毎熊晟矢選手がオランダのAZアルクマールで躍動中!そのプレースタイルは、現代サッカーに求められるサイドバックの理想形と言えます。
驚異的なスタミナを武器に、攻撃力と守備力を兼ね備えたプレーで、日本代表でも存在感を発揮。
この記事では、彼のプレースタイルの特徴や成長の軌跡、そして課題について詳しく解説します。
プロキャリアを通じて成長し続ける毎熊晟矢選手の魅力に迫ります!
ぜひ最後までお読みください。
この記事の内容
毎熊晟矢のプレースタイル!特徴を徹底解説
Was für ein schönes Bild: Seiya #Maikuma & der Torschütze Ibrahim #Sadiq.
Halbzeit: #PECAZ 0:1. pic.twitter.com/54pUZCAbMQ
— oranjefussball 🇳🇱 (@oranjefussball) September 20, 2024
毎熊晟矢選手のメインポジションは、右サイドバック。
そのほかには、右ウイングや左右ミッドフィルダーでもプレー経験があります。
数えるぐらいしかないので、毎熊晟矢選手=右サイドバックの選手と覚えてもらっていても大丈夫でしょう。
そんな毎熊晟矢選手ですが、どんなプレースタイルが持ち味なのでしょうか?
毎熊晟矢選手の特徴を挙げると、
- 上下運動を繰り返し行えるスタミナ
- 国内トップクラスの攻撃力
- 味方を活かすフリーランニング
- 強烈なミドルシュート
が挙げられると思います。
それぞれについて見ていきましょう。
無尽蔵のスタミナ!90分間衰えない上下運動
毎熊晟矢選手の最大の武器は、その圧倒的なスタミナ。
試合中、右サイドを何度も駆け上がり、守備から攻撃への切り替えをスムーズに行います。
引用:YouTube
彼は、全力疾走を繰り返しても息切れせず、高いパフォーマンスを維持できます。
この特性は、90分間を通して試合に関与する「現代型サイドバック」に求められる最重要スキルのひとつです。
スタミナに裏打ちされた積極的なプレーが、相手チームにとって大きな脅威となっています。
圧倒的な攻撃力!得点力も備えたサイドバック
毎熊晟矢選手は、攻撃力が国内トップクラスと言われるサイドバック。
特に注目すべきは、正確なクロスと中央への切り込み。
サイドからのクロスボールは鋭く、味方フォワードへの供給源として機能しています。
さらに、ドリブルで中央へ切り込み、ミドルシュートやスルーパスを選択するプレーも可能。
引用:YouTube
2023年の日本代表戦では、自ら仕掛けてチャンスを作るシーンが多く見られ、攻撃的サイドバックとしての存在感を強めました。
チームプレーを支える賢いフリーランニング
毎熊晟矢選手の動きには、戦術的な賢さが光ります。
特に右サイドでのプレーでは、攻撃時にスペースを作り出す動きや、味方を活かすポジショニングが特徴的です。
伊東純也選手や堂安律選手との連携では、的確なランニングで相手守備を分断し、チームの攻撃を円滑にしています。
引用:YouTube
彼の動き出しは一見地味ですが、チーム全体の攻撃力を底上げする重要な役割を担っています。
強烈なミドルシュート!新たな武器の開花
バーレーン戦で見せたミドルシュートに驚いた方は多かったはず。
そもそも、日本代表のサイドバックで真ん中まで入ってきて、ミドルシュートが打てる選手は珍しい。
引用:YouTube
コース、スピード文句なしのシュートでした。
入っていれば、最高でしたが、堂安律選手の得点につながって良かったと思われます。
こんな素晴らしいシュートを持っているのであれば、今後も狙っていってほしいものです。
毎熊晟矢の課題は守備!
Was für ein schönes Bild: Seiya #Maikuma & der Torschütze Ibrahim #Sadiq.
Halbzeit: #PECAZ 0:1. pic.twitter.com/54pUZCAbMQ
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Jリーグだと大きな問題はないかもしれませんが、国際試合で戦っていくためには、守備の強度を上げていかないといけないのかなと思われます。
Jリーグでも凄いアタッカーと対峙する機会はありますが、海外でより強力なアタッカーとやって駆け引きなどを学ばないとなのかなと。
元サッカー日本代表の福西崇史氏も選手としてワンランク上を目指すなら、守備力が課題とおっしゃっておられました。
引用:infoseek
守備においてもアグレッシブなプレーを身につけてほしいと要求されていましたね。
毎熊晟矢のプロフィールと経歴
引用:nishispo
毎熊晟矢選手のプロフィールです↓
愛称:セイヤ、マイク
国籍:日本
生年月日:1997年10月16日
出身地:長崎県
身長:179cm
体重:69kg
在籍チーム:AZアルクマール
ポジション:DF
背番号:16
利き足:右足
所属クラブ
2020-2021:V・ファーレン長崎
2022-2024:セレッソ大阪
2024-:AZアルクマール引用:wikipedia
毎熊晟矢選手は、東福岡高校時代に夏冬連覇を成し遂げます。
2015年度の東福岡高校は夏冬の2冠を達成↓
引用:jfa
平成27年度全国高校総合体育大会(インターハイ)の決勝で市立船橋を1-1(PK6-5)で勝利し、優勝。
しかし、高校卒業時にJクラブからのオファーがありませんでした。
そこで、桃山学院大学に進学。
1年生時は、裏方の仕事をすることが多かったのですが、2年目から試合に出場するようになったと言っています。
3年時、関西選抜に選出されるとプロへの手ごたえも出始めたようで、V・ファーレン長崎のスカウトの目に留まったようです。
その後、V・ファーレン長崎の練習に参加し、大学卒業後入団を決意。
V・ファーレン長崎入団後、手倉森誠監督に右サイドバックにコンバートされ、違和感を感じながらプレーしていたようです。
2021年冬、セレッソ大阪に完全移籍するもシーズン途中まではベンチメンバー。
11節のサガン鳥栖戦からスタメンを勝ち取り、その後も譲ることなくシーズンを終えました。
2023年には、右サイドハーフとしてプレーし、プレーの幅を広げた毎熊晟矢選手。
シーズン終了後、J1全チームの選手・監督の投票で選ばれるJ1優秀選手賞とJリーグベストイレブンを受賞しました。
引用:sportsbull
2024年夏、オランダのAZアルクマールに完全移籍し、レギュラーとして活躍されています。
日本代表の方ですが、世代別の代表経験もなかったようです。
2023年9月シリーズ時に初の日本代表選出され、大きな話題となりましたね。
そして、9月12日に行われたトルコ戦で代表デビューを果たしました。
今後も代表に呼ばれ続けると思われます。
毎熊晟矢選手がスタメンの座を勝ち取れるのか?
今後の右サイドバックのポジション争いに注目です。
さいごに
毎熊晟矢選手は、スタミナと攻撃力を兼ね備えた現代型サイドバックとして、日本代表やAZアルクマールで活躍中。
彼のプレースタイルは、上下運動を繰り返す驚異的なスタミナと、正確なクロスやミドルシュートといった攻撃面の強みが際立っています。
一方で、守備力の向上が課題とされており、オランダでの経験を重ねる中でさらなる成長が期待されています。
これからのキャリアで、どのような進化を遂げるのか。
サッカーファンとして、毎熊晟矢選手の挑戦を見守り、応援していきましょう!
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