全国高校サッカー選手権大会に出場できなかった高校が、全国の強豪校と熱戦を繰り広げる「高校サッカー裏選手権ニューバランスカップ」。
この大会の出場資格や試合形式、そして歴代優勝校の意外なジンクスまで、詳しく解説します。
さらに2025年の注目校や未来のスター選手についても見どころたっぷりにお届け!
この記事を読めば、全国大会とはまた違う高校サッカーの魅力を発見できますよ。
熱い試合の裏側を、一緒に探ってみましょう!
この記事の内容
高校サッカー裏選手権ニューバランスカップとは?
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。本日もニューバランスカップin時之栖 (裏選手権)を観戦しています
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— フットボールクラブ四日市 (@footballclubyc) January 6, 2023
高校サッカー裏選手権(ニューバランスカップ)は、全国高校サッカー選手権大会の舞台に立てなかった高校生たちが、全国の強豪校と対戦する貴重なチャンスを得られる大会です。
正式名称は「新春高校サッカー強化研修大会ニューバランスカップin時之栖(ときのすみか)」で、静岡県の御殿場高原時之栖を会場に毎年1月初めに開催されます。
この大会は、高校サッカーの更なる成長を目的に、選手たちが競技力を磨き、新たな経験を積む場として注目されています。
全国大会の出場を逃したとはいえ、全国レベルの強豪校が集まるため、試合のレベルや緊張感は非常に高く、観戦者を魅了します。
ニューバランスカップの特徴と注目ポイント

引用:X
ニューバランスカップの試合形式はユニークで、短期間ながらも熱戦が続きます。
初日は36チームを4チームずつに分けた総当たりのグループリーグ戦が行われます。
各リーグの1位9チームと、2位の中で成績上位7チームの計16チームが決勝トーナメントに進出。
トーナメントではさらにハイレベルな試合が展開され、最後に王者が決まります。
この試合形式の中で、選手たちは短期間で複数の試合をこなさなければならず、フィジカル面でもメンタル面でも厳しい挑戦となります。
また、この大会は「裏選手権」とも呼ばれますが、その名に反して全国レベルの強豪校が集まるため、「もう一つの全国大会」とも言える内容の濃い大会です。
大会への参加資格

引用:X
ニューバランスカップの参加資格は非常に明確です。
- 全国高校サッカー選手権大会に出場していないこと
都道府県予選で敗退した高校が対象となります。 - 推薦や実績による選出
監督の人脈や大会実績が評価され、招待される場合もあります。
たとえば、2025年大会の出場校には、立正淞大南(島根)、帝京長岡(新潟)、富山第一(富山)、昌平(埼玉)など、全国大会に出場していてもおかしくない強豪校が名を連ねています。
実際に、2025年の高校サッカー裏選手権(ニューバランスカップ)の出場校を見てみましょう↓
Aブロック:旭川実業(北海道)、共愛学園(群馬)、横浜創英(神奈川)、立正淞大南(島根)
Bブロック:帝京長岡(新潟)、国士館(東京)、作陽学園(岡山)、飯塚(福岡)
Cブロック:富山第一(富山)、桐生第一(群馬)、実践学園(東京)、済美(愛媛)
Dブロック:鹿島学園(埼玉)、関東第一(東京)、関大北陽(大阪)、柳ヶ浦(大分)
Eブロック:大谷室蘭(北海道)、武南(埼玉)、桐光学園(神奈川)、金光大阪(大阪)
Fブロック:鵬学園(石川)、中央学院(千葉)、日大藤沢(神奈川)、初芝橋本(和歌山)
Gブロック:学法石川(石川)、日本航空(山梨)、昌平(埼玉)、東海大大阪仰星(大阪)
Hブロック:丸岡(福井)、西武台(埼玉)、大成(東京)、東山(京都)
全国高校サッカー選手権大会に出場していてもおかしくない高校ばかり。
しかも、出場していたら上位進出しそうな感じですね・・・。
高校サッカー裏選手権(ニューバランスカップ)で優勝も大きな価値がありそうですね。
高校サッカー裏選手権の歴代優勝校は?優勝すると良いジンクスが!

引用:know-s
ニューバランスカップで優勝することは、その年の成果を大きく左右するとも言われています。
ニューバランスカップ(裏選手権)の歴代優勝校、準優勝校一覧です↓
年 | 優勝校 | 準優秀校 |
2016年 | 流通経済大学付属柏高等学校 (千葉) |
静岡学園高等学校 (静岡) |
2017年 | 西武台高等学校 (埼玉) |
札幌大谷高等学校 (北海道) |
2018年 | 浜松開誠館高等学校 (静岡) |
東海大学付属相模高等学校 (神奈川) |
2019年 | 静岡学園高等学校 (静岡) |
日本大学藤沢高等学校 (神奈川) |
2020年 | 滝川第二高等学校 (兵庫) |
東海大学付属大阪仰星高等学校 (大阪) |
2021年 | 静岡学園 (静岡) |
帝京 (東京) |
2022年 | 帝京(東京) 昌平(埼玉) |
※両校優勝 |
2023年 | 流通経済大学付属柏高等学校 (千葉) |
八千代 (千葉) |
2024年 | 山梨学院(山梨) | 横浜創英(神奈川) |
高校サッカー裏選手権(ニューバランスカップ)の歴代優勝校を見ると、全国高校サッカー選手権大会優勝と言ってもおかしくない高校ばかりですよね。
それと、高校サッカー裏選手権(ニューバランスカップ)で優勝すると、その年の実績が良いというジンクスがあります↓
ニューバランスカップ
(裏選手権)
優勝校のその年の実績
23年:流経大柏
?
22年:昌平
プリンス関東1部優勝
プレミア昇格
インハイ・選手権県大会優勝
22年:帝京
インハイ全国大会準優勝
21年:静岡学園
プリンス東海優勝
プレミア昇格
インハイ・選手権県大会優勝
— 高校サッカーをもっと!! (@kokosoccermotto) January 6, 2023
高校サッカー裏選手権(ニューバランスカップ)で優勝すると、その年で良い成績が収められますね。
※23年の流経大柏はよくなかったみたいです・・・。
- インターハイ県予選準優勝
- プレミアEAST6位
- 選手権県予選準決勝敗退
2024年の高校サッカー裏選手権(ニューバランスカップ)でベスト4まで勝ち残った高校のうち3校は、第103回全国高校サッカー選手権大会に出場します。
出場校は以下の通り↓
- 山梨学院(山梨)
- 帝京(東京)
- 流経大柏(千葉)
高校サッカー裏選手権(ニューバランスカップ)で準優勝した横浜創英(神奈川)は、県予選決勝で東海大相模に敗れ、出場ならず。
高校サッカー裏選手権(ニューバランスカップ)で良い成績を覚めた年の成績が良いというジンクスは当たっていると思われます。
来年は、どこの高校が優勝するのか?
優勝校は、その年度素晴らしい成績が収められるのかが注目です。
ニューバランスカップの魅力とは?

引用:X
ニューバランスカップは、選手たちに新しい挑戦の場を提供し、高校サッカーの成長を支える重要な役割を担っています。
出場する高校の選手たちは、未来のプロ選手として注目を集めることが多く、サッカーファンにとっても目が離せない大会です。
観戦を楽しむだけでなく、これからの高校サッカーの未来を応援する絶好の機会でもあります。
静岡県の御殿場高原時之栖という美しい会場で行われる試合は、選手たちの情熱や努力が詰まったもの。
全国のサッカーファンはもちろん、これからサッカーを始めたいと思う子どもたちにも大きなインスピレーションを与えることでしょう。
ニューバランスカップを通じて、さらに多くの未来のスター選手が生まれることを期待しています!
さいごに
高校サッカー裏選手権ニューバランスカップは、全国大会の舞台に立てなかったチームが全国レベルの強豪校と戦う、特別な大会です。
全国高校サッカー選手権大会に匹敵するほどのレベルと熱気があり、選手たちにとっては新たな挑戦と成長の場となっています。
参加資格は厳格でありながらも、多様な学校が集結し、全国のサッカーファンを熱狂させています。
また、歴代優勝校にはその年の全国大会で好成績を収めるジンクスもあり、未来のスター選手が誕生する場としても注目されています。
静岡県御殿場高原の美しい会場で行われる試合は、選手たちの情熱と努力が詰まったもの。
これからの高校サッカーの未来を感じることができる貴重な大会です。
この記事を参考に、ぜひニューバランスカップの魅力を深く知ってください!
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