武藤嘉紀選手の年俸は、どのように推移してきたのでしょうか?
FC東京でのプロデビューから、ドイツ・マインツ、イングランド・ニューカッスル、スペイン・エイバル、そしてヴィッセル神戸と渡り歩いたキャリアの中で、年俸は大きく変動してきました。
特に注目すべきは2024シーズン。ヴィッセル神戸での大活躍により、Jリーグ連覇と天皇杯優勝という偉業を達成しました。
この功績が評価され、JリーグMVPを初受賞。
家族への感謝を込めたスピーチは、多くのファンの心に響きました。
2025年にはヴィッセル神戸での年俸が2億2000万円に増額され、国内リーグでの最高年俸水準となっています。
この記事では、各クラブでの年俸推移だけでなく、彼の挑戦と成長のエピソードも詳しく紹介しています。
サッカー選手としての成功の裏にある努力と支えを、ぜひ最後までご覧ください。
武藤嘉紀の年俸は2億2000万円!デビューからの推移が凄い!
FC東京時代から大きな注目を集め、マインツ、ニューカッスル、エイバルと渡り歩き、現在はヴィッセル神戸でプレーする武藤嘉紀選手。
プレミアリーグでプレーしていたこともあり、年俸も凄いことになっていると思われます。
そんな武藤嘉紀選手の年俸推移はどうだったのでしょうか?
見てみましょう↓
シーズン | 所属チーム | 年俸 |
2014 | FC東京 | 480万円 |
2015 | FC東京 | 2400万円 |
2015-2016 | マインツ | 37万ユーロ (約4800万円) |
2016-2017 | マインツ | 51万ユーロ (約6700万円) |
2017-2018 | マインツ | 110万ユーロ (約1億4400万円) |
2018-2019 | ニューカッスル | 280万8000ポンド (約4億4000万円) |
2019-2020 | ニューカッスル | 281万ポンド (約4億4000万円) |
2020-2021 | エイバル | 250万ユーロ (約3億3000万円) |
2021 | ヴィッセル神戸 | 不明 |
2022 | ヴィッセル神戸 | 2億円 |
2023 | ヴィッセル神戸 | 1億8000万円 |
2024 | ヴィッセル神戸 | 1億9000万円 |
2025 | ヴィッセル神戸 | 2億2000万円 |
年俸推移は素晴らしいですね。
過去最高額は、ニューカッスル時代の281万ポンド(約4億4000万円)!
流石、プレミアリーグと言ったところでしょう。
では、詳細を見ていきましょう。
FC東京
引用:X
FC東京時代の年俸推移です↓
シーズン | 年俸 |
2014 | 480万円 |
2015 | 2400万円 |
武藤嘉紀選手のプロキャリアは、2014年のFC東京でのデビューから始まりました。
この年の年俸はわずか480万円でしたが、1年目から圧倒的なパフォーマンスを見せ、2015年には2400万円へと急増しました。
特に注目すべきは、慶應義塾大学から直接プロ入りした武藤が、Jリーグ新人最多得点記録に並ぶ活躍をしたことです。
この実績が評価され、日本代表にも選出されました。
「プロとしての最初のゴールは一生忘れられない」と語る武藤選手。
若手ながらも冷静なプレースタイルで、攻撃の軸としてチームに貢献しました。
FC東京時代の武藤嘉紀選手はキレキレでしたね。
FC東京時代の得点シーンです↓
引用:YouTube
これだけやれれば、海外クラブも目を付けますよね?
周囲もやれると判断したからこそ、快く送り出してくれたのでしょう!
マインツ
引用:instagram
マインツでの年俸推移です↓
シーズン | 年俸 | 週給 |
2015-2016 | 37万ユーロ (約4800万円) |
7500ユーロ (約98万円) |
2016-2017 | 51万ユーロ (約6700万円) |
9900ユーロ (約130万円) |
2017-2018 | 110万ユーロ (約1億4400万円) |
2万1000ユーロ (約270万円) |
※1ユーロ=130.92円で計算しています。
2015年、武藤嘉紀選手はドイツ・ブンデスリーガのマインツへ移籍し、年俸は37万ユーロ(約4800万円)に増加。
その後、2016-17シーズンには51万ユーロ(約6700万円)、2017-18シーズンには110万ユーロ(約1億4400万円)へと順調にアップしました。
マインツ時代、武藤選手はフィジカルの強さとゴール前での冷静さを武器に、ブンデスリーガで多くのゴールを決めました。
しかし、右膝の怪我による長期離脱という壁にも直面。
「怪我を経験したことで、自分の弱さと向き合うことができた」と振り返る武藤選手。
困難を乗り越え、成長の糧としました。
ニューカッスル
ニューカッスルでの年俸推移です。
シーズン | 年俸 | 週給 |
2018-2019 | 280万8000ポンド (約4億4000万円) |
5万4000ポンド (約840万円) |
2019-2020 | 281万ポンド (約4億4000万円) |
5万4038ポンド (約840万円) |
※1ポンド=155.76円で計算しています。
2018年、武藤嘉紀選手はイングランド・プレミアリーグのニューカッスルに移籍し、年俸は驚異の280万8000ポンド(約4億4000万円)となりました。
これは、彼のキャリアにおける最高年俸です。
しかし、プレミアリーグでの挑戦は簡単なものではありませんでした。
激しいフィジカルコンタクトや戦術の違いに苦しみ、思うような結果を残せませんでした。
「車の中で泣きながら帰る日もあった」と語る武藤選手。
しかし、困難を乗り越えたことで、彼はさらに強くなりました。
この経験は、後のキャリアに大きな影響を与えることになります。
エイバル
引用:X
エイバルでの年俸です↓
シーズン | 年俸 | 週給 |
2020-2021 | 250万ユーロ (約3億3000万円) |
4万8077ユーロ (約630万円) |
※1ユーロ=130.92円で計算しています。
ニューカッスルでの厳しいシーズンを経て、武藤選手は2020-21シーズンにスペイン・エイバルへレンタル移籍。
この時の年俸は250万ユーロ(約3億3000万円)で、チーム内でも高額な契約でした。
エイバルでは、技術力と戦術理解が求められる環境で奮闘しましたが、チームは残念ながらシーズン終了後に降格。
自身も期待された結果を十分に残すことはできませんでした。
それでも武藤選手は、「スペインでの経験は自分のサッカー観を広げる貴重な時間だった」と振り返り、ポジティブに捉えています。
ヴィッセル神戸
引用:X
ヴィッセル神戸での年俸です↓
シーズン | 年俸 |
2021 | 不明 |
2022 | 2億円 |
2023 | 1億8000万円 |
2024 | 1億9000万円 |
2025 | 2億2000万円 |
2021年夏、武藤嘉紀選手はヴィッセル神戸に加入し、Jリーグで再び輝きを取り戻しました。
2022年の年俸は2億円、2024年には1億9000万円、そして2025年には2億2000万円に到達しています。
特に2024シーズンは、武藤選手のキャリアの中でも特別な年となりました。
ヴィッセル神戸はJリーグ連覇と天皇杯優勝を果たし、武藤選手はその中心選手として大活躍。
最終節の湘南戦では、優勝を決定づけるゴールを決め、チームを勝利に導きました。
さらに、シーズン終了後にはJリーグMVPを初受賞し、感動的なスピーチで家族への感謝を語りました。
文句なしのMVPを獲得した武藤嘉紀の受賞スピーチ🏆✨ pic.twitter.com/jnxMK5ioeU
— Fooootest(サッカーブログ) (@Fooootest) December 10, 2024
「この賞は家族の支えがあってこそ。サッカーができる幸せを改めて感じました」と武藤選手は話しています。
さいごに
武藤嘉紀選手は、FC東京でプロキャリアをスタートし、その後マインツ、ニューカッスル、エイバルと欧州の舞台を経験しました。
プレミアリーグ時代には、年俸約4億4000万円というキャリア最高額を記録しています。
2021年にヴィッセル神戸へ復帰後も輝きを放ち、2024シーズンにはJリーグ連覇と天皇杯優勝に貢献。
特に最終節での決定的なゴールや、JリーグMVPの初受賞は、武藤選手のキャリアにおいて特筆すべき瞬間でした。
2025年の年俸は2億2000万円となり、国内リーグでもトップクラスの水準を誇ります。
彼の努力と挑戦の歩みは、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。
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