全国高校サッカー選手権がついに開幕します。
今年は「死の組」と称されるAブロックに注目が集まっており、青森山田や静岡学園などの強豪校が熾烈な戦いを繰り広げます。
さらに、優勝候補として名を連ねる前橋育英や大津、ダークホースとして期待される鹿児島城西や米子北の活躍も見どころです。
この記事では、注目のチームや選手を詳しく掘り下げながら、大会の展望をわかりやすくお届けします。
勝敗の行方を一緒に予想しながら、今年の熱戦を楽しみましょう!
この記事の内容
ダークホースが躍動する全国高校サッカー選手権!優勝候補と展望
引用:jfa
冬の風物詩ともいえる全国高校サッカー選手権。
今年も全国の頂点を目指して、強豪校やダークホースたちが熱い戦いを繰り広げます。
今回は特に注目されている「死の組」や有力候補校、さらには波乱を巻き起こしそうなチームについて詳しく解説します。
死の組と呼ばれるAブロックの激戦
今年の選手権で最も注目されているのがAブロックです。
青森山田、静岡学園、東福岡、尚志といったプレミアリーグ勢が顔を揃えたこのブロックは、過去の大会でも例を見ないほどの激戦区となっています。
青森山田高校(青森)は、堅守速攻を武器に過去何度も全国制覇を果たしてきた名門校。
特に、夏以降調子を上げているとされ、2回戦以降の厳しい戦いを乗り越えるために堅実な試合運びが期待されています。
一方、静岡学園はテクニックの高さで知られ、華麗なパスワークと個人技で観客を魅了するスタイルを貫いています。
さらに、尚志と東福岡の初戦での直接対決も注目ポイント。
尚志はテクニカルなミッドフィルダー陣を中心に攻撃的なスタイルで挑む一方、東福岡は両サイドを活用した伝統的な攻撃スタイルを復活させています。
いずれのチームも激戦を勝ち抜く力を秘めています。
優勝候補校の実力を深掘り
Aブロック以外にも、注目すべき優勝候補が揃っています。
特に、大津高校(熊本)は、U-18日本代表の嶋本悠大選手が中盤でゲームを作り、山下景司選手がゴールを量産するという盤石の布陣。
引用:X
プレミアリーグWEST首位の実績を引っさげ、全国制覇を狙っています。
また、前橋育英(群馬)も負けていません。
オノノジュ慶吏選手という世代を代表するストライカーを擁し、前線の決定力には目を見張るものがあります。
引用:X
同じく強豪の流通経済大学柏(千葉)は、守備陣にU-17日本代表のDF松本果成選手を擁し、攻撃だけでなく守備にも安定感を持っています。
ダークホースの存在感が光る
一方で、注目すべきダークホースたちもいます。
鹿児島城西高校は2年生ながら圧倒的な得点力を誇る大石脩斗選手が攻撃陣を牽引し、優勝候補にも一泡吹かせそうな勢いです。
引用:X
また、米子北高校は、下級生と上級生のバランスが良く、チーム全体で戦うスタイルが持ち味。予選を勝ち抜いてきた勢いがそのまま全国でも生きる可能性があります。
さらには、静岡学園や東福岡に隠れているプレミアリーグ勢の存在も見逃せません。
特に、波乱を巻き起こしそうなのはプリンスリーグ勢から出場している新潟明訓や専大北上といった学校。
いずれも地元予選での強さが際立っており、大会の台風の目になる可能性があります。
過去の死の組から見る勝ち上がるための条件
これまでの大会を振り返ると、死の組を制して優勝したチームは稀であり、それだけ勝ち抜くのが困難なことを物語っています。
2018年の青森山田のように、一発勝負で全力を尽くすだけでなく、試合の消耗を最小限に抑える戦術的な運びが鍵となります。
プレミア勢同士の戦いが続くAブロックは、まさに消耗戦となるでしょう。
大会の行方を左右するポイントは?
全体のトーナメントを見渡すと、Aブロックだけでなく、BブロックやCブロック、Dブロックも目が離せませんね。
それぞれのチームがどのような戦術で戦いに挑むのか、大会を通して目が離せません。
今年も熱い戦いが繰り広げられることは間違いないでしょう。
優勝候補と言われる高校が勝ち進むのか?
それとも、昨年の近江高校のようなダークホースの高校が出てくるのか?
凄く楽しみです。
第103回全国高校サッカー選手権優勝予想と
第103回全国高校サッカー選手権の優勝候補とダークホースを見てきましたが、どこの高校が優勝するのか?
予想してみました。
優勝予想
優勝候補①大津(熊本)
プレミアWEST優勝に加え、多くのタレントを揃える大津。
高さと上手さが揃うディフェンスラインから簡単にゴールは奪えないと思われます。
また、バリエーション豊富な攻撃は破壊力抜群!
