ケヴィン・デ・ブライネがついにセリエA・ナポリへ加入!
2025年のフリー移籍は大きな話題を呼び、年俸や契約内容にも注目が集まっています。
Capologyのデータをもとに、彼の年俸や週給、ナポリ内での年俸ランキングでのポジションを徹底解説。
さらに、これまでの移籍金推移も時系列で紹介し、デ・ブライネのキャリアがどれほど価値あるものだったかも振り返ります。
彼の一手がナポリに与える影響を、金額とデータから一緒に見ていきましょう。
この記事の内容
ケヴィン・デ・ブライネのナポリ移籍後の年俸・週給(2025年時点)
Buon compleanno, Kevin! Il futuro lo scriviamo insieme ?
? #ProudToBeNapoli pic.twitter.com/EqloCKmRIs
— Official SSC Napoli (@sscnapoli) June 28, 2025
2025年7月1日、ケヴィン・デ・ブライネはイタリア・セリエAのナポリに完全移籍しました。
【年俸・週給】(税引前)
項目 | 金額(ユーロ) | 日本円換算(1ユーロ=160円換算) |
---|---|---|
年俸(Gross) | €11,110,000 | 約17億7,760万円 |
週給(Gross) | €213,654 | 約3,418万円 |
ナポリとの契約は、2年間(2025-2027)で、ボーナスは含まれていないベースサラリーのみの金額です。
34歳という年齢ながら、イタリアでもトップクラスの報酬を受け取る点に、彼の市場価値の高さが表れています。
デ・ブライネの年俸推移!各クラブでの活躍と驚異的な収入アップ
ヘンク、チェルシー、ブレーメン、ヴォルフスブルクを経て、現在マンチェスター・シティに所属しているケヴィン・デ・ブライネ選手。
各クラブでの年俸はいくらだったのでしょうか?
それぞれ見ていきたいと思います。
※ヘンク、チェルシー、ブレーメン時代の金額は不明でした。
シーズン | クラブ | 年俸 |
2013-2014 | ヴォルフスブルク | 470万ユーロ (約7億円) |
2014-2015 | ヴォルフスブルク | 413万ユーロ (約6億2000万円) |
2015-2016 | マンチェスター・シティ | 780万ポンド (約13億4000万円) |
2016-2017 | マンチェスター・シティ | 780万ポンド (約13億4000万円) |
2017-2018 | マンチェスター・シティ | 910万ポンド (約15億6000万円) |
2018-2019 | マンチェスター・シティ | 1820万ポンド (約31億円) |
2019-2020 | マンチェスター・シティ | 1820万ポンド (約31億円) |
2020-2021 | マンチェスター・シティ | 2080万ポンド (約36億円) |
2021-2022 | マンチェスター・シティ | 2080万ポンド (約36億円) |
2022-2023 | マンチェスター・シティ | 2080万ポンド (約36億円) |
2023-2024 | マンチェスター・シティ | 2080万ポンド (約36億円) |
2024-2025 | マンチェスター・シティ | 2080万ポンド (約36億円) |
2025-2026 | ナポリ | 1111万ユーロ (約17億7760万円) |
※追記した際のレートで記載しています。
最高年俸は、2020~2025シーズンの2080万ポンド(約36億円)です。
2013-2014シーズンの年俸と比較すると、5倍以上になっていますね!
ケヴィン・デ・ブライネ選手の能力からすれば、年俸は安いのかもしれませんね。
では、詳細を見ていきましょう。
ヴォルフスブルク
ヴォルフスブルクでの年俸推移です↓
シーズン | 年俸 | 週給 |
2013-2014 | 470万ユーロ (約7億円) |
9万385ユーロ (約1350万円) |
2014-2015 | 413万ユーロ (約6億2000万円) |
7万9423ユーロ (約1200万円) |
※1ユーロ=149.24円で計算しています。
ヴォルフスブルク時代は、デ・ブライネ選手が才能を開花させた重要な期間です。
2014-2015シーズンには、ブンデスリーガで21アシストを記録し、クラブをリーグ2位に導きました。
主なエピソード
- ドイツ年間最優秀選手の受賞
この賞は、デ・ブライネ選手の卓越したプレーがドイツ全土で認められた証です。
Fußballer des Jahres: Kevin De Bruyne pic.twitter.com/CUO8jJkii5
— Marc Schmidt (@Marc_BILD) August 1, 2015
- ドイツカップ優勝
2015年にはドイツカップ決勝でゴールを決め、チームを優勝に導く活躍を見せました。
この時期の年俸は約7億円と現在と比べると控えめですが、彼の評価が急上昇した重要な時期といえます。
ヴォルフスブルクに在籍時のスーパーゴールです↓
???
Kevin De Bruyne joined @VfL_Wolfsburg on this day in 2014 ?@DeBruyneKev | #OTD | #UEL pic.twitter.com/jcZcezbgY4
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) January 18, 2021
とんでもないシュートでしたね。
コース、スピードともに素晴らしすぎます。
そして何よりも凄かったのは、ダイレクトでというところ!
余程の自信がないとできない技です。
マンチェスター・シティ
マンチェスター・シティでの年俸推移です↓
シーズン | 年俸 | 週給 |
2015-2016 | 780万ポンド (約13億4000万円) |
15万ポンド (約2580万円) |
2016-2017 | 780万ポンド (約13億4000万円) |
15万ポンド (約2580万円) |
2017-2018 | 910万ポンド (約15億6000万円) |
17万5000ポンド (約3000万円) |
2018-2019 | 1820万ポンド (約31億円) |
35万ポンド (約6000万円) |
2019-2020 | 1820万ポンド (約31億円) |
35万ポンド (約6000万円) |
2020-2021 | 2080万ポンド (約36億円) |
40万ポンド (約6900万円) |
2021-2022 | 2080万ポンド (約36億円) |
40万ポンド (約6900万円) |
2022-2023 | 2080万ポンド (約36億円) |
40万ポンド (約6900万円) |
2023-2024 | 2080万ポンド (約36億円) |
40万ポンド (約6900万円) |
2024-2025 | 2080万ポンド (約36億円) |
40万ポンド (約6900万円) |
※1ポンド=171.72円円で計算しています。
2015年、デ・ブライネ選手は約75億円というクラブ史上最高額の移籍金でマンチェスター・シティに加入しました。
加入初年度の年俸は約13.4億円でしたが、彼の活躍が評価され、2020年には約36億円に達しています。
主なエピソード
- 2017-2018シーズンの伝説的なパフォーマンス
プレミアリーグで20アシストを記録し、マンチェスター・シティをリーグ優勝に導きました。ペップ・グアルディオラ監督も「世界最高の選手の一人」と絶賛しました。 - UEFAチャンピオンズリーグでの成功
2022-2023シーズンには、チームのチャンピオンズリーグ初優勝に大きく貢献。準決勝のレアル・マドリード戦では、ゴールとアシストで圧倒的な存在感を示しました。 - トレブル達成(2022-2023)
プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの三冠を達成したシーズンでも、デ・ブライネ選手は中心選手としてチームを支えました。
マンチェスター・シティ時代における彼の年俸は、彼のプレーがチーム成功の鍵となっていることを如実に示しています。
ケヴィン・デ・ブライネの移籍金はいくら?
年 | 移籍元 | 移籍先 | 移籍金(€) | 日本円換算 (1ユーロ=160円) |
---|---|---|---|---|
2008 | ゲンクU19 | ゲンク | – | – |
2012 | ゲンク | チェルシー | €8,000,000 | 約12.8億円 |
2014 | チェルシー | ヴォルフスブルク | €22,000,000 | 約35.2億円 |
2015 | ヴォルフスブルク | マンチェスター・シティ | €76,000,000 | 約121.6億円 |
2025 | マンチェスター・シティ | ナポリ | €0(フリー移籍) | 0円 |
34歳にしてフリーでナポリへ。移籍金ゼロでも、契約総額で見ると“超大型補強”に変わりありません。
さいごに
ケヴィン・デ・ブライネは2025年にマンチェスター・シティを離れ、ナポリへフリーで加入しました。
移籍金は0円ながら、年俸は€11,110,000(約17.7億円)とクラブでもトップクラスの条件です。
ナポリのベースサラリーランキングでも上位に入り、即戦力としての期待の高さが数字からも伺えます。
また、過去の移籍金推移を振り返ることで、今回の移籍がどれほど異例かが浮き彫りになりました。
年齢を重ねても価値を失わない稀有な存在として、今後のプレーにも注目が集まります。
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参考サイト