ハリー・ケイン選手がこれまでに背負ってきた背番号には、彼の成長と成功の軌跡が刻まれています。
若手時代のトッテナムでは「37番」からスタートし、エースとして「10番」を背負うまでの道のりは、彼の努力と才能を物語っています。
さらに、バイエルン・ミュンヘン移籍後は伝統の「9番」を着用し、世界トップクラスのストライカーとしての存在感を発揮。
本記事では、ハリー・ケイン選手の各クラブやイングランド代表での歴代背番号を振り返り、背番号に込められた意味やエピソードを詳しく紹介します。
彼のファンなら知っておきたい背番号の変遷と、今後の期待についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!
この記事の内容
ハリー・ケインの歴代背番号を徹底解説
ハリー・ケイン選手の背番号の歴史について詳しく解説します。
彼は若手時代から様々な番号を背負い、成長とともに象徴的な背番号「10」や「9」を確立してきました。
各クラブでの背番号一覧表
シーズン | 所属クラブ | 背番号 |
2009-2010 | トッテナム | 37 |
2010-2011 | レイトン・オリエントFC | 29 |
2011-2012 | トッテナム | 37 |
2011-2012 | ミルウォール | 37 |
2012-2013 | トッテナム (U-21) |
10、37 |
2012-2013 | トッテナム | 37 |
2012-2013 | ノリッジ | 37 |
2012-2013 | ノリッジ (U-21) |
9 |
2012-2013 | レスター・シティ | 37 |
2013-2014 | トッテナム (U-21) |
9、10 |
2013-2014 | トッテナム | 37 |
2014-2015 | トッテナム | 18 |
2015-2023 | トッテナム | 10 |
2023- | バイエルン | 9 |
このように、若手時代は「37番」を多く着用し、エースとしての地位を確立した後は「10番」、バイエルンでは伝統の「9番」を背負っています。
イングランド代表での背番号一覧表
シーズン | 背番号 |
2014-2015 | 10、18 |
2015-2016 | 9 |
2016-2017 | 9、18 |
2017-2019 | 9 |
2020-2021 | 9、10、12、20 |
2022-2023 | 9、20 |
2023- | 9 |
代表では主に「9番」を着用しており、2018年のワールドカップでは背番号9を背負い得点王に輝く活躍を見せました。
レイトン・オリエントFC
2010-11シーズンにレンタル移籍したレイトン・オリエントでは、ケイン選手は「29番」を着用しました。
17歳という若さでレンタル移籍したケイン選手は、ここでプロキャリアの基礎を築きました。
当時の監督は彼の才能に惚れ込み、チームの攻撃の中心として起用。
シェフィールド・ウェンズデイ戦では、移籍後わずか1週間で初ゴールを記録し、地元ファンの心を掴みました。
このクラブでプロとしての基礎を築いた彼は、後に同クラブが財政難に直面した際、胸スポンサー代を全額負担するという驚きの行動をとりました。
「自分を育ててくれたクラブに恩返しをしたかった」と語り、クラブやファンからは大きな感謝の声が寄せられました。
ミルウォール
2011-12シーズンには、ミルウォールへレンタル移籍し、「37番」を継続して着用しました。
当時、彼はまだ若手選手でしたが、14試合で7ゴールを記録し、年間最優秀若手選手賞を受賞。
ここでの経験が、彼のフィジカルとゴール前での決定力を磨く重要な期間となり
ノリッジ
2012-13シーズン、ノリッジ・シティへレンタル移籍した際にも「37番」を着用しましたが、U-21チームでは「9番」を背負いました。
彼の持つポテンシャルに期待し、ノリッジでは主力としての起用を検討されていましたが、負傷により思うような結果を残せませんでした。
この経験が彼をより強く成長させるきっかけとなりました。
レスター・シティ
レスター・シティでは再び「37番」を着用し、2012-13シーズンの終盤に短期間ながらプレーしました。
当時のレスターはプレミア昇格を目指す熾烈な戦いを繰り広げており、ケイン選手も昇格への貢献を期待されていました。
トッテナム
トッテナムでの歴代背番号です↓
シーズン | 背番号 |
2009-2014 | 37 |
2012-2013 (U-21) |
10、37 |
2013-2014 (U-21) |
9、10 |
2014-2015 | 18 |
2015-2023 | 10 |
ハリー・ケイン選手がトッテナム・ホットスパーに所属した当初、与えられた背番号は「37番」でした。
これは若手選手によく割り当てられる番号であり、彼はアカデミー出身の選手として徐々にトップチームに適応していきました。
2014-15シーズンに背番号「18番」を与えられたことは、クラブの将来を担う選手として期待されていた証拠です。
この年、ヨーロッパリーグでの活躍や、アーセナルとのノースロンドンダービーでの決勝ゴールを決め、一躍注目の的になりました。
その後、2015-16シーズンにエースナンバー「10番」を正式に引き継ぎ、ケイン選手はクラブの顔としての地位を確立。
彼はこの番号で、プレミアリーグ得点王を3度獲得し、トッテナムの歴代最多得点記録を更新しました。
⏱️💦 Remember to wash your hands for at least 20 seconds…
…That’s just enough time to watch all of @HKane‘s goals against Arsenal ⚽#THFC ⚪️ #COYS pic.twitter.com/HJC9lUCyOr
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) March 19, 2020
「10番」を背負うことで責任感も増し、試合前にはロッカールームで必ずユニフォームに手を当て、モチベーションを高める習慣を持っていたそうです。
バイエルン
✨♦️ 𝐇𝐊𝟗 ♦️✨ #ServusHarry pic.twitter.com/W0CTKlzRs1
— FC Bayern Munich (@FCBayernEN) August 12, 2023
2023年にバイエルン・ミュンヘンに移籍した際、ケイン選手はクラブの伝統的なストライカー番号「9番」を引き継ぎました。
この番号は、ゲルト・ミュラーやロベルト・レヴァンドフスキといった偉大な選手たちが背負ってきた、特別な番号です。
ケイン選手は加入当初、背番号に対して「このクラブの9番には特別な意味がある。ファンの期待に応えたい」と語っており、プレッシャーを自分のモチベーションに変えています。
移籍初年度から得点を量産し、ブンデスリーガの最速20ゴール達成記録を更新するなど、背番号9の重みを体現しています。
彼がミュンヘンで迎えた最初の試合では、スタジアム全体が「9番」のユニフォームで埋め尽くされ、ケイン選手への期待の高さがうかがえました。
イングランド代表
イングランド代表での背番号一覧↓
シーズン | 背番号 |
2014-2015 | 10、18 |
2015-2016 | 9 |
2016-2017 | 9、18 |
2017-2019 | 9 |
2020-2021 | 9、10、12、20 |
2022-2023 | 9、20 |
2023- | 9 |
2015年、イングランド代表デビューを果たした際、彼が着用した背番号は「18番」でした。
デビュー戦のリトアニア戦では、途中出場からわずか79秒でゴールを決めるという鮮烈なパフォーマンスを披露。
引用:YouTube
このゴールにより、彼はイングランドの将来を担う存在として一気に注目を浴びました。
デビュー以降はイングランド代表の常連となり、今ではエースとして攻撃をけん引しています。
2018 FIFAワールドカップでは、ハリー・ケイン選手は背番号「9番」を着用し、キャプテンとしてチームを牽引しました。
大会では6ゴールを挙げ、ゴールデンブーツ(得点王)を獲得。特にチュニジア戦での決勝ゴールや、パナマ戦でのハットトリックは印象的でした。
ON THIS DAY: In 2018, Harry Kane became the second Englishman to win the World Cup Golden boot after Gary Lineker.
◎ 6 games
◉ 6 goalsHe scored with all six of his shots on target. 🏆 pic.twitter.com/9a8fYXJzY5
— Squawka (@Squawka) July 15, 2021
背番号9を背負ったケイン選手は、大会期間中の食事の際にも、いつもユニフォームを手元に置き、「この番号に恥じないプレーをしよう」と自らを鼓舞していたそうです。
UEFA EURO 2020では、ケイン選手は再び「10番」を着用し、イングランド代表のキャプテンとしてチームを決勝へと導きました。
決勝戦では惜しくもイタリアに敗れましたが、彼のプレーとリーダーシップは高く評価。
試合後、彼は「10番を着て戦えたことが誇り。次こそ勝ち取る」と語り、ファンの感動を呼びました。
ケイン選手にとって「10番」は、ただの数字ではなく、チームメイトやファンの期待を背負う重みがあることを示しています。
さいごに
ハリー・ケイン選手の背番号の歴史を振り返ると、彼の成長とキャリアの歩みが見えてきます。
若手時代は「37番」を多く着用し、経験を積みながら徐々にエースとしての存在感を高めていきました。
トッテナム・ホットスパーでは「10番」を長く背負い、クラブの象徴的な存在として活躍。
そして、バイエルン・ミュンヘンでは伝統の「9番」を引き継ぎ、新たな挑戦に挑んでいます。
イングランド代表では「9番」を中心に、時には「10番」や「20番」を着用しながら、得点王としての役割を果たしてきました。
彼にとって背番号は単なる数字ではなく、プレースタイルや責任の変化を象徴する重要な存在となっています。
今後もケイン選手の背番号の変遷には注目が集まり、どのクラブや大会でどの番号を背負うのか、ファンの間で期待が高まります。
最新情報はハリー・ケイン選手の公式Instagramや、バイエルン・ミュンヘンの公式サイトでチェックしてみてください!
こちらの記事も読まれています↓