綜合量は、群を抜いており、優勝に一番近いと予想します。
優勝候補②流通経済大学柏(千葉)
激戦区である千葉を勝ち抜いた流通経済大学柏。
榎本監督曰く、「誰が出ても連動したプレスやテンポの良い攻撃ができる」と自信に満ち溢れています。
流通経済大学柏も総合力が高く、優勝候補や優勝予想上位に挙げる方が多いですね。
ただ、勝ち進んだ場合、大津(熊本)とあたるため、ここで勝った方が4強まで勝ち進むと予想しています。
優勝候補③青森山田(青森)
前年度のような強さは感じられませんが、堅い守備でしのぎ、得意のセットプレーで勝負を決める力がある青森山田。
地味な感じはしますが、トーナメント向きのチームだと思うので、優勝する可能性はあると思われます。
守備が崩壊すると、早期敗退もあり得るかも・・・。
優勝候補④前橋育英(群馬)
こちらも激戦区である群馬を勝ち抜いてきた前橋育英。
攻撃陣がタレント豊富であり、波に乗れれば、一気に来そうな雰囲気があると思います。
ただ、初戦が強豪・米子北(島根)なので、かなり気を引き締めて戦わないと初戦敗退という結果に・・・。
こちらも勝った方が、Bブロックを勝ち上がると思っています。
抜きんでたチームがいないDブロックは、鹿児島城西(鹿児島)や明秀日立(茨城)、東海大相模(神奈川)あたりが準決勝に勝ち進んでくるでしょう。
毎年、優勝予想していますが、今年は当たるのか?
今年も第103回全国高校サッカー選手権を楽しく観戦したいと思います。
【一覧】第103回全国高校サッカー選手権出場校
引用:ntv
第103回全国高校サッカー選手権出場校の一覧です↓
県名 | 高校名 | 出場回数 |
北海道 | 札幌大谷高 | 4年ぶり4回目 |
青森 | 青森山田高 | 28年連続30回目 |
岩手 | 専修大北上高 | 3年ぶり3回目 |
宮城 | 東北学院高 | 37年ぶり5回目 |
秋田 | 西目高 | 12年ぶり14回目 |
山形 | 東海大山形高 | 10年ぶり2回目 |
福島 | 尚志高 | 4年連続15回目 |
茨城 | 明秀日立高 | 2年連続6回目 |
栃木 | 矢板中央高 | 2年連続14回目 |
群馬 | 前橋育英高 | 4年連続27回目 |
埼玉 | 正智深谷高 | 8年ぶり4回目 |
千葉 | 流通経済大柏高 | 3年ぶり8回目 |
東京A | 帝京高 | 15年ぶり35回目 |
東京B | 堀越高 | 2年連続6回目 |
神奈川 | 東海大相模高 | 初出場 |
山梨 | 山梨学院高 | 2年ぶり10回目 |
長野 | 上田西高 | 7年ぶり3回目 |
新潟 | 新潟明訓高 | 9年ぶり7回目 |
富山 | 龍谷富山高 | 初出場 |
石川 | 金沢学院大附高 | 初出場 |
福井 | 福井商高 | 17年ぶり2回目 |
静岡 | 静岡学園高 | 2年連続15回目 |
愛知 | 愛工大名電高 | 5年ぶり2回目 |
岐阜 | 帝京大可児高 | 6年連続11回目 |
三重 | 津工高 | 2年ぶり4回目 |
滋賀 | 草津東高 | 3年ぶり13回目 |
京都 | 京都橘高 | 2年連続11回目 |
大阪 | 阪南大高 | 3年ぶり3回目 |
兵庫 | 滝川二高 | 3年ぶり22回目 |
奈良 | 奈良育英高 | 4年連続17回目 |
和歌山 | 近大和歌山高 | 2年ぶり10回目 |
鳥取 | 米子北高 | 15年連続20回目 |
島根 | 明誠高 | 初出場 |
岡山 | 岡山学芸館高 | 4年連続7回目 |
広島 | 広島国際学院高 | 2年連続2回目 |
山口 | 高川学園高 | 6年連続30回目 |
香川 | 寒川高 | 初出場 |
徳島 | 徳島市立高 | 3年連続21回目 |
愛媛 | 松山北高 | 8年ぶり6回目 |
高知 | 高知高 | 2年ぶり19回目 |
福岡 | 東福岡高 | 3年ぶり23回目 |
佐賀 | 佐賀東高 | 2年連続14回目 |
長崎 | 長崎総合科学大附高 | 2年連続10回目 |
熊本 | 大津高 | 4年連続21回目 |
大分 | 大分鶴崎高 | 14年ぶり7回目 |
宮崎 | 日章学園高 | 3年連続18回目 |
鹿児島 | 鹿児島城西高 | 8年ぶり8回目 |
沖縄 | 那覇西高 | 4年ぶり18回目 |
開幕戦は12月28日に行われ、決勝は2024年1月13日に行われます。
優勝候補が順当に勝つのか?
ダークホースがかき回すのか?
第103回全国高校サッカー選手権大会開幕が本当に楽しみですよね!
さいごに
全国高校サッカー選手権2024-2025は、過去最高レベルの激戦が予想される大会となっています。
Aブロックの「死の組」では青森山田、静岡学園、東福岡、尚志などの強豪校が激突し、勝者がそのまま頂点に立つ可能性もあります。
一方で、優勝候補の大津や前橋育英、流経大柏といった名門校も実力を発揮しそうです。
また、鹿児島城西や米子北などのダークホースの躍進にも期待が寄せられています。
果たして、今年日本一に輝くのはどのチームなのか。
その答えは12月28日からの熱戦で明らかになるでしょう。
ぜひ、この大会を最後まで見届けてください!
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