィルダー。
他には、セントラルミッドフィルダーでの起用されたこともあります。
そんなジョルジーニョ選手ですが、どんなプレースタイルが持ち味なのでしょうか?
ジョルジーニョ選手のプレースタイルの特徴を挙げると、
- 針の穴を通すような正確なパス
- PK職人
- 攻守の切り替え
が挙げられると思います。
針の穴を通すような正確なパス
ジョルジーニョ選手の最大の特徴と言えるでしょう!
中盤の底から針の穴を通すような正確なパスは、ピルロ氏を彷彿させるほど。
ジョルジーニョ選手にボールが渡れば、絶妙なパスが来るので味方は信じて走りこむだけで決定的なチャンスが生まれます。
チェルシーには強力な攻撃陣がいますので、存分に生かしてくれていますね。
※意表を突く、正確なパスは見ているものを魅了するほどです。
ジョルジーニョ選手の正確なスルーパスです↓
引用:YouTube
PK職人
ジョルジーニョ選手はPK職人であり、成功率は高い。
そのため、ジョルジーニョ選手がPKを外した時には話題になったこともあります。
また、蹴り方が独特で注目されていますね。
ジョルジーニョ選手は蹴る前にジャンプをし、GKの体制をくずして決めます。
この動作が話題になったこともありますが、ルール上では問題なし。
ルールは、
「競技者が一度助走を完了した後、ボールを蹴るためにフェイントをするのはアウト(ただし、助走中のフェイントは認められる)」
となっており、ジョルジーニョ選手のジャンプは助走のリズムを変えただけとみなされているようです。
相手としたら嫌なキッカーですよね?
ジョルジーニョ選手のPKのシーンです↓
引用:YouTube
ゴールキーパーは先に動かされてしまっていますね。
ジャンプするのをわかっていて動かないゴールキーパもいますが、コースを狙ったキックにやられてしまいます・・・。
お手上げの状態ですね。
攻守の切り替え
速い寄せでボールを奪取したり、遅らせることが上手いですね。
また、鋭い読みを活かしたインターセプトでチームを助けています。
体をぶつけてボールを奪うより相手の足元からボールがこぼれた時に奪うことの方が目立ちます。
ジョルジーニョ選手の相方には、ガツガツとボールを奪いに行く選手を置かないと上手くいかないでしょうね。
ジョルジーニョのクラブ、イタリア代表での歴代背番号は?
ジョルジーニョ選手のクラブ、イタリア代表での歴代背番号を見ていきたいと思います。
まずは、クラブから見ていきましょう。
シーズン | 所属クラブ | 背番号 |
2011-2014 | ヴェローナ | 19 |
2013-2018 | ナポリ | 8 |
2018-2023 | チェルシー | 5 |
2022- | アーセナル | 20 |
所属クラブによって背番号が変わっていますね。
その代わり、移籍するまでは同じ番号を背負う形になっているようです。
では、イタリア代表での背番号を見ていきましょう。
シーズン | 背番号 |
2017-2018 | 7、14 |
2018-2019 | 5、8 |
2019-2023 | 8 |
イタリア代表では8番が定着しています。
EURO2024がありますが、メンバー入りできるのかに注目しましょう。
では、詳細を見ていきましょう↓
ヴェローナ
引用:eurosport
ヴェローナ時代の背番号は19番。
在籍中、背番号は変わっていません。
ジョルジーニョ選手はヴェローナのユースで育ち、2010年にトップチームに昇格。
ACサンボニファチェーゼにレンタル移籍をし、2011年に復帰!
当時、セリエBに所属していたヴェローナで多くの試合を経験し、2013-2014シーズンは1部でプレー。
2014年には、セリエAの強豪ナポリに移籍。
ナポリ
引用:si
ナポリでの背番号は8番。
在籍中に変更はありません。
冬に加入しながらも出場機会を得ることに成功し、公式戦19試合に出場しました。
冬に加入して、これだけの試合数は凄いこと!
翌シーズン以降は、ナポリの主力として活躍し、チェルシーに移籍しました。
チェルシー
引用:standard
チェルシーでの背番号は5番。
移籍しない限り、背番号が変わることはないでしょう。
恩師マウリツィオ・サッリが監督を務めており、ジョルジーニョ選手としてはやりやすかったことでしょう。
しかし、2019-20シーズンからランパード氏が監督に就任し、出場機会が減るのでは?と言われていましたが余計な心配でしたね。
2020-2021シーズンは、念願のUEFAチャンピオンズリーグ優勝!
引用:チェルシー9シーズンぶり欧州CL優勝、マンCとのイングランド対決制す – 欧州CL : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
翌シーズンは、リーグ3位とUEFAチャンピオンズリーグベスト8と一定の結果を残しましたが、2022-2023シーズンは大失速・・・。
シーズン途中で、ライバルクラブであるアーセナルに移籍を決断!
アーセナル
引用:goal
アーセナルでの背番号は20。
2022-2023シーズンの冬の移籍市場で加入したジョルジーニョ選手。
ピッチ内外で大きな影響を与えてくれる選手なので、アーセナルにとって素晴らしい補強となりましたね。
若い選手が多いアーセナルにとって、貴重なベテラン選手。
きっと、リーグ優勝を目指すアーセナルにとって大きな助けとなるでしょう。
イタリア代表
引用:eurosport
イタリア代表での背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2017-2018 | 7、14 |
2018-2019 | 5、8 |
2019-2023 | 8 |
ジョルジーニョ選手は、U-21のイタリア代表に選出されており、2016年3月に行われた国際親善試合スペイン戦でA代表デビューしました。
デビューしてから代表とは縁がなかったジョルジーニョ選手ですが、W杯プレーオフのスウェーデン戦に召集されました。
負けられない第2戦で起用されましたが、スコアレスドローに終わり、ワールドカップ出場を逃してしまいました・・・。
その後は、コンスタントに召集され、主力選手として活躍しています。
EURO2020では、イタリア代表を優勝に導く活躍を見せてくれましたね↓
引用:ユーロに続いて優勝目指すイタリア代表、ユーロ優勝メンバーから22名を招集《UEFAネーションズリーグ》【超ワールドサッカー】 (ultra-soccer.jp)
EURO2020で成功したイタリア代表でしたが、ワールドカップ予選で敗退・・・。
先ほども書きましたが、ジョルジーニョ選手の2度のPK失敗では痛かった。
年齢的に、次のワールドカップは厳しいと思われますが、ジョルジーニョ選手には目指してほしいものです。
まとめ
今回は、ジョルジーニョ選手のポジション、プレースタイル、クラブ、イタリア代表での歴代背番号について書いてみました。
ピルロ氏を彷彿させるプレースタイルで見る者を魅了しています。
正確なキックと意外性から生み出されるパスは見ごたえがあり、今後も多くのチャンスを作り出すことでしょう